行者還トンネル東口から大峯奥駈道で弥山まで

2022/07/17 - 2022/07/17

雨続きの合間の晴れの登山日和、行者還トンネル東口から大峯奥駈道を通って弥山まで日帰り登山をしてきました。

エリア 洞川温泉・大峰山・天川(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

行者還トンネル東口前には、ハイカーの自動車がずらり。

山に行くことは、三密と暑さを避けてリフレッシュできるアンダーコロナの合理的な行動といえそうです。

大峯奥駈道 名所・史跡

令和４年１２月２８日まで行者還トンネルは工事中です。トンネル東口からは、トンネル西口から行くよりも片道１時間くらい長い行程になります。

大峯奥駈道 名所・史跡

(10:50往路出発)
人里離れた異世界に紛れ込んだような不思議な感覚につつまれます。ここで時間を過ごしていると、日常生活の出来事で心にくっついているものがバサバサと剥がれ落ちていきます。

大峯奥駈道 名所・史跡

行者還トンネル東口から大台ケ原の方を望む景色です。大峰山脈の山々が続きます。
雨が続いていたせいか、緑が青々としています。

1時間程度、上り坂を歩き続けます。

道中、「感情のコントロールをしてください」と言われて、「そりゃー。ムリだよ。」と思ったというオジサンを思い出しました。確かに、脳の中に組み込まれた感情を創り出す神経系統に一定の刺激を与えると感情が発生するという旧来の支配的な考え方によれば、そういう考えもわかる気がします。しかし、アンガーコントロールが流行っているとおり、感情はコントロールできるものというのが今の時代の流れですし、感情を刺激に対する反応ととらえるのは古い感じがします。

大峯奥駈道 名所・史跡

（一の峠・11:50通過）
ここから聖法の宿跡（理源大使像）あたりまでは平坦です。

大峯奥駈道 名所・史跡

道の途中で木々の間から雄大な大峯山脈が姿を現します。神韻縹緲たる修行の地という雰囲気があります。

大峯奥駈道 名所・史跡

（弁天の森）
木が沢山ある場所で休憩するのにいい場所です。この辺りの土壌は、こげ茶色で、栄養たっぷりという感じがします。

大峯奥駈道 名所・史跡

(聖宝ノ宿跡・13:00通過)
ここから弥山まで再び上り坂になります。

大峯奥駈道 名所・史跡

高度が高くなり、霧が出てきました。

大峯奥駈道 名所・史跡

弥山まであと一息！

大峯奥駈道 名所・史跡

(弥山・14:00)
空気が薄くなるせいか山頂あたりでややバテましたが、弥山山頂(標高1895m)に到着です。

弥山 自然・景勝地

弥山には、天河大弁財天奥社が鎮座しています。

弥山 自然・景勝地

弥山からの眺め・その１

弥山 自然・景勝地

弥山からの眺め・その２

弥山 自然・景勝地

ヨドバシ梅田のキャンプ用品コーナーで購入した、ガスコンロでおなじみの岩谷産業様のガスバーナーの初のお披露目です。
キャンプ専門メーカーの製品もいいですが、コンパクトで持ち運びしやすい上に、交換のガスボンベをスーパーで買えるので便利です。
水は、山小屋で1リットル100円で購入できます。水を背負って登ることを考えると、ここで水を分けてもらえるのは助かります。

弥山 自然・景勝地

感覚が鋭敏になっているのか、いつもより何となくコーヒーの香りが強く感じられます。

弥山 自然・景勝地

(15:00復路出発)
山の上で食べるカップヌードル。山の上まで歩いて、自分で作って食べるカップヌードルは格別！　今までで一番おいしいカップヌードルです。

弥山 自然・景勝地

(分岐・17:00)
分岐から行者還トンネルまで20分くらいの下り坂となります。

帰り路では、トンボの群れに遭遇したり、ヒグラシの声がして、山の生物との出会いを楽しみました。

行者還トンネル東口には、17:30頃に到着しました。

大峯奥駈道 名所・史跡