2021年母娘ふたり旅in大阪＆神戸【4】営業日に要注意！北野異人館巡りその2 ～英国館・洋館長屋・ラインの館～

2021/10/24 - 2021/10/27

今年こそ、国内だけでも旅行が楽しめるかなと思っていた矢先にまた感染再拡大で年始の沖縄旅行がキャンセル(T_T)
テンションダダ下りで2022年を迎えました...。
この先の旅の予定がキャンセルになりませんように(＞人＜;)

さて、今回の旅は母のJALマイルの有効期限が切れる前に、マイルを使ってどこかへ行こうという話から始まりました。
本当は沖縄が良かったのに、母は沖縄には行きたくないと...。
以前、沖縄に行った時、飛行機がすっごい揺れたらしく、それがトラウマになっているのです。
沖縄がいつも揺れるわけじゃないのに(^^;)

結局、「神戸の異人館に行きたい」という事になり、伊丹空港から神戸に入る事に。
ならば就職して大阪に引越しした姪っ子にも会いに行こう！
神戸なら北野ホテルにも泊まりた～い( *´艸｀)

今回のこの大阪＆神戸はもともとは2021年2月に予定していたもの。
2020年の秋に落ち着きを見せていたので決めていたのですが、帰省ラッシュで感染再拡大...。
止むを得ず4月に延ばすもまだ落ち着かず、結局また延期に。
思い切って10月まで延期し、ようやく行かれたのであります！

【旅行日程】
10月24日　　
9：30　羽田空港発　JAL111便
　↓
10：35　伊丹空港着
　　　　大坂万博公園・PEARLSでランチ

10月25日
　　　　風見鶏の家・萌黄の館・フロインドリーブ・みなと温泉蓮

10月26日
　　　　布引ハーブ園・英国館・洋館長屋・北野ホテル

10月27日　
10：30　伊丹空港発　JAL130便
　↓
19：40　羽田空港着
　　　　北野ホテル世界一の朝食・生田神社・元町散策

【宿泊費】　　　　
10/24～26　ホテルピエナ神戸
　　　　　　 ロイヤルツインルーム無料アップグレードスペシャルプライス
　　　　　　 ロイヤルツインルーム（朝食付き）　2泊1室　24200円

10/26～27　北野ホテル
　　　　　　 世界一の朝食付きプラン
スタンダードツイン　　　　　　　1泊1部屋51000円
　　　　　　　　　　　　　　　楽天トラベルgogo夏旅　－5000円
　　　　　　　　　　　　　　　5と0のつく日割引き　　－2550円　　合計43450円

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

布引ハーブ園から降りて来て、お次は昨日の異人館巡りの続きです。

今日は上から回ろうと思っているので、まずは山手八番館とうろこの家へ向かいます。
地図で見ると布引ハーブ園のロープウェイ乗り場からうろこの家まではすぐ近くなのに道がなく、一旦下りてからまた上らなくてはならないという...。

母、頑張ってくれ(^▽^;)

素敵なミントグリーンの門を発見。

神戸北野サッスーン邸でした。

1892年に建てられた歴史的建造物。
通常非公開の異人館を丸ごと貸切出来る結婚式場だそうです。

垣根越しに覗いてみた。

その少し先にあるのはイタリア館（プラトン装飾美術館）
旧アボイ邸です。

現在は18世紀から19世紀のイタリア・フィレンツェを中心とする装飾的な家具、調度、絵画などを展示している美術館として使用されています。
ミレー、コロー、ルソー、ボナールらの作品、クローディオンやロダンの彫刻もあるんですって！

前回、ちょうど休館日で入れなかったのですが、なんと今回も休館日(T_T)
絶対リベンジする！
cafeも併設されているので、ここでお茶したい♪

★プラトン装飾美術館(イタリア館）
http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/platon

※北野神戸異人館街公式HPは情報共有されていない場合がありますので、正確な営業につきましては直接お電話する事をお勧め致します。

ちょっと入ってみたくなるような門を発見♪

う～ん、この先は民家かな？
もう少し行ってみたい気もしますが、あまり時間もないので止めておきましょう。

この先はかなり急な坂道になり、私でもちょっとキツイ...。

母、念の為持って来ていた杖を出し、「もうちょっとだよ～」と励ましながら登らせてやっと到着！

と思ったら...。

え？？？
入れないんですけど...。

なんで？？？
私、ちゃんと調べたけど？？？？？

近くで作業をしていたおじさんが親切にも「お休みだよ」と教えて下さいました(T_T)
そして、「1本下の道から行けばちょっとだけうろこの家が見えるよ」との情報も！
ありがとうございます～☆

