ご虫目！　名古屋の大須に昆虫食の自動販売機が登場！　

2022/03/01 - 2022/03/01

　コオロギやバッタ、サソリにカブトムシ・・・。こうした生きものをスナック感覚で食べる『昆虫食』。
昆虫食は人類の食と地球環境を支える生物資源、新たなタンパク資源として最近注目されています。
名古屋の大須に昆虫食の自動販売機が設置されたというので、見に行ってきました。
　大須商店街は日本一元気な商店街といわれ、家電店から古着屋さん、グルメまで、たくさんの業種の店が軒を連ねており大須演劇場もあり、いつも多くの人たちで賑わい、活気にあふれています。
自動販売機なら対面でなくてもいつでも気兼ねなく購入でき、昆虫食の自動販売機が大須に登場したという事は新型コロナウイルスが流行し、小売業の形態が変化してきたのでしょうか。

エリア 名古屋(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

『昆虫が環境に優しい食料問題の解決策になる！』
昆虫食の自動販売機が大須で設置されたと言うので大須に出掛けました。
昆虫食の自動販売機を見物する前に『矢場とん』で腹ごしらえ！

矢場とん矢場町本店

名古屋名物 みそかつ 矢場とん 矢場町本店 グルメ・レストラン

矢場とん店内で見かけた面白いポスター

『コロナにかつ！』

矢場とんが元旦の新聞広告に掲載したユニークな全面広告
どこかの市長が金メダルを齧（かじ）って話題になりましたが、
『メダル齧るな、ブタ齧れ。』

味噌カツ丼定食（1,300円）
ご飯とキャベツはお代わり自由とは嬉しい。

味噌カツ丼
ご参考までに
＜1億人のなごやめし総選挙2022＞
1位：ひつまぶし、2位：味噌カツ、3位：手羽先、4位：味噌煮込みうどん、5位：天むす、6位：小倉トースト、7位：モーニング、8位：名古屋コーチン、9位：きしめん、10位：エビフライ

万松寺通りと赤門通りの間にある万松寺ビルの1階に昆虫食の自動販売機が設置されました。

ナポリス ピッツァ＆カフェ 名古屋大須万松寺ビル グルメ・レストラン

名古屋一の商店街の大須万松寺通り

大須商店街 市場・商店街

万松寺通りと赤門通りの間に万松寺ビルはあります。

ジョイジョイ 大須赤門店 グルメ・レストラン

『新しいスタイルの雑貨店』
各種雑貨、化粧品、BTSグッズ、ご当地特産品、冷凍パン、昆虫食・・・と書いた広告看板が表通りに掲示されていました。

雑貨店と言っても自動販売機が並んでいる雑貨店。

大須商店街⇒自販機商店街？

万松寺(萬松寺) 寺・神社・教会

昆虫食の自動販売機
世界の人口は増え続けており、牛や豚などの家畜の飼育を増やす事が難しくなり、牛のゲップに含まれるメタンガスは高い温室効果があり、地球温暖化への影響が大きく、飼育に土地と水を大量に使うため森林破壊や水不足に。
こういった事情の解決策として注目されているのが昆虫食です。

これが話題の昆虫食の自動販売機！
昆虫は短期間で簡単に育てられ、貴重な栄養源の切り札になるかも？

『ホントは美味しい昆虫食』のキャッチフレーズに惹きつけられます。

どんな昆虫食かと思ったら・・・

台湾のオオコオロギ（1,600円）、台湾タガメ（1,400円）
サソリのお菓子もあり、名前を見ただけでビックリします。
サソリアジアンフォレストスコーピオン（2,000円）
スコーピオンとはサソリの意味らしい。

コオロギのマッサマンカレー。価格は1,300円とはちょっと高過ぎる。

産地別のコオロギお菓子とは面白い！
700円の広島産、群馬産、山形産、福島産のこおろぎのお菓子は既に売切れ。

コオロギの他にカブトムシやバッタやサソリなどのお菓子もあり、好奇心をくすぐられます。
せっかく来たので、試しに『コオロギあられ』（700円）、『大豆とコオロギのクッキー』（600円）を購入しました。

コオロギのゴ―フレット（700円）
　ゴ―フレット：凹凸模様の平たい菓子
黒アリ、白アリのお菓子もあり、見ているだけで面白い

セミの幼虫（1,200円）、カイコ（1,200円）、タランチュラ（2,000円）
ちょっと価格が高過ぎて手が出ない！

隣りには韓国のコスメグッズの自動販売機

韓国のコスメグッズ自動販売機には保湿剤や美肌効果のグッズも。

韓国雑貨の自動販売機には韓国の音楽グループのマスクやカイロも。

レトルトカレーの自動販売機
小岩井農場の厳選素材カレー（600円）、かきカレー（600円）、黄のてんこんカレー（600円）横須賀の海軍カレー（400円）、飛騨牛ビーフカレー（800円）など種類も豊富。

こちらは抗原検査キット抗原検査キット（1,000円）の自動販売機

約15分で検出可能という保険付きの新型コロナウイルス抗原検査キット（2,500円）も

自動販売機で買ってきた『コオロギあられ』（700円）

自動販売機で買ってきた『大豆とコオロギのクッキー』（600円）

家に帰ってから早速、自動販売機で買ってきた昆虫食を食べてみました。
昆虫を食べるのは子供の頃にイナゴを食べて以来初めて！

『コオロギあられ』
見た感じは普通のあられ
食べた感じも普通のあられ
エビのような風味でした。

『大豆とコオロギのクッキー』
見た感じは普通のクッキー
食べた感じも普通のクッキー
違うのは一般的なお菓子の2倍か3倍位の高い価格。
昆虫食はまだ生産量が少なく高いのでしょうが、認知され生産量が増え一般的な価格になれば購入しやすくなると思います。