2019/04/17 - 2019/04/18
14位(同エリア57件中)
ガッサンさん
この旅行記のスケジュール
2019/04/17
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烏帽子山公園
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電車での移動
山形鉄道フラワー長井線
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電車での移動
山形鉄道フラワー長井線
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長井市 旧長井小学校第一校舎
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置賜さくら回廊 伊佐沢の久保ザクラ
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この旅行記スケジュールを元に
今年も多くのテレビ局から山形鉄道フラワー長井線が放送された。沿線の人々の生活、沿線の造り酒屋、推理ドラマの舞台、人々を魅了続ける。沿線に咲く桜の名木、古典桜を訪ねてみました。
フラワー長井線は、山形県の南端・置賜(おきたま)地域を結ぶローカル線です。沿線で、四季折々に美しい花を見ることができます。電車の名前の由来となっています。春はこのフラワー長井線に乗って桜の名所を巡る観光が定着しています。
テレビ朝日 西村京太郎トラベルミステリー第70作スペシャル「十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子」2019年3月17日(日)21:00~放送
NHK「小さな旅」2019年3月30日(土) 5:15~ 5:40放送「ふるさとの鉄路と笑顔舞う駅舎で~山形県 フラワー長井線~」
NHK BSプレミアム(103) 2019年 5月14日(火)午後3:55~午後4:56(61分)放送 六角精児の呑(の)み鉄本線・日本旅「夏・山形鉄道を呑む!」
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
PR
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山形鉄道フラワー長井線は、南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅まで全長30.5キロを結んでいる、山形鉄道が運営する鉄道路線です。
山形鉄道フラワー長井線が脚光を浴びたのは映画「スウィングガールズ」の舞台になったときです。「スウィングガールズ(Swing Girls)」は、2004年の公開で東北の片田舎の落ちこぼれ女子高校生がビッグバンドを組んで、ジャズを演奏する青春映画でした。出演した高校生役の俳優・女優は今では著名な俳優・女優として活躍しています。
話題をさらったのが山形鉄道フラワー長井線のずうずう弁の「訛り車掌」でした。映画の為、やり過ぎの強調したずうずう弁でした。この訛りを聞きたい、という要望が数多くあったそうです。この要望に応えたいと「訛り車掌」案内による列車を走らせました。これが当りました。置賜さくら回廊 花見
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ここは南陽市、五感で味わう菊とぶどうといで湯の里です。最寄り駅は山形新幹線の停車駅「赤湯駅」、なお且つ赤湯駅は山形鉄道フラワー長井線の始発駅です。
南陽市赤湯にある、置賜さくら回廊の「烏帽子山公園」です。さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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烏帽子山の斜面に植えられた桜の木。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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烏帽子山公園に植えられた桜は「烏帽子山千本桜」として有名です。
「日本さくら名所100選」に選出された公園は、世界的にも数少ない「エドヒガンの群生地」です。約25種1000本の桜が織り成す風景は、街中からのパノラマもお勧めです。さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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漸く北国の桜も咲き初めました。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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置賜さくら回廊の案内地図と烏帽子山千本桜の案内板が立っていました。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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2019年の春先は雪に見舞われ、順調だった開花が遅れたそうです。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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置賜さくら回廊のエリアマップです。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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枝垂れ系の桜は満開に近い状態でした。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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全国桜名木・古木二代目園の案内図と置賜さくら回廊の久保桜(長井市)・釜の越桜(白鷹町)・薬師桜(白鷹町)の案内図です。
烏帽子山公園 公園・植物園
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枝垂れ系の桜は満開のようでした。
烏帽子山公園 公園・植物園
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満開の枝垂れ桜、下方には若松観音の石段が見えます。
烏帽子山公園 公園・植物園
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石段の奥に若松観音が見えて来ました。
烏帽子山公園 公園・植物園
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若松観音様に向う石段です。眼下に赤湯温泉の街並みが見えます。
烏帽子山公園 公園・植物園
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烏帽子山公園内にある若松観音様です。
烏帽子山公園 公園・植物園
