旅友と行く国内旅行（１１）清里の地ビール

2018/08/21 - 2018/08/21

　2018年は１月にポルトガルツアー、４月に恒例となっているサンチャゴ巡礼に行かせてもらい、国内では熊野古道歩きと今回の清里高原地ビールを飲みに行く日帰り旅行をしました。地ビール以外は別のグループコーナーで紹介済みなので、2018年の「旅友と行く国内旅行」はこれひとつだけになります。

　旅友のＵさんがどっかで「清里の地ビールが旨いそうだ」と聞きつけて来たので二人で飲みに行くことになりました。飲兵衛は飲むことについては意見が合うし善は急げになります。

　今日は昼間から飲むので電車移動です。ここ群馬から長野県清里に行くには少々面倒なことになっています。以前は（相当以前）釜飯の駅弁で有名になった横川から軽井沢までは電車が通じていたのですが、赤字路線だったのか廃線の憂き目にあってしまいました。なんで横川まで電車で行ってそのさき軽井沢へはバスを利用しなくてはなりません。

　横川駅に電車が到着すると、駅前で既にバスが待っていました。どうやら電車の時間に合わせて発着してくれてるようです。横川の駅前には「鉄道文化村」（だったかな？）がありますが、私たちは鉄道オタクではないので迷わず軽井沢行きのバスに飛び乗りました。

エリア 清里・八ヶ岳(山梨)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄

　さて軽井沢駅前に着いたので今度はまた鉄道に乗り換えて中継駅まで行かなくてはなりません。その駅名忘れてしまいました。いつものことで済みません。

　あ、次の写真を見たら思い出しました。これ小諸駅でした。駅前のうどん屋で朝飯を食べたのでした。ついでに地酒でいっぱいやりました。今回のテーマは清里の地ビールを頂くことなので飲む気まんまんです。と言うことで朝だけどうどん屋さんに美味そうな張り紙があったので地酒を飲んでしまいました。しょーがない二人ですね。

　小諸からは何線だったかな？あれ、小海線だったかな。小海の小は小諸の小として、海はどこ？太平洋？きっとこの先に海と名の付く町があるんでしょう。興味のある方は調べて下さい、無責任で済みません。

　Ｕさんは六角セイジの鉄道飲み旅のファンなので、録画したのを見ては一杯やるのが楽しみだそうです。今日の主役は自分たちなので、きっとこういう旅に憧れていたんでしょう。

　これまでに既に鉄道３，自宅からのバスを含めてバス２を乗り継いでいます。いつもは何処へ行くにも車でひとっ飛びなので、車のありがたみが良く分かります。デメリットは運転する人は昼酒が飲めないことですが、運転しな方も付き合いで飲まないようにしています。まぁ最低の礼儀と言うことで。

　やっとこさ清里駅に到着しました。駅前には立派な観光案内所があるので、ここが有名な観光地だと言うことが分かります。私は子供が小さかった頃に車でやって来たことがあって、その賑やかな町のイメージがあるので余りに寂れた清里の町にちょっと拍子抜けしました。夏休みが終わろうとしてるけど、まだ一応８月なんだけどな。

清里駅 駅

　やって来る前は清里の町はきっとガヤガヤしていて、人混みの中で地ビールを飲むことを想定してました。まぁ人混みが好きな訳じゃないので空いてる方が気持ち的には良い筈ですが、どうもやっぱり寂しい気分になりますね。メイン通りらしき所には軒並み戸が閉まった店ばかりが目立ちました。歩いている観光客もまばら。

　それでも地ビールの店だけは賑わいがあったのでホッとしました。中で食事も出来るようですが、十人ほどが並んでいるので私たちはビールだけ買って外で飲むことにしました。ビールは２本ずつ購入して、これはＵさんのおごりでした。地ビールはどこで飲んでも普通のビールの倍以上の値段がしますね。そんなに美味い訳じゃないのに、これだけ高くしないと採算が取れないようです。今回のテーマが「清里の地ビール飲むぞ」だったのに、こんな高いのを心行くまで飲むわけに行きません。今日は２本で我慢です。

　すぐ前がラーメン屋だったので、お昼はそっちに移動しました。観光地でラーメンも余り芸が無い気がしますが、今日の清里は観光地の癖して軒並み店じまいしてるので開いているだけでありがたかったです。さっきビールをご馳走されたので、ラーメンは私のおごりにしました。

　今回の旅はイマイチ盛り上がりに欠けましたが、ひとつ良いことがありました。大きく富士山が見えたのです。日本人あるあるで、富士山さえ見られれば多くのことは許されます。許されるようなことはしてませんが言葉のアヤで。

　閑古鳥が鳴くメインストリートを駅までトボトボと帰りました。町の中に人がいないんだから駅には人なんかもっといません。売店のおば様も暇で暇でしょうがない顔をしてるのでお土産買いながら話しかけて見ると、待ってましたとばかりにマシンガントークです。こちらも電車の待ち時間が長いので持ってこいでした。

　帰りも電車３本にバス２本を乗り継いで帰りました。電車の旅は憧れるけど、実際にやってみるとそれほどでもなかったな。