2022/02/18 - 2022/02/19
124位(同エリア1542件中)
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へびおさん
「火の国」熊本にはたくさんの温泉があります。
せっかく温泉処にに来たのだから1カ所は絶対温泉に入りたい!
日奈久、人吉、山鹿、玉名、杖立、湯浦、黒川・・・
どこの温泉宿に泊まろうか悩みましたが、観光ルートで勘案した結果、阿蘇内牧温泉に宿泊することに。
熱めの温泉と素敵なお宿に身体が癒やされました。
本編は阿蘇内牧温泉・蘇山郷宿泊と阿蘇神社周辺観光の旅行記となっています。
そしてまたも最後に大失敗をやらかしましたよー
≪ 往路・飛行機 ≫(ANA公式HPより予約)
ANA2471便(スーパーバリュー75N)
羽田空港 7:25 → 鹿児島空港 9:25 6790円
≪ 復路・飛行機 ≫
ANA2416便(スーパーバリュー75L)
熊本空港 13:10 → 羽田空港 14:40 12290円
≪ 旅程 ≫
1日目:御輿来海岸
2日目:山鹿~玉名 古墳巡り
3日目:阿蘇・大観峰、草千里周辺
4日目:阿蘇神社周辺散策 → 天草に移動
5日目:天草オルレ
6日目:本妙寺周辺散策
≪ 宿泊 ≫
すべて楽天トラベルより予約
1~2日目 熊本;ザ・ニューホテル熊本 素泊り1泊6000円×2泊
3日目 阿蘇;阿蘇内牧温泉 蘇山郷 朝食付き14300円のところポイント利用で4300円+入湯税150円
4日目 天草;ホテルサンロード 素泊り 6800円
5日目 熊本;ダイワロイネットホテル熊本 素泊り 5020円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
午前中は念願の大観峰、草千里に行ってきました!
お天気にも恵まれ5泊6日の旅行中、一番穏やかな気候だったかも。 -
宿泊は阿蘇内牧温泉。
阿蘇駅前 15:15 → 阿蘇市商工会前 15:30
お宿最寄りのバス停で下車。
この旅唯一の温泉宿です。
楽しみ~(*^-^*)
心配していた路線バスは、乗車が後扉、降車が前扉の普通タイプではありましたが、やはりバス自体が小型で前扉からだとスーツケース持って降りることは出来なさそうだったので運転手さんにお願いして後扉から降ろしてもらいました。
ただ後扉も段差があるので下ろすのが大変だった。
いつも通勤で使っている路線バスがノンステップなのでありがたさを実感。 -
阿蘇内牧温泉・蘇山郷(そざんきょう)。
与謝野晶子も泊まったという旅館です。
入口からして素敵な感じだ~ -
チェックイン時にはお抹茶のサービス。
1番安いプランなので肩身が狭い。
実は熊本旅1日目、御輿来海岸に向かっている時に宿から電話があり、「夕食はもう決めていますか?」と訊かれていました。
宿泊する日、周りの飲食店がお休みが多くて「食べに行ける場所が無い」というお話しでした。
お弁当を買って行って部屋で食べても大丈夫とのことだったので、道の駅で買うつもりでした。 -
この旅館は露天風呂付きのお部屋もあるのですが、1人旅だと部屋タイプは選べません。
3階の『東天』という部屋に案内されます。 -
引き戸を開けると・・・
おお!
