2022/07/07 - 2022/07/14
2位(同エリア7件中)
yunさん
2022年 4月22日~7月6日
サンティアゴ巡礼路を初めて歩きました。
フランス内「ル・ピュイの道」から スペイン内「フランス人の道」へ
2つの巡礼路を連続で進み、歩行距離=約1,250キロ、77日間。
怪我でフランス内250キロを交通移動した分を含めると1,500キロ
長ーい距離を日々黙々と歩き続ける旅
街中でなく、自然の中を行く道で、是非やってみたかった。
コロナ禍収束せず、まだ渡航手続など煩雑であった時期に実行。
出発前の不安は経験したことない値だった。
だからこそ、歩いている毎日はうれしくて!
日記のような旅行記を現地からUPしましたが
4Trの皆さんからメッセージに元気をもらいつつ、
無事に目的地へ到達~帰国。
到達時も、帰国後3か月以上経過しても、終了の実感は希薄。
信徒でないのに、巡礼路の恩恵に甘えた反動なのだろうか。
ぽっこりと心に空洞が発生し、停滞気味の日々。
緊張の挑戦が終わってしまい、寂しいのかも知れない。
初挑戦者の体験・感想まとめ
① フランス「ル・ピュイの道」
② スペイン「フランス人の道」
初挑戦ゆえの心配事・失敗・感想等、自身のためのまとめですが、
今後巡礼路に初挑戦したい方の、かすかなヒントにもなれば幸いです。
2022年、4~7月 コロナ禍下でさえ
サンティアゴ巡礼路は、地元の方々の運営に支えられ
フランス・スペイン共に、魅力あふれる道でした。
歩く事、泊まる事、日々の食事等に関しコロナ規制はすでに無く
薬局入店と公共バス・長距離鉄道でマスク要
今後は、コロナよりも異常気象による現地の状況把握が必要な気配…。
そして、いまだ止まぬロシアの侵略行為に起因のあれこれ。
他者を尊重できない人間が、世界に災いを増やすパワーを持ってしまう。
他者の痛みを感じないからできる悪業。
人はひとりでは何も出来ない、でもひとりで考えねばならぬ。
どんな環境にいても「過ち」には気付きたい。
他者をないがしろにする輩とは、決して団子にはならないぞ。
『旅』はその力を養ってくれるひとつ。
巡礼路のあちこちで「他者を気遣う人」に確かに出会いました。
(旅行記の時系列整理の為、終着後~帰国時を旅行時期としています)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
欧州各地に存在する巡礼路
私が歩いたルートは赤ライン (Wikpediaから地図拝借)
フランスからスペインへ、
ピレネー山脈を跨ぎ『2本の巡礼路』を繋いだ。
NHKの当巡礼路紹介番組を観た私は、一度で歩くと決めた。
『1000キロを超える道を歩き続ける』やってみたかった。
自己流で歩くトレーニングをしつつ、コース情報を調べ日程作成。
どれほど準備をしても、情けないほど不安で心が溢れてた。 -
2022.4月21日 歩き始める日
日本出発して5日目、
フランス ル・ピュイ・アンヴレイのノートルダム大聖堂に立つ。
最初に目にする聖ヤコブ(Jacob)像 十二使徒のひとり
※フランス語Saint-Jacques スペイン語Santiago
西暦44年に殉教し、その亡骸が9世紀に発見されたとされ
埋葬地スペインの サンティアゴ・コンポステーラへと巡礼路が続く。 -
毎朝 7:00から
出立する巡礼者のためにミサが行われます。
信徒でなくても出席可能にて、出席をお薦め(所要45分ほど)
ミサの後、巡礼手帳に「出発点」の押印を受け出発。
※祭壇に向かって右後方に売店があり、
巡礼手帳やザックに着けるコキ(ホタテ貝)が調達可能。 -
特別に開かれた「扉」から巡礼路へ
巡礼者みな口数少なく、静かに下りて行きます。
みんな緊張してるんだ。
『もう、歩き出すしかないんだ…』
この時の複雑な感情は、ずっと忘れないことだろう。 -
「ル・ピュイの道」 Le chemin du puy
最初の5日間はアップダウンが特に厳しく
足場の険しい箇所もあります。
(厳しい箇所の写真がありません、歩くのに必死だった?)
