2022/06/03 - 2022/06/04
967位(同エリア1412件中)
ニッキーさん
ツアー2日目の夜は阿蘇温泉に宿泊です。
私たちはホテルグレードアッププランで「阿蘇の司(つかさ)ビラパークホテル&スパリゾート」に泊まりました。
阿蘇温泉が阿蘇山の近くだということは知っていましたが、てっきり外輪山の外側だろうと思っていました。カルデラみたいに危ない所にホテルがある訳がないと誤解して思い込んでいたせいかもしれません。
ところがこのホテル、実は阿蘇山のカルデラの中に建つホテルでした。
泊まった時にもまったく気づいておらず、帰って来てから、撮った写真を見直していて気づきました。
阿蘇のカルデラを見ることは私の長年の夢でした。ましてやカルデラの中に泊まっていたとは・・・!最初から知っていれば、そのつもりで感慨に浸れたのに・・・。
迷子になりそうに大きなホテルでしたが、お料理もおいしく、快適に過ごすことができました。
この旅行記は、そんな「阿蘇の司ビラパークホテル」滞在の様子です。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
<旅行スケジュール>
★印が本旅行記で取り上げた場所
6月2日(木) 羽田空港発(8:05)JAL661便で大分空港へ
富貴寺(ふきじ)
宇佐神宮
由布院散策
みょうばん温泉・湯の里
<別府温泉泊>
「REX HOTEL 別府」
6月3日(金) 別府・血の池地獄
黒川温泉散策
阿蘇大観峰
高千穂峡
<阿蘇温泉泊>
★「阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート」
6月4日(土) 柳川で川下り
大宰府天満宮
はねや総本家で買い物
福岡空港発(16:00)JAL320便で羽田へ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
午後6時、阿蘇温泉の「阿蘇の司(つかさ)ビラパークホテル&スパリゾート」に着きました。(写真は翌日の朝撮ったものです)
これが、たくさんの建物が連結されたとても大きなホテルでした。
写真では2つしか建物が見えませんが、内部は複雑な造り。
おそらく7棟ぐらいの建物が連結されていたと思います。ホテル阿蘇の司 宿・ホテル
-
ホテルのフロア案内図。
最初にスタッフがざっと館内の案内してくれたからよかったものの、平面図を見ただけでは理解不能です。
ちょっと変わっていたのは、自分で浴衣を選ぶシステムです。
フロント脇の小部屋がアメニティーバーになっていて、歯磨きセットや浴衣は好きなのを選んで各自部屋へ持って行くようになっていました。
せっかくだから冒険しようと、私はえんじ色の大きな花柄の浴衣を選びました。(お風呂上りに着てみたら、まったく似合いませんでした)(^^; -
私たちは一番奥にある「昇龍(しょうりゅう)」という新しい棟の部屋でした。
ツアーのパンフレットでは、「ワンランク上の『昇龍』に泊まります」と強調していましたから、わりといい部屋なのでしょう。
ところが、これが遠いんです。
途中、焼肉レストラン、地下の居酒屋、室内プール&スパ、温泉館への入り口などを横目に見ながら、長い廊下を延々行った先に、さらに昇龍館の曲がった廊下がつながっていました。
ま、遠いことは苦にならず、館内をいろいろ見られておもしろかったですけどね。 -
私たちの部屋です。
シンプルなベッドですが、清潔感があります。
ただ、枕からはガサガサ音が。
カバーをめくってみると、枕本体がビニール袋に入ったままでした。
コロナの感染対策なのでしょうか??? -
横に3畳の畳の部屋がついていました。
-
ベッドとはこんな位置関係です。
余談ですが、今回初使用の私のキャリーケース(紫)は前が重いのか、よく、お辞儀をするようにころんと前に倒れました。
妹が「この子、よく倒れる」と擬人法で言うのでおかしくて、倒れるたびにお腹をかかえて笑いました。
考えたら、前ポケットに雑誌を入れ、立てた時に上になる方に重いものを詰めていたかもしれません。 -
ところで、2つのベッドのサイズが違うのがわかるでしょうか?
