青森の紅葉を堪能する旅 -07蔦七沼を巡る

2021/10/28 - 2021/10/28

蔦七沼周辺を散策したが、散策は蔦沼を中心となる。七沼のうち赤沼は離れているので、実際に見ることは蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼の六沼になる。赤沼は車で走らせて途中から入域することになるが、訪れたときは駐車スペースは車が止められなくなっており入域できない状態になっていた。

紅葉時期の蔦沼は大人気のため、16時までは有料制になっている。これを是ととるかどうかはその人次第。16時以降でも天気が良ければ楽しめるとは思う。

六沼を歩いてめぐる場合、最低1時間はかかると思っておいたほうが良い。アップダウンもあるのでそれなりに時間がかかる。16時以降に入域する場合、一つの沼に時間をかけすぎるとほかの沼を周ることができなくなるので注意が必要だ。
お勧めは月沼だ。個人的には蔦沼よりも美しく感じた。水鏡に映し出された紅葉の様子が幻想的であった。日中晴れているのであれば駐車場代を払って訪れても価値はある。

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

十和田湖畔のホテルに宿泊

十和田湖レークサイドホテル 宿・ホテル

まずは十和田湖を一周

紫明亭展望台 名所・史跡

秋田県側からみた十和田は風光明媚だった

大川岱桟橋 自然・景勝地

御鼻部山展望台からのながめ。
約2時間かけて一周し次に向かったのは奥入瀬渓流

御鼻部山展望台 自然・景勝地

奥入瀬渓流へ

銚子大滝 自然・景勝地

遊歩道が作られており、渓流散策を楽しめる

阿修羅の流れ 自然・景勝地

田代平湿原には沼地がいくつも点在し、カルデラのため周囲は山々に囲まれている。
田代平湿原からみちのく深沢温泉で休息し、

十和田湖に戻る途中、蔦七沼へ訪れた。蔦七沼の中でも特に蔦沼はJR東日本の広告で朝焼けがとても有名になった。そのため朝8時までは8月以降に抽選で当たらなければ朝焼けに染まる蔦沼を見ることができない。さらに駐車場代も数千円で驚愕の価格。その後も16時まで駐車場は有料だ。

蔦七沼 自然・景勝地

16時以降になると駐車場が無料になり人もまばらになる。とはいえ天気が良ければそんなに悪くはない。水鏡がとても美しい。16時以降になると急速に暗くなっていくので急いでほかの沼を周っていった。

野鳥の森を歩いていく。夕方なので歩いている人は皆無だった。

次に訪れた鏡沼。沼の水は次に訪れる月沼から流れ出て形成されたものなのだそうだ。小さな沼に浮島のように草が生えているのがとても印象的だ。

最も印象に残っているのはこの月沼。樹木が沼に倒れ、沼の上までせりだした紅葉に彩られた木々が沼に映し出されとても素敵だった。日中晴れた日に行けばもっと楽しめたのかもしれない。

水面に反射した紅葉がとても美しかった。

4番目に訪れたのが長沼。その名の通り、長細いのが特徴だ。こちらも奥に開け、はるか先に高い山が見える。きっと晴れ晴れした天気であればとても素敵な風景が見えるだろう

長沼の横を通り過ぎて次の沼へ。

次に訪れたのが菅沼。菅沼は眼前が開けていないので沼と紅葉を堪能すると言った感じではなかった。

木々の隙間からちらっと見る程度

最後に訪れたのがひょうたん沼。ひょうたんのような形になっているゆえんだ。ひょうたん沼の紅葉もきれいだったが、水が少ないので水鏡となっていなかった。

1時間も歩いているとあっという間に日が暮れて蔦温泉ビジターセンターに戻ってくると暗くなっていた。

蔦温泉ビジターセンター 名所・史跡

ホテルまで戻ってくると真っ暗だ。湖畔に出ると星がとてもよく見えていた。

十和田湖 (秋田側) 自然・景勝地

天気に恵まれていたので天の川もよく見える。

十和田湖最後の夜にふさわしい夜空だった。