慣れれば20~30キロ/1日で歩けますが
初日は15キロほどの"Monbtbonnet"泊が無難かと。
私は欲張り、23キロ地点St-Privat-d′Allierまで行き、
初日からヘロヘロになりました。 -
「ル・ピュイの道」は
「GR65(フランス ロングハイキングコース)」と並走。
白・赤の二重線が目印、青地に黄色のホタテ貝シンボルマークもあり。 -
これらの標識が頻繁にあり、次の村までのキロ数も正確です。
それでも考え事しながら歩き、見逃してUターンすること数回!
ちゃんと歩くことに集中せねば。
フランス国内標識、いたずら書きほぼ皆無。
これが、スペインに入ると一変します… -
各町村の入り口には案内板あり
そしてツーリストインフォメーションの存在
巡礼手帳への押印もしてくれるし、
いずこのスタッフも、インフォメーションは確実&親身です。
大抵の質問は解決可能。もちろん英語可。
※オープン時間には注意、昼休みあるのが普通です。
途中で怪我をした私は、かなりお世話になった。 -
フランス国内の巡礼者用宿は「Gite」と呼ばれ
【公営】と【私営】があります。
私営 Gite 6人部屋 3日目泊 Auberge Du Sauvage In Gevaudan
平ベットタイプの時はラッキー。
2段ベッドの場合もあり、上段になるとひと苦労。 -
4/23 冷たい雨が雪へと変わった。
毛布の備え付けが無いGiteもあるので、
早春・秋以降はシュラフ(薄手で大丈夫)必携。
夏場はシュラフでなく、インナーシーツが良いです。
共有の毛布等に直に触れないようにすると安心。 -
公営Gite 30日目泊 Le gîte communal de Pomps
公営Giteは殆どが予約不可、当日の先着順が基本。
私のように歩行速度の遅い者は、到着時間が遅く
利用したくとも、定員枠に入れず利用は困難。
ここは、珍しくメール予約を受けてくれたPomps(朝食込18ユーロ)
35キロ歩いて17時過ぎ着、案の定ビリの到着でした。
○健脚だが、経済的に厳しい若者が安価な公営Gite利用
○少しは経済余裕あり、歩行ゆっくり目のシルバー世代は私営Gite利用
…という図式に一般的にはなる訳で(健脚のシルバーもありですね)
シルバー世代の私は、以下私営Gite中心の情報です。 -
私営Gite 【予約~到着】
公営と異なり、メールやHPで予約可能。もちろん電話も可。
予約時に宿泊のみか、夕朝食希望か確認があり料金が案内されます。
空ベッドがあれば当日もOKと思います。
予約があっても到着受付は、14~15以降が基本。
それより早く到着した時は、入口付近にザックだけ置かせてもらい
町を散策します。
逆に到着が遅くなる時(18:00以降)は
その旨をメール入れた方が良いかも。
※Giteによっては、前日にリコンファームの必要な所もあり。 -
私営Gite【チェックイン】 6日目泊 Gite d'étape Lo Fenador
到着時、オーナーが受付に居る訳ではありません。
玄関に「張り紙」があり
ベルを鳴らして…とか、母屋まで来て…とか指示があり。
ちなみに、このGiteは玄関右手の「鐘」を鳴らして…でした。
受付時間より前にオーナーを呼ぶのはマナー違反です。
到着順に好きなベッドが選べるので、逸る気持ちはありますが…。 -
私営Gite【運用規則】 33日目泊 Le Cri de la Girafe
ザック・ストック・靴は室内に持込不可が通常。
玄関で靴を脱ぎ、サンダル等に履き替え、
ザックからその夜必要な品物だけ小箱に移し、ベッドへ移動します。
ベッド・バグ(トコジラミ)防止対策なのです(フランスは結構厳格に運営)