いきなりベッドが目に飛び込んできます。 -
宿泊プランは朝食付きで
阿蘇の恵みプラン/レストラン食
【禁煙】通常和室(8帖+踏込+広縁付き)洗面・トイレ付き
住宅街の宿ということは知っていたので眺望は全く期待していなかったのですが、阿蘇北外輪山が見えましたよー! -
広縁にシンクや珈琲メーカーがあります。
-
熊本の水道水は日本一らしく、その中でも阿蘇内牧の水は良質だそう。
「この水道水で珈琲を飲んでみてください」と宿の方から言われました。
(飲んでみたけど、違いの分からない女・へびお) -
浴衣や袢纏などなど。
珍しい色合いの浴衣。
粋ってやつ? -
部屋のお風呂はシャワーブースのみでしたが、腰掛けのあるタイプ。
脱衣スペースが無駄に広くて、そこに冷蔵庫やお茶セットが置いてありました。
これだけは変な感じだったな。 -
テレビ。
一度も点けず。
部屋の鍵が大きい・・・
貸切風呂に入るときは必ずフロントに預ける仕組みでした。 -
宿の構造。
貸切風呂は2つあり、チェックイン後フロントに電話をして空いている時間を聞いて予約します。
貸切風呂に入るためにここに宿泊を決めたので、お部屋探検が終わったらすぐにフロントへ電話をしました。
無事2つとも予約出来て一安心。 -
では道の駅で買ったお土産お披露目~
凄い量を買い込んだな。 -
まずはドリンク類。
左から
・米サイダー(300円)
・蛍丸サイダー(300円)
・阿部牧場の のむヨーグルト(250円) -
肉類
左から
・おつまみベーコン(540円)
・馬燻製(900円)
・阿蘇手造りベーコン(860円×2) -
お菓子類
上から
・彩塩工房(380円)
・くまモンくっきぃ(350円)
・くまモンおやつ最中(360円)
・中岳ショコラ(210円×2) -
漬物
・たかな漬(300円×2)
・阿蘇伝統の味はりはり漬け(470円) -
そしてイチゴー!
色々な品種のイチゴが売られていた中で、熊本産品種はこの『ゆうべに』と『ひのしずく』の2種類あったのですが、『ゆうべに』を買ってみました。
ゆうべには2015年に「100年に一度のイチゴ(15)イヤーに熊本で誕生した品種」なのだそう。 -
着替えの時や夜は外から丸見えなのでブラインドを下ろします。
フロントから貸切温泉の準備が整ったと連絡が入ったので浴衣に着替えてLet's Go! -
17:30
まずは『たる湯』へ。
たる湯は15時から翌朝9時半まで利用が出来て、翌朝は予約をしないでも空室であれば入れます。
貸切時間は50分ですが、このあと予約は入っていなかったらしく「ごゆっくり入ってください」と言われました。 -
たる湯の脱衣所。
貸切風呂なのに広い! -
シンクやアメニティもしっかりあります。
-
ではお邪魔しまーす。
戸を開けると湯気が凄くてよく見えない・・・
けど、雰囲気サイコー!!! -
洗い場は1つ。
-
樽に溜まった温泉にドボーン。
少し濁ったお湯ですね。
樽の大きさは1人でゆったりなサイズ。
友達同士だと近すぎて恥ずかしい距離になりそうです。 -
温泉に浸かりながら入口方面を見たところ。
面白い造りで、入口から湯船・洗い場までが広い。
そのせいで寒いので、まずゆっくり温まってからでないと身体や頭など洗えません。 -
阿蘇が雪だったり阿蘇山の噴火で大観峰に行けなかった場合を考慮し、観光&宿泊先を黒川温泉にしようかとも考えたのですが、阿蘇の次は天草に移動をしなければいけなので当初の予定通りに阿蘇で一泊した次第。
阿蘇内牧温泉の旅館の口コミを読んでいると「ぬるい」というのが多かったのですが、私は熱い湯が好きなので湯温が良さそうなこちらの宿を選びました。
大きなホテルでは無くこじんまりした旅館でゆっくりしたかったっていうのもあります。 -
たる湯は扉付き。
この扉、全開にすることはできなくて、これが多分精一杯。
でも全開にしたとしても眺望は良くないです。
せっかくの素敵な貸切風呂なんだから、もう少しお庭をどうにかすれば良いのね。 -
ドバドバドバ。
源泉かけ流し。
熱めのお湯で満足です! -
因みに大浴場はたる湯の隣。
後でここも入りに行きますよ! -
ラウンジバー『灯火』。
カッコ良くこういう所でお酒を呑んでみたいナ。
ルーフトップバーはコロナの影響でお休みということでした。 -
お土産売り場もありましたが品揃えはあんまり・・・な感じ。
日本家屋特有の寒さのせいか、ストーブは一晩中点けっぱなしなのかな。
翌早朝に来たときもストーブが点いていました。
急に地震が来たときに倒れて火事にならないか心配です。 -
立派な玄関。
木の温もりを感じます。 -
浴衣と袢纏の色合いが斬新 (*´ェ`*)
-
湯上がり後の水分チャージに道の駅で買っていたご当地サイダーの蛍丸サイダーを飲もう!
って栓抜きが必要なタイプだった!!