この部屋の定員は3名。
右のベッドはセミダブル、左のベッドはダブルサイズなんです。
妹が「好きな方を取って」と言ってくれたので、私は窓側のダブルベッドにさせてもらいました。
広々でした。(^^)v -
窓からの眺め。
山は阿蘇の外輪山です。
ホームページかどこかに「『昇龍』からは外輪山が見えます」と書いてあったんです。 -
山と森と、パッチワークみたいな田畑。
いい眺めです。 -
入口ドアの脇に洗面台がありました。
家庭向けみたいな洗面台。
二人分の洗面・化粧用具を置く場所がないので、鏡の裏の棚に洗面化粧ポーチを置いておき、鏡を開けたり閉めたりしながら使いました。 -
バスルーム。
お風呂は大浴場へ行ったため、バスタブは使いませんでした。 -
ウェルカムスイーツはバタークッキーです。
熊本県らしく、入浴スタイルのくまモンと女の子の絵。
女の子は何のキャラクターなのか、わかりませんでした。 -
ミネラルウォーターとお茶セット。
お茶を入れる器具はUCCの「ドリップポット」というのが置いてありました。
水を入れ、カプセルをセットしてスイッチを入れるだけで、おいしいお茶やコーヒーが飲めます。 -
UCCの黒いボックスの中にカプセルが入っていました。
マイルドローストコーヒー2、アールグレイ紅茶1、深蒸し煎茶1です。
後で試してみることにします。 -
夕食は午後7時から。
お風呂に行っている時間はないので、温泉は後にして先に食事に行きます。
本館1階の夕食会場へ、延々長い廊下を行きます。
建物をつなぐ廊下はまっすぐではありません。
少しくねくね。
そして微妙にスロープになっています。 -
夕食会場は本館1階の大ホールです。
大ホールと言っても、「松」「竹」「梅」などいくつかの小ホールに壁で仕切られていて、私たちのツアー(ホテルグレードアッププランの12名)はその一室に通されました。
おかげで静かな会場でゆったり食べることができました。
食前酒はノンアルコール。
前菜5点盛りに南瓜豆腐、鮎の塩焼き、タコの柔らか煮と冬瓜、辛子レンコン。
一つ一つ丁寧に味付けされていて、とてもおいしくいただきました。
お鍋は阿蘇あか牛のすき焼きです。
「馬肉のユッケ風」が熊本らしい。量がたっぷりありました。 -
ご飯は阿蘇産米を使用した「大阿蘇鶏のそぼろと高菜入りの出汁茶漬け」です。
お吸い物と茶わん蒸し。 -
デザートはホテルオリジナル「ジャージー牛乳アイス」。
部屋へ持ち帰ることもできます。
ホテルの夕食は、量はほどほどでしたが、どれもおいしくて満足しました。
スタッフの接客ぶりもとても心地よいものでした。 -
夕食後、一旦部屋へ戻って準備をしてから温泉大浴場へ行きました。
大きなホテルだから、大浴場も「展望風呂」と「温泉館ゆらり」の2か所あります。
私たちは露天風呂のある「温泉館ゆらり」の方へ行きました。
写真はパンフレットより「露天風呂」。
岩に囲まれた夜の露天風呂。
1日目のインフィニティ風呂とは真逆で囲まれていますが、こちらもいい感じでしたよ。
パウダールームで藍色の浴衣を着た若い女性と一緒になりました。
古風な浴衣が若い容姿をきりっと引き締めていて、とても素敵でした。
自分が年甲斐もなく派手な色の浴衣を選んだことを後悔しました。 -
部屋に戻って来ました。
「昇龍」は部屋のキーをドア脇の小さな棚に置くと、部屋の明かりがつく仕組み。
キーは一個しかもらえなかったので、二人別行動の時は外からインターフォンを鳴らしてドアを開けてもらうことにしました。
自販機に缶ビールを買いに行った妹が帰って来た際鳴らしたインターフォンの音にびっくり。
派手~!
