房総半島２０２２春旅行記　【７】九十九里海岸

2022/03/19 - 2022/03/21

3月下旬の3連休は観光シーズン到来の時期です。例年は3連休あれば国内ならば遠方の西日本へ行くのですが、今回はマイカーで行ける範囲で暖かい房総半島を廻ることにします。
関東在住ながら成田空港を除いて千葉県自体を観光するのは5年ぶり、房総半島へ足を踏み入れるのは何と20年ぶりです。千葉県とは縁が薄い理由は都心を運転するのが嫌でしょうがなかったこと、山や温泉が少ないことでした。今回はマイカーでも行ける比較的近いエリアで春を満喫するのには絶好のエリアであり、前回訪れた記憶がないぐらい久しぶりという理由から房総半島を行き先に選びました。なお関東で宿泊旅行自体珍しいのですが、2泊も関東で旅行で宿泊するのは初めてです。それが今まで縁が薄い千葉県で2連泊というのも不思議です。
旅行期間の3連休中は当初悪天候が懸念されましたが、幸い雨はほとんど降られなかったです。内房も外房も海岸線が複雑で美しく、海も首都圏とは思えない予想以上に綺麗でした。そして房総半島の一番のメインは花。房総半島南端やいすみ鉄道沿線沿いに咲く菜の花も他のお花畑も満開で絵葉書なるような美しさに絶句しました。3日間、海・海岸とお花とドライブを満喫した旅行でした。

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スケジュール

　3月19日　自宅－（自家用車）東京アクアライン・海ほたる－冨津岬－
　　　　　　鋸山－大房岬－崖観音－館山近郊海岸－洲崎灯台－北条海岸
　　　　　　－房総フラワーライン　[房総フラワーライン泊]
　3月20日　房総フラワーライン－野島崎－白間津花畑－仁右衛門島付近－
　　　　　　魚見塚展望台－いすみ鉄道沿線沿い－白子　［白子泊］
★3月21日　白子－九十九島海岸－飯岡刑部岬－屏風ヶ浦－犬吠埼－君ヶ浜
　　　　　　－鹿島神宮－自宅

エリア 九十九里(千葉)

• 旅行の満足度: 3.0

朝6時20分、部屋から周囲の風景を眺めます。海側に向いています。

結構ホテルや建物が多いですね。白子はテニス合宿でも泊り客が多いです。

海がホテルの目の前とイメージしていましたが、そこまで海から近くはないようです。

ズームアップすると海がはっきり見えます。

温泉に浸かった後、バイキング形式の朝食を摂ります。その場での焼き魚もあっておいしかったです。

朝食後、部屋からの眺めです。朝食前よりも雨雲が多くなってきました。ただ予報では午後になれば晴れるようです。何とか昼に晴れて欲しいです。

朝食前は見えていた海が見えにくくなっています。

朝8時半、ホテルを出発します。

まずはホテルの傍の海岸へ。雨雲のせいもあるでしょうか、海の色が昨日までの房総フラワー近辺とは違って青色ではないですね。風が強くて波も激しいです。

この海岸は中里海水浴場です。夏になればコロナ禍前は海水浴客でにぎわうのでしょうね。曇り空で海の色が青くはないですが、また違う素晴らしい海、海岸風景です。

最近の海岸は黒砂ではなくなっているのでしょうか。ずっと昔、九十九里エリアで海水浴したことありますが、その時は砂浜が黒かったです。

ここから犬吠埼まで太平洋沿岸を北上します。一番の海岸沿いの道路は九十九里有料道路で走りながら海も眺められますが、今日の空模様では有料道路使うほどでもなく、有料道路では停まって海をじっくり眺めて写真を撮ることもできないので、有料道路と平行している県道を走ることにします。

