ロマンスカーで箱根（２）小田急ロマンスカーで箱根湯本へ

2022/05/30 - 2022/05/30

朝起きたら天気がとってもよかったので。
急に小田急ロマンスカーに乗りたくなって箱根へ。
箱根登山鉄道の秘境駅「塔ノ沢駅」を訪ねたり箱根湯本の駅前商店街通りを歩いたり。
時には急に思い立っての旅もいいもの、を実感した一日。

（その２）
新宿駅から小田急ロマンスカー・特急はこね号に乗って箱根湯本駅へ。
久しぶりに乗る小田急小田原線。和泉多摩川駅までの複々線化と地下化、高架化で様変わりしたことを実感。
本厚木を過ぎると牧歌的な風景や川沿いの風光明媚な区間もあったりして観光気分が高まります。
小田原から先は箱根登山鉄道に入って早川沿いの美しい眺めを見ながらゆっくりと走ります。
新宿から終点箱根湯本までおよそ1時間半の観光特急の旅でした。

旅行日：2022年5月30日
投稿日：2022年6月14日

エリア 新宿(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月３０日、月曜日。午前１１時前。
新宿駅南口の小田急線乗り場へ向かいます。

新宿駅 駅

平日昼間なのに、相変わらず混雑している新宿駅南口。

11時20分発のロマンスカー、特急はこね７１号の指定席を予約しています。

２番線には先発のはこね５３号が出発待ち。

11時ちょうど、３００００形（ＥＸＥ）が出発して行きました。

11時05分着の特急はこね５０号が入って来ました。
７００００形（ＧＳＥ）。２０１８年登場の最新鋭のロマンスカーです。
展望席いいなぁ。

小田急ロマンスカー 乗り物

家族連れもちらほら

月曜日昼前だけど、思ったより多くのお客さんが降りてきました。

折り返し運転のため車内整備中。
シートは自動で回転して向きが変わりました。

11時10分過ぎ、車内整備が終わって乗車。

左側に見えるＪＲ総武線、山手線のホーム。
この光景は見た記憶がある。

座席にはコンセントがあります。

定刻11時20分に新宿駅を出発、ゆっくりと踏切を通過します。

小田急小田原線 乗り物

しばらく地上区間を進みます。

東京メトロ千代田線が接続する代々木上原駅を過ぎて、次の東北沢駅手前で地下に潜ります。

再び地上に出て高架線を進みます。
写真は高架化された千歳船橋駅。
まだ地平を走っていた何十年も前、この辺りをよく利用しましたが、印象がずいぶんと変わってしまったものです。

千歳船橋駅 駅

和泉多摩川駅を過ぎて多摩川を渡って東京都から神奈川県へ。

登戸―向ケ丘遊園　間、この雰囲気は昔とあまり変わっていないみたい。

向ケ丘遊園駅、通過。
学生時代に交流試合でこのあたりの大学を訪れたかすかな記憶が蘇ります。
でも、どこの大学だったか忘れちゃいました。

新百合ヶ丘駅からは多摩センター、唐木田方面へ向かう小田急多摩線が右へ分かれていきます。

新宿駅を出て20分。この辺りまで来ると車窓には緑も増えてきました。

柿生駅を過ぎると東京と神奈川の都県境を細かく何度も越えながら進みます。
東京都内の町田付近。

町田駅11時48分。

町田駅 駅

町田では降りる人が多くいましたが、同じくらい乗って来ました。
新宿駅から町田駅までの特急料金は420円。
観光特急としてだけでなく普段使いの足としても活躍しているロマンスカーなんですね。