毎日の事ですから手早くできるように、必要品をまとめておくなど
ザックの中身に工夫が必要です。
気持ちの良い寝具が用意されており、シュラフ不要の施設も多い。
(シーツなど別料金の場合もあり)
スペインに入ると対応は少し変わります。 -
美しい景色ですが、牧場の中をズンズン行くので
牛さんの〇〇が道にボタボタ、蠅がブンブン、匂いもするのが現実にて
日本の日常は一旦忘れねばなりません。
そんなわけで、各Giteでは前出の衛生対策が必要なのです。
休憩時、地面に直に座る・ザックを置く等はやめた方が無難。
薄手・小型のシートやマットがあると良いです。 -
けして文句を言っている訳ではありませんので
追いかけないでね~ -
私営Gite 4人部屋 4日目泊 St Alban sur Limagnde
この間隔で、初めて出会う人と一晩眠る訳です(男女も区別なし)
日本で言うと、繁忙期の山小屋イメージに近いです。
2022.4~5月
コロナ対応による人数制限は皆無、定員は通常扱いでした。
消毒液の設置は各Giteあり。 -
4人部屋用の共有シャワールーム
熱いお湯がしっかり出ますが、給湯がタンク方式にて使用は手早く!
ドライヤー設置は期待しない事。
タオルも自前が基本です(薄手・速乾性の物) -
4人部屋の共同キッチンと居間
電子レンジ、冷蔵庫、コンロ、食器、基本的調味料
こんな感じで自炊可能な所も多い。
使用前の状態にちゃんと戻して退室します。 -
私営Gite 【部屋例】 10日目泊 Gite l'Arche d'Yvann
私営の大半は、ドミトリーと個室の両方を用意してます。
写真:個室 2名部屋(部屋料金制にて1名でも利用可)
2名で巡礼の場合は、このチョイスがお薦めです。
※Giteによりシャワー/トイレ付の場合と水回りは共有の場合有り。
〇個室ひと部屋料金=平均30~45ユーロくらい(食事料金は別)
〇ドミトリーひとり料金=平均15~20ユーロくらい(食事料金は別)
ふたり旅はお得ですね。 -
私営Gite 【外観】31日目泊 La Ferme de Bicatou
オーナー母屋に隣接して宿泊棟あり。
宿泊受付から夕食提供までオーナー夫妻がお世話をしてくれました。
19時に夕食開始、みんなで会話しながらゆっくり1時間半位。
穏やかで、気さくで、和やかな空気が流れます。
大抵のGiteは消灯は21時、朝食は7時が平均。 -
私営Gite【洗濯】 26日目泊 Gîte En Chemin
Gite到着→シャワー→洗濯→付近散策・休養 という日課
Giteには洗濯場あり、手洗い基本(たまに洗濯・乾燥機あり=有料)
庭に洗濯物干場あり、4月でも3時間ほどでしっかり乾きます。
※洗剤は備え付けが有ったり、無かったり。
荷物の軽量化のため『洗剤が無い時は水洗いでいいや!』という境地ま
でいつの間にか到達します(笑) けして不潔な人間ではございませんが。
こんな風に、巡礼者同士が憩える空間が設けられてます。 -
私営Gite 【料金支払】 12日目泊 bio gîte la vita é bella
夕食終了後に雑談しながら、支払と巡礼手帳にスタンプもらう方式多し
一部カード利用可でしたが、殆どが現金のみ。
公営Gite
到着・受付時に現金支払・スタンプ受けが多いようです。 -
私営Gite 【オーナー】 19日目泊 L'Etape Bleue
オーナー自身も巡礼達成者である事が多い。
巡礼者の気持ち・心配事を熟知しています。
ここは、巡礼路から少し外れた位置に立地のGiteにて、
翌日ルートへ戻る早道を、オーナーが丁寧に説明してくれました。
渡された地図はコピーじゃなくて、一枚ずつ手書きなんです!
