【京都】閑散期にゆっくりホテルステイ

2022/02/26 - 2022/02/28

2月のホテル閑散期はホテルの値段が落ち着いている事もあり、ホテル滞在をメインに京都を訪れました。
あまり観光らしい観光はしませんでしたが有意義な旅でした。
尚、行きはANAのトクたびマイルを利用して片道3,000マイルで航空券を取得し、帰りは新幹線を利用しました。

■旅程
　1日目　東京⇒伊丹⇒京都
　　ANA025 HND 13:00 ⇒ ITM 14:10
　2日目　京都
　3日目　京都⇒神奈川
　　ひかり658号 京都駅 18:33 ⇒ 小田原駅 18:38

■宿泊先
　・HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル
　・ザ・リッツ・カールトン京都

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

先ずは羽田空港第2ターミナルへ。
京都に行く場合、新幹線の方が圧倒的に早いですが、トクたびマイルで伊丹が対象になっていたのと、たまには伊丹にも寄って見たくなった為、敢えて飛行機で行くことにしました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

土曜の昼頃という事もあり、そこそこ混雑していました。

ラウンジにて売店で購入した天むすを昼食に。

羽田空港国内線ANAラウンジ (本館北) 空港ラウンジ

搭乗ゲートへ。
近いゲートで助かります。

機材はB767-300。

スタアラ塗装の機体でした。

ほぼ定刻通りに離陸。
機内はほぼ満席でした。

格納庫がはっきりと見えました。

D滑走路も冬晴れの下ではっきりと見えます。

離陸後、1時間もせずに大阪上空へ。
大阪城やあべのハルカスがはっきりと見えました。

着陸時は街を非常に近く臨場感がありました。
伊丹空港は町中にあるんだなと改めて実感。

無事に着陸。
伊丹空港に来るのは6年ぶりです。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

ターンテーブル。

昼食はたこ焼きを食べようと思っていましたが、制限エリア内にしか店舗が無かったので「551蓬莱」へ。
行列が出来ていました。

豚まんを頂きました。

食後はバスで京都駅へ向かいます。
1時間弱で到着するようです。
5年ほど前に仕事の関係で頻繁にこのバスのりばに来ていた為、懐かしさを感じます。

バスの乗車率は2割程度。席を広く使えて快適でした。
京都駅につく直前に、任天堂の本社の前を通過しました。

1時間弱で京都駅へ到着。

地下鉄を乗り継いでホテルへ向かいます。

京都市役所前駅で下車して、「HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル」に到着。
昨年（2021年）の6月に開業したばかりの新しいマリオット系列のホテルです。

ザ チャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル 宿・ホテル

あまりホテルらしい外観をしておらず、隠れ家的な雰囲気があります。

ロビーは開放的で居心地が良いです。
チェックインは着物姿の女性が担当してくれました。
今回からMarriottのステータスがゴールドからプラチナにランクアップしており、その御蔭で一番安い部屋からスーペリアツインにアップグレードして頂きました。
更にチェックアウト時間は16時、朝食無料、ウェルカムドリンクのサービスも付属します。

チェックアウトを済ませて部屋へ移動。
広さも綺麗さも申し分ありません。
ただ、窓がすりガラスで外の様子が見えない上に開きませんでした。隣のビルとの距離がかなり近いためのようですが、少々圧迫感を感じます。

ユニットバス。

部屋で少し休憩した後にロビーへ。
なんと活版印刷を体験出来るコーナーが有りました。

活版印刷した物を乾かしている所でしょうか。

ウェルカムドリンクと軽食の提供があるという事で、ロビーへ。

京都の地酒の飲み比べも出来るようですが、夕食の予約時間が近いので我慢。

スパークリングワインを1杯だけ頂きました。

ホテルを後にして予約したレストランへ徒歩で向かいます。

いけず石がありました。
本当にあるんですね(笑)