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南陽市指定文化財(建造物の部)石造大鳥居(せきぞうおおとりい)の案内がありました。読んで見ると
明治36年(西暦1903年:明治時代)に造られた鳥居で、高さ10.75mと国内でも有数の規模である。特に柱石は、この大きさとしては全国的にも珍しい、継ぎ目のない一本のものである。石材は、当神社北裏の山から切り出され、石工の吉田善之助により造られてから、建師の市川良次により建てられた。当時のすぐれた技術を伝えるものとして貴重である。
と、ありました。烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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これは、烏帽子山八幡宮が立てた「大鳥居」の案内板です。
大鳥居
この石の大鳥居は、明治三十五年から翌三十六年にかけて製作建立したもので、赤湯町民一丸となっての大事業であった。石材は当八幡宮裏から割出した凝灰岩である。
この鳥居建立は、当時の技術から容易ならぬ難工事であったが石工吉田善之助と建師市川良次両氏の力によって完工した継目なしの石鳥居としては日本一大きい貴重な文化財である。
総高 10.75メートル 笠石 12.7メートル 貫石(柱石中心から)間の長さ7.65メートル 総経費(米一俵六円の時)1.560円18銭9厘
烏帽子山八幡宮
と、ありました。烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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大鳥居近くの咲き始めた桜です。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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大鳥居、継ぎ目のない石の鳥居としては、日本一の大きさで、総高10.75m、笠石12.7mです。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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大鳥居の両側の枝垂れ桜が満開になれば、さぞ美しいことでしょう。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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大鳥居を覆うような枝垂れ桜の枝振りです。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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「二代目放鳥目白桜 八幡宮ご神木」の案内が立っていました。読んでみます。
放鳥目白桜は、市内北町の旧八幡宮登り口にあったご神木で町の天然記念物に指定されていた。
樹齢五百年余りの巨木で枝を四方に張りだし翼を広げあたかも飛び立つ鳥のよう、優麗な姿と言われていたが昭和三十頃に枯死した。
明治十一年から十数年の歳月と七万人余りの人力をかけ、地域の振興と八幡宮の遷宮を進めるため烏帽子山公園が造成され、数百本の花木を植栽したのが千本桜の始まりである。
明治二十三年、整備された神域に八幡宮の遷座が成り、その頃に二代目放鳥目白桜が植えられたといわれている。樹齢百二十年余りのエドヒガン系枝垂桜で、優麗な初代桜の姿を偲ばせている。
烏帽子山八幡宮・烏帽子山千本桜保存会
とあり、歴史を少し知ることができました。烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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放鳥目白桜の下部に案内が立っていました。
「放鳥目白桜 樹種 エドヒガン 樹高 14.0m 幹囲 4.1m」烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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放鳥目白桜、エドヒガン系、樹高14.0mの桜です。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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烏帽子山八幡宮です。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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二代目放鳥目白桜の案内板にも書いてありました。地域住民の守護神として尊崇も篤く、境内が余りにも狭いため、明治十九年現在の烏帽子山の風光明媚な地を選び五ヶ年の歳月と延六万三千人の人夫と七千九百人石工を動因して完成した神苑に、明治二十三年社殿を新築遷座しました。社殿は新しく感じた、平成十七年に再建したそうです。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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烏帽子山八幡宮から見た、赤湯の街並みです。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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銅像の前に「積小為大」のプレートが埋め込んでありました。二宮金次郎の言葉で、毎日の積み重ねが大切、という意味が込められています。 この言葉、二宮金次郎さんの教えとして、現在でも語り継がれている熟語です。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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烏帽子石(えぼし石)の案内板が立っていました。読んでみます。
この石は赤湯七石の一つで「米府鹿の子(べいふかのこ)」(元文[紀元2,396年]より明和[紀元2,424年]に至るまで書かれた古文書)によりますと、「塩釜明神より慈覚大師の方へ使いの神来り問答終り塩釜に帰らんとする時、えぼしを置きたる石なり」とあります。 然し、この石のは磨涯碑なのであります。
板碑は一種の供養碑で鎌倉時代に生まれた新佛教の所産で浄土門の彌陀碑が最も
多いようです。この碑は紀元が磨滅して判明しないが近くに永仁二年の在銘の磨涯碑もあることからして当時のものではないかと推測されます。烏帽子山公園の地名にも神社の社名もこの石から名付けられております。
烏帽子山八幡宮
