花の浮島礼文島

2022/06/14 - 2022/06/14

レブンアツモリソウを見に出掛けてきます。
６月１３日（月）花巻空港―新千歳空港―利尻空港・・ホテル雲丹御殿泊
●６月１４日（火）鴛泊港―香深港・礼文島花観察・・礼文島プチホテルコリンシアン泊
６月１５日（水）礼文島花観察トレッキング・香深港―鴛泊港・・ホテル雲丹御殿泊
６月１６日（木）利尻島内観光・利尻空港―丘珠空港・・JRタワーホテル日航札幌泊
６月１７日（金）札幌近郊レンタカー・・JRタワーホテル日航札幌泊
６月１８日（土）札幌市内観光（買い物）・新千歳空港―花巻空港

エリア 礼文島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

６月１４日（火）朝食
生野菜と帆立カレーはビュッフェ方式

昆布のしゃぶしゃぶが珍しい。
朝から塩雲丹の登場です。

ホテル雲丹御殿 宿・ホテル

ホテルの看板犬『マロンちゃん』
チェックイン時に身動き一つしなかったのでぬいぐるみかと思った。
まだ若いのに運動不足です。

ホテルの送迎バスで鴛泊フェリーターミナルへ送って貰いました。
8：５０ホテル発

鴛泊港 乗り物

鴛泊発09:20～香深着10:05

利尻島・礼文島航路 サイプリア宗谷　
1等ラウンジ　￥1,960-
予約ができるのは１等以上だったので事前予約しましたが、必要なかったです。
貸し切り状態

ぺシ岬に登ってみたかったが叶わなかった。
標高93m、下から見るとかなりのもの。 フェリー乗り場からも近い。

ペシ岬 ビーチ

利尻山がくっきりと見えました。

ぺシ岬と利尻山

香深フェリーターミナルに４５分位で到着します。

香深港フェリーターミナル 乗り物

“”歓迎　ようこそ礼文島へ“”

あつもん君と１６５
あつもん君のマスクは外していました。

あつもん君と１６４

サイプリア宗谷　Cypria Soya
全長 95.70m　巾 15.00m　深さ 5.40m
航海速力 19.6ノット　　総トン数 3,555トン
旅客定員 夏期／550名　夏期以外／475名
車輌搭載能力 8トントラック／21台
乗用車／55台
就航 平成20年5月

10:25鴛泊港へ帰っていきました。

『うすゆきの湯』
通っただけ。

礼文島温泉 うすゆきの湯 温泉

ランチのお薦めの場所を聞いて来ました。
『海鮮処　かふか』
当日は団体客だけの営業で待ちくたびれ損でした。
１階はマーケットで、弁当がありましたが１６５に却下されました。

海鮮処 かふか グルメ・レストラン

近くの『炉端　ちどり』

炉ばた ちどり グルメ・レストラン

１０人近くの行列待ちでした。11時に開店しました。

１１時の開店と同時に入店です。
一杯6千円のうに丼を３人の客が注文しました。
ホッケ焼きで店内が煙で充満しています。

流石に雲丹は食べなくても惜しくはありません。
醤油ラーメン

塩ラーメン
店で一番安い注文者でした。

１２：００に香深フェリーターミナルの観光案内所前でガイドと待ち合わせの約束が、１５分過ぎても現れませんでした。心配になって電話すると、外のタクシー乗り場で待っているという話です。電話で文句を言ってしまいました。
運転手兼ガイドがすぐに現れ、誤ったので勘弁しました。

北に向かって出発しました。
礼文高校の先から山道に入り礼文岳を眺めます。
礼文岳（れぶんだけ）は礼文町にある標高490mの山です。

礼文島で標高の一番高い山である。

久種湖を過ぎ、船泊港利札公園線を走行中、休憩中のごまふあざらしを見つけました。

北海道では本来は越冬のために冬季にゴマフアザラシが集まっていたが、近年は夏季でも居着く個体が増加している。そのため、漁業被害が深刻となっている。
因みに、運転手兼ガイドは九州出身で夏場だけのアルバイトだそうです。４９歳独身