飲めないじゃーん
蛍丸サイダーは相当の強炭酸らしく、レジの方から飲む時の注意を聞いていました。
冷蔵庫で一旦落ち着かせてから開けないと、栓を開けた途端溢れて半分くらいになってしまうそうです。 -
蛍丸サイダーが開けられなかったので米サイダーを飲むことにします。
阿蘇ミルキークィーンというお米を使ったサイダーで、米粉(?)が下に沈殿しています。
よく振って飲むのですが、ほんのり甘くて美味しい!
お米のサイダーなんて初めてで、あまり期待はしていなかったのですがオススメです! -
19:00
もう1つの貸切風呂を20時に予約していたので、その前に大浴場に行ってみます。
ちょうど夕飯時ということもあって、ここも貸切状態。
ヤッター\(^o^)/
源泉は45℃なんですね。 -
口コミにもありましたが、窓が開いていないせいか湯気が凄い!
-
あまりの湯気に足元とかお湯の色とかも分かりません。
天井は高いんですが、換気されていないので熱がこもっちゃって数分湯船に浸かっただけでボーッとなってしまいます。
露天風呂はなくて旅館としては「景色ではなく、お湯の素晴らしさを知ってほしい」的なことがHPに書いてありましたが、正直貸切風呂がなければ温泉を楽しむという点では満足できないかな。 -
大浴場から戻ってきました。
夕飯です。
実は道の駅でお土産購入に集中してしまい、夕飯を買い忘れていました。
なので阿蘇での夕飯はイチゴだけー -
20:00
予約していたもう1つの貸切風呂『緑彩の湯』に行きます。
次々と1時間置きくらいに入っているのでちょっと疲れた。
こちらの脱衣場は たる湯に比べると狭いです。 -
このあと他の人の予約が入っているので50分で堪能します。
-
たる湯と違い、洗い場は2つ。
-
緑彩の湯は半露天的な感じでした。
浴槽も たる湯より大きめで二人で浸かるのに充分。 -
源泉ドバトバドバ。
-
景色は・・・
特に綺麗なお庭が見えるというわけではなく。
でも外の空気が入ってくるので熱さが紛れ、長く温泉を楽しむことができました。 -
温泉に浸かりながら明日の予定を組み直す。
本当は
1日目 :草千里+阿蘇神社半日観光
2日目:大観峰半日観光 → 熊本 → 天草へ移動
で計画を立てていましたが、天気の関係で今日1日で草千里と大観峰を回ってしまったので明日は
阿蘇神社半日観光 → 熊本 → 天草へ移動で考えていました。
ただそうするとバス移動がネックに。
当初は宿に荷物を預かってもらって宿 → 神社 → 宿 → 阿蘇駅で考えていましたが、そうするとバスの乗換えで観光時間がほとんど取れない。
調べたら熊本行きの高速バスが宮地駅からも乗車できたので考えに考えた結果、宿 → 宮地駅、宮地駅から高速バスに乗ればいいんじゃん!?
宮地駅から阿蘇神社までは徒歩15分くらいなので路線バス乗車は1回で済むし現地滞在時間も大幅に増える!
わたし天才!!!
ということで温泉に浸かりながら高速バスの乗車予約を阿蘇駅前から宮地駅前に変更しました。
これで明日の旅も完璧!(フラグ①) -
40分くらい温泉を楽しみました。
-
緑彩の湯の利用時間は15時から0時までなので競争率が高いみたいです。
-
2/19(土)
外の景色を眺めながら珈琲と昨日の残りのイチゴを食べます。
まだ雨は降っていない感じ?
コーヒーカップはビジネスホテルと違いお洒落なカップでした。
細部まで拘っているな~
このあと朝風呂へ。
たる湯が空室だったので、最後までゆっくり1人で貸切風呂を堪能しました。 -
8:00
朝食の時間です。
旅の計画を立てるのに、事前に宿に朝食時間を確認していて、その時は7:30からと言われていたのですがチェックイン時の案内では朝食は8時からとの案内でした。
そして予約プランでは朝食はレストラン食のはずでしたが、コロナの関係か宿泊客が少ないからか、個室に案内されました。
ラッキー(>ω<) -
1人では申し訳ない広さのお部屋で朝食をいただきます。
-
和食。
もっと熊本っぽいお料理が出てくるかと期待していましたが、普通の宿の食事と代わり映え無し。
朝食は黒川温泉の宿の方がご当地料理が多そうな気がしました。
桜ユッケ納豆とか食べてみたかったわ。 -
サラダと角煮。
角煮はホロホロで美味しかった~ -
ベーコンエッグ。
卵を自分で落として作ります。
ソーセージはスパイスの利いた味でした。 -
ドリンクやふりかけ、納豆なども置いてありました。
-
せっかく阿蘇に来たからには牛乳を飲まないとね!