捨てられず日本まで持ち帰りました。
いずこの宿泊施設も、こんな素朴さで運営されてます。
朝、一晩お世話になったGite は去り難いもの。
見送りに出てくれたオーナーと話しが尽きない巡礼者も。 -
私営Gite 【夕食】
行く先々、メニューが被らないことがとても不思議。
前菜、主菜、デザートの構成(ワインは無料だったり、有料だったり)
栄養バランス良く、明日の活力充填OK。
大抵は、おかわり可能にて、男性陣もご安心を。 -
私営Gite【朝食】 Gite l'Arche d'Yvann
料理自慢のGiteで、男性オーナーYvannが作る逸品でした。
クレープとアップルクランブル
女性陣は目がキラキラ輝きます、もちろん私も!
ここは特別で、一般的にはパン・ジャム・ヨーグルト・コーヒーの
セルフサービスが普通です。
今にして思えば、
私のGite選びは「食事が美味しい」との評判が優先だった。 -
【教会運営Gite】 コンク (サントフォア修道院付属教会に隣接)
フランスの方々でここまで歩く…と目標にする人多数。
さすがに収容人数多く、お世話をしてくださるオスピタレイロも大勢。
WEBで予約をした方が無難です。
相部屋と個室の選択可能、夕朝食は全員が一堂に会し、単一メニュー。 -
受付の後、オスピタレイロに施設案内を受けながら
こんな階段を上がります。
2階に相部屋あり、2段ベッドで20名程が一部屋で眠ります。
ザックは消毒済の特大ビニール袋に入れ、ベット脇へ持込む方式で
消毒薬が強烈で目に染みた。 -
サント・フォア教会
夜、18:30夕食 20時から巡礼者ミサ、パイプオルガンのコンサート。
その後、神父さまの案内で教会内部~外部見学へ。
山間の小さき村、夜は静寂に包まれてます。 -
最後に、9時半から有名なタンバンが彩色されるプロジェクトマッピング。
神父さまの解説はもちろんフランス語なので、心で聞く…。
一連の行事が終わると22時、ちょっと夜更かしのGiteでした。 -
【近代的な大規模Gite】 カオール Auberge de Jeunesse HI Cahors
部屋入室は「カードキー」
キー保障金の請求あり、退出日に返金された。
こういう各施設ごとの「決まり」はチェックイン時に説明されます。
しっかり聞いておかないと、あとで涙する。
収容人数が多いので、キッチンも立派だった。
このセットが2セット設置あり。 -
ル・ピュイの道 【あれこれ】
丘陵地を下った所にある町 2日目 Saugues
一日の終わりに長い下り坂、疲れた足がケラケラ笑ってた! -
3日目 アップダウン連続の一日
写真中央に見える谷底の町 Monistrol d'Allier から
登ってきた。
10キロ超えのザック背負い、晴天下で汗タラリ、息上がる。
(ザック総重量は体重の10%理想、多くとも8キロ…本当にそうです) -
10日目 森の中、
人気のコンク村に到着する直前は、延々続く急坂です。
雨が降るとかなりしんどいと思われる、滑りやすい下り坂。 -
19日目 丘陵地上にある町 Lauzerte
ルートは中盤までそれなりに起伏に富んでいます。
スペイン国内【フランス人の道】よりはるかにUP/DOWNが多い。
靴底のしっかりしたものが理想。
くるぶしまで覆うミドルカットの靴を履いている巡礼者が多数でした。
スペイン/フランス人の道はローカットシューズが主流になります。 -
中盤から後半へ進むにつれ地形は平坦になり、少し楽になる。
その一方、巡礼者数も減り、村と村の間隔が遠くなるので、
水・食料の準備を怠らず進む。
前後に誰もいない時間も増えます。 -
ルピュイの道 【教会】
村々の小さい教会も、殆どが扉を開けて巡礼者を迎えています。