でも、山手八番館とうろこの家は見応えがあったので楽しみにしていたのに...。
それよりも、こんなところまでせっかく上って来たのに～(T_T)

この時、改めてスマホで営業時間を調べてみたら、「うろこグループ公式サイト」
というものを見つけ、ここにはしっかりと休館のご案内がありました(-_-;)

私が見ていたのは北野神戸異人館街公式サイト。
異人館によってはこのサイトでしか営業時間が調べられなかったり、ほとんどの異人館の営業時間が載っていたので主にここで調べていたのでした。

だって「北野神戸異人館街公式サイト」ですよ？
ちゃんと情報共有しておいて欲しかった((+_+))

他にも休館と知らずにここまで上って来た観光客がちらほら...。
やっぱりみんな北野神戸異人館街公式サイトで確認してきたのでしょうね。

うろこグループの営業時間につきましては、うろこグループ公式サイトを見ましょう。

★うろこグループ公式サイト
https://kobe-ijinkan.net/

うろこグループの異人館
うろこの家 & 展望ギャラリー 山手八番館 北野外国人倶楽部 坂の上の異人館 英国館 洋館長屋 ベンの家

各種チケットのご案内はこちら
https://kobe-ijinkan.net/ticket/

おじさんが教えてくれた通りにもう一本下の道を入って行ったら、確かにうろこの家が見えました！

でも、本当にほんのちょっとだけ(^▽^;)

ここは建物が素敵なのに残念((+_+))

今回、入れなかったこちらの2か所は2017年に訪ねているので、ご興味ある方はその時の旅行記をご覧下さいm(__)m

https://4travel.jp/travelogue/11292650

お隣のピンクの建物はカフェのようです。

母、つかさず「ちょっと休もうよ」と(^▽^;)

はいはい、あの急な坂道歩いてきたからね～。
ここは大人しく休憩しましょう。

ティファニーの休日って、どこかで似たようなタイトルを聞いたような？

ティファニーの休日 グルメ・レストラン

あら、とっても可愛らしいお店ですよ☆

ティファニーの休日 グルメ・レストラン

アンティークっぽいペンダントライトに白い格子窓はヨーロッパ気分♪
窓からは緑の木々が。

森の中にいるみたい。

ティファニーの休日 グルメ・レストラン

奥にも席があり、意外と広い店内。

ティファニーの休日 グルメ・レストラン

ドアにはステンドグラスやレースも( *´艸｀)

ちょっといいお店を見つけちゃったかも？

ティファニーの休日 グルメ・レストラン

コロナだから？
ちょっと年配の女性が1人で切り盛りしていらっしゃいました。

うろこの家や山手八番館がお休みだと、なかなかここまでお客さんは来ないでしょうね。

店内のいたるところにヨーロッパ風の雑貨が( *´艸｀)

天蓋付きのベッドがど～んと置いてあったのにはびっくり(≧▽≦)

暖炉もありますよ～。

ここだけ何やらアメリカンな感じ。

そもそもティファニーはアメリカですからね。

アメリカ的要素があってもいいのかな？

今日はこの後、予約しているスイーツがあるのでランチは控えるつもりでいたのですが、母は「お腹が空いた」というのでサンドイッチをシェアする事に。

このサンドイッチ、ちゃんと手作りしていました！
卵のフィリングも自家製でしょうね。
私が以前働いていた喫茶店でも毎朝卵のフィリングは作っていたのですが、同じような味付けでした。

シンプルにマヨネーズと塩・胡椒。
そこにレタスとトマトも挟まれていました。

美味しかった～(≧▽≦)

このお店、大当たりでした♪

ティファニーの休日 グルメ・レストラン

坂を下っていくと、オーストリアの家があります。
作曲家モーツァルトをテーマに、オーストリアの文化の紹介とモーツアルトにまつわる品々を展示紹介しているそう。
こちらにはモーツァルトのピアノの複製も置いてあるそうです。

オーストリアは母を連れて行ってるからいいか（笑）

ここの中庭の雰囲気が良いのでゆっくり見ようと思ったら、呼び込みがしつこくて...。
嫌になってろくに見もせず急いで通り過ぎました(-_-;)

なんだかんだ言いながら異人館の情報は北野神戸異人館街公式サイトが一番分かりやすい。
ただし、ここに記載されている営業時間だけは信用できないので要注意。

★北野神戸異人館街公式サイト　北野異人館一覧
https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list