・・・味音痴の私にはスーパーで売っているのと違いが分からなかった・・・
ニンジンジュースは自然の味とは思えないほど甘かった!!
朝食は量が少ないかな?と思っていたけどお腹いっぱい!
晴れていて当初の計画通りでいけば食事の1時間後には宿を出る予定だったのですが、おなかいっぱいで動けなかったナ。
ゆっくりスタートで正解★
宿のチェックアウト時間は11時までなので、それも嬉しいポイントですよね。 -
10時過ぎに宿をチェックアウト。
雨は結構降っていました。
今日の観光予定は阿蘇神社周辺を回った後、お昼過ぎに阿蘇を出て熊本を経由し天草に向かいます。
移動に当てた日だったので、5泊の旅行中の雨としてはダメージは最小で済みました。 -
10:15 阿蘇市商工会前
阿蘇市環状線です。
産交バスとしては珍しい赤い車体がやってきた! -
心配していたバスはツードアで救かった。
でもご覧ください、この狭さとドア前のステップ。
今回も後ろドアから降ろさせてもらいました。
そしてまたも乗客は私1人。
阿蘇で利用した路線バスはほぼ貸切状態だったな。
産交バスさん、運営を頑張ってください!! -
バスは長閑な田園の中を走ったり、すごいカーブの雑木林・山道を走ったり。
-
10:52 宮地駅前
宮地駅の素敵な駅舎!
写真でこの駅舎を知って、現地で見てみたいと思ったの。 -
阿蘇神社を模した社殿風の造りとなっています。
しめ縄と駅名板が凄いですね。
スーツケースをロッカーに預けます。
昨日の阿蘇駅で使ったのと同じサイズが600円。
阿蘇駅より100円安かったけど、錆びていて鍵がなかなか閉まらなかった。。 -
駅構内はお手製の飾り付けがあって温かみを感じます。
そして素敵なコーヒースタンドもありました。
『エレファントカフェ』。
今は休業中みたいです。
窓口は電車の発着に合わせて開くようでした。 -
宮地駅の駅名標。
イラストは仙酔峡でしょうか。
「仙酔峡と神々のふるさとの駅」の一文。
阿蘇開拓の神『健磐龍命』がこの地に宮床を定められたことから「宮地」という地名になったそうです。
健磐龍命は阿蘇神社の主祭神ですね。 -
では2時間ほどですが、阿蘇神社周辺の観光に行きたいと思います!
阿蘇神社まで徒歩約15分。
旧一の宮町のマンホールは町章と町の花ミヤマキリシマのデザイン。 -
11:15
阿蘇神社前に着きました。
日本一のポストが可愛い。
(観光郵便ポストと説明書あり)
阿蘇神社の楼門(1850年・嘉永3年)は熊本地震で被災して現在修復中。
日本三大楼門に数えられ、神社では珍しい仏閣の様式で建てられているそうです。 -
御拝殿は再建完了していました。
阿蘇神社の主祭神は健磐龍命(たけいわたつのみこと)。
阿蘇という地名は日本書紀も出てくるほどの古い地名で「第12代景行天皇(←ヤマトタケルの父)が九州巡幸の一環として阿蘇に来たときに阿蘇都彦・阿蘇都媛の二神と会った」的なお話しがあるそう。 -
現在もその末裔である阿蘇氏が大宮司を務めています。
凄い歴史を持つ一族の方が今でも受け継いでいってるんですね。
景行天皇は初日に行った御輿来海岸の名前の由来にも関係している天皇です。 -
阿蘇神社の絵馬。
阿蘇神社は肥後一の宮。 -
お参りが済んだら商店街を歩いてみます。
『水基巡りの道』というのか。 -
土日は10時から16時まで歩行者天国になっていました。
-
『宮地湧水群』というんですね。
写真のように果物を浮かべる風景を見たかったな。
涼しげで素敵。 -
文豪の水、金脈の水・・・
商店街にはこのような「○○の泉」がいくつもあります。
でも名前の由来が書いてあるところはほとんど無かったな。 -
猿田彦の水
「宮地には約20基の碑があるが、『猿田彦』と刻まれているのはこの1基だけ」とのことです。 -
食べ歩きにはもってこいの商店街。
土曜のお昼時というのに、ほとんど観光客はいませんでした。
コロナじゃなかったら凄い賑わいなんでしょうね。 -
トウモロコシがいっぱいぶら下がっている風景。
-
あ、このお店、本当はここでお昼を食べようと思っていたのよね。
『La Luce(ラ・ルーチェ)』。
阿蘇の食材を使ったイタリアンのお店です。
朝食でおなかいっぱいで、残念だけどスルー。 -
「幸せの石」アピールが半端ない!
