2021/09/18 - 2021/09/19
126位(同エリア383件中)
RAINDANCEさん
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福島県のほぼ中央部、耶麻郡の町である猪苗代を訪れました。磐梯山と安達太良山に挟まれ、日本で4番目に大きい猪苗代湖を擁し、古来から好漁場・猟場で縄文以前からの遺跡も多く残っています。現代では、夏は湖水浴や釣りなどのウォーターレジャー、冬はスノーレジャーで多くの観光客が訪れる人気の観光エリアです。また、周辺には中ノ沢温泉などの良質な源泉にも恵まれ、温泉好きにも穴場のエリアです。
★中ノ沢温泉の旅館に泊まり、湖周辺の見どころを巡る。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎「大久保商店」の馬刺し
◎猪苗代地ビール
◎会津の地酒
◎「日乃出屋」の天ぷらまんじゅう
◎鰊の山椒漬け
◎十割そば
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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あいにくの天気の中、東北道を北上し磐越道へ分岐、猪苗代方面へ向かいます。
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猪苗代/磐梯高原ICにて高速を下りました。黄金色に染まる田んぼ。福島…猪苗代も米どころです。
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さて、猪苗代について早々にまずご当地グルメのランチです。ICからそう遠くなく、猪苗代湖に近い国道沿いの「馬刺し専門 大久保商店」にて。
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精肉店「肉のおおくぼ」が運営する直営店で、会津ブランドに認定された最高級国産馬刺しを専門に、馬肉を使用した料理も少し提供しています。
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明るくポップでモダンな店内。
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こちらが妻がチョイスした、猪苗代の新名物を謳う「馬刺しランチ」。
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モモの中でも旨味がありやわらかいランプを使用した、これぞ馬肉という味わいでした。
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馬刺しは、コクの強い醤油、特製辛味噌ニンニクダレ、会津の末廣酒造の酒塩…といった薬味とともに美味しくいただきました。
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私は「国産馬ネックと10種のスパイスカレー」。馬刺しランチと同じく、馬のスジを使った「桜スープ」が付いていました。
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コロッケやメンチをテイクアウトもできます。
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馬肉に関するものが盛り沢山。
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「会津馬刺し棒」なんていうものまで。
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会津の馬肉を堪能したところで、大久保商店のすぐ近くにあった猪苗代の観光施設が集まるエリアへ。こちらは「河京ラーメン館 猪苗代店」。
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喜多方ラーメンのテーマパーク的施設です。
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ラーメン食べ放題のラーメンビュッフェ。
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河京ラーメン。喜多方でもこのラーメン屋は知りませんでした。というか、お土産用の喜多方ラーメンを主体にした食品会社ということらしい。
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ラーメン館の近くには「野口英世記念館」。ここは訪れてみたかったところです。
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野口英世氏の胸像が出迎えるエントランス。
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記念館に入ると、ホールの向こうに古民家が。
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野口英世氏の生家です。この記念館に移築再現しました…とかいうのではなく、江戸時代後期にこの場所に建てられた家が保存されており、ここが記念館になったのです。
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野口氏が医学を志すきっかけとなった例の囲炉裏がこちら。
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人の運命とは…実際に現場を見て感慨深いものがあります。
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決意の言葉が残る床柱。
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博物館エリアには、医学博士として伝染病の撲滅に尽くした氏の数々の痕跡が展示されております。
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最後のコレにはビックリ。リアル過ぎてちょっと怖いかも。
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博物館のあとは、近隣エリアの「猪苗代地ビール館」へ。
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ドイツの醸造技術を導入して製造しているという地ビール。
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ドイツのビール純水令に則る本格派地ビールということです。
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種類も色々。
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車なのでその場では飲めませんので、買っていき宿でいただきました。
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地ビール館の横にある「世界のガラス館」にもついでに立ち寄り。
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世界の手作りガラス製品を一堂に集め、世界各国の直輸入品からオリジナル商品など、2万5000点が揃うかなり大きな館です。
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ひときわ目を引くシャンデリア。
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かなりの広さとバラエティー、ガラス好きには相当見応えがあるのではないでしょうか。
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天気が悪い中ですが、せっかくですので猪苗代湖にも少し寄っていきます。誰もいない…
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こちらは中田浜…2020年9月にボートによるひき逃げ事故で親子が死傷するという悲劇が起きた場所です。こう見ると小さな入り江にボートが密集した港もあり、人と交錯しそうで危ないな…と感じます。
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湖の北側、「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」にやって来ました。
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ゲンゴロウが沢山いる水族館です。
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内陸の湖に近い水族館なので、やはり淡水の生き物が対象。
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水生生物以外にもモグラなんかも居たりします。
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そして、水族館の名前にも入っているカワセミ。
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この水族館で最も興味深かったのが、この「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」。
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冬虫夏草は虫に寄生するキノコ。これだけ多くの標本が展示されているところは、私が知る限り珍しい。
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ここは”カワウソのふち”。
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小屋の中でお休み中でした。
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小屋の上でも。
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水族館の隣には旧国鉄翁島(おきなしま)駅舎と…