ウィーン オーストリアの家 美術館・博物館

通り抜けてから中庭をパチリ。

右に見えているのはデンマーク館。
デンマークのバイキングミュージアムやアンデルセンミュージアムの協力のもと、北欧デンマークの歴史や文化を紹介しているテーマ館だそうです。

童話作家アンデルセンの書斎はちょっと見てみたかったかな？

デンマーク館 美術館・博物館

オーストリアの家を抜けたところに可愛らしい建物を発見♪
お土産屋さんのようですね。

香りの家オランダ館

大正中期に建てられた２階建ての木造の寄棟造りで、 長い期間オランダ総領事邸として使われていたそうです。
その後　I.Sヴォルヒン氏の邸宅となっていましたが、1987年1月に「香りの家オランダ館」として開館。

全部見るには時間がないので、ここも外観のみ。

香りの家オランダ館 名所・史跡

洋館が建ち並ぶ一角に突如現れた純和風な建物。
立派なお屋敷のようですよ。

コロナ禍だから？
静かな北野の街並み。

住民にとっては静かで嬉しいでしょうが、お店を経営している方々は大変でしょうね...。

昨日来た風見鶏の館まで下りて来ました～。

やっぱり青空の方が映えますね☆

風見鶏の館 名所・史跡

階段下の広場から。

なんて美しい赤煉瓦の建物！
素敵な洋館って眺めているだけでも楽しいわ～( *´艸｀)

風見鶏の館 名所・史跡

萌黄の館。

萌黄の館 名所・史跡

陽の光を浴びて、より一層美しい萌黄色。

ほんと可愛い館☆

萌黄の館 名所・史跡

萌黄の館の前から見上げる風見鶏の館。

私、この場所好き☆

さて、更に下って行きますよ～。

と、歩き出したところで目に入ったのは「六甲牧場のソフトクリーム」
あら～、これは絶対美味しいでしょう( *´艸｀)

「ピスタチオ」なんてフレーバーを見つけてしまったものだから、食べたい欲がMax!

これから美味しいデザートが待っているというのに我慢できなくて食べちゃいました(≧▽≦)

さすが牧場のソフトクリーム！
濃厚で美味しかった♪

ライオンとユニコーン。
イギリスの紋章が見えて来ましたよ～。
お目当ての英国館です(^o^)

イギリス感満載の入り口。
イギリス好きにはたまりません(≧▽≦)

英国館 名所・史跡

門にはユニオンジャック～♪

あ～、イギリス行きたい...(T_T)

ここは英国館・洋館長屋・ベンの家に入れる「北野通り3館パス」1400円を購入。

★英国館（うろこグループ公式サイト）
https://kobe-ijinkan.net/england/

チケットについてはこちら
https://kobe-ijinkan.net/ticket/

英国館 名所・史跡

クラシックカーも置かれていました。

これは英国御用達のデイムラーDS420。
エリザベス女王が使用していたものと同じタイプだそうです！

英国館 名所・史跡

そして、シャーロックホームズもお出迎えしてくれますよ～。

シャーロック・ホームズのトレードマークである帽子とマントがありますよ。
こちらは無料で貸し出しされているので、シャーロック・ホームズになりきって館内を見学できるそうです。

私はもちろん！
着ませんでした(^▽^;)

英国館 名所・史跡

入り口にはビーフィータ！
タータンチェックのカーペットはスコットランド気分( *´艸｀)

英国館 名所・史跡

入って右手のお部屋から見て行きます。
素敵なダイニングルーム！

置かれているのは17世紀や19世紀の豪華な家具調度品。
そして、カーテンはイギリスのモダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスです( *´艸｀)

英国館 名所・史跡

バロック～ビクトリア朝時代に使われていた素敵な食器棚。

照明はガレかな～？

ここでお茶したい♪

こちらはティファニーランプですね。
ウィリアム・モリスのカーテンとの色合いが良く合っています。

素敵な空間...。

暖炉の前にもイギリスの紋章。

隣の部屋はイングリッシュ・パブ「KING of KINGS」
夕方から営業しているそうでです。

英国館 名所・史跡

イギリス気分が味わえますね。

残念ながら私はお酒は飲めませんが(^▽^;)

英国館 グルメ・レストラン

この椅子とテーブルも古そうです。

イギリス人って、古いものを大事にしますよね。

英国館 名所・史跡

キャビネットに並んだバカラグラス。

美しいです☆

キャビネットの上にはバカラについての解説がありました。

「ナンシーはが活躍したころ、フランスの同じロレーヌ地方にバカラ・ガラス工場がありました。
18世紀中頃に創設された伝統ある工場で、主に高級な食卓用食器類を作っていました。
やがてクリスタルガラスを素材にカットやエッジングを施したものへと進み、1855年パリ万博博覧会でグランプリを受賞した事を契機に、多くの王侯貴族に愛用されるようになります。
アール・ヌーヴォーの流行期には色褪せたガラスやカメオ・グラスを作っていたこともあります。」

