2022/09/02 - 2022/09/04
224位(同エリア652件中)
元杜鉄工さん
この旅行記のスケジュール
2022/09/02
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電車での移動
北陸新幹線はくたか557
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電車での移動
富山地鉄
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この旅行記スケジュールを元に
黒部峡谷鉄道トロッコ列車、富山地方鉄道、立山黒部アルペンルートを満喫してきました。
長野以北の北陸新幹線も初めて乗車しましたが、東京から富山が近くなったと実感しました。トロッコが見えるホテルと日本一標高の高いホテルに宿泊する贅沢プラン!の【1日目】です。
ざっくり旅程
新黒部→富山地鉄→黒部峡谷鉄道→宇奈月温泉(泊)→富山地鉄アルプスエキスプレス→立山→室堂(泊)→黒部ダム→扇沢→長野
新幹線、ローカル線、トロッコ、ケーブルカー、バス、トロリーバス、ロープウェイ、電気バスで行く乗り物満喫紀行。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京8:51>>北陸新幹線はくたか557号>>黒部宇奈月温泉11:53
平日なのでラッシュ時を避けて少し遅めのスタート。
高崎を通過する速達のはくたか号である。東京駅 駅
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東京駅で買った駅弁「とりめし」を少し早いが車内でお昼ご飯にする。
日本橋大増はJRグループ企業に吸収されてしまうとの報道がありビックリ。工場を他と集約するとのことなので今後ラインナップや味が変更になるかも… -
日本海側へ抜け、黒部川を渡ればもうすぐ下車駅。
海の近くではこれだけ川幅のある大河も上流は険しい渓谷。 -
新幹線ホームから富山地鉄が見えた。新黒部駅は道路を挟んだ向かい側。
駅前にはかつて使われていたトロッコが展示されている(屋根はないが状態は良い)。
ツアー客御一行も一緒に下車。黒部宇奈月温泉駅 駅
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新黒部12:20>>富山地方鉄道本線宇奈月温泉行>>宇奈月温泉12:45
ローカル線に乗り換える。この時間は駅員さんがいて窓口できっぷを買うことができた。
ツアー客はいなくなったのでバスでどこかへ向かったのだろう。新黒部駅 駅
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車両は京阪電車のおさがり。2両編成ワンマン。
座席のくたびれっぷりもすごい。 -
木造の趣のある駅舎も多数あった。
座席はクタクタであるがそれ以上に線路のガタガタがすさまじく上下左右に揺れまくる。 -
25分で終点に到着。隣の敷地には黒部峡谷鉄道のトロッコ列車たちがいる。普通鉄道に比べると本当に小さい車両。
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ホームの突き当りには足湯があった。
手前側はホームから直接入れる。奥半分は改札外からも利用可能。駅の足湯くろなぎ 温泉
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待合室に雑然とヘッドマークが転がっていた。
コロナ禍もあり2022年4月から特急は運転されていない。 -
おしゃれな駅舎である。
2階が改札階。1階にカフェがあった。 -
そのカフェで賞味期限が10分というアルペンチーズケーキで休憩。
ガラスのドーム型のカバー(キログラム原器を思い浮かべてしまった)で守られているチーズケーキにラズベリーソースをかけていただく。主張しすぎないチーズと滑らかな舌触りが良い。アルペン チーズケーキ グルメ・レストラン
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トロッコの宇奈月駅まで200mほどあるので歩く。途中に温泉むすめちゃんがいた。ガチャガチャばかり置いてある小屋。
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黒部川電気記念館。時間があれば中を見学したかったが、今回はパス。
建物前に大正15年にアメリカで作られた機関車が展示してあった。ジェフリー社製の車両は国内にはほとんど現存していないらしい。黒部川電気記念館 美術館・博物館
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駅の窓口で事前予約しておいたトロッコのチケットを手に入れ、ホームへ。
宇奈月駅 駅
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今回乗車するのはこんな感じの車両。号車は指定されるが車内の座席は自由席。
1両に1~2グループくらいいました。黒部峡谷鉄道 (トロッコ電車) 乗り物
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この黒部峡谷鉄道はダム建設の資材運搬が目的で建設され、現在も観光用ではなく事業用に職員や物資の運搬用の列車が運行されていた。
たまたま向かいのホームに列車が入ってきて作業着姿の社員さんが降りてきました。 -
宇奈月13:32>>黒部峡谷鉄道>>欅平14:54
お待ちかねのトロッコ列車のスタートです。
早速、新山彦橋を渡ります。かの有名な赤い鉄橋です。下流の赤い橋は鉄道の旧線だったそうです。新山彦橋 名所・史跡
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宇奈月ダム湖の新柳河原発電所。スイスアルプスを思わせるおしゃれな造り。水力発電所としては黒部川で最も下流かな(くろいち?)。
建物内にトロッコが引き込めるように線路がつながっていました。新柳河原発電所 名所・史跡
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川沿いの狭い敷地を列車は進みます。トンネルを出たり入ったり。
ちなみに乗車したのは3号車。後ろには約10両の車両が続いています。 -
線路もすごいけど送電線もすごい
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黒薙駅に停車。すぐに後曳橋です。あまりの険しさに「後ずさり」しそうだから「あとびき」
黒薙駅から歩くと温泉もあるそうですが、この時間では間に合いませんね。黒薙駅 駅
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出し平ダム。ここでためられた水が新柳河原発電所へ送られ発電に利用される。
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猫又駅の手前にある黒部川第二発電所。(写っていないけど)写真の右側にあるネズミ返しの岸壁が地名の由来。
ネズミを追ったネコもまた引き返してくるから。 -
標高443mの鐘釣駅に停車。対向列車とすれ違い。