と、ありました。烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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これが烏帽子石(えぼし石)です。烏帽子山公園の地名も神社の社名もこの石から名付けられました。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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烏帽子山八幡宮の隣りに大きな石碑が立っていました。その前に小さな道標が立っていました。境内社案内と書かれ、「桝形神社」「津島神社」「温泉神社」「赤湯神明宮」と記されてあった。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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温泉神社です。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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赤湯神明宮です。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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桝形神社です。桝に木が抜けていました。何故なんでしょう。津島神社は桝形神社の隣りに石造りの小さな祠でした。何故、一つだけ小さく、石造りなのでしょうか。津島神社は愛知県の津島神社と関係があるのでしょうか。
烏帽子山八幡宮 寺・神社・教会
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烏帽子山八幡宮から西側へ行くと桜は咲きそうで咲かない状態でした。木にははなさかじいさんの人形が登っていました。本当に咲かせてくれればありがたいが。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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花咲かじいさんが恨めしい。辺りのソメイヨシノは一輪も咲いていません。しかし、置賜さくら回廊のさくらまつりは始まっています。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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桜の木の前に立札が立っていました。
「山高の神代桜 山梨県 樹齢約1,700年 エドヒガンザクラ 国指定天然記念物 日本三大桜の一本」
どういう目的でここにあるのか、わかりません。さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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ここに「二代目薄墨桜」の立札が立っていました。
「二代目薄墨桜 岐阜県本巣市(根尾)国指定天然記念物 樹種 エドヒガンザクラ」と、あります。
私が住んでいる市役所の前にも岐阜県本巣市から寄贈されたという薄墨桜があります。誰も見ていません。岐阜県の本物を見た人は異口同音に「違う」という。九州に行ったとき、「ミヤマキリシマ」を植生地以外に移した場合、気候と土壌が異なるので同じ花にならない、と地元の人から聞いた。桜にも同じことが言えるような気がします。さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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二代目薄墨桜の木です。今では色々な所で見かけます。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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さくらまつり中の烏帽子山公園です。公園内は飾り付けが終わり準備万端です。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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おとぎ桜と言われている桜です。樹種はエドヒガンザクラです。
烏帽子山公園のスピーカーから花笠音頭が繰り返し流れていました。唄うのは、ご当地山形県出身の民謡歌手大塚文雄氏、甲高い声が響き渡っていました。
さくらまつり(置賜さくら回廊) 祭り・イベント
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「東北自然歩道山形県内案内図」です。別名、新奥の細道だそうです。
烏帽子山公園 公園・植物園
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東北自然歩道 コース案内です。新奥の細道 湯けむりとフルーツのみちの案内です。
烏帽子山公園 公園・植物園
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遠くに見える白い山々は飯豊連峰です。福島県・山形県・新潟県にまたがる峰々です。高山植物の宝庫とも言われる山々です。
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飯豊連峰を拡大で撮影してみました。
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更に拡大するとこのようになります。
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流れる川は山形県の母なる川、最上川です。
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山形鉄道フラワー長井線の「長井駅」に到着しました。
山形鉄道 長井駅 駅
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2014年1月厳冬期に山形鉄道フラワー長井線を訪ねました。そのとき、この角度で長井駅を撮影しました。書いたクチコミが『映画「スウィングガールズ」の舞台を訪ねて』でした。従って、山形鉄道フラワー長井線に乗車するのは2回目です。
山形鉄道 長井駅 駅
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NHK「小さな旅」スタッフの写真が貼られてあった。撮影した日は平成30年5月でした。何回か再放送され、2019年3月30日(土) にも放送された。従って、記憶は新しい。タイトルが「ふるさとの鉄路と笑顔舞う駅舎で~山形県 フラワー長井線~」でした。
かつて、長井市には日本を代表する大手電機メーカーの工場があり、従業員は1,000名もいたそうです。放送で初めて知り驚きました。山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅に隣接する産直の店も「小さな旅」にでました。店のおばさんは聞かれるたび「テレビに出た人は、今日は休みです」と断っていました。テレビの威力は大したものです。農産物は飛ぶように売れていました。
山形鉄道 長井駅 駅