-
『十五夜の大綱』。
昔から寒夜の綱引きとして旧暦1月15日夜に、ここ仲町通りで地元の何百人もの人たちが上下に分かれて綱引きをしていたのだそうです。
上が勝てば畑作が、下が勝てば稲作が豊作という謂れがあるよう。
素敵な風習だ。 -
散策も兼ねて、行きたいお店がありました。
その看板を発見♪ -
旧女学校跡。
女学校跡に色々なお店が集まっているんですね。 -
わ~
可愛いピンク色の建物。
明治の頃に建てられた木造校舎をリノベーションしたカフェやアンティークショップがあります。 -
最近こういうレトロ可愛いお店が多いですよね★
-
素敵なカフェが何軒もあって、どこも入りたくなっちゃうな~
こちらのお店は『komeko』。 -
蒸しシフォンサンドも美味しそう~
-
でも私はこちらのお店に来ることを決めていました!
『かんざらしの店 結』。
かんざらしとは島原の湧水でさらした白玉を蜂蜜や砂糖で作った特製の蜜をかけた郷土スイーツ。
原料の餅米を大寒の日に水にさらすことから「寒ざらし」と呼ばれているんだそうです。
そんな長崎県島原の郷土スイーツが熊本の阿蘇の湧き水ではどんな味になるのか、気になっていました。 -
広い店内には誰も居ません。
くまモンサイダーの瓶を冷やす湧水の音が静かに響いています。
いくら待っても誰も出て来ず、失礼ながらお台所や陶器の飾ってある所などで「すいませーん」と何回呼びかけるも、返答無し。
呼び鈴はないし、でも囲炉裏に火は点いているからまさか留守なわけではないだろうし・・・ -
入口が違うところにあるのか??
と1周してみたけど、やはり入口はさっきの場所のよう。 -
諦めるか?
いやいや、今日はここに来るのも目的の1つだったし!
と思い、最後の手段でお店に居ながらお店に電話を架けてみる。
レジのそばにあった電話が反応して鳴り続け・・・
しつこくコールを鳴らしていたらお店の方が「もしもし」と出てくれた! -
「今お店にいるんですけど、やってますか?」
と訊いたら家の奥の方から出てきてくれました。
良かった!営業していたのね。
「寒いから奥にいたのよね」と70代~80代くらいの女性が来てくれました。
思っていたより雨が降っていたみたい。
念のためと鳥取砂丘に行ったときに砂除けとして買っていたレインカバーをリュックに装着していましたが役に立ちました。 -
ぜんざいとか阿蘇あか牛にゅうめんとかも気になるなぁ。
お店は風が吹き抜けで寒いので、テーブルの下にカバーみたいなものか掛けてあって、脇にはヒーターが設置。
こたつ布団みたいな感じになっていました。 -
じゃーん
こちらが阿蘇のかんざらし。
黒蜜か白蜜か選べて500円。
私は黒蜜にしましたが、もうこの時点で本場・島原の物とは別物。 -
なぜかトマトがww
お店のお母さんから「黒蜜ときな粉を一緒にして食べて」と言われました。
黒蜜ときな粉はテッパンの美味しさですよね~ -
阿蘇ネコちゃん。
触らせてくれました。
阿蘇神社まで戻り、駐車場にあったトイレを拝借。
全体的に修復をしたのか、トイレの建物も木を基調としていて綺麗でした。
写真は駐車場前のインフォメーションセンター。
ボランティアガイドさんも居るんですね。 -
南北鳥居。
阿蘇神社の参道は全国的にも珍しい横参道で、参道の南には阿蘇火口があるんだそうです。 -
駅に向か前にちょっと気になるお店が。
鳥居の向かいにある『甘党の店たしろや』。
お好み焼きもやっていますが、メインは万十です。
いわゆる関東では今川焼きとか大判焼きと言われるヤツです。
でもちょっと形が違う。
UFOみたいな形です。
お腹はいっぱいだったけど、1つ100円だったので買ってみました。 -
南北鳥居側の商店街(?)も可愛いお店が並んでいましたが、まだ営業していないようでした。
-
住宅街の中に広い敷地を持った神社がありました。
田靏原神社。
国指定の無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭事」に関係する神社だそう。
古代、ここら辺には泉が湧き出て湖を成していたとのだとか。
その湖には「天女の羽衣伝説」があるのだそうです。 -
12:45
宮地駅に戻ってきました。
高速バスやまびこ号が来るまで30分。
順調順調。
念のため駅前のバス停を確認(フラグ②) -
お腹は空いていないんだけど、先ほど買った万十は温かいうちに食べた方が良いと思い、バス待ちの間に食べることに。
これ、凄いです!