きれいに保たれているのは、村人が日常通っていらっしゃるからですね。
対して、スペイン国内の小さい教会は
扉を閉ざしていることが多かった。 -
ル・ピュイの道 【買い物】
中規模以上の町にほぼあるお店
(1日の行程上に、大抵ひとつは有り)
〇薬局(ミドリ十字看板) 湿布やテープ、痛み止クリーム調達難無し。
※薬局はほとんどが英語可。
〇パン屋さん 早朝から営業、パン以外に水/ジュースなども調達可
※毎日のランチ調達の強き味方。 -
行程5日目に捻挫をやらかし
湿布薬と固定テープを何度も買い足しました。
交通機関も併用することとなり、しょげた心をアイスクリームで癒した。
アイスが美味しい時は癒しパワー抜群だ。
そして2本のストック この相棒が居なかったら進めなかった。
※この固定テープが気に入り、帰路パリで追加購入しちゃった。
(むむっ また捻挫する気か?) -
ル・ピュイの道【支払】
「デビットカード」を主に利用し、ユーロ口座から決済。
(脚のトレーニングと同時に、コツコツとユーロ購入で準備しました)
宿泊するGiteやカフェは現金決済が主流ですが
それ以外、スーパーや小店舗でもタッチ決済可能
(5ユーロ以上に限りOKという店も有り)
現金の引出しもデビット口座からユーロ直接引出し。
スペイン区間ではタッチ決済許容はさらに広範囲。
但し、タッチ決済カードは、紛失時は即座に他人が使える危うさあり。
失くさないよう、細心の工夫が必要ですね。 -
ル・ピュイの道【花】
4月後半~6月 花好きには絶好の時期。
多様な自生の花々を楽しみに、歩を進めました。 -
花咲く木の下に女性
彼女は、巡礼路の途中途中でスケッチをしていました。
急がない旅、良いですね。 -
寂しい道や
-
吸い込まれそうな道
会社員として60代半ばまで働き
往復2時間の通勤が唯一の「運動」だった私。
コツコツと歩けば、いつの間にか結構な距離を進んでる。 -
3本のうち、どれに足を置くべきやら…悩める道
女性ひとりで…と、日本ではよく言われますが
欧州ではあまりそういう見方はしない気がします。
勿論、ひとり旅の注意事項は怠らず、石橋叩くタイプの自分ですが
性別差で旅の計画を左右したくはないのです。
その時の「自分力」の範囲内でやってみるだけ…です。
でもそうすると、可愛げが無い…と云う評価が付いてまわります。
Giteの共同物干し場で、皆が堂々と下着を風にたなびかせる中で
ひとり、下着にタオルを掛けて隠し干しました。
可愛げのある奴だと自負すれど、客観的には違うらしい。
旅先でも、いつもと同じに悩み続けるいじけ虫だ~ -
あの丘の向こうの景色に思いを馳せ、登って行きます。
フランス国土、自然の豊かさを毎日実感しました。 -
5月の空
爽やかそうに見えますが、日中の陽ざしは容赦ありません。
汗ダラダラで、美しい道を進みます。 -
逆に雨の日は、いっきに気温低下
しっかりした雨具は必須、4月は薄い手袋も出番がありました。
バックパックの中身を濡らさない工夫も必須です。
ただいま、教会で雨宿り中。
暑さも辛いが雨も悲しいと贅沢にも思う。 -
フランス内の巡礼路
〇パリ起点 トゥールの道
〇ヴェズレー起点 リモージュの道
〇アルル起点 トゥールーズの道
〇ル・ピュイ起点 ルピュイの道
「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として
この4本のルートが、1998年世界文化遺産に登録されています。 -
私が歩いた ル・ピュイの道
フランス国内にある4本の巡礼路中で一番人気
巡礼ピークは4月後半~5月
前半の高原区間では、4月中盤での降雪も珍しくなく
5月になれば、晴天時の日差しは真夏並みにて日除け対策は必須。