こちらのバーカウンターも素敵ですね。

19世紀ビクトリア時代に英国貴族の館にあったものだそうです。

モリスのテキスタイルはマホガニー素材のアンティーク家具に良く似合う♪

壁に飾られているのはお酒のラベル？

それより私は通りの名前が書かれたプレートの方が気になる～！

PORTOBELLO ROAD!
大好きなポートベロー。
アンティークマーケットに行きたいな～。

NOTTING HILL GATE
地下鉄のこの駅で降りて、ポートベロー・ロードへ行くのよね～。

CAMDEN HIGH STREETもマーケットで有名なところ。
古着も多く、以前は良く通ってたな～。
最近行っていなかったから久し振りに行きたい。

あ～、早くイギリス行きたい！

マントルピースの上に並んだ素敵なカップたち。

イギリス感満載でどこを見ても嬉しくなっちゃう！

アリスに出てくるうさぎさん？

中世にタイムスリップ！

タイタニック号かと思ったらクイーン・メアリー号でした。

豪華客船でクルーズも憧れる☆

気持ち良さそうなサンルーム。
ここでまったりお茶するのも良さそう。

こちらはバスルームですね。

手前にあるのは移動式便器。
昔は水洗式ではありませんから、トイレ事情は大変だったと思います。

お次は2階へ。

2階は英国の作家コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」の世界です！

早速、ロンドンのベーカー街221B番地の玄関が。

何やら視線を感じるな？
と思ったら！

なんと天井からシャーロック・ホームズとワトソン君が覗いていました(≧▽≦)

シャーロック・ホームズの小道具が展示されています。

今でも根強い人気を誇るシャーロック・ホームズ。
その熱狂的なファンを「シャーロキアン」（イギリスではホームジアン）と呼ぶそうです。

彼らはホームズを実在の人物とみなし、シリーズを「正典」として各種の研究を行っているそう。

実際、ロンドンに行くとシャーロック・ホームズは実在の人物だったのだと錯覚を起こします。

この2階では「シャーロックホームズの冒険」に登場するいくつかの事件にまつわる場面が再現されているそうです。

どこにあるかのヒントは書かれているので、早速見つけてみましょう。

1つ目は初めに見たーカー街221B番地の玄関ですね。

うわっ！
あんなところに人影が！！！

SCENE7の「黄色い顔」です。

って、私、シャーロックホームズ読んだことなかったんだ(^▽^;)

でも、ストーリーが分からなくてもこれは十分楽しめますよ♪

入り口に置かれていた衣装を着れば、それこそシャーロック・ホームズになり切って探せるので楽しさも倍増ですね♪

きゃ～っ(≧▽≦)
なんて素敵なベッド！！！

ベッドカバーは大好きなモリスのブラックトーン☆

ベッドにこを取られている場合ではなかった(^▽^;)

ベッドの横にはSCENE4の「まだらの紐」

「ここ４、5日、夜中の三時頃になると必ず低い口笛が聞こえてくるのよ」
って、本を読んでいる方ならどんなシーンか分かるのでしょうね～。

残念ながら私にはさっぱり（笑）

シャーロックホームズの映画は見たいと思いながらも、なかなか時間がなくて(^^;)

ベッドの横にあるマントルピースの上にはSCENE5の「六つのナポレオン」

「シャーロックホームズの生還」に出て来るそうです。

窓際にはお茶を飲みながら寛げる空間が。
ここもモリスワールド～( *´艸｀)

私のお部屋もモリスのファブリックで揃えたい...。

テーブルの上にはアフタヌーンティーが用意されていました。

はぁ～、贅沢なひと時...。

テーブルクロスは「いちご泥棒」

テーブルの上にはイギリス人の1日のお茶の時間が紹介されていました。

朝は旦那さんが奥さんに淹れてあげるんだ(≧▽≦)

このお部屋の家具もすべてアンティークのようです。
同系色に統一された家具がお部屋の重厚感を出していますね。

窓の外にはバルコニー。
このお部屋に住みたい...。

このカーテンは「コンプトン」
モリスの仕事を手伝っていた弟子のジョン･ヘンリー･ダールのデザイン。
モリス商会の物件ローレンス･ハドソン家のコンプトン･ホールのためにデザインされたものだそうです。

