駅巡り 山陰６日間(12) ６日目後半

2022/05/24 - 2022/05/24

駅舎巡り…本格的なもの第１弾。
古い木造駅舎の宝庫の山陰本線・中国地方山間部。自家用軽自動車利用。
６日目　後半　津山から因美線沿いと津山線沿いと姫新線の佐用まで。その後は高速使って帰阪。
（まとめ）
東津山・美作滝尾・美作加茂・和知・美作河井・高野・亀甲・誕生寺・弓削・神目・建部・福渡・勝間田・美作江見・美作土居・上月・佐用、の17駅。

エリア 美作・湯郷温泉(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

津山駅前にはＣ１１蒸気機関車が展示されてありました。
そういえば、この旅の初日に福知山駅でもＣ１１がありました。
これから因美線に沿って進んでいきます。

10:20、●東津山駅。津山駅を出てひと駅目。姫新線と因美線の接続駅。
因美線に沿って、と言っても鳥取までは行きません。主要駅の智頭までまわれたらと思っていましたが、

津山へ逆戻りし津山線を適当なところまで南下しなくてはなりません。その後また津山へ戻って姫新線沿いを進むという複雑な計画です。

因美線も津山線も魅力的な駅がいくつもあります。

もう一日あれば・・・。疲れもたまっているだろうし家族も心配していますから。

この日で帰宅した方がいいと判断しました。

10:40、●美作滝尾駅。その筋では有名な駅。この旅の最重要目的地のひとつ。

初めからの姿がそのまま保存されている貴重な駅。

見込まれて映画のロケに使われました。男はつらいよ寅次郎紅の花(1995)

どう撮ったらよりいいか、たくさん撮りました。他に誰もいない貸し切りでした。

男はつらいよの碑を前に入れると、少し乱暴な構図になります。

山田洋次監督さん

渥美清さん

駅舎の中も当初の姿をしっかり保っている感じです。治安がよろしくない大阪の住民なので、悪い奴らに汚損されはしまいか、つい考えてしまいます。

改札口からの景色。

ホームと駅舎。

ホームから見た改札口。

駅名表示板とワンマン運転用ミラーさえなければ、すべて当時物の姿になる感じです。

11:10、●美作加茂駅。どこかでみたような形・・・です。

今朝寄ってきた美作落合駅とそっくりです。同時期同設計施工だったのでは。

かつての駅舎の写真がありました。

ホームと駅舎。

お屋根の時計台は、やはり六角形でした。

11:20、●知和駅。ずいぶん走りましたが、まだ津山市内です。

かなり山あいになっています。

駅舎内。そのままの状態で保存…と言うより、手つかずという感じ。

ガラスの向こう側。駅務室時代のままのように見えます。時間が止まったみたいな。

ホーム。

ホームから見た改札口まわり。

11:35、●美作河井駅。ここもまだ津山市。でも、ひと駅向こうはもう鳥取県です。

駅前側の様子。

ホーム上に待合室。

この駅にも小さな転車台がありました。機関車を逆向きにして津山側に戻っていたのでしょう。ここで引き返す列車が多かったということか。

次の駅の那岐駅もリストにあったのですが、時間が無いので、因美線はここまでにと決めました。今思えば、もうひと駅無理できたかなと思います。

この時点では姫新線は最後の姫路まで行き、高速道路で帰阪する心づもりでした。
ホームから見た駅舎。逆光でわからなかったですが、わりと鮮やかな色の屋根。

駅舎内。いろいろ飾っています。
ちょっとそれは無理かな～。さ、津山方面に引き返しです。

12:15、●高野駅。まだ因美線です。津山市街に戻る途中、リスト外でしたが、道沿いだったのでつい立ち寄りました。

ピンクの屋根がかわいらしい。

駅前の様子。

中は見事に何も無し。
この後、津山市街を朝と逆に進み、津山線沿いの国道53号線に入りました。

1245、●亀甲(かめのこう)駅。津山から岡山へのびる津山線の駅。まぎれもなくＪＲの駅です。この津山線を先に因美線を後にすれば効率が良かったです、津山市街を往復しなくてすみました。

でも、朝一番で鉄道館に行けたので結果オーライだったかもしれません。
駅全体で亀をかたどっています。おもしろいですね。保育園にありそうなデザインです。

子どもの頃、?親亀の背中に子亀を乗せてぇ…?という歌がありました。

駅の中は多目的に使える憩いの場的なスペースになっているようです。

気付いて良かった。テーブルまで亀の甲羅になっていました。いいですね。

跨線橋あり。

駅前の様子。

カメの目玉が時計になっています。この角度で見ると本当のカメみたいです。

おまけ。駅のすぐ近くにもこんな建物がありました。

13:00、●誕生寺駅。

軒の部分がとても広く造られています。雨宿りしやすそう。

浄土宗の祖法然上人が生まれた土地だそうです。

ホームと駅舎。

13:00、●弓削駅。

手作り的なものの販売活動みたいなことで、なんだかお忙しそうでした。

改札から向こう側。

写り込まないよう注意して中の様子も。

河童が有名？

河童で有名？

13:25、●神目(こうめ)駅。山寺のような見た目。

小さいながらも本格的なつくり。

駅下の様子。

駅舎内。ホームの向こうは何かの工事中。

13:45、●建部駅。なんと岡山市に入っています。

もうひとつリストアップしていましたが、津山線はここで終わりにし、急いで姫新線へ逆戻りすることにしました。

立派な駅名板。

中の様子。

駅舎裏側。

駅前の様子。

駅の解説も。
ここで逆戻りです。次は姫新線の勝間田駅です。ナビに入力して最短距離で直行です。

14:05、●福渡駅。
直行と言いながら、道沿いだったのでひとつ戻った駅にお立寄り。

わりと大きい駅。

中の様子。

跨線橋。

駅前の様子。

15:55、●勝間田駅。姫新線の駅です。
ナビに従い、津山まで戻らず主に県道52号線を通ってやって来ました。

なんとおしゃれに建て替わっていました。令和３年２月。つい最近です。

ホームの向こう。

案内所併設です。

中の様子。

これは以前からのものだと思います。

駅前の様子。

かっこいいです。

15:25、●美作江見駅。美作市に入っています。

姫新線を姫路に向かって行きますが、姫路まで行くか行くまいか思案中。
大阪に近づくにつれて道が混みますから、どこかで高速道路に乗る予定ですが。

ホームと駅舎。

ホームから見た改札口。

中の様子。カフェ的なテーブル配置。

15:40、●美作土居駅。

樹木が茂り気味で、味わいある駅。

ホームと駅舎。

中の様子。ここが岡山県最後の駅でした。

出雲街道の宿場だったようです。いよいよ県境を越えて兵庫県です。

15:55、●上月(こうづき)駅。兵庫県の佐用町に入りました。

建物は大きいですが駅は左端だけで、その他は特産物直売所みたいです。

駅の部分。

改札口まわり。

ホームと駅舎。

ホームから見た駅舎内。

16:10、●佐用(さよ)駅。智頭急行線との共用駅。

豪雨水害で相当な被害があったところです。

中の様子。

新しい建築なのに、なぜかポストはオールドタイプ。

駅前の様子。
この先姫路まで４駅ほどリストアップしてましたが、日が暮れてからの運転はなるべくよした方がいいので、

結局、この後給油して中国道に乗って大阪へ帰りました。たいした渋滞もなく、日没前には無事帰宅できました。

この日の走行　佐用まで２５４ｋｍ　佐用から１４３ｋｍ　計３９７ｋｍ
この旅の総走行距離　１８５９ｋｍ　でした。