インド世界遺産ラマッパ寺院への旅;2 世界遺産　ラマッパ寺院

2022/05/01 - 2022/05/01

2022年のインドは５月１日はメイデイ、３日はラマダンの祭日で日月火と3連休になりました。
この3連休を利用して２０２１年に世界遺産に新たに登録されたテランガナ州のラマッパ寺院を訪れることにしました。
久しぶりのインド国内旅行です

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５月２日
早朝ワランガルに到着した後、ローカルバス3本乗り継いで世界遺産ラマッパ寺院を見てきました。2022年5月時点では、世界遺産になったばかりで周りは整備中。チケットの販売もまだなく無料で参観することができました。

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今回も連動動画をYou Tubeにupしています。よかったらご覧ください。
20分弱の動画です
https://youtu.be/5Y5Hna7JFMU

エリア その他の観光地(インド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

インド世界遺産ラマッパ寺院への旅;1 インドの寝台列車でワランガル目指して出発からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11757724
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朝6時にHUMSAFAR EXPは40分遅れでワランガル駅に到着しました。

駅の外に出てきました。ワランガル駅は非常に立派な駅でした。
朝6時にチェックインは無理だと思いますが、一応この日の宿Hotel Prime INNに行ってみます。
駅から歩いて5分です。

Hotel Prime INNに到着しました。が、やっぱりチェックインは13時からとのこと。
リュクサックだけは預かってもらえました。
カメラバックだけ持ってワランガル駅前のバスターミナルに戻ります。

ホテルを出てすぐ、お寺参拝者用にお花を販売していた子供たち声かけられました。
写真撮って！！

はいはい！

子供たちを別れた足元をでかい猿が横切って横の柱を登って行きました。
日本ではニュースものですが、インドでは結構なあるある。
誰も気にしていません。

ステーションロードを駅方面に歩いて行きます。

ワランガル駅と道を挟んだところにあるワランガルバスターミナルに来ました。
案内板、バスの行き先表示が全てヒンドゥ語です。読めません。
バスターミナルの職員を探して聞き込みを行います。
ここのバスターミナルの人はまだ英語が少しは喋れたのでよかったです。

以前グジャラートのパタンに行った時はほぼ全員英語が喋れず苦労しましたから。。

係員に教えていただいたのはラマッパ寺院へのバスはここからは出ていないので新市街のハナムコンダのHNKバスターミナルこのバスに乗って行きなさい　とのこと。

HNKバスターミナルまでは10ルピー。財布の中には9ルピー。その次に大きい札は100ルピー。
車掌さんは9ルピーでいいと言ってくれました。インドでは大量のお釣りを渡すよりも1ルピーの不足の方をとる傾向があります。

どっか遠くから来た長距離バスの最終区間に乗車したようです。
大きくクッションついた椅子でした。

20分ほどでハナムコンダのHNKバスターミナルに到着しました。
また聞き込みをした結果
１.ラマッパ寺院への直通バスは日曜日のみ。
2.7番乗り場のバスでムルグーにまず行くこと。
3.ムルグーへのバスは１０分に1本の割合で出発している。
教えてくれた人は英語４割とヒンドゥ語の６割のミックスで教えてくれました。フィーリングでムルグーに行く必要があるのをなんとか理解。その後案内所で間違いがないことを確認しました。