餡子が溢れてくる~!!
買った時におじさんに何かを「気をつけな」と言われた気がしたのですが、餡子が熱いから気をつけな的なことを教えてくださっていたのかな。
これで100円は安い!
餡子好きの方には超オススメです。 -
駅構内に行きには気づかなかったウォーキングマップがありました。
なになに?
古墳群があるんだ!
時間があったら見に行ってみたかったな。 -
そうこうするうちに乗車時間間際に。
雨が降っているので駅の屋根のあるところで高速バスやまびこ号を待ちます。
梁っていうのでしょうか?
駅なのに立派だなーと思いながらバスを待っていました。
予定の時間を5分くらい過ぎる。
雨で道路が混んでるのかな? -
と思いつつ、念の為に予約サイトからバス停場所を確認します。
え!!!!
バス停マークが宮地駅じゃない!!?? -
そうなんです、阿蘇駅は路線バスの近くに高速バス乗り場があって分かりやすかったので宮地駅もそうだと思い込んでいたのですが、宮地駅の高速バス乗り場は国道沿いだったんです。
慌ててスーツケース転がしてそこに行きますが、もう時間は2~3分過ぎてしまっているし、そういえば駅で待っている時にそれらしきバスが国道を走っていた姿を見たなぁと思い出す。
気づくのがもう少し早かったら間に合ったかもしれませんが・・・
焦って産交バス阿蘇営業所に電話をして高速バスのバス停が本当に国道沿いなのか、今バスはどの辺を走っているのか、到着が遅れていないかを訊きます。
バス会社:「うちは(阿蘇営業所なので)管轄が違うから分からないですね。。。あ、もうバスが阿蘇駅に着きましたね」との返答。
わたし:「予約していたのに乗客を確認しないんですか?(T^T)?今日天草に行かなきゃいけないんですけど」と半分泣きそうになりながら話しをしていたのですが、パニックになっていて途中で電話を切ってしまっていました。 -
行ってしまった相手を探してもどうしようもない。
次の高速バスは3時間半後。
そんなの待っていられないので、とにかく今度は駅へ戻ります。
待機していた電車が見えたので駅員さんに訊くと熊本行きとのこと。
取りあえずこれで向かうしか無い! -
切符を買って改札を通ろうとしたら、「特急券は買いましたか?特急券が必要ですが」とのこと。
待機していた電車は、あそ4号。
特急電車でした。
せっかくやまびこ号に乗るために買っていたSUNQパスが無駄になってしまったのでこれ以上の出費は避けたいけれど、この後の電車は1時間後。
特急なら乗換えなしで熊本まで行けるので、これで戻ることにしました。 -
熊本駅到着は高速バスと同じくらい。
これなら予定していたあまくさ号に乗れそうです。
電車の中で心を鎮めていたら、産交バス阿蘇営業所の方から電話が入りました。
「先ほど電話いただいた方ですか?今日天草に行かれるということなんですよね?今から迎えに行って肥後大津駅までなら送ることができますが・・・」と心配してわざわざ着信履歴から折り返してくださったのです。
もう切符を買って熊本行きの電車に乗り込んでいるので大丈夫とお伝えしました。
普通、イチ観光客にここまでしないですよね。
本当に親切だなと感動。
お騒がせしました。 -
このあと親に送ったLINE。
もー本当にショックで暫く立ち直れませんでした。
ここまで割と完璧にきていたので余計にショックが大きくて。
人は衝撃が大きいと身体から力が抜けてしまうんですね・・・。
ミスが出来ないと緊張して毎日を過ごしていましたが、これで張り詰めていた糸が切れたようで、本気で体調が悪くなりました。 -
車内はガラガラ。
-
端っこの席で優雅に椅子を全部使ってやるぜチクショー
-
車窓の景色。
雨で霧がかって何も見えない。
当初は雨でも無理して大観峰に行こうかとも考えていましたが、これじゃ行っても無意味でしたね。
昨日行けて本当に良かった。 -
立野駅でスイッチバックです。
宮地行きの電車とすれ違い。 -
宮地 13:32 → 熊本 14:46
どうにか熊本駅に到着。
うなだれてくまモンと撮影(´(ェ)`) -
やっぱりこっちだよね。
カワイイ後ろ姿+くまモンの大きな背中。 -
今度こそ乗り場の間違いは赦されません。
あまくさ号の乗り場を要チェック。 -
熊本旅行の1日目と2日目に泊まったtheニューホテル側の5番乗り場にあまくさ号が停まります。
電光掲示の時刻表を確認して、ここにちゃんとあまくさ号が来ることまで確認! -
しかし!