ピンポーンじゃないんです。
ニ長調のフレーズ。
「♯ファレラレミラーラ ミ♯ファミラレー」
楽しい。
交替で外へ出て鳴らしてみました。
妹がファミマの入店音と同じだと言ってました。 -
お風呂上がり、妹は缶ビール、私はコーヒーで一服しました。
二日目は黒川温泉、高千穂峡など見どころの多い一日でした。
添乗員さんは「移動距離が長くて・・・」と恐縮してましたが、これぐらい全然問題ありませんから。
私たち、スペインでは5時間とかのバス移動を経験済み。
アメリカでは本州往復に相当する2500キロをバスで移動してますから。
この日も寝るまで二人でおしゃべりしました。 -
三日目、最終日の朝です。
朝食会場の「レストランパピヨン」からきれいな山が見えたので、写真を撮りました。
家に帰ってから調べたら、なんとこの山は阿蘇山(阿蘇の五岳)でした。 -
私たちの部屋からは阿蘇の外輪山が見えてました。
それでてっきり私は、ホテルが外輪山の外側に建っているものだと思い込んでいたのですが、反対側にある朝食会場から阿蘇5岳が見えるということは・・・
つまり、このホテルは阿蘇のカルデラに建っているということ!
阿蘇のカルデラを見ることは私の夢の一つでした。
そのカルデラに宿泊できただなんて、嬉しい。
最高です。
帰宅してから気づいたのが残念です。
滞在しているうちにそれを知っていれば、感激もひとしおだったでしょうに。 -
朝食は午前6時45分からです。
出発の早いツアー客が多いのか、朝食会場は開場前から大行列。
そして開場と同時にビュッフェカウンターはまたまた大行列。
混んでいる列に並ぶのは諦めて、すいている所から料理を取ったため、こんなプレートになってしまいました。
バランスが悪いです。
サラダも一応取ったんですよ。
目玉焼きのお皿の陰に隠れてますけどね。 (^^;
まあ、旅行も三日目になってお腹も疲れてきているから、これぐらいで十分。
カツサンドがすごくおいしかったです。 -
食事が終わる頃にはさっきまでの喧騒はどこへやら。
すっかりすいてきました。
他にもいろいろあったという証拠に、ビュッフェ料理の写真を撮っておきました。
納豆、明太子、冷ややっこ。 -
海苔、辛子レンコン、ひじき、きんぴらごぼう、チキンナゲット、スクランブルエッグ。
-
焼き魚に厚焼き玉子。
-
白身魚フライに野菜コロッケ。
旅行に行くと、行く先々でたらふく飲んだり食べたりできる人は旅をいっそう楽しめるなといつも思います。
私は旅行3日目ともなると、朝はがたっと食欲が落ちて、いくらも食べられません。 -
食後、延々歩いてまた部屋まで戻りました。
-
午前8時前、基本プランのホテルに泊まった人たちを乗せてバスが迎えに来ました。
少し早めにチェックアウトして、私はみんながそろうまでホテルの外観の写真を撮ってました。
写真中央が3日間お世話になった西鉄観光のバスです。
私たちは8時出発ですが、もう一つのホテルの人はそれより前に出ている訳で、朝早くて忙しかったことでしょう。 -
ホテル前の記念撮影ポイント。
もう一つのホテルに泊まったメンバーのうちの2人が、バスの出発を待つ間、一旦バスを降りてここで写真を撮ってました。
「本物の馬かと思った~」と実に楽しそう。
旅は楽しんだ者勝ちですよね。 -
午前8時、全員そろって出発です。
-
車窓からの眺め。
この時はただ風景がきれいだと思って撮ったんですけど、後でわかってみると、実はこれはカルデラに造られた水田の眺めだったんです。
私にとっては貴重な一枚になりました。
さ、最終日、これから福岡県へ移動、柳川と太宰府天満宮へ行きます。
お天気は最高。
どんな観光になりますか。
その様子は次の旅行記で。
次の旅行記が「九州北部への旅」の最終回になります。
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