2022/06/08 - 2022/06/11
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K.Tomyさん
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2022/06/09
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広島駅からJR山陽本線で2駅目の向洋駅前にある、マツダの本社事業所のMAZDAミュージアムの半日のガイドツアーを見つけて参加。東洋工業以前からの数々の歴史の解説、コスモスポーツなど代表的な名車に加えて、ル・マンを制覇した懐かしいレナウンカラーのロータリーエンジン車などが、コンパクトにまとめて展示されていた。稼働中の組み立てラインの見学、最新の事業コンセプトの紹介、現行車の試乗まであり、他社よりも優れた内容だった。
続いて宮島弥山参詣登山敢行のため、日本三景、世界遺産の安芸の宮島に渡り、鹿に歓迎されながら、まずは干潮時の厳島神社を参詣した。
梅雨入り前にもかかわらず猛暑で、汗をかいて良い運動になった。
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朝日を浴びる広島駅付近の宿泊したホテルからの眺め。快晴、旅行日和だ。
ユニークな新幹線駅舎屋上の駐車場と昇降のための螺旋状の建物、新幹線高架軌道の先の名勝縮景園、更に先の広島城まで、ナイスビュー。ホテルグランヴィア広島 宿・ホテル
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右手の山側には、新幹線口駅前の再開発によって商業施設とオフィスの上部に組み合わせてできた、ダイワハウスグループのハイセンスなビジネスホテルが朝日を反射しそびえ立つ。
新しさなどに興味があり利用するか迷ったが、今回は駅からの近さを優先して連泊した。
街並みに統一感が無く、雑然とした印象が強いものの、我が居住区にはない多様な宿泊施設などが揃っている。さすが西日本、中国地方最大の都市であり羨ましい。ダイワロイネットホテル広島駅前 宿・ホテル
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JR山陽本線で移動開始。
朝からメニューの多いビュッフェで調子にのって食べ過ぎ、出発前に苦しかった。目立たないように黒カレーがあったのだが、ご当地流のねっちりした炊き上げの白米の食感に慣れずに、珍しくカレーに苦戦した。繰り返さないよう覚えておこう。
車内路線図のとおり広島周辺は広域に交通系のICが使えて便利だが、肝心のオートチャージリンクは使えないので残金を気にしながら利用することになった。広島駅 (JR) 駅
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目的地の「こうよう」ではなく「むかいなだ」と読む駅に着く。
通勤時間帯を過ぎて閑散としているが、自動改札の数が利用者数の多さを醸し出している。
正面の柱に道順の案内図があるが逆光で目立たない。向洋駅 駅
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一度行けば迷うことは無い道順なのだが、駅前から見通せない配置に対して、案内図が小さく控え目な印象。
駅から出ると、世界的に展開する企業の城下町、主要事業所の最寄り駅として、最近のMAZDA車のデザインやカラーリング展開から期待されるイメージとは異なる駅前風景に驚かされる。これからのリノベーションに期待が持てるが、果たしてどんな計画を練っているのだろう。向洋駅 駅
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集合場所の本社の社屋は分かりやすくて安心した。
1階の一部がショールームになっていて、ガイドツアー前にも試乗して乗り比べることができる。
なお、本社の所在地は広場市ではなく、隣接する安芸郡府中町であることを知る。広島市と合併せずに財政が潤っているのだろうか。マツダミュージアム 名所・史跡
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事業所は広大で、船積バースなどがある沿岸部のミュージアムまで構内道路をバスで案内してもらえる。途中に企業所有の橋梁として世界一の規模を誇る橋を渡たる。橋上から見晴らしが良い。
ミュージアムでは、創立からの事業経緯など、手短にライブで説明してもらえ、テンポ良く資料のポイントを理解できてとても良かった。マツダミュージアム 名所・史跡
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削岩機を製造していた時期もあるとのこと。
創業からの歴史を大切にした展示で素晴らしい。マツダミュージアム 名所・史跡
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名車コスモスポーツの展示にうっとり。