何気ない町並みも美しいです。

以前から気になっていたCucina Italiana 東洞へ。
コースを予約しています。

Cucina Italiana 東洞 グルメ・レストラン

カウンターに通されました。

先ずはスパークリングワインから。
18時前の訪問でしたが、仕込みが忙しいのかスタッフの方は余裕がない感じでした。

シェフからの一皿。
　

魚の前菜。
さっぱりとしてて、鯛とカンパチが美味でした。

季節のお肉の前菜。

自家製生パスタ。
スパイスが効いていてかなりの美味。

季節のリゾット。

オリーブのペーストをのせた鮮魚と鬼手長海老。

季節のフルーツのソルベ。

和牛のアロースト。
非常に柔らかくて口の中でとろけるようでした。

最後にドルチェ。
全体的に非常に満足なコースでした。
退店前にシェフが話しかけてくれ、イタリアでの修行時代の話などを聞かせてもらえました。再訪したいです。

ワインを大分飲み過ぎた為（1人で1本ぐらい）にだいぶ酔っ払い、道を間違えて無駄に遠回りして京都市役所前を通過。

京都市役所本館 名所・史跡

ホテルに戻ると大浴場へ直行。

半露天風呂がなかなか良かったです。
町中にあるにも関わらず、それをあまり感じさせませんでした。
この後すぐに就寝。

2日目。
ブッフェ形式の朝食を頂きます。

ラインナップはオーソドックスですが、どれも美味しかったです。

ホテルの外観。
妻はホテルでゆっくりしているというので、1人で二条城に行くことにしました。

二条城までは2km弱なので運動も兼ねて徒歩で向かいます。

途中、京都国際マンガミュージアムの前を通ったのでちょっと寄り道。

京都国際マンガミュージアム 美術館・博物館

廃校になった旧・龍池小学校の校舎を改築している為、その名残が伺えました。
今回は外観を見るのみ。

京都国際マンガミュージアムから数分で二条城の東大手門前広場へ。
20年近く前に修学旅行で訪れていますが、この広場の辺りで長時間バスか何かを待たされた記憶しかありません(笑)
二条城は江戸時代に造営された平城で、現在のものは徳川家が建てたものです。

1030円の入場料を支払って内部へ。

東大手門をくぐります。

国宝の二の丸御殿へ。

有名な二の丸御殿の正面。
幕末に徳川慶喜による大政奉還が行われた場所で、二条城のメインとも言える場所です。
中にも入ることが出来ますが、残念ながら内部は撮影禁止でした。
内部は厳粛な雰囲気があり、大広間では大政奉還の様子を人形で再現していました。

非常事態時に鳴らす鐘が展示されていました。

二の丸庭園には池がありました。

樹木は冬の装いです。

二の丸御殿を後にして本丸御殿へ。

立派な堀がありました。
実用的な城として築城されたようです。

落雷による火災で消失してしまった天守閣後へ。
天守台には登ることが出来ます。

天守台からの眺め。

結構な広さがあります。

天守台を後にして時計回りに回って北中仕切り門へ。

加賀七石という名前の庭石がありました。

更に入り口方面へ向かいます。

二条城フィギュアコレクションなるガチャガチャが(笑)
回そうかちょっと迷いました。

二条城を後にします。
滞在時間はおよそ1時間でした。

歩き疲れたので地下鉄でホテルに戻ります。
桂小五郎の像が鎮座していました。

15時頃にチェックアウトし、次の宿泊先のザ・リッツ・カールトン京都へ。
すぐ近くにあるので徒歩数分の距離でした。

ザ・リッツ・カールトン京都 宿・ホテル

ホテル名の掲示はかなり控えめです。
この辺りでスタッフの方が笑顔で近づいてきて荷物を預かってくれました。

入り口に向かう通りは川をイメージした造りになっており、気持ち良いです。

有名な自転車。

チェックインはイタリアンレストランの「ラ・ロカンダ」にて。
向かいには革製のボルサリーノを被ったいかにも金持ちといった雰囲気の老年の紳士がいました。

白人男性のスタッフが八つ橋とお茶を持ってきてくれました。
プラチナ特典で部屋は3ランクアップグレードして頂き、グランドデラックスカモガワリバービューへ。
チェックアウトは16時まで延長され、朝食も無料になります。

