2022/07/16 - 2022/07/16
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Bachさん
「祇園祭」に島根県の「石見神楽」(いわみかぐら)が見れるというので、行って見ると想像以上の大迫力で、参った!の一言です。
そもそも島根の「石見神楽」が何故京都の「祇園祭」に登場するのか、疑問ですが、予想通り「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)つながりで、京都の島根県人会が「石見神楽」を広めたいという目的で八坂神社に働きかけたことで実現し、1973年から続いて今回で48回目となります。
「素戔嗚尊」を祭神(さいじん)とする「八坂神社」側は依存のないところですが、「石見神楽」は元々神に五穀豊穣や悪霊退散を願う神事として発展してきたもので、日本神話をベースにしたものが多く、中でも代表的な演目は「素戔嗚尊」が登場する「大蛇」(おろち)ということで、まさに「祇園祭」にはピッタリのテーマです。
毎回30演目ほどの中から6つの演目を選んで、最後は必ずこの「大蛇」で締めるそうですが、今年は3演目に縮小されているようで、少し時間に遅れて行ったら結局最後の「大蛇」だけしか見れず、すでに大混雑状態で撮影もままならず、それでも華やかでダイナミックな動きには大満足で、撮影も思いっきり背伸びしての苦心作になりました。
今回の感想は、平安・室町時代から1,000年以上も脈々と続く日本伝統の貴重なコラボレーションを観れましたが、莫大なお金も時間もかかり自分には何の得にもならないのに、仕事をしながらも我が地域の伝統を守り続ける人々の情熱に感動するばかりで、特に「石見神楽」の場合は、人口が減少する中でも130以上の保存会があり、しかも20~30代の若者が中心となって活躍していると聞くと、日本の若者も捨てたもんじゃない。日本遺産にも登録されているそうですが、ぜひ手厚い経済的支援をお願いしたいものです。
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7.16祇園祭宵山の日、明日のクライマックス「山鉾巡行」前夜に人混みもだんだん増えてきています
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既に始まっていたが、最後の演目「大蛇」(おろち)の紹介中
「神楽」の囃子は、大太鼓、小太鼓、横笛、鐘で構成 -
主人公「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)登場!
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八坂神社の祭神「素戔嗚尊」が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し悪霊を秡ったというストーリー
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助けられて妻となる「奇稲田姫」(くしいなだひめ)
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「奇稲田姫」の父「足名椎」(あしなづち)と母「手名椎」(てなづち)
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「素戔嗚尊」が老夫婦に出会い、巨大な八岐大蛇(やまたのおろち)が毎年あらわれて今まで7人の娘が生贄になってしまい、最後の1人も生贄になってしまうと聞いて、大蛇退治を約束する
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「八岐大蛇」(やまたのおろち)登場!
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「八岐大蛇」は8つの頭と8本の尾を持つが、通常は4頭だけ出演
会場が広かったりすると8頭の場合もあるという -
「大蛇」の長さは17 メートル、重さ十数キロで、中に入っているのは1人
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体を胴の中に隠してこの17mを操りながら体を見せずに舞うというから相当な体力と訓練が必要だと思う
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「大蛇」は提灯と同じように和紙と竹だけで作られている
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「神楽」は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸(あまのいわと)にお隠れになった際、天宇受女命(あめのうづめのみこと)が岩戸の前で舞ったのが起源とされる
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「神楽」は、神を祀るために演じられる神事で、神々を大いに楽しませたことから「神楽」と呼ばれる
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「神楽」は、神職による演舞が明治時代に禁止され、土地の人々の手に受け継がれて民俗芸能となった
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数ある保存会の中で演じるのは「久佐西組神楽社中」(くざにしぐみかぐらしゃちゅう)30~90代のメンバー15人が毎週1、2回稽古に励むという
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「石見神楽」は、毎年秋祭りに氏神様に奉納されてきて、時代とともに華麗な郷土芸能へと進化し、廃れていく伝統芸能が多い中で地元に根強い人気がある
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転機になったのは、1970年の大阪万博に参加してからで、外国人や多くの見物客にも分かり易いように効果音や視覚的な要素を織り交ぜて演出したら大好評で、その後日本各地や外国にまで公演されるようになった
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八岐大蛇の目が発光ダイオードによって光ったり
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スモークが出てきたり
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煙や火を吐いたりする
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全部スイッチ操作になっているらしい
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音声も入って、まるで生きているよう
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用意された毒酒を飲みだす
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大蛇を毒酒で酔い潰す作戦
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次々に皆競って酒を飲む
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リアルで思わず惹きこまれる
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酒を飲んだ後の顔の表情が実に良い!
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須佐之男命は奇稲田姫の姿を櫛に変えて髪に挿し、八岐大蛇を退治する。
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須佐之男命は長い大蛇に挟まれるが、、
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ここが最もクライマックスシーンで盛り上がる
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音響効果も素晴らしい
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4つの頭と胴体が絡み合ってどうなっているのかサッパリ分からない、
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音と光とダイナミックな動きで凄い迫力!
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必死の戦いで抜け出し
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まず一つの首を斬り取る!
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次のターゲットに相対する!
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突然、奇稲田姫が襲われたが、これを救出!
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更に、次々と戦いが続く!
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ついに最後の「大蛇」の首を斬り取る
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首を斬り取るシーンがリアルで良く出来ている!
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4頭全部の大蛇を斬り落とし雄叫びを上げる!
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「大蛇」を斬り取った剣は「天の村雲の剣」(あめのむらくものつるぎ)で、後に「草薙の剣」(くさなぎのつるぎ)として三種の神器の一つとなり、熱田神宮に祀られている
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これで終了!
「素戔嗚尊」は、櫛から元に戻した「櫛稲田姫」を妻として出雲国に留まった -
終了してから、真近かに4頭の「大蛇」を見せてくれた
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これが生物のように躍動するから、あらためて中に入った演者は凄い!
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「舞殿」の提灯には既に明かりが灯されて美しい
提灯の電球は280個くらいあり、2009年から白熱電球からLEDに取り替えらたという -
舞殿の3基の神輿は明日の山鉾巡行後、神幸祭(しんこうさい)で神霊が遷され、御旅所へ向かう
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華やかにライトアップされた「西桜門」を後に帰宅の途につく
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