現在の、衝突時の安全性を高める要求に対してクラッシュブルゾーンを広くとるなどで、過剰に大きくなっている流行りのSUVとは大きく異なる美しいフォルムだ。
実用性は重要だが、画一化するデザイン、プラスチック製のバンパーや装飾は好まない方も多いはず。マツダミュージアム 名所・史跡
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ロードスターやサバンナRX7などの名車がずらり並ぶ。
運転席に乗るどころか触れることも出来ない貴重なコレクションだ。マツダミュージアム 名所・史跡
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1991年ル・マン24時間耐久レースを制した、懐かしい印象的なカラーリングの実車も展示。
最近は耐久レースが話題にならなくなったが、米国で人気のオーバルサーキットを周回する独特なレースで日本人ドライバーがタイトルを獲得したのは記憶に新しい。マツダミュージアム 名所・史跡
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見学案内された稼働中の多種混合の組み立てラインの写真や動画の撮影は厳禁だったが、追浜工場などと比較して参考になった。
最近の取り組みや成果の解説のあと、モーターショーなどで公開されたコンセプトデザイン車の展示説明で締めくくり。ル・マンを制したレーシングカーのカウルより3次元的な形状が進化を感じさせる。できれば、国内の狭い道路や駐車場の事情にマッチし、少人数での移動時に不合理な重量とならない、小型軽量で意匠と運動性能に優れ実用性も高い難度の高い開発力を要求される車も発表してもらいたい。
某N社のように内燃機関の新規開発の凍結、伝統的な操作感の高い3ペダルマニュアルミッション車の設定を無くすメーカーが増えるなか、しっかりMT設定を残している独自の路線を貫いて欲しいものだ。近くに魅力ある販売店も欲しい。マツダミュージアム 名所・史跡
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MAZDAミュージアムの次は、日本三景として日本を代表する景勝地であり、ユネスコの活動にも協調する世界遺産の安芸の宮島に。
ほぼ四半世紀前に訪問して以来、久しぶりである。
向洋駅から宮島口へは乗り換え無しで一直線なのでレンタカーより楽々の移動だ。
JR宮島口駅と宮島フェリー乗り場はやや離れていた記憶だが、開けた駅前の正面にフェリーターミナルが見えていてすぐ近くである。広電駅の方がより近いが、たいした差ではない。
以前は広電を1日券で格安に利用したが、停車駅が多く時間がかかるので、今回は所要時間が短いJRを往復利用した。宮島口駅 駅
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広電の宮島口駅は大規模にリニューアル工事中で見違える立派な駅舎がほぼできあがっていた。
フェリーターミナルは先行でリニューアルしていて、寂れた印象は全く無い。
【7/18更新:7/2に新駅共用開始されています。おめでとうございます。】広電宮島口駅 駅
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広電が資本参加する松大汽船と、JRが競合してフェリーを運航していて、便数が多くて利便性が高いだけでなく、移動距離当たりの運賃が幹線鉄道並に安い。
しかも宮島ロープウェイの往復券と組み合わせて購入するとフェリー代が実質無料になる割引も実施していた。割引は宮島ロープウェイを運営する松大汽船のみ、JRのフェリーには乗船できない。宮島フェリー 乗り物
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フェリーは地元で造船されているのか、既に熟成した船型だからか、外観はほぼ同じ印象だ。
転回する手間や時間を無くす双方向へ操船できる船形。車の上下船が圧倒的に早く、搭載密度に無駄が無い、貫通式の甲板はお見事。宮島フェリー 乗り物
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宮島の最高峰弥山は標高535m。
ロープウェイや頂上展望台などの人工建造物は尾根などに隠れて海上からは見えない。意図的な配置だろうか。
厳島神社などの寺社や観光施設がある街区はほんの一部で、神域など保護された領域が圧倒的に広い、かなり大きな島であることをあらためて感じた。
前回は厳島神社と参道を駆け足で巡るのみだったので、今回はもう少し時間を割いて周遊したい。弥山 自然・景勝地
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大規模な団体旅行とかち合うと桟橋などで待つことになることもあるようだが、車輌を搬送しない場合の旅客定員数は信じられないほど多い。
JRは厳島神社の大鳥居の方に周り込む航路で運航しているのが売りだ。宮島桟橋 乗り物