ダールは18歳でモリスの工房の見習いとなり、モリスが1884年より社会主義運動に力を傾けるようになってからは工房の監督を引き継ぎ、その後50年近くモリス商会の芸術監督を務めたそうです。

ややこしいのですが、「モリス」と言えばすべてウィリアム・モリスのテキスタイルという訳ではなく、モリス商会（Morris&Co.）のテキスタイル。
その中にウィリア・ムモリスとジョン･ヘンリー･ダールがいるっていう感じ？

合ってるかしら(^▽^;)

こちらはダイニングルーム。

このお部屋にもアンティークの家具が置かれています。
ほんと、素敵過ぎる...。

立派な鹿のはく製も飾られています。

窓際にはコーヒーテーブル（ティーテーブル？）

お庭を眺めながらぼ～っとひと息。
贅沢な時間でしょうね。

最後はシャーロックホームズのお部屋です！

シリーズ20作目『マスグレーヴ家の儀式書』の作品中の描写に基づいて、出来るだけ忠実に部屋を再現したそうです。

なんだか物で溢れたお部屋ですね～。

これはシャーロック・ホームズ好きにはたまらないでしょう！

それにしても「下宿」という言葉からは想像できない素敵なお部屋ですね。
物が散乱しているけど、お部屋だけ見たら邸宅だわ。

お部屋をひと通り見終わったら庭へ行ってみます。

あ～、楽しかった。

あらっ！
こんな所に地下鉄の駅が(≧▽≦)

なんと、Jubilee LineのBAKER STREET駅ですよ☆
BAKER STREETと言えばシャーロック・ホームズの下宿先があるとされている場所なのです。

実際の駅と同じですよ～( *´艸｀)
ひとりでテンション上がってます！
母もこの駅は降りているので喜んでいました（笑）

ロンドンのJubilee LineのBAKER STREET駅のホームには、本当にこのようにシャーロック・ホームズのシルエットが描かれているんです。

更に駅を出るとシャーロック・ホームズが立っていますからね(≧▽≦)

実在の人物なのではないかと錯覚してしまいます。

今度はアリスです☆

「不思議の国のアルス」もイギリスの物語ですね。
オックスフォード大学の教員、ルイス・キャロルの作品。

アリス大好き～☆

こんな所にうさぎさんもいました。

バルコニーが美しいコロニアル様式の建物。

この建物はイギリス人技師の設計によって建てられた旧フデセック邸。
明治42年（1909年）の建築当時のままに保存されているそうです。

通りから見るよりも素敵☆

薔薇の季節にはお庭も素敵でしょうね。

日本じゃないみたい( *´艸｀)

よく見るとちょっと面白い形をしているのですね。

寝室のダイニングスペースはこのコーナー部分にあったのかな？
ちょっと奥まった空間って、同じ部屋の中でも別の空間のように感じられますよね。

イギリス好きの私としては大興奮の英国館でした。

さて、時間もなくなってきたので次へ行きましょう。

お次はお隣にある「洋館長屋」（仏蘭西館）

明治41年に建てられた旧ボシー邸で、2件が左右対称に建つ建物。
もともとは外人向けのアパートだったそうです。

寄棟屋根に下見板張り、白いオイルペンキ塗りの外壁は当時の代表的な洋館様式。

★洋館長屋（仏蘭西館）
https://kobe-ijinkan.net/france/

仏蘭西館(洋館長屋) 名所・史跡

英国館との共通チケットで入ります。
1階はフランスの調度品が展示されていました。

ここもまた素敵すぎる～( *´艸｀)
イギリスとは違った、ちょっと華やかなアンティークの調度品。

仏蘭西館(洋館長屋) 名所・史跡

フランスアンティークも大好き～☆

うっとりするような美しいお部屋。
置かれているのはナポレオン時代の家具や19世紀末の調度品です。

仏蘭西館(洋館長屋) 名所・史跡

お部屋の真ん中に置かれた赤いソファーは花弁型ソファー。
座る場所が4か所に開いた珍しい形なのですが、上から見るとお花が開いた形になっているんですって。

フランス・ロココ時代の典型的な装飾様式も見られる、アール・ヌーボー時代の政策だそう。

植物×曲線美はアール・ヌーボーの特徴ですね。

仏蘭西館(洋館長屋) 名所・史跡

美しいキャビネットの上にも中にもエミール・ガレ。

お宝がいっぱいです( *´艸｀)

