2022 8月　勤続休暇　北海道ひとり旅　道北篇1

2022/08/27 - 2022/08/31

会社の永年勤続休暇が7日間付与。
取得も推奨されているので初めての北海道マラソンエントリーに合わせて以前から地図帳の上で気になっていた道東、道北の名所、地形、端っこをブラタモリの態で回ってきました。

序盤はフルマラソン出走記、中盤以降は道東、道北巡りとなります。

8/28～31までの4泊5日の旅となりました。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

サロマ湖から飛んでドーミーイン稚内です。

しかしここにたどり着くまでが本当に大変で長い行程でした。
残り280キロ、15時に出発して到着したのが19時過ぎ。

知っている地名が瞬く間に通り過ぎていくのですが、行けども行けども距離表示は縮まらずなぜこの行程にしてしまったのか…
ちなみに途中で給油。40リッター入りました。

漸く猿払村に入った辺りで日没。
よく言えば幻想的、悪く言えば見たことのない景色の中視界も幾分かすみはじめ、突然エゾシカが飛び出してきたり、キタキツネらしきものが道路を横切ったり。
極めつけは猿払から稚内へのショートカットする道路。
周囲が暗闇に包まれての丘陵地帯のクネクネ道で後ろからトラックに煽られて生きた心地がしませんでした…
そんなこんなでやっとたどり着いたのが稚内となります。


部屋はダブルの朝食付き。

さて、食事をどうするか疲労困憊の頭で考えます。
ホテル周囲の飲食店を当たって入れなかったらやだなぁ。

そう言えばすぐ近くに稚内駅。時刻表を調べてみるとナント幌延行きの最終列車が20:11と出ています。時計は20時前。
これは宗谷本線に乗れるチャンスと乗り鉄の血が騒ぎだし、ついでにチェックしていた居酒屋が南稚内駅前にあることを思い出してひとりで予約を入れて駅に向かいます。

途中のアーケード街はご覧の通り。まぁ夜だから仕方ありませんが。

日本最北端の駅、キターーーーーー

この時間は出札ももちろんありません。また、ICカードも対応せず。
ひと駅、南稚内まで￥200とのこと。
駅のセイコーマートでビールを購入してホームに出てみれば、

1両編成の気動車が待っていました。
前乗り、前降り。
乗車券を取って乗車すると予想されたこととは言え乗客は私だけ。
ここからほんの3分間の超絶贅沢な時間が流れました。

南稚内に着くまでにちょうど飲み切りました。

ガラーン。
車両は旧国鉄時代の気動車でいろんなところにレトロな痕跡を発見。
しかし本当にJR北海道の経営状態を考えてしまいます。
中づり広告と駅ばり広告にはJR北海道の新卒採用が出てましたが、これは逡巡するに余りあるでしょうね。

と言いつつ、運転士は若い男性。
ここから先幌延まで1時間と少し。頑張って。

という事で南稚内に到着。
予想通り、乗車客はナシ。結果的に貸し切り乗車となりました。
すごい贅沢。

さて、マークしていた居酒屋のカウンターで無事到着をひとり祝います。
ここのビールはアサヒなんですね。

品書き。

喫煙可の地元の方々御用達の店のようで隣のお客のタバコの煙が邪魔でしたが、品書き見ただけでアタリじゃないかと。

ジャガバターはぽっくりしたメークイン？かな。
バターに塩昆布を調味に。
うーん、すきっ腹に収まります！

続いて刺身の盛り合わせで優勝。

これ1台で￥1.4Kですよ。
まぐろ、ヒラメ、ソイ、サーモン、タコ、ほたて、シマアジが盛り盛り。
文句なしで美味しい。

たまらず日本酒に。
道産の国稀です。

そしてホヤの刺身。
日本酒がウマい。

〆に絶対にウマいやつだろと感じていた海鮮チャーハンを。

貝柱がごろごろ入ってこれが￥650ですよ。
こうして至福の一夜が過ぎタクシーでホテルに戻りました。


疲れた一日でしたが終わりよければ全てヨシ。
JR乗車もファインプレーでした。