先ずはレブンアツモリソウ群生地に向かいます。
一部は時期が過ぎ、駐車場から５分ほど歩いた場所に咲いていました。

レブンアツモリソウ群生地 自然・景勝地

ネムロシオガマ
シオガマギクの仲間は本州では紅紫色の花をつけるものが多く私も早池峰山で見ましたが、白い花を咲かせるものはほとんどありません。ところが、北海道東部と礼文島に生息するネムロシオガマは、この仲間としてはただ一つ真っ白な花をつけます。

レブンアツモリソウ
これでは望遠レンズが必要です。

レブンアツモリソウ群生地 自然・景勝地

柵から中には入れません。
監視員が厳重に見張っています。絶滅危惧種です。

柵の近くに咲いている個体がありました。感激です！

レブンアツモリソウ群生地 自然・景勝地

白い花は清楚で可憐です。

レブンアツモリソウ

目的の２番目を達成して満足でした。

百個以上の花を見ることができました。

この後、大型観光バス３台が次々とやって来て、多くの観光客が訪れました。
ゆっくり見ることができ良かったです。

レブンアツモリソウ群生地から１０分も掛からない場所の「スカイ岬」

澄海岬 自然・景勝地

曇りで澄海とは言えなかった。

微かに面影を残していました。

黄色の花は「エゾカンゾウ」

「澄海岬」から北上して「トド島展望台」へ

トド島展望台 名所・史跡

日本最北端ではありません。「日本最北端の地」は、稚内市宗谷岬の突端となると思いがちですが、ではなく、弁天島でした。（北方領土を除く）

「イワベンケイ」
ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草で、北海道と本州の中部以北に生息します。

チシマフウロ
チシマフウロは淡紫－紫色である。

この時期島中で見かけました。

トド島を見ながら花散歩です。

「オオカサモチ」
セリ科オオカサモチ属の多年草。別名、オニカサモチ。

「オオハナウド」
セリ科の多年草で、アイヌ文化の中では古くより親しまれてきた山野草です。
目が悪いと「オオカサモチ」と「オオハナウド」の違いが良く判りません。葉の形が違います。

遠いので判りません。

センダイハギ (先代萩)
宮城県仙台市以北で目立ち、名前は「仙台萩（千代萩、先代萩）」の意味です。これは、仙台藩の伊達騒動を題材にした歌舞伎「伽羅先代萩（めいぼくせんだいはぎ）」に由来するといわれています。
覚えやすい名前です。

チシマフウロ

レブンシオガマ　ゴマノハグサ科
礼文島に自生するヨツバシオガマで、花が10段以上になるものをレブンシオガマと呼ぶようです。

多肉植物　オロスタキス属　岩蓮華
色の違うバラの花びらの様

最果ての地に来たような感覚になりました。

スコトン岬 自然・景勝地

ロシアの船が現れそう？そんな訳はないですね？

こんなところに民宿が・・・・！
「民宿スコトン岬」

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル

私の人生でこれ以上北に登ることはないでしょう！

１６４－１６５人生最北端の地

オオハナウド
雑草にしか見えません。日本では珍しいと言われ、一応写真に撮ります。

営業していました。私は宿泊することはないでしょう。

荒々しい崖がすぐ民宿の横にそびえています。

スコトン岬のトイレ
綺麗に清掃されていました。

金田ノ岬にもアザラシがたくさんいました。

肉眼ではよく見えません。カメラの性能が私の視力に勝ります。

金田ノ岬 自然・景勝地

今宵の宿は『礼文島プチホテルコリンシアン』
日本最北端の花の浮島「礼文島」の小さなホテル。
地元の奥様と東京育ちの旦那さんが経営している礼文島にはちょっと不釣り合いなホテルだった。

礼文島プチホテル コリンシアン 宿・ホテル

外観もおしゃれ

部屋もちょっと変わった内装でメルヘン調？

老人が宿泊するのには似つかわしくないようでちょっと恥ずかしい感じです。

オーナーのセンスが感じられます。

置物にもメルヘンチック

インテリアも普通のホテルとは違った装飾

部屋タイプ：洋室（ツインルーム／ベッドサイズ：シングル）
　　　　　　
◆広さ：洋室１６～２７平米　　

バス・トイレは普通だがちょっと違います。

クローゼット

外に出てみました。

別棟に温泉があります。

源　泉　名　　　　 礼文うすゆきの湯
泉　　　質 　　　　ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉（アルカリ性低張性高温泉）
泉質による適応症　　神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化など