ガレは言わずと知れたアールヌーボーの代表的なガラス工芸作家。

ここにもガレがいっぱい！
見ているだけで幸せになる☆

ひとつください...。

エラール製の古典ピアノ。

19世紀の初めにパリで制作された、燭台付きのピアノ。
鍵盤の数は73。
現在のピアノよりも1オクターブ分少ないそうです。

その上に置かれた鮮やかな赤いお皿はエミール・ガレの「苺文」

英国館より柔らかい印象の仏蘭西館の調度品。

藤田嗣治やシャガールの作品もあるとの事でしたが...。
どこにあった？？？
見逃してしまったのかもしれません(+_+)

こちらは「どこか怪しい薔薇の浴室」と書かれていました。

イベント的な展示なのかな？

さて、2階へ上がってみましょう。

階段を登ると小さな小部屋がありました。

ルイ・ヴィトンの船旅用のアンティークトランクですって！
１９世紀末のものだそうですよ。

初代ルイ・ヴィトンが生まれたのは1821年。
14歳の時に養母と折り合いが悪くなって家を飛び出し、旅の果てにパリに辿り着き、そこで荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとして働き始めたそうです。

修業を積んだヴィトンは独立し、世界最初の旅行鞄のアトリエ「ルイ・ヴィトン」を設立。
トランクを馬車に適した従来の丸いものから、上積み出来る平らなものにしたトランクを考案すると、急速な輸送技術の発達伴ってヴィトンが考案したトランクの需要が拡大したそうです。
当時主流だった豚皮から軽くて防水加工を施したキャンパス地を考案すると、これが大好評に！
ヨーロッパ中の王族が競うようにオーダーするようになり、ルイ・ヴィトンの名声は一気に高まったそうです。

ヴィトンではお馴染みの「モノグラムキャンバス」の花のモチーフは日本の家紋からヒントを得たと言われているそう。

家を飛び出した若者がここまで名声を高めたなんて、凄い事ですね。
ちょっと見直しちゃいました。

こちらは小人さんの寝室かしら？
「パリ8区の小さな部屋」

モンマルトルのアパルトマンへようこそ～

それぞれテーマのあるお部屋になっているようですね。

お次は何だか怪しげなお部屋...。

「風変わりな緑の部屋」だそうです。
モノトーンの床は先ほどの浴室と同じコンセプト？

なかなか恰幅の良いおじさんがソファにドカッと座り込み、確かに風変わりなお部屋ですね(^▽^;)

置かれているものもそれぞれが風変わり（笑）

花瓶にはフラミンゴが生けてある！
その脇には大きな蜘蛛？？？

窓の外にはペンギンが飛んでる～(^▽^;)

「T氏と彼の不確かな記憶の世界にようこそ～」
と言われても(^▽^;)

スープの中で豚さんが遊んでいるし（笑）

シマウマ柄のイノシシ？？？
全てが斬新(≧▽≦)

次のお部屋は私好みかも～( *´艸｀)

「賑やかな赤い部屋」

フラワーフェスティバル
秘密の舞踏会にようこそ～☆

素敵！素敵～☆

薔薇で飾られたこの鏡、可愛い～( *´艸｀)

貴婦人方のドレスも素敵ですね。

薔薇のブランコはのどかな田舎町の楽しいひと時を感じます。

こちらは華やかな都会の舞踏会。

小さな子供もおめかししていますよ。
お洋服大好きなので、ドレスを見ているだけでも楽しい( *´艸｀)

お次はがらりと雰囲気が変わって、モノトーンのお部屋です。

「色のない部屋」
時間の止まったような...
モノクロームの部屋にようこそ

絵で描かれたような、張りぼてのような...。
何とも言えない家具や調度品。

2次元のような錯覚さえ起こします。

最後は「淡い色の空想のお店」

巴里のとある街角のメルヘンのBlue Heavenにようこそ

何屋さんなのでしょうね～。

良く分からずに退散...。

でも、パリのお洒落な雑貨屋さんの雰囲気はあるかな。

窓からは向かい側のラインの家が見えました。

感染予防対策のポスターがお洒落！

本当は共通チケットでベンの家も入れるのですが、もう時間がなくなってきたのでパスする事に。
まあ、?製のコレクションがメインのようなので、パスしてもいいかなと。

最後に向かい側のラインの館だけちょこっとお邪魔しましょう。
ここは入館無料。

ちょっとだけ高台になっているので階段を登らなければならず、母はもうギブアップ。
私一人でささっと見学しますよ～。
こちらは旧ドレウェル邸。

★ラインの館
https://www.kobe-kazamidori.com/rhine/

ラインの館 名所・史跡

こちらもまた素敵な建物ですね。

大正初期の建築ですが、木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで、開放されたベランダ、ベイ・ウィンドー、軒蛇腹、よろい戸など、明治時代のいわゆる異人館の様式をそのまま受け継いでいるそうです。