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宮島フェリー航路を背に平清盛像が立つ広い区画がある。梅雨入り前に真夏の陽気で日向は暑い。
平清盛像 名所・史跡
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清盛像前の広場周辺には、人馴れした鹿が多数いて、何かのきっかけで何も言わず近づいてくる。
鹿にやれるせんべいの販売は無く、むやみに食べものを与えてはならない。宮島 紅葉
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厳島神社の比較的新しい解説板は良く見ると板目のテキスチャーが面白い。
宮島 紅葉
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古い厳島の解説板。こちらは世界遺産登録前から設置されている無地の横書きで、歴史を感じる頑強な印象。
宮島 紅葉
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幸運にも、厳島神社の大鳥居は、70年に一度の大規模修繕工事中で足場で囲われている状況で、下側には膜が張られてなく、すき間から透けて鳥居が見える。海上の巨大な姿が神々しい。
厳島神社 寺・神社・教会
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厳島神社の寝殿と大鳥居の間に広がる御笠浜は潮が引くと降りて横断することができる。
御笠浜 名所・史跡
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砂浜に降りる階段のとなりに大きな常夜燈があり歴史を感じる。
御笠浜 名所・史跡
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御笠浜の中央付近には水の流れがあり、渡るには1箇所置かれた飛び石を通る。
左右に長い回廊は奥行きもあり、浜から全貌は分からない。
大鳥居だけでなく左手の回廊の一部も仮設の屋根などで覆われ工事中だ。厳島神社 寺・神社・教会
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神社社殿入口に大鳥居修理工事についての掲示があり、12月末までに工事足場を撤去出来る見込とあった。
厳島神社 寺・神社・教会
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厳島神社の入口付近も修繕工事中で、工事中の滅多に見ることができない状態を味わうことが可能だ。
神社の回廊は一方通行通行になっていて、入口で現金で拝観料を納付する仕組み。当日の再入場の扱いについて提示されていないが、聞いてみる雰囲気でもない。厳島神社 寺・神社・教会
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拝殿から大鳥居まで見通せる広い社殿。朱色の柱と梁、磨かれた床が反射する光が格天井を絶妙に照らしている。比較的空いていて贅沢な回廊ができて良かった。
厳島神社 寺・神社・教会
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寝殿の先から大鳥居までも結構な距離がある、大鳥居が巨大なので距離感が狂う。
厳島神社 寺・神社・教会
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振り返ると寝殿と能舞台や儀礼の場、あらためて寝殿のスケールの大きさと保存継承に感服だ。
厳島神社 寺・神社・教会
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回廊には翌日に訪問して世話になった酒都西条の賀茂鶴の酒樽が奉納展示されていた。
スペースがふんだんにありむやみに高く積上げられてなく親しみを感じる良い雰囲気だ。厳島神社 寺・神社・教会
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文化財になっている大きな太鼓橋があるが、一般は通行できない。建築物等についての現場での詳しい解説は無く、追って調べてみたいものだ。
厳島神社 寺・神社・教会
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厳島神社を出て弥山に向かう。事前購入したチケットでロープウェイを往復利用して疲れを残さないよう楽々参詣させてもらうため、1年で最も日が長いベストな時期ではあるが復路のタイムリミットがやや気になる。
わずかの距離なのでお薦めされなかったが、送迎バスサービスを利用して体力を温存する作戦。
宮島ロープウェイを利用した弥山参詣登山編へ続く。
最後まで読んで頂き大感謝。物騒な事件に滅気ずに明るくしましょう。合掌。宮島ロープウェイ 無料送迎バス 乗り物
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