ＪＲ横浜線を高架で跨ぎ越し。
むかしは原町田駅と呼ばれていたことを思い出しました。

JR横浜線 乗り物

相模大野では小田急江ノ島線が左へ分岐

小田急江ノ島線 乗り物

海老名駅が近づくと相鉄線電車が見えてきました。

相鉄本線 乗り物

海老名駅に停車する相鉄線電車。

海老名駅、12時03分。

海老名駅 駅

厚木駅で「神奈川の偉大なるローカル線」とも呼ばれるＪＲ相模線をオーバークロス。

JR相模線 乗り物

相模川を渡ります。

相模川 自然・景勝地

本厚木駅、12時03分発。
本厚木駅でもそこそこの乗り降りがありました。

本厚木駅 駅

本厚木を過ぎると牧歌的な風景になってきました。

農地

伊勢原駅、通過。

伊勢原駅 駅

遠くには山

鶴巻温泉駅付近

東海大学前駅 駅

東海大学前、通過。
むかしは大根（おおね）駅という名前で「だいこん」と揶揄されたりしていましたが、１９８７年に改称。

秦野駅12時17分
昔は「大秦野駅」という名前でしたが、こちらも１９８７年に改称。
大秦野の方がなんとなくローカル感あったんだけど。
急行小田原行きを待たせて出発します。

秦野駅 駅

沿線には住宅地

渋沢駅、通過。

渋沢駅 駅

渋沢駅を出ると、突然景色が変わって山中の風景になります。

四十八瀬川（しじゅうはっせがわ）を右に左に

都会の喧騒から逃れた幸せ、を感じる小田急線の中でも大好きな区間です。

四十八瀬川
この先で丹沢に源を発する中津川と合流して川音川と名前を変え松田町で酒匂川に合流します。
新松田駅付近まで車内から見え隠れ。

川音川

新松田駅の手前でＪＲ御殿場線をアンダークロス。

JR御殿場線 乗り物

新松田駅、通過。

新松田駅 駅

酒匂川（さかわがわ）

整備された緑地は地図によると開成水辺スポーツ公園

開成水辺スポーツ公園 公園・植物園

景色がひらけてきました

螢田駅、通過

螢田駅 駅

左下に見えるのは伊豆箱根鉄道大雄山線の五百羅漢駅。

伊豆箱根鉄道 大雄山線 乗り物

足柄駅、通過。
先ほど見えた五百羅漢駅との間は歩いて５～６といったところかな？

足柄駅 駅

東海道新幹線の高架をくぐって

東海道新幹線 乗り物

小田原駅、12時33分着。
左側にはＪＲ東海道線のホームを挟んで伊豆箱根鉄道大雄山線の電車。

小田原駅 駅

小田原駅には7分間停車して12時40分発。
ここからロマンスカーは箱根登山鉄道線に乗り入れます。
左手にはＪＲ東海道線の電車とその奥に小田原城。

JR東海道本線 乗り物

ＪＲ東海道線と離れて右へ曲がっていきます。

再び東海道新幹線の高架をくぐります。
のぞみ号に乗っていると先ほど小田急線を跨ぎ越してからここまであっという間なので見逃しててしまうこともしばしば。

箱根板橋駅

箱根板橋駅 駅

早川の流れが左手に見えてきました。
箱根にやってきたんだなあ

早川 自然・景勝地

風祭駅、上りロマンスカーと行き違いのため運転停車。

風祭駅 駅

風祭駅

入生田検車区で休む３０００形アレグラ号が見えました。

箱根登山電車 乗り物

入生田駅

入生田駅 駅

箱根登山バスの車庫

箱根登山バス 乗り物

早川の渓流沿いに温泉街が見えてきました

箱根湯本のバス停

終点、箱根湯本駅12時53分着。
新宿駅からおよそ1時間半の楽しい観光特急ロマンスカーの旅でした。

箱根湯本駅 駅

乗って来たロマンスカー（ＧＳＥ）の先頭を撮っておきます。
展望席いつか取れるといいな

改札口にまっすぐ向かうつもりでしたが。
箱根湯本駅に着いたら急に気が変わって、さらに登山電車に乗り継ぐことにしました。

（つづく）