ラインの館 名所・史跡

母を待たせているので急ぎましょう。

可愛らしいペンダントライト。

こちらの館はほとんどが多目的室や神戸開港や異人館の歴史を紹介するコーナーになっているので、応接室くらいしか見所はありませんでした。

どこの洋館も暖炉が残されていますね。

美しい細工が施されたシャンデリア。

もともとベランダだったというサンルーム。

神戸の異人館ではこのようなベランダをよく見かけましたね。

階段に描かれていただまし絵。
猫ちゃんが帽子をくわえて逃げちゃったようです(≧▽≦)

さて、そろそろホテルに戻る時間です。
お次はホテルのスイーツタイム～( *´艸｀)

予約は15時なので、遅れないように戻らないとね。

母、ホテルまでもう少し頑張って歩いてくださ～い（笑）

この旅行記へのコメント （6）

• nomo1215さん 2022/02/25 09:35:15

  優しい・・

  milkちゃん・・
  朝から、お母さんを想いやる・・優しい娘さんの暖かな旅行記を拝見致しました。
  ぐっときてしまいましたよ～
  
  初老のnomoが行った、神戸の異人館巡り・・
  坂道がとにかくきつかった！『見たい』気持ち一心で歩いたけれど・・
  マジ、疲れました(p_-)
  「もう少しだよ！」と、声を掛けながら一緒に歩いたあの坂道・・
  milkちゃんも疲れただろうに・・
  後に
  い～～～思い出になる事でしょう・・
  
  私の母の場合は、暴走してしまうので・・その暴走を止めるのが一苦労でした（笑）
  これも、今になれば『思い出』
  
  さて、本題
  私が訪問した時は、「洋館長屋」は休館でした・・
  これ、非常に残念で・・
  こんな時だから仕方なしなんだけど・・
  ここだったら、急な坂道を登らなくても済んだのに（笑）
  
  予習した通り、見ごたえのある素晴らしい所ですね～
  
  お母さんと一緒の神戸旅
  北野ホテル、そして洋館長屋・・リベンジの際は、ここ絶対に訪問したい！
  と、旅行記を食い入るように拝見致しました。
  
  nomo1215
  

  milkさん からの返信 2022/02/25 23:22:03

  Re: 優しい・・

  nomo1215さん、こんばんは☆
  こちらの旅行記もご覧頂き、ありがとうございます(^o^)
  
  優しい...のとは違うかも(^▽^;)
  歩いてもらわないと困るので、励ましていただけです（笑）
  あの坂道、ほんとキツイですよね...。
  
  風見鶏の館の方から登ったほうが楽かも？と思いました。
  母はもう行かないだろうな(^^;)
  nomo1215さんのお母様は逆に暴走してしまうのですね！
  楽しくなっちゃうのでしょうね～。
  
  nomo1215さんが行った時は洋館長屋がお休みだったのですね...。
  1階の調度品やガレのランプなどは見ごたえありました。
  次回は是非、行ってみて下さいね。
  
  北野ホテル、一度は泊ってみたいですよね！
  とても良かったので、北野ホテルも是非～♪
  
  今、北野ホテル滞在記を頑張って作成中です。
  
  milk

• るなさん 2022/02/23 19:08:47

  英国館でテンション上がってるmilkちゃん（笑）

  milkちゃん、こんばんは☆
  
  休館日...こういうの困るよねぇ～
  ちゃんと全部まとめて情報載せて欲しいって思いますわ。
  せっかく行ったのに虚しくも門が閉ざされてるとめげるぅぅ...お母様頑張ったのにね。
  いやぁホント毎回言うけどお母様凄いわ。連れて行くmilkちゃんも凄いけどついて行くお母様もっと凄いかも( *´艸｀)うちでは絶対あり得ません（でした）。
  
  洋館の中に見える立派な瓦屋根のお屋敷が変化球♪素敵～
  こんなにたくさん洋館があるとどこに入るか迷うねぇ。全部入ってじっくり見ている時間はないのでチョイスするしかないわ。
  そんな中でもイタリア館行きたかったのに月火とお休みなのでダメです（泣）こればかりはしょうがない、またいつか出直すしかないわ。
  
  あはは（笑）milkちゃん、やっぱり英国館が一番テンション上がってるね～♪
  へぇそうなんだ？モリスって言えば全部がウィリアム・モリスかと思ってたら...まぁお弟子さんとかファミリーもひっくるめたカテゴリーはよくあるもんね。
  ファブリック系が素敵だとお部屋も映えるね！！もちろんアンティークな家具もだけど。マホガニーのブラウン、好き♪
  洋館（と言うか欧米の建物）は窓の高さが萌え萌えです(*^^)v
  BAKER STREETの駅でシャーロックホームズのアイコンが描かれてたの思い出したわぁ。
  