泉　　　温　　　５０．２℃
湧　出　量　　　２００リットル／ｍｉｎ（動力揚湯）

P　H　値　　８．４４　

勢いよく流れ落ちるお湯で湯船に浸かると顔がびしゃびしゃになります。

夕飯
まずは記念撮影

今日も雲丹が並びます。
食前酒　　　　山葡萄酒（オーナーが秋に収穫して作ったそう）
先付け　　　　烏賊沖漬け
冷　鉢　　　　生うに（バフンウニ）白和え(食材内容は秘密だそうです。‥フルーツが入ってい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　る？)
御造り　　　　刺身（ニシン、ホッケ）　刺身のニシンとホッケは初めて

シーフードサラダ（帆立、ボタン海老、いくら）

ビールを頼んだのが間違いだった。

焼き物　　　　帆立とジャガイモのバター

蒸し物　　　　　　百合根と雲丹の茶わん蒸し

煮　物　　　　　鰊の煮付け

煮付けが食べれなくなってしまった。
雲丹は無理をして食べた。

デザート
チーズケーキ・紅茶
食器も高そうと１６５が言っていました。

若い給仕の女性が来たので、「アルバイトでよそから来たんですか？」と尋ねると、意外に「地元です！」と言われ、年々減少している島の人口に歯止めをかける頼もしい存在がいると感じました。
翌日の朝食
１泊２食付き３０，０００円/人

今日は頑張って、４時間歩きます。

この旅行記へのコメント （11）

• mom Kさん 2022/07/13 19:21:46

  深みのある画像

  私のデジタルと全く異なり、質感も溢れ、うっとりです。憧れの君にまた会えた気分。ありがとうございます。

  164-165さん からの返信 2022/07/22 09:56:53

  Re: 深みのある画像

  mom Kさん　こんにちは。
  お褒め頂きありがとうございます。思い出すのが楽しくなる礼文島の花旅です。この感激を理解してくれる人が少なく、周りにいないのが残念です。
  
  　　　　　　　　　　　【164-165】

• ちいちゃんさん 2022/07/09 11:04:05

  花の女王！

  164－165さん、貴重な礼文アツモリソウの写真をありがとうございます。そのたたずまい、まさに花の女王ですね。華やかなのにそこはかとなく孤高な哀愁が漂っています。花をめでる人は優しい人が多いですね。
  
  今回のホテルちょっと少女趣味で、私なら居心地が悪くて落ち着かないかなあ。民宿に泊まって一升瓶を片手に北方領土問題を語るかも（ウソ）。
  
  ちいちゃん

  164-165さん からの返信 2022/07/22 09:47:28

  Re: 花の女王！

  ３年越しの利尻・礼文に行くことができてとても感激しています。天候も比較的良かったので2倍楽しめた気分です。
  登山ができないのでせめてハイキングが楽しみになっています。
  ホテルは確かに違和感があり居心地がいまいちでした。ワイングラス片手にロシアの悪口を語るのは賛成です。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　【164-165】

• マダムKさん 2022/07/07 15:56:18

  美味しそうな海の幸♪

  164-165さま
  
  こんにちは
  いつもご訪問、いいねをありがとうございます。
  
  利尻島、礼文島は行ってみたいと思っています。
  利尻富士もきれいに見えて素敵ですね。
  旅行記を拝読して楽しんでいます。
  
  テーブルに海の幸がたくさん並んで美味しそうです。
  北海道では新鮮な魚介類が最高ですね。
  いつか行きたいと更に夢が膨らみました。
  
  K

  164-165さん からの返信 2022/07/07 16:33:25

  Re: 美味しそうな海の幸♪

  マダムK　さん　コメントありがとうございます。
  旅行中はほとんど利尻富士が見えていたので良かったです。訪問前は１０日に３日しか見えないよ。と、脅かされていたので最初から見えて運が良いと思いました。ここで、宝くじでも買ったらと言われましたが、そちらの運はないので買いませんでした。コリンシアンは雲丹のフルコースで１０年分くらいの雲丹をごちそうになりました。しばらくは遠慮したいです。
  天候が良いと旅は２倍楽しくなります。本当ですね。
  