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写真は十津川警部役の高橋英樹さん、刑事役亀さんの高田純次さんです。長井駅の産直店の皆様と一緒に撮った写真があり、日付を見ると2019年2月12日とありました。
その模様はテレビ朝日 西村京太郎トラベルミステリー第70作スペシャル「十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子」で放送されたのが、2019年3月17日(日)でした。山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅待合室のケースの中には長井市の名産品が飾ってありました。山形工房のけん玉が印象に残りました。
山形鉄道 長井駅 駅
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改札口から見たホームです。跨線橋はありません、レールの上を歩いて渡ります。
山形鉄道 長井駅 駅
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白鷹町荒砥方面を撮影しました。近くの低い山も白く輝いて見えました。最近雪が降ったことが伺えます。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅のホームです。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅待合室の改札口頭上には名所案内の看板が掛かっていました。「久保のさくら」「つつじ公園」「あやめ公園」などの名所が近くにあります。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅待合室の売店です。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅待合室の掲示板に発車時刻表が張ってありました。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅待合室の時計の隣りにフラワー長井線の長井駅発車時刻表があります。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅ホームに荒砥行き列車が入線して来ました。
山形鉄道 長井駅 駅
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フラワー長井線を走っている列車らしく、沢山のフラワーが描かれていました。
山形鉄道 長井駅 駅
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長井駅を出発です。
山形鉄道 長井駅 駅
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映画スィングガールズを地で行く「ずうずう弁の訛り車掌」の案内が始まりました。2014年1月に乗車したときのような映画に近い強烈な訛りはありませんでした。乗車する前、訛り車掌と少し話しました。あんな訛りを話している人はいないですよ。映画だから笑いを取る為、訛りを面白く強調した、という。でも、映画のように話をして欲しい、と思いました。
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軽い訛り車掌の案内を聞きながら車窓から沿線を眺めています。
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俳優の六角精児さんは車窓から景色を眺めながら、旨そうにビールを呑んでいました。その模様はNHK BSプレミアム(103)で2019年 5月14日に六角精児の呑(の)み鉄本線・日本旅「夏・山形鉄道を呑む!」で再放送されました。
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訛り車掌いわく、この駅で十津川警部が犯人を逮捕したそうです。(テレビドラマの話)ほんとですかね。
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フラワー長井線沿線の白い山々です。4月に入り、結構雪が降ったそうです。順調だった桜の開花も次第に遅れていった、と話をしていた。
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車内販売をする訛り車掌さんです。
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フラワー長井線の車内の様子です。養老鉄道や明知鉄道のように薬膳料理の観光列車を走らせたら、目玉になるような気がしました。
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線路の脇には黄色いスイセンが果てしなく植えられていました。
鮎貝駅 駅
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列車は鮎貝駅から荒砥(白鷹町)へ向って出発して行きました。
鮎貝駅 駅
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鮎貝駅です。フラワー長井線にあって、新しく感じる駅です。
鮎貝駅 駅
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十二の桜(じゅうにのさくら)です。通称「種まき桜」とも呼ばれるエドヒガンザクラです。樹齢400年ほどの老木の古株が残り、現在はその3代目が大木となっています。「十二」は十二薬師堂の意の地名です。
十二の桜 花見
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「十二の桜の由来について」詳細に渡る案内板が立っていました。
十二の桜 花見
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「置賜さくら回廊」十二の桜の案内板が立っていました。内容は先に書いた通りです。付け加えるとしたら、名物「夜中のかいもち」のことだけです。
名物「夜中のかいもち」は開花時期だけ販売されます。かいもちとは、そば粉をお湯で練ったもので素朴な風味が特徴です。十二の桜 花見
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蕾は固く、咲くにはまだまだという感じです。「置賜さくら回廊」さくらまつりは始まっているので桜会場に売店はオープンし、地元の人はこまめに動き、お茶を出していました。名物「夜中のかいもち」を購入できます。
十二の桜 花見
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十二の桜です。エドヒガンザクラです。4月に入り、何回も雪が降ったとのことで、蕾は固く防御しているが如くでした。
十二の桜 花見
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立派な古木です。その古木の隣りに株だけ残した樹があります。古木を支える木を見ると桜を守る姿勢が見えてきます。
十二の桜 花見
