2021/09/19 - 2021/09/20
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RAINDANCEさん
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福島県南部、茨城県との県境に近い東白川郡塙(はなわ)町の温泉地である湯岐(ゆじまた)温泉を訪れました。天文3年(1534年)に開湯した温泉地で、古くから”中風の湯”として知られ、高Phのアルカリ単純温泉「美肌の湯」を謳っています。
★2019年12月の訪問
・四百年以上続く静かな田舎の湯治宿に泊まり、トロトロのお湯と田舎料理でプチ湯治。
★2021年9月の訪問
・もはや2軒のみとなってしまった集落の宿のうち、名物岩風呂が自慢のもう一軒の湯治宿へ。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎さしみこんにゃく
◎イカ人参
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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★2019年12月の訪問
茨城県北茨城市から県道27号線経由で、隣の福島県の東白川郡に入ります。 -
東白川郡の塙町にある「湯岐(ゆじまた)温泉」に到着です。(翌朝撮影)
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湯岐温泉には2軒(3軒あったが1軒は廃業)の温泉旅館がありますが、今回はこちらの「和泉屋旅館」にお世話になります。(翌朝撮影)
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天文3年(1534年)に開湯した温泉地で、この旅館は当代館主で20代目という歴史ある旅館です。その帳場。
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客室は6畳間、バストイレは無しです。
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テレビやポットは完備。金庫はありません。
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共同の洗面室。
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2階のラウンジスペース。
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さっそく温泉へ。まずは男女別の「八幡の湯」。
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脱衣所。
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大きめの内湯を男女別に仕切った構造です。お湯の温度は40℃弱くらいで、PH値が高い単純泉はトロトロ。
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こちらが名物の「鹿の湯」、基本は「混浴」で時間帯により女性専用となります。
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左奥の白いのが源泉升。ぬるめの源泉が自噴していて、こちらもPH9.6のアルカリ単純泉でトロトロヌルヌル。低温長時間浴に適した湯です。右奥の小さな浴槽には熱めの上がり湯。
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シャワーは1基。
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廊下に貼ってあった解説。幕末から明治にかけてが最も賑わったらしい。幕末には、水戸藩の学者”藤田東湖”が療養に訪れたり、江戸幕府末期の老中だった”小笠原長道”が戊辰戦争で奥州に逃れる際に潜伏(この和泉屋旅館に14日間)したそうです。
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温泉の後は夕食。個室が用意されていました。
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地元の食材や旬の魚介など素材を活かした田舎料理ということでした。イカ人参、白子、イカの塩辛、山菜、カマスの塩焼きなど。塩辛はご主人手づくりとのこと。
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まずはビール。
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海からすごく遠いわけではないので、山と海の両方の幸が味わえます。刺身は、ノドグロの炙りとカツオ。
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天ぷらは舞茸とイカだったかな…。
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お米は、福島県郡山市のブランド米「あさか舞」とのこと。ごちそうさまでした。
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夕食後にまたひと風呂浴びて、玄関先で夕涼み。すっかり夜ですが。
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翌朝…
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昨夜と同じ個室での朝食はご覧の通り、鮭に生卵に納豆に海苔…私としては万全の献立でした。
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朝食後に温泉に入り、チェックアウト。宿の庭園。
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少し温泉周辺の見どころを探ってみましょう。この辺りは、奥久慈県立自然公園の湯岐温泉地区にあたります。
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県道111号沿いの「湯岐温泉不動滝」。
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久慈川の支流のまた支流「湯川」に流れ込みます。
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湯岐温泉から北上し、塙町の中心部へ。
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途上、「道の駅はなわ”天領の郷”」に立ち寄り。
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国道118号沿い、久慈川のほとりの道の駅です。
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道の駅の片隅にあったのが「田中愿蔵刑場跡」。田中愿蔵は、江戸末期に水戸藩で水戸学の館長を務め「天狗党」と呼ばれた尊王攘夷の集団の幹部でしたが、本体とは別動であちこちで軍資金調達のため過激な略奪等をはたらいちゃったそうです。
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ゆえに、幕府の討伐軍に追われ北上し、ここの西にある八溝山にこもったが最後には食料も尽きて下山、この久慈川の河原で斬首された…とのこと。
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塙町の市街にある「塙代官陣屋跡」に着きました。
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享保14年(1729年)、塙の近隣5万石余を直轄地とした際に、街道沿いの交通の便が良いこの地に陣屋が移されたとのこと。
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そろそろ湯岐温泉と塙町を後にします。古くから「中風の湯」として知られる湯岐温泉は、まさに「美肌の湯」とも言えるものでした。妻もこれまで訪れた単純泉の温泉の中では屈指の泉質と言っており、再訪はおそらく間違いないでしょう。次回訪れるとしたら、もう一軒の宿である山形屋旅館に泊まってみたいです。
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★2021年9月の訪問
前回の訪問でその湯をいたく気に入った妻の希望で、再び湯岐温泉へ。 -
旅館名が3つ並んでいますが、これらのうち“井桁屋旅館”は営業していませんでした。
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湯岐温泉の看板。
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坂道を登り、細い道へ左折した突き当たりに旅館はあります。手前に駐車場。
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こちらがこの日の宿「山形屋旅館」。
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母家の玄関。
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客室は離れの2階でした。
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ふた部屋が繋がった広い部屋でした。
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共同の洗面所と冷蔵庫。
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共同のトイレ。
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さっそく、向かいの別棟にある岩風呂へ。
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脱衣所。混浴で奥が女性用になっています。
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こちらが、花崗岩の割れ目から自噴する岩風呂。基本は混浴ですが女性専用時間あり。この時は一人でしたので撮影できましたが…
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混浴が基本だと分かって来ている方が多いのか、老若男女のお客さんが割と怯まず入ってこられます。
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お湯は前回の和泉屋旅館と同様、温度が低めのトロリとしたアルカリ単純温泉のお湯で、妻はこれがお気に入り。
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客室がある離れの1階には貸切の家族風呂があります。
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湯船はコンパクトですが泉質は同様。
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プライベート空間でゆっくり入るならこちらが良いです。
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母家と離れの間には、涼み処になりそうな休憩所。
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ビールの自販機は母家の玄関。
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さて、温泉の後は夕食です。湯治宿という感じなので、わさわさっと料理が運ばれて好きに食べる感じ。(こういう宿はそれで良い) さしみこんにゃくに真鯛の湯引きにヤシオマスなど…
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山奥に見えて意外と海からそう遠くないので、海の幸もあります。そんな中にメンチカツがあったりすると何気に嬉しい。
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まずは冷えた生…
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次に日本酒。
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そして、地酒は瓶から注いでくれます。会津若松の鶴乃江酒造の“会津中将”。
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天栄の松崎酒造の”廣戸川”。
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締めのごはんと、豆腐とナメコとニラの味噌汁。
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鰹節のふりかけも出てきました。ごはんが進む!
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デザートは梨。ご馳走様でした。
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食後にまたぬる湯に浸かり、休みにつきます。
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翌朝…。
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朝食は、ふっくら焼き立ての鮭定食。デザートは手作りヨーグルト。
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宿をチェックアウトし帰途へつきます。
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今回は本当に湯岐温泉に浸かることだけが目的での立ち寄りでした。いいお湯でした。和泉屋旅館も山形屋旅館も、どちらもそれぞれの湯治宿の趣がありオススメです。
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