先ほどの中里海水浴場から2キロぐらいの所の白子海岸にも立ち寄ります。

ここも茶色い砂浜です。シーズンオフなのかゴミがなく、関東の海水浴場の割にはきれいですね。強風で波が高いですが寒くはなく、気温は結構快適です。

風が強いせいもあるでしょうか。風紋ができています。

山武市に入って蓮沼海浜公園の展望台から海岸や周囲の風景を眺めてみます。

海岸の周囲が結構素晴らしい景色です。

正面を眺めると、海の色が若干水色がかっていますね。手前の茶色の芝とのコントラストが結構マッチしています。

サーフィンやっている人もいます。強風で波が荒いのに大丈夫でしょうか。

青空だったらもっと美しい海岸風景でしょうが、この状態でも結構素晴らしいパノラマです。眺めていて気持ちが良いです。

海岸まで下りるのは戻りも含めて時間がかかりそうなので、展望台だけからの眺めにします。

本来は真っすぐに立っている木々ですが、強風で右に傾いています。

道路沿いにまた広い海岸が見えたので眺めてみます。Googleマップを見ると九十九里浜ですね。九十九里海岸は広い範囲のことを指していて、九十九里浜はそのうちの一部と言うことでしょうか。地理的には匝瑳市（そうさし）です。

桟橋があります。しかも周囲は黒土です。

この色の砂浜も珍しいのでは。黒土と薄い黒色とが混ざって中々良い景観の海岸です。

風が強いですが桟橋を歩いてみます。

波の立ち方がなんとなく風情を感じます。

サーフィンやっている人がいますね。強風ですが浅瀬なので波はそんなに高くないということで安全と判断しているのでしょうか。

写真左側ですが、凄い大人数の人がサーフィンやっています！九十九里の南部、一宮はサーフィンのメッカで東京五輪の会場にもなりましたが、この海岸もこの天候でこれだけの人数のサーファーがいるのですから、サーフィンのメッカなのでしょうか。

起伏が全くない平らな海岸が何キロにも渡って続いている景色もいいですね。青空だったらまた違う美しさが見られると思います。

桟橋を進むと防波堤になっています。気持ち的な感じですが、先の方で少し海の色が水色がかっている感じがします。中々良い風景です。

振り向くと結構長い桟橋です。

肌色の砂浜に手前の桟橋沿いの黒色の石、結構よいコントラストです。

青色ではないのできれいではないように見えますが、よく見ると結構きれいな海水です。

先に見える半島はどこでしょうか。まだ最東端の犬吠埼ではないと思います。後に飯岡刑部岬ということがわかりました。

サーファーたちのサンダルでしょうか。結構多くの人がサーフィンやっているのですね。

銚子市の隣、旭市に入ります。地理的には房総半島から脱している位置になります。見晴らしの良い景色が見えたので、また眺めることにします。

３月とはいえ、海岸沿いの芝が茶色いのも珍しいでしょうか。ゴミもなくてきれいな景観です。

かなり長距離に渡る海岸沿いの芝ですね。茶色が海とのコントラストが中々良い風景です。

進行方向を見ると断崖がありますね。中々素晴らしい風景です。また雨雲っぽくなってきました。何とか天気もって欲しいです。

少し進むと小さな漁港があります。飯岡漁港です。漁船の数が物凄い多くて素晴らしい景観なので、駐車して眺めます。

左側は先ほど飯岡海水浴場から小さく見えた断崖です。展望台みたいなのが建っていますね。そこからのパノラマが素晴らしそう。

凄い漁船の密集度で美しい景観ですね！超感動します！

上の写真の断崖に午前11時前に到着です。飯岡刑部岬です。

可愛らしい灯台もあります。

展望台に上がってパノラマを眺めてみます。

展望台からのパノラマ、素晴らしい景観です！先ほど立ち寄った漁港。そして飯岡の町ですね。

どうやら堤防のようですね。上から見下ろすと面白い形状です。

小さな灯台と太平洋のコラボも風情があります。

上から太平洋を眺めると、海の色が少し水色がかって中々素晴らしい大海原の風景です。

この展望台からの夜景は日本100選夜景に選出されているそうです。

素晴らしい漁港、飯岡の町のパノラマなので、立つ位置を少し変えて撮影してしまいます。

上から見ても漁船の密集度が凄いですね。そして良い景観です！

空が少し明るくなっている気もします。予報では午後から晴れるとのことですので、予報通り青空が広がって欲しいです。

この断崖の下は既に?風ヶ浦という浸食された自然地形のエリアになっています。この岬から?風ヶ浦に下りることができますが、銚子側から観光することにします。

飯岡刑部岬を後にして銚子市内に入ります。ついに雨が降ってきました。

断崖エリアですが車幅が広くて走りやすいし、景色自体は素晴らしいです。時刻は午前11時半前、この後銚子市内の?風ヶ浦や犬吠埼を観光します。続きは旅行記【８】へ。