インド世界遺産ラマッパ寺院への旅;4 暑さとの戦い！ワランガルフォート

2022/05/03 - 2022/05/03

2022年のインドは５月１日はメイデイ、３日はラマダンの祭日で日月火と3連休になりました。
この3連休を利用して２０２１年に世界遺産に新たに登録されたテランガナ州のラマッパ寺院を訪れることにしました。
久しぶりのインド国内旅行です

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5月3日

この日の夜の列車でチェンナイに戻ります。それまでの時間ワランガルの主要観光ポイント『ワランガルフォート』に行ってきました。
この日気温は43度を超える超酷暑日。ビデオカメラが作動停止になる過酷な1日の中の観光になりました。

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今回も連動動画をYou Tubeにupしています。よかったらご覧ください。
20分弱の動画です
https://youtu.be/K6GIi7qHA6o

エリア その他の都市(インド)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

インド世界遺産ラマッパ寺院への旅;3 ラマッパ湖を見てからワランガルへ　からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11761120
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朝9時。ゆっくりと活動開始です。
ホテルで朝食を取ります。

この日の朝食は小麦粉と水を練ったものを揚げたプーリ。イドリ、ドーナツ状のヴァーダ。ドリンクはミルクティー

チェックアウト時間の12時になりました。この日も暑い。
歩くなんて基本とんでもない！

オートリキシャにお願いしてワランガルフォートを目指します。

ワランガルフォートの一番外側の城壁を通ります。
この城壁より中はヒンドゥー教国家、カーカティヤ朝の首都ワランガルの都市があった場所です

現在は街の中心部は駅の方に移っていますので現在のワランガルフォートの城内では小さな民家で生活しているひとがたくさんいます。

次の城壁が見えたところでリキシャを降りました。
実はここが目指しているフォートワランガルパークに着いたと思って降りたんですが、フォートワランガルパークではなかったんです。

高い城壁があります。
その横を乗ってきたオートリキシャが次のお客さんを乗せて走っていきました。

僕も追いかける形で入城します。まだこの時はここがフォートワランガルパークだと思っていましたので、

城門の横にこんな隙間があれば当然入ってみます。

中に広場があってそこでは地元の子供たちがクリケットをやっていました。
インドでの人気ダントツ一位スポーツはクリケットです

城門をくぐります。

城門の上部には細かい彫刻がされています。

何という城門なのかわからないけれどここは折れ曲がって日本の城の虎口のようになっています。

インドの方が住む家が城内にはあります。

城門からワランガルフォートの中心に向けて歩き始めます。

Googleマップで見たところ距離は1キロほど。インドの方の家を見ながら進みます。
距離はともかく、前日よりも暑い天気にうんざりです。

城壁だと思ったらクシュマハルというヒンドゥー寺院でした。

内部を覗くと、奥に広いお寺でした。
彫刻や神像を修理していましたけど現役のヒンドゥー寺院のようでした。

クシュマハルからフォートワランガルパークに向けて歩き始めたら、左側の向こうの方に城壁が見えました。

大きな門が見えてくると宮殿の跡地にあるフォートワランガルパークに到着しました。

入場料は外国人は現金300ルピー、キャッシュレス決済で250ルピー。（ちなみにインド人は25ルピーと20ルピー）
他にカメラ、ビデオカメラの持ち込み料が必要になります。
さらにビデオ撮影用のジンバルは使用禁止です。

中に入ります。

石の柱などがモニュメントのように見えます。

入り口入ってすぐ左側にガネーシャが鎮座しているのが見えました。
ここに王族用のヒンドゥー寺院が置かれていたものと思います。

おそらく宮殿の建物跡地。

宮殿跡地の柱の女性像は顔が落とされているものが多く見受けられました。
カーカティーヤ朝はイスラム教国デリースルタン朝のトゥグルク朝に滅ぼされたので、ムスリム軍に破壊されたんでしょうね。。