7~8月 真夏に歩くのは辛いと推測、ヴァカンス客で混雑もするらしい。 -
大きな街には巡礼用品(ザック/Tシャツ/靴/雨具等)を扱う店もあり。
(フィジャック、カオール、モアサックなど)
事前に、あれもこれもと予備品が増えがちですが
ル・ピュイ道は途中で購入可能、なるべく身軽で挑戦。
※常用薬や必須のモバイルグッズなどは充分に用意を。
行程中、見どころ多い街では休息を兼ねて、連泊計画がgood。
1泊ずつだと、街中をゆっくり見て回るのは至難の業。
但し公営Giteは連泊不可にて、一般ホテルなどを選択で。 -
【巡礼手帳】 これが無いと巡礼者用宿に泊まれない
通過証明として毎日1つは押印必須 (終着地で証明書をもらうため)
少しずつ増えていくスタンプが、やる気に貢献します。
帰国した今、宝物のひとつです。
宿・カフェ・ツ-リストインフォ等で押印してもらえます。 -
変化球で、町役場(MAIRIE)でもスタンプがもらえます。
平日、開館時間中に限りますが。
遠慮がちに扉を開けましたが、気持ちよく押してくれました。 -
準備段階で使ったガイド本 2種類
〇ミシュラン
ルートのアップダウン確認が容易、宿泊施設情報は少ない
〇Miam Miam Dodo (上下2巻)
宿泊施設情報が豊富(メール予約時に重宝した)
ページ数多く重いので携帯はNG
共にアマゾンや洋書通販で入手可能、できれば最新版が理想的。
書籍で事前準備をし、現地ではアプリ利用が理想的かな。
重いし、歩きながら本を見る余裕はまずなかった。 -
あと数日でサンジャン・ピエ・ド・ポー
ピレネー山脈の姿が視界に入り、こころ踊りだす。 -
出発から34日目 5/24
ル・ピュイの道 終点 サン・ジャン・ピエ・ド・ポーに到着!
まずは、半分の地点に到達だ。
帰国後、ちゃんと集計したら
捻挫による交通機関利用が250キロ、自身で歩いた距離は440キロ
う~むちょっと残念。 -
サンジャン・ピエ・ド・ポー巡礼者事務所です。
翌日のピレネー越えについて各自で説明を受けます。
ここで巡礼手帳・ホタテ貝の入手も可能。
英語、フランス語、スペイン語、言語ごとに担当者が待機してます。 -
巡礼路にあるグッズ店 ひっきりなしにお客さん来店
靴、ザック、雨具…ほとんどの用品が手に入ります。
フランス人の道スタート前の最終チェックを。
私はバックパックを新調、容量のひと回り小さい物へ変更。
※巡礼路から離れ10分歩けば、大型のアウトドア店もあり。
そちらの方が品揃えは豊富です。 -
巡礼に不要な品がある場合は
終着地・サンティアゴへ輸送・保管をしてくれる業者あり。
巡礼事務所の数軒となり。
私はここまで使ったバックパックに不用品を入れ輸送依頼。
サンティアゴ到着予定日を伝え「引換券」を貰います。
保管場所はサンティアゴの「Hostal La Salle」というホテル。
大きさに応じての料金制(大型バックパックで70ユーロでした) -
「ル・ピュイの道」Le chemin du puy
まさにディープフランス。
景観は変化に富み、巡礼者は程ほどで静かな環境。
各Gite(巡礼宿)の宿泊は貴重な体験となった。
この巡礼路の雰囲気に、自分はすんなり溶け込めた。
個人尊重だけど、巡礼路上での協調・協力は惜しまない。
宿泊所でのマナーもとても良いです。
歩いている人の半分以上がシルバー世代。
スペイン国内「フランス人の道」に比較して、ハードな巡礼路ですが、
荷運びサービスや、荷物と共に人も車移動できるサービスもあるので、
各人の脚力に合わせて進むことが可能です。
歩いてみたいと願えば、必ずや方法が見つかるでしょう。 -
数限りない人々の温かさに触れながら、歩く毎日だった。
〇フランス語会話飛び交うGite食卓で、気に掛けてくれたみんな