チェックインを担当して下さった女性と一緒に部屋まで。
部屋は縦長、広々とした55平米です。

ベッドも大きく快適。

洗面台も2つあります。

浴室。

部屋からは鴨川と二条大橋が見渡せます。

ウェルカムフルーツ。

盆栽も置かれていました。

部屋を後にして、周辺を散歩する事にします。
地下の通路は吹き抜けになっており、美しい構造です。

PIERRE HERMÉ PARISの売店がホテル内にありました。
ちょっと覗いてみましたが、思っていたよりは高くはありませんでした。

入り口にも巨大な盆栽が。

ホテルの外へでて、二条大橋から見たホテルを見てみた所、自分たちの部屋は橋から丸見えでした。
鴨川周辺を散歩してからコンビニに寄って部屋に戻りました。

夕食はホテル内のレストラン「水暉」へ。

水暉 ザ・リッツ・カールトン京都 グルメ・レストラン

当初は天麩羅を食べようと思っていましたが、満席で予約出来なかった為、会席を頂く事にしました。
店内ではお正月の定番音楽「春の海」が事で流れていました。春の音楽なので、正月ではなく今の時期（2月末）にこそ合っているのでしょうが、どうしても正月を連想してしまいます。

ドリンクはシャンパンから。

先ずは先付。
胡麻豆腐と帆立貝の組み合わせが良く合っていて美味。

地蛤の御椀。

白ワインを追加。

造里は、鮪、鰤、鯛。

焼八寸。
華やかで見た目も楽しいです。

KUNGFU GIRLというアメリカの白ワインを飲んでみました。

しめ鯖笹巻寿司。

温物。
聖護院蕪が印象的でした。

最後は山崎12年をロックで。

最後に蒸し寿司。

ピエール・エルメ・パリのデザート。
またしても1人で1本分くらいのワインを飲んでしまい、大分酔っ払って部屋に戻りました。
最後に料理長が挨拶に来てくれました。

翌朝。
快晴です。

昨夜と同じ水暉で洋食の朝食を頂きます。

水暉 ザ・リッツ・カールトン京都 グルメ・レストラン

特製野菜ジュース。
少し酒が残っていたので染み渡ります。

サラダとスープ。

ピエール・エルメ・パリのチョコ入りクロワッサン。
サクッとしていてかなりの美味！

オムレツ。
卵の色が濃いです。

ノーマルのクロワッサンも頂きました。

食後は周辺を散歩。

鴨川だけに、鴨などの水鳥がたくさんいました。

12時頃に地下のプールへ。
人数制限をしている為に、少し待ちました。
ドライサウナとスチームサウナも併設されています。

「泳ぐ⇒ドライサウナ⇒スチームサウナ⇒休憩」を繰り返していました。

水もたくさん置かれています。

2時間ほどプールを堪能して部屋へ戻り、京都麦酒を1杯。
至福の一時です。

ぎりぎりの16時にチェックアウト。
今回プラチナ会員という事で受けられた特典は、
・部屋の3ランクアップグレード
・朝食無料
・夕食20%OFF
で合計4万円ほどにもなります。ポイント宿泊なので2000円しか払っていませんが(笑)

タクシーで京都駅へ。
お土産などを見ようかとも思っていましたが、2時間に1本しか来ない小田原に止まるひかりの発車時間が近かったのでそのままホームへ。

京都駅 駅

新幹線内ではかなり遅めの昼食に黒毛和牛ステーキW弁当を頂きました。

関ケ原の辺りは雪がかなり残っていました。
この後は小田原で乗り換えて帰宅。

今までの自分の旅のスタイルでは滅多に無かった、ほとんど観光せずにホテルでゆったり過ごすという旅でしたが、これはこれで有意義な旅の形であると感じました。