あまくさ号の到着時刻に同じような車体の たかもり号が10分遅れ(15:28のバスが15:38到着)で来て、あやうくそっちに乗りそうになってしまいました。
案内図には5番乗り場に たかもり号が停まるなんて書いてはありません。
(電光掲示時刻表には表示あり)
焦った~
思い込みは駄目ですね。 -
15:39
あまくさ号はほぼ定刻に到着。
これにさえ乗れればどうにかなります!
ドウニカコウニカ天草へしゅっぱーつ!
・・・⑥につづく・・・
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この旅行記へのコメント (2)
-
- *ちょこ*さん 2022/03/04 22:19:53
- フラグにおののきつつ…
- 怪しげなフラグが気になりつつ読んでいましたが、大変でしたね(゚д゚lll)
乗り遅れとか、焦りますよね。
私も絶対パニック。
でも当日中に天草まで行けそうで良かったです。出費は悔しいですけどね(^^;
お米のサイダー気になります!
熊本に行ったら買ってみよう~。へびおさん、お土産も載せてくれるので参考になります。
あんなに湯気がすごい温泉も、良さそうですね~。ザ、温泉!って感じ。
最近神経痛?がたまに起きたりするので、湯治として温泉に浸かりたい…そんなお年頃ですw
*ちょこ*
- へびおさん からの返信 2022/03/05 12:35:12
- RE: フラグにおののきつつ…
- *ちょこ*さま
いつもコメントありがとうございます!
阿蘇で高速バス停を間違えたときは本当に泣くかと思いました。
たまたま運良く熊本行きの特急電車があったので次の天草に行く高速バスは予定通り乗れましたが、それが駄目だったら天草への到着が2時間くらい遅くなってしまうので本当に焦りました〜(-_-;)
旅行記にも書きましたが、熊本駅での高速バス待ちでも10分遅れで来ていたバスに間違えて乗りそうになってしまい、もしそのバスに乗っていたら阿蘇に逆戻りでした((^_^;
福井旅行でも深夜バスのバス停が見つけられず乗れなかったことがありましたが、バスって怖いですよね・・・
*ちょこ*さん仰るとおり、出費は痛かったですが、あの程度で済んで良かったと今は思います。
飛行機乗り遅れよりは随分マシですからね。
お米サイダーお薦めですよ!
買ったときはお米の生臭さを想像していて、「話しのネタに」くらいのつもりだったのですが甘くて美味しかったです。
旅先でのご当地サイダー買いは「お決まり」みたいになっていますね。
個人的お薦めは、
・佐賀県唐津市で買った「松葉サイダー」←ちょっと青臭いけど松葉の味がして唯一無二
・阿蘇のお米サイダー
(逆に駄目だったのは長崎のカステラサイダーと金沢の塩サイダー、香川の醤油サイダー)
お土産は他の方の旅行記に写真が載っていて参考になったので、私も載せるようにしています。
予算とか立てやすいし、どんなものがあるのか事前に知れるかなぁと思っています。
*ちょこ*さん神経痛は大丈夫ですか?
まだまだ寒いですから、お互い体調に気をつけましょう!
(昨日職場の同期がコロナ陽性になったと連絡がありました・・・)
熊本旅行記はあと2つになります。
4月に奈良に行くのでその予定も立てないとなのですが、熊本が終わらない!
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旅行記グループ 熊本5泊6日旅
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