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大正2年(1913年)から57年間走り続け、昭和43年(1968年)に廃線になった沼尻軽便鉄道の車両。
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さて、この日の猪苗代湖周辺観光は一区切りとし、猪苗代町の真ん中やや北東寄りにある「中ノ沢温泉」へ向かいます。
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中ノ沢温泉のこちら「旅館 花見屋」がこの日の宿です。
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エントランスホールとラウンジ。
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客室。建物は新しくはありませんが古びた感じもなく、設備もしっかりしていて快適でした。
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洗面とトイレ。
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お着き菓子。
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さっそく温泉へ。
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内風呂です。
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ウリはこの大きな日本庭園大露天風呂、硫黄を含む酸性の湯が豊富に注ぐ広くて開放的な風呂は爽快でした。
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単一の湧出口からの湧出量としては日本一の中ノ沢温泉…
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…その湯量を存分に味わうことができました。
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温泉の後は夕食です。わー釜めしだー。
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料理は会津地方らしい山の幸を主体としながらもエビやもずくといった海の物も添えた田舎料理、山菜の釜めしが良かったです。料金がかなりお手頃でしたので、満足度は高かった。
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地酒の利き酒セットとともに。
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陶板焼き。
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追加の日本酒は、正直すでに酔っぱらっているので、地元のお手頃銘柄で充分。
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釜めしは締めまでとっておきました。
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吸い物と香の物とともに。
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デザートは果物、お茶とともに。いいお湯と素朴な田舎料理と地酒で大満足…あとはゆっくり休むのみです。
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翌朝…いい天気になりました。
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生卵に納豆に海苔にごはんのおとも…王道の朝食です。
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熱々の味噌汁が嬉しい。
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食後のコーヒーも付いてます。
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雲一つない好天の中、チェックアウト。
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チェックアウト後にまず寄ったのが、旅館のすぐ近くにあったこちら「日乃出屋」。
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名物の「天ぷらまんじゅう」を購入。朝食のデザートです。
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中ノ沢温泉をあとにして向かったのが、「達沢不動滝(たつざわふどうたき)」。中ノ沢温泉から車で約5分+徒歩約10分で行けます。
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不動尊を祀ってます。
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安達太良山系船明神山に源を持つ不動川にかかる、高さ10m・幅16mの美しい滝でした。
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次は、猪苗代湖の北側、湖を見下ろせそうな「昭和の森公園」へ。
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公園内にある展望台「天鏡台」。
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猪苗代湖の全景が見渡せました!
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猪苗代湖方面へ。好天に恵まれ、ようやく会津磐梯山・表磐梯の全景を拝めました。
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続いて、猪苗代湖北西部の「長浜」へ下りてきました。この日は天気も良かったので、前日の中田浜の時と違って多くの観光客が訪れていました。
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長浜にほど近い高台に、国指定重要文化財の「天鏡閣(てんきょうかく)」があります。明治41年(1908年)に有栖川宮威仁親王が猪苗代湖畔を気に入って建てた別邸とのこと。
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”天鏡閣”の名は、大正天皇が李白の句『明湖落天鏡(明湖は天鏡を落とす)』から名付けたらしい。ここは客間です。
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大正13年(1924年)に高松宮宣仁親王に継承され、同年の夏には昭和天皇と皇后がご成婚後初の旅行で滞在されたそうです。ここは球戯室。
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最上階の塔屋へ上がってみましょう。
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塔屋です。
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塔屋からは、庭と有栖川宮伝家の銅像が見えます。
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天鏡閣から南へ300mほど行った湖畔に佇むのが「迎賓館」。こちらも国指定重要文化財
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大正11年(1922年)に高松宮宣仁親王が有栖川宮威仁親王妃慰子妃の保養のために建てた別邸とのこと。昭和27年(1952年)に福島県に寄贈されました。
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湖畔の東屋。
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高台から美しい湖が見渡せる場所です。こうして皇族が訪れるようになったことで、猪苗代は一般にもリゾート地として知られるようになった模様。
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さて、そろそろ猪苗代をあとにしますが、ランチタイムなので「蕎麦物語 遊山」にて蕎麦をいただいてからにしましょう。
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長居門があったり、狛犬がいたり、大きな庭園を擁する不思議な古民家でした。
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内部はレトロ。週末ですし人気店の様でかなり待ちました。
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会津の郷土料理、「鰊の山椒漬け」があったのでオーダー。
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そして、「鬼おろしそばセット」。地下470mの湧水を使った、会津産一番粉の風味をブレンドしたつなぎ無しの本格更科系手打ちそば、そばがあまりよくわからない私でも美味いと思う喉ごしと風味でした。
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ランチを終え、来た時と同様に黄金色の田んぼを眺めながら帰途へ。晴れているので黄金色が美しい。
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稲作がその名の由来とも言われる”猪苗代”...日本で4番目に大きい猪苗代湖を擁し、古来から好漁場・猟場で縄文以前からの遺跡も多く残っているそうです。現代では、夏は湖水浴や釣りなどのウォーターレジャー、冬はスノーレジャーで多くの観光客が訪れる人気の観光エリアです。また、周辺には中ノ沢温泉などの良質な源泉にも恵まれ、温泉好きにも穴場のエリアだと思います。
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