この駅の特徴は列車がスイッチバックすること。箱根登山鉄道みたいに急坂だからというわけでもなく、遠軽駅のように進行方向が変わるわけでもなく、行き違いのためのホームの有効長が足りないから。下り本線に進入するためには一度写真下部に映るポイント部分まで戻る必要があるのだ。鐘釣駅 駅
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鐘釣駅を過ぎると万年雪が残り、雪も多く降るためかトンネルに扉がついていた。
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猫又で見た黒部川第二発電所のための小屋平ダムがある小屋平。
小屋平駅 駅
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終点欅平に到着。ここで機関車を反対側に付け替える。
欅平駅 駅
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一般に来られる旅客駅ではここが終点。
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平とは言うがほとんど平らな土地が無い感じ。
それでも黒部峡谷では貴重な敷地なのだ。 -
駅の展望台から。渓谷の険しさがよくわかる。
ちなみにこの奥鐘橋のあたりで川が分かれていて写真奥の方は祖母谷(ばばだに)温泉。黒四があるのは橋の右側方面。奥鐘橋 名所・史跡
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14:54にトロッコで到着したので1本後の16:01発のトロッコで戻るまでの間に散策する。まずは奥鐘橋を渡る。
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ちょうど駅にトロッコが来たので写真。
手前が黒部川第三発電所。はるか上流の仙人国ダムから水を引いてきている。このダム建設のために作られたのがあの高熱隧道だ。 -
橋を渡った先は安全は確保されていないので自己責任でよろしく!とのこと。
ヘルメットが必要ならば貸し出しもあります。 -
時間内で回れる最大の名所と言えば、人食い岩こと水平歩道。
絶壁を通るためにくりぬいて作られた道。コンクリート吹付で表面は面白くはないし、意外と天井が高く圧迫感はなかった。人喰岩 自然・景勝地
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その先もこんな橋や
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トンネルがありました。
トンネルの向こうに抜けたところでいい時間になったのでUターン。 -
駅には高熱隧道の原稿や工事のVTRが流れていたりしました。
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機関車のヘッドマークはこの阿里山森林鉄道との提携記念仕様でした。台湾にあるみたい。
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帰りのトロッコ列車が入ってきました。
欅平16:01>>黒部峡谷鉄道>>宇奈月17:16 -
帰りは12号車、機関車から2両目。
ホームの先端に改札があるため機関車から遠い車両は改札からかなり歩くんですよ。最後尾1号車の人は大変そう。 -
追加料金530円で利用できるリラックス車両にしました。
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窓付きのリラックス車両は大正解!というのも散策を終えて駅に戻ってくる頃から雨が降ってきました。ガラス戸がついてなかったらびしょびしょ。
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行きはうまく撮影できなかった仏石。よーく拝んでおきました。
仏石 名所・史跡
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終点に到着。
手動転轍機をガッシャンと手際よく切り替えて車両は車庫へ向かっていきました。宇奈月駅 駅
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駅から今宵の宿へ向かいます。
送迎をお願いしていなかったのでちょっと歩きます。
(フロントの人に歩いたの!?とちょっと驚かれました) -
ホテルへ向かう道中でトロッコがやってきました。
木々のすき間から辛うじて見えた! -
こちらがホテル黒部さん。
黒部峡谷 宇奈月温泉 ホテル黒部 宿・ホテル
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こちらが喜多館和室!和室っていいねぇ。
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そして部屋の窓から新山彦橋が一応見える!
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17:58宇奈月着の本日最後の観光用列車が見られました。
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夕食は19時からにしました。
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おいしそうなお刺身!焼き物はアワビでした。
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釣りバカ日誌のロケが行われたので浜ちゃんのサインなど展示コーナーがありました。
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部屋に戻ってTVをつけるとローカル局でおわら風の盆の中継をやっていました。毎年9月1~3日開催ですが、コロナで3年ぶりの開催で盛り上がっていました。
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温泉でしっかり温まり部屋に戻るときにふと階段の下が気になって覗いてみると…トロッコ列車の機関車のパンタグラフ!
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その奥にはほかにもいろいろ、ヘルメットをかぶって記念写真。
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Nゲージのレイアウトや鉄道のおもちゃで遊べる部屋もあるみたいです。有料で時間貸しのようで見学は出来ませんでした。
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鉄道ミステリーで有名な西村京太郎さんも利用されていてサインがありました。
ここからFAXで送った原稿4ページもありましたよ。
最近では「ざつ旅」石坂ケンタさんのイラスト入りサイン色紙もありました。 -
これで初日は終わり、2日目から立山黒部アルペンルートの始まりです。
つづく
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旅行記グループ
トロッコとアルペンルートで立山満喫
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