  ひとつください...。って？？？（笑）くれたらいいね～(=ﾟωﾟ)ﾉ
  私はどちらかと言うとフランスっぽいのが好きかな？
  いわゆるフレンチモロッカンってのが好きなんです～もちろんマホガニーの重厚なのも好きだけど♪
  あぁぁぁどうでもいいからヨーロッパ行きたいよぉ（いきつくところはこれ　笑）
  
  るな

  milkさん からの返信 2022/02/25 00:08:41

  Re: 英国館でテンション上がってるmilkちゃん（笑）

  るなさん、こんばんは☆
  旅行記もご覧頂き、ありがとうございます(^o^)
  
  今月は暇になる予定だったので旅行記も進むかな？と思いましたが、思いの外忙しくなって全然進まない(^▽^;)
  早くしないとまた溜まっちゃう～！！！
  
  休館日、「北野異人館街公式サイト]と名乗るくらいならちゃんと情報更新して欲しいです(T_T)
  母に頑張って登ってもらったのに休みだったのは、さすがの意申し訳なかったと思いました...。
  ま、異人館は母が「行きたい」と言ったから連れて行ったので、歩いてもらわないと困ります（笑）
  
  イタリア館、るなさんも予定合わなかったですか（泣）
  ここはお互いリベンジですかね。
  北野の異人館は全部入っていたらきりがないので、チョイスが肝心。
  山手八番館とうろこの家、風見鶏の館、萌黄の館はヨーロッパ気分が味わえるのでお勧めです！
  洋館長屋は1階は素敵でしたが、2階はどうだろう(^▽^;)
  ガレはうろこの家でも見られるし...。
  
  英国館はテンションMAXでした～☆
  ほんと、イギリス行きたい...。
  モリス、私もみんなウィリアム・モリスの作品だと思っていたのですが、生地を買う時に柄の説明を読んでいて違う事に気付きました(^▽^;)
  マホガニーのブラウン、重厚さが素敵ですよね～。
  
  BAKER STREETの駅、シャーロック・ホームズでしたよね。
  でもあれ、確かJubilee Lineのホームだけなんですよね。
  
  ガレのランプ、欲しいです～。
  そういえば、ロンドンのアンティークマーケットには売ってたな～。
  高くて買えませんでしたが(^▽^;)
  レプリカならいける？？？
  
  フレンチモロッカン！
  モロッコ行きましょう！！(≧▽≦)　←ほんと、こればっかり（笑）
  
  土曜日に旅の計画がいくつ出来上がる事やら（爆笑）
  
  
  
  milk

• まほうのべるさん 2022/02/23 19:04:54

  ビックリ！

  こんばんは、milkさん。
  
  神戸異人館めぐりいいな。
  旅行記を見ていてワクワク感が半端じゃないよ。
  ヨーロッパへ行けない現在、国内でヨーロッパを感じる場所があるのは最高ですね。
  プレミアムチケットを購入すれば７館＋展望ギャラリーとかなりお得になるんですね。
  お金と時間を気にしないですべての異人館をめぐってみたいな。
  
  『ティファニーの休日』にはビックリですね。
  だって店内にど～んとベッドが置いてあるなんて、そんなお店聞いたことがないもの。
  でも違和感がなく、雰囲気がとても素敵ですね。
  素敵なお店に出会えたことは、お母さんに感謝しなくちゃないかな？
  
  まほうのべる
  
  

  milkさん からの返信 2022/02/25 00:13:49

  Re: ビックリ！

  べるちゃん、こんばんは☆
  いつもご覧頂きありがとうございます(^o^)
  
  異人館巡りはヨーロッパに行かれなくなってしまった今、ヨーロッパ気分に浸るには最高ですね♪
  そうそう、プレミアムチケットがお得なので、本当ならそのチケットで全部見ようと思っていたのに...。
  まさかの休館でした(+_+)
  
  他にも一般公開していない洋館も沢山あるので、次回はのんびりと外観だけでも見てまわろうと思っています。
  
  『ティファニーの休日』のベッドにはびっくりでした（笑）
  飲食店の中にベッドを置くなんて、ある～？
  でも、とっても素敵なベッドでしたよ。
  でも、素敵なカフェだったので入って正解でした。
  手作りのサンドイッチも美味しかった～( *´艸｀)
  「ちょっと休みたい」と言った母、正解でした。
  
  milk