  　　　　　　　　　　　　【164-165】

• ポテのお散歩さん 2022/07/06 18:15:45

  可憐な花々

  164-165さん　こんにちは。
  
  翌日の利尻山もクッキリ見えて、こんなに良いお天気が続くのは
  珍しいのではないですか？
  
  ガイドのタクシーが来るまでの間、不安だったでしょうね。
  自分の方が場所や時間を言い間違えたのか？　とか、考えますよね。
  運転手の方は、地元の方でない夏季限定のアルバイトさんだったのですね。
  ごまふあざらしのゴマちゃんって流行りましたよね。
  その『ごまふあざらし』が近くで見られたら嬉しいですが、
  漁師さんにとっては迷惑でしょうね。　食欲旺盛そうだし(^^)
  
  二つ目の目的、『レブンアツモリソウ』が見られましたね！！
  表紙のお写真はアップで撮られているので大きそうに見えるのですが
  小さくて、他の植物に隠れるように咲いていますね。
  楚々と咲いて、可憐ですね～。
  ツアーの方々が来られる前に見る事が出来て、よかったですね♪
  でも、ここまで来ないと会えない植物ですから
  立ち去りがたかったでしょうね。
  
  レブンアツモリソウだけではなく、多くの種類の植物が咲いていましたね。
  多肉植物の岩蓮華。　薔薇のようです。
  自然の中で自生している植物はあまり見た事が無いので
  どの花の名前も知りませんでした。
  私もいつか、人生最北端の地に立ってみたいです(*^-^*)
  
  　　ポテ
  

  164-165さん からの返信 2022/07/07 16:23:58

  Re: 可憐な花々

  ポテさん（省略させていただきます）こんにちは。いつもコメント有難うございます。
  滞在中はほとんど見えていたので出現確率が１０％位上がったのではないかと思っています。最高でした。最終日は見れませんでしたが、ツアーバスの他の人たちの不断の行いが悪かったのだろうと思っています。
  ごまふあざらしは肉眼ではほとんど見えませんでした。改めてカメラの性能の良さを再確認できました。
  レブンアツモリソウは写真では見たことがありますが、実際見ると寒い厳しい環境でないと生き残っていけない健気さが感じられました。大きく成長すると他の動物に目立って食べられそうです。
  利尻・礼文の植物はガイドに聞きながら掲載しましたが、自身では覚えられません。すぐに忘れてしまいます。齢です。
  
  　　　　　　　　　　　　　【164-165】

• yamayuri2001さん 2022/07/05 16:18:37

  利尻、礼文、行きたかったんです。

  164-165さん、こんにちは。
  羨ましく拝見しました。
  以前から一度は行ってみたかった利尻島と礼文島、
  今回は海外に出かけていたので、計画が遅れて
  間に合いませんでした。
  ですから先週、洞爺湖などの道東方面へ行ってきました。
  
  来年こそは、春ごろに計画して行ってみたいなと思っています。
  花の時期に行くのが正解ですね。
  可憐な花たちに癒されますね。
  お食事もお部屋も可愛くて素敵です。
  日本の最北端は、是非見ておくべきだと思いました！
  
  yamayuri2001

  164-165さん からの返信 2022/07/07 16:07:06

  Re: 利尻、礼文、行きたかったんです。

  yamayuri2001さん　こんにちは。コメントありがとうございます。
  やっと行くことができてよかったです。
  お若いので、利尻・礼文はまだまだ行けます。我々は齢なので必死の思いで行きました。洞爺湖にも行ってみたいですが行けませんでした。
  コリンシアンは内装が変わっていましたが、食事は美味しかったです。
  バフンウニを10年分くらい食べることができました。しばらく食べなくても大丈夫です。
  
  　　　　　　　　　　　　　【164-165】

• pugさん 2022/07/03 14:41:01

  のぼりましたよ

  ペシ岬に登って夕陽をみました。が、虫が多くて困りました。
  猫の落とし物も多かったです。