〇捻挫で腫れあがった私の足を、我が事の様に心配してくれた人
〇何回も同宿になり、あれこれの情報と笑顔をくれたご夫妻
〇反対方向のバスに乗り途方にくれた時、それを察知しマイカーで元のバス停まで送ってくれたマダム(ガソリン代さえ受取を拒まれ、泣けた)
〇発音しにくい私の名前を何度も呼び、励ましてくれたGiteのムッシュ
親切を受けなかった日は無かった。
その親切は、みんなが神さまと向きあっているゆえであろうと
神さまの居ない私でも、充分に感じ取れました。
みんなの親切は、何かと肩張りがちなひとり旅人を
脱力へと導いてくれたと思う。 -
西へ向かう巡礼路 常に先を行くのは「影」です。
ルピュイの道 4/21~5/24
〇 最も歩いた日=26日目=35キロ=コンドン~オーズ
〇 最も上昇した日=3日目=880m=ソーギュ~ソアーヴェ
〇 泊まったGite軒数=29軒
暑さと荷物の重さにへばり、もう歩けないと何度も思ったし
歩けど歩けど宿泊地に着かず、半べそかいたし
人生初の捻挫を心底悔やんだ。
いくつものピンチがあったけれど、
ピンチの数だけ人に助けられた。
コロナ禍での準備の日々を思い出しても、中止する選択肢は消えた。
巡礼路は「フランス人の道」と名を変え
ピレネー山脈越えてスペインへ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ。
気持ちと装備を新たに次の区間をスタート
もう少し上手に歩きたい!
復習編②を綴りました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- おくさん 2022/11/29 17:42:30
- 親切を受けなかった日は無かった
- 読んでて目頭が熱くなりました。
サンチャゴ巡礼の最大の魅力と思っています。
- yunさん からの返信 2022/12/04 16:28:17
- RE: 親切を受けなかった日は無かった
- > サンチャゴ巡礼の最大の魅力と思っています。
私もそう感じました。
親切を受けるばかりで、お返しはこれからになってしまいましたが…。
yun
-
- マリアンヌさん 2022/10/25 15:51:46
- 挑戦
- yunさん
あらためて、巡礼の道踏破なんて本当にすごいなぁと感慨ひとしおです。
大変な毎日を共有くださって、私にとっても思い出深い日々でした。
興味はあれど行動にうつすのは難しです。
でも今後巡礼路に初挑戦したい方の、かすかなヒントと仰って下さり
そんな日が来るかはわかりませんが、もしものその時は頼りにさせていただきます。
巡礼手帳のスタンプ、素敵ですねぇ。心に深く残る大事な思い出ですね♪
マリアンヌ
- yunさん からの返信 2022/10/26 16:34:21
- RE: 挑戦
- マリアンヌさん
実行に至ったのは「時の運」という気もします。
もしコロナ禍無ければ、いつでも行ける…と先延ばしにしていたかもです。
マリアンヌさんにも、その「時」が訪れたならぜひ♪
巡礼スタンプは楽しいペタンペタンです。
各宿のマスターが真剣な面持ちで押して、日付も書いてくれるんですよ。
スタートの時からずっとお付き合いいただき、感謝いたします。
ありがとうございました。
yun
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ル・ピュイ=アン=ヴレイ(フランス) の旅行記
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旅行記グループ 巡礼旅 宝ものになった 77日間
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