置賜桜回廊・その３（長井市～白鷹町）

2021/04/04 - 2021/04/04

置賜桜回廊巡りの最後は，長井市にある草岡の大明神桜と五十沢の久保桜．五十沢の久保桜は，年によってはGWの頃に咲くこともあるのですが，令和３年は記録的な早咲きで，私たちが訪れたときには既に満開を過ぎている頃でした．五十沢の久保桜は日本三大巨木桜にも選ばれている，たぶん山形県では一番有名な桜で，通常であれば出店が出たり，大型の観光バスが訪れたりするのですが，コロナの影響もあって，思ったよりずっと少ない観光客で，出店は全て中止になっていました．久保桜を見た後は，287号線を通って再び白鷹町に入り，殿入桜を見学して置賜桜回廊巡りを終えました．殿入桜は白鷹町の他の桜の古木とは最上川を挟んだ反対方向にあり，長井市との境にあるので，ここを最後にした次第です．一日で沢山の桜を見て回ったので少々疲れましたが，運転していた主人はもっと疲れたようでした．

エリア 長井(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

長井市にある草岡の大明神桜にやってきました．

樹齢約400年のエドヒガン桜です．伊達政宗が鮎貝城の戦いで敗れたときに身を隠したという伝説があるそうです．

真偽はともかく，この説明文によれば，幹の周囲は日本で２番目に長い桜のようです．

国指定の天然記念物になっています．

こちらが全景．見学は無料で出来ますが，周囲は立入禁止で近づくことは出来ませんでした．

かなりの古木でこんな支柱が添えられていました．

周囲はこんな感じです．奥の方に駐車場があります．

次いで，同じ長井市の久保桜へ．

こちらは全国的に有名な桜で，大型車両用の専用駐車場もあります．例年であれば駐車場に入るのに長蛇の列が出来ますが，令和3年は比較的簡単に駐車出来ました．

推定樹齢はなんと1200年だそうです．坂上田村麻呂が送ったという伝説があるそうです．

日本三大巨木桜の一つで，他の二つは岐阜の薄墨桜と山梨の神代桜．

こちらも大部老木になっているのが分かります．

殆どの枝に支柱が必要ですし，開花しない枝も結構あるようでした．

幹の近くには入れません．保護のために周囲に木道が整備されていました．

全景はこんな感じでした．

伊佐沢の久保桜 自然・景勝地

最後に殿入桜へ．

殿入桜は国道287号線から少し入ったところの丘の中腹にあります．

周囲には桜の木が沢山あって，散策するにも良い場所でした．

殿入桜は樹齢約680年のエドヒガン桜．米沢藩主が立ち寄られたので，殿入という名称になったようです．

丘の中腹，斜面にあります．

日当たりが良いせいか，他の置賜桜回廊の桜よりもより開花が進んでいて，一部は葉桜になっていました．一日結構急いで回りましたが，とても楽しめました．