それだけ頻繁にバスが出ているのなら朝食を食べることにします。
バスターミナルの外、入り口の向かい側にあるレストランで朝食を食べることにしました。

注文したのは住んでいる南インドの朝食の定番、イドリ。
豆や米の粉を使って作った蒸しパンです。

手でちぎってソースにつけて食べます。
このソースはココナッツチャツネです。

いただきます！
このレストランにはチャイもコーヒーもないそうなので、食べ終わったらバスターミナルに戻って、

チャイを一杯注文しました。

熱いチャイをいただきました！

ムルグーへ行くバスに乗車します。

HNKバスターミナルを出発しました。

今度は短距離バスなので背もたれ薄々のシートが並んでいます。

バスはハムナコンダの中心街を走り抜け

ワランガル郊外へと進んでいきました。

流石に10分に1本バスが設定されている路線です。外の景色からは想像できないくらいの乗車率です。

1時間ほどでムルグバスターミナルに到着しました。

ここで再び聞き込み。
10分後にラマッパに行けるバスが来るとのことです。
待合室で待ちます。

先ほど聞いた係の人からバスが来たと教えてもらいました。
このバスに乗車します。

このバスの車掌さんです。陽気で親切な方でした。

ムルグーバスターミナルを出発しました。
この辺は乾燥地帯です。

ラマッパ寺院に一番近い場所で下ろしてくれました。
降りるつもりだったところよりもだいぶ手前で降りました。

ラマッパ寺院の塔のてっぺんがチラッと見えます。

道の両脇は稲が黄金色に実っていました。この時は5月。2期作をやっていると思います。

バスを降りた地点から真っ直ぐ6分ほど歩くとラマッパ寺院の裏側の入り口に着きます
あれ！チケット売り場がないぞ！
インドには珍しく無料でした。
有料の施設ならカメラとビデオカメラの持ち込み料が取られるのですが払ってしまえば撮影自体は自由です。無料なのが逆にちょっと不安。。。

ラマッパ寺院の建物が見えてきました。
2021年に世界遺産に登録されたインド最新の世界遺産の１つです。

撮影禁止の看板などはない様です。ちょっと安心して進みます。

日本の寺院で言うところの山門に出ました。
本堂に入って行きます。

門の足元にはシヴァ神の彫刻がしてありました。
ここラマッパ寺院はシヴァ神を祀っているシヴァ寺院です。

山門に入ると結構な高さの壁がそびえ立っています。
昔ここに塔が立っていたのだと思ったのですが、反対側に廻ったら、

この壁に囲まれた空間にシヴァ神の乗り物ナンディーが座っていました。
塔ではなかったみたいです。
外壁の彫刻を鑑賞します。

彫刻の中にはシヴァの長男ガネーシャや踊る女性などがあります。

ビデオを撮っていたら、整備をしていた男性に声をかけられました。
ビデオはだめだよ！
と言うわけでここからは写真のみを撮影することになりました。

ナンディーの宮殿の向かい側に本殿があります。

本殿の入り口の両脇にはシヴァ神の長男ガネーシャの彫刻が

１体づつ置かれています。

まずは外壁の彫刻を見て回ります。

大きいシヴァ神の像がありました。

象の行進の彫刻が外壁の下部に並んでいます

上部は人間の営みの様子が彫刻されています。
このブロックは美女がダンスをしたり、楽器を奏でています

この一角はミトゥナ像です。
豊穣を祈願しているらしいのですが、なかなか刺激的なHシーンが刻まれています。

ヒンドゥ寺院の柱は非常に凝ったデザインがされています。

さらに天井も凝ったデザインです。

先ほどのナンディーの宮殿の壁にもあったガネーシャ像が

あちこちに隠れています。

こちらの壁一面はダンスをする女性が並んでいます。中にはヨガっぽいのもあります。

こちらはミトゥナ像が並んでいます。
顔が赤くなっちゃいますね。

どういう経緯か分かりませんが、象と人が戦っている様に見えます。

本殿の隣に小さな寺院もありました。これはのちほど。
その前に本殿の中を見て行きます。

本殿入り口の柱に女性の彫刻がされています。

内部は結構広いです。
中心部の柱が黒っぽい他とは違う石で作られています。

中心部の天井部分も黒っぽい石で作られていました。

この天井を支える柱にも彫刻がされています

この柱の彫刻は精巧なものです。

柱一周、ダンスの彫刻がされています。

シヴァ神の本尊はリンガ。シヴァ神の男根を模しています。
この部屋は女性器の中を表しているそうだ。

中心から外を眺めています。
本殿の中には小さな祠もあります。

外に出ます。
中に入ったときに見た女性の彫刻と反対側の柱にも女性の彫刻がされています

先ほど外壁を見ていたときに見た小さな寺院に立ち寄ります。

入り口から中を覗くと中央にナンディーが鎮座しています

頭が破壊されていました。

この寺の建物の一番奥にあるのはリンガです

こちらの寺院から本殿を眺めます。
一番右側に塔が建っています。

ヒンドゥ寺院としては控えめの高さの塔です。

裏からラマッパ寺院に入ってきたのでこちらが正面にあたります。

今回の世界遺産で一枚はこちら。

正面側は公園のように整備されています。遠からず有料になりそうです。

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インド世界遺産ラマッパ寺院への旅;３ ラマッパ湖見てからワランガルに戻ります　に続きます。

https://4travel.jp/travelogue/11761120