少年が近づいてきて写真撮影をリクエスト。
ピンクとオレンジの服の女性は彼のお姉ちゃん。
さぁっと離れて笑顔で様子を見ていました（笑）

さらにもう一枚。

ここも宮殿の中心の建物の跡だったのではないかと思います。

柱には細かい彫刻がされて見事です。

女神の神像も彫刻されています。

遊歩道に出てきて宮殿の建物の跡地を眺めます。黒い御影石の柱が並んでいます。

正門とも言える大きな門。こちらは南側

その南門をくぐって中に入るときに入口の番人になっているのがこの象。鼻と牙が折れてしまっています。

象の奥に小さな門と北の大きな門が並んでいるのが見えます。

先に進みます。
遺跡の南西の角に小さなヒンドゥー寺院があるのを見ました。

この日の最高気温は43度。ビデオカメラがオーバーヒートでストップしてしまいました。
カメラを触ったら火傷しそうな暑さでした。
急ぎ別のカメラを取り出しちょっと歩いたら、

今度は僕の視界が狭くなってしゃがみ込んでしまいました。
どうやら僕も熱中症になってしまったようです。

歩いてきた方向を振り返っても日陰はなし。。。
やばい！倒れそう！！

東門の後ろに森があるのを発見！あそこで横になれそう。

木陰で横になり30分ほど横になりました。蟻の襲撃があったので、かなりの格闘が必要となりました苦

30分経ってぱっしょんK再起動です。
ビデオカメラもクールダウンができました。

ぱっしょんK少しだけ回復！

北側には出土したままの神像や柱が並べられて修復の時を待っていました。

さっきまで休憩していた東門です。

西側に回ってきました。木陰も何もない直射日光当たる場所にベンチがありました。

突っ込まずに居れなかった。「誰が使うねん！！」

こちら、西門。この大門は東西南北それぞれに残っていました。

フォートワランガルパークを後にします。

フォートワランガルパークの入り口。料金所と道を挟んだところにあるのがこのヒンドゥ寺院。
白い塔のある割と新しめの寺院でした。

ワランガル市内に戻りたいのですが、財布の中には大きな金額のお札ばかり。リキシャーワーカーがお釣りがなくてトラブルのも嫌なので、食事を摂って小銭を確保することにしました。

フォートワランガルパークの北側にあるKakatiyas Cuisine Family Restaurantに立ち寄りました。
Kakatiyas Cuisineはカーカティーヤ朝料理という意味です。

砂利敷きの店内にテント貼りのお店でした。
時間が遅かったからでしょう。チキンビリヤニしかないとのことでした。

チキンビリヤニがきました。前日の昼も食べましたので前回の旅行記と同じことを書いてしまいますが、ここテランガナ州の州都ハイデラバードが本場です。

付け合わせで出てくるのがバターミルクとグレイビーソース。
バターミルクは塩分多めの飲み物でヨーグルトを水で溶いた感じです。暑い地方の水分補給に効果があるそうです。
グレイビーは要するにカレーソースです。
あと生玉ねぎとライムがついてきました。

美味しくいただきました。
日本人の口に合う炊き込みご飯です

お店の前に北門とその前に　I love KAKATIYASの文字の入った撮影ポイントが用意されています。

オートリキシャでワランガル市街に戻ります。

ワランガルの城壁の脇をオートリキシャは走り抜けていきます。

気温が高いのでリキシャで走ると熱風が顔に当たります。

市街地に戻ってきました。鉄道の下をくぐります。

郵便局のある交差点に到着。ここで

リキシャを降りました。左前にホテルプライムインが見えています。
そこに歩いていき、預けてあるリュックサックを受け取ります。まだ駅に行くには早いから1時間半ほどホテルのロビーでスマホでネットサーフィンをして時間を潰しました。
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インド世界遺産ラマッパ寺院への旅;５ グランドトランクEXPでチェンナイに戻ります　に続きます。

https://4travel.jp/travelogue/11770276