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薬師堂の前に「薬師桜」の欠けた石碑が立っていました。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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正面の建物は薬師堂です。右側の桜が「薬師ザクラ」です。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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薬師ザクラは樹齢1,200年のエドヒガンザクラです。高さ10m、太さ8m。薬師堂の境内にあり堂々たる風格を保っている。西暦796年、坂上田村麻呂が奥州征伐の時、手植えしたものと伝えられている。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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薬師ザクラはチラホラ咲き初めていました。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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薬師ザクラの支え棒を見ると、薬師ザクラを守ってきた人々の努力が伝わってきます。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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こちら側から見ると怪物のような顔をした桜に見えます。1,200年も生き延びたものです。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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薬師堂の前に「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」の表札が掛かっていました。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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薬師ザクラを遠くから見ると枝が枯れている箇所が目立ち、枯れた部分を切り落としたことがわかります。
釜の越・薬師桜まつり 祭り・イベント
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薬師ザクラの薬師堂から「釜の越農村公園」へ移動しています。途中に黒いクリスマスローズのような花が咲いていました。
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薬師ザクラから釜の越農村公園まで遊歩道があります。その途中に雪解け水が勢いよく流れる川がありました。
釜の越桜 花見
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木々の手前に白い花の群落がありました。
釜の越桜 花見
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「白鷹町 置賜さくら回廊 古典桜の里 釜の越桜」の大きな看板が目に入って来ました。
釜の越桜 花見
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釜の越桜の前に「名木十選 釜の越サクラ」の門柱が立っていました。
釜の越桜 花見
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釜の越ザクラです。釜の越ザクラは、樹高20m、根回り6m、推定樹齢800年のエドヒガンの巨樹だった。それは見事だったという。「置賜さくら回廊」屈指の巨桜でした。
釜の越桜 花見
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釜の越ザクラの案内がありました。
釜の越ザクラ(山形県指定天然記念物)
樹齢 約800年 胸高周囲 約6.00m 樹高 20.00m 樹種 エドヒガン
指定年月日 平成25年11月29日
遥かな時代をこえ、人々に愛し育まれてきた名木である。「釜の越」は古い地名である。樹下に立つ三個の無銘巨石には、八幡太郎義家が居陣した時に、この石で竈を築き兵糧を炊いたとの伝説がある。
開花期は四月二十五日頃。
ややうつむきながら咲く薄紅色の可憐な花の姿は、見る人々を楽しませてくれる。 白鷹町教育委員会
と、ありました。釜の越桜 花見
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「釜の越桜之碑」立派な石碑が立っていました。樹齢800年のエドヒガンの巨樹に敬意を払うような碑でしょうか。
釜の越桜 花見
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釜の越農村公園です。エドヒガンザクラを中心とした桜が植えられています。
釜の越桜 花見
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「置賜さくら回廊」釜の越桜(かまのこしさくら)の案内があり、読んでみました。
古くから地元の人々の手厚い保護を受け、毎年春には葉山連山の残雪を背に花を咲かせるこの桜が古典桜ブームのきっかけとなりました。葉山山頂に祀られている五穀豊穣の神「葉山権現」は種まき時期になると山を下り、田の神となる。その神の依代(よりしろ)となるのが満開に咲き誇るエドヒガンのこの桜であり、まさに地域のシンボルです。 と、あり大変目を掛けて来た桜でした。釜の越桜 花見
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釜の越農村公園に観光客目当てに売店が出来ていました。地元の漬物に地元の菓子類を販売していました。どれも試食が出来、どれも美味しいものばかりでした。自分用に特産品を購入しました。
釜の越桜 花見
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最上川堤防千本桜です。山形鉄道フラワー長井線、長井駅から徒歩約17分。
大正4年、大正天皇御即位大典の記念に最上川両岸のさくら大橋~長井橋間約2キロメートルに「ソメイヨシノ」300本が植えられ、「千本桜」「土手の桜」として親しまれてきたそうです。最上川堤防千本桜 花見
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「旧長井小学校第一校舎ご利用のお客様へ」という案内です。
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旧長井小学校の正面玄関です。近々オープンの予定でまだ公開していないとのことだったが、ご好意で見せてもらいました。
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長井市旧長井小学校第一校舎は、昭和8年に校舎として建築されたものです。老朽化が進んでいましたが、建築当初の雰囲気をそのまま残す廊下や階段等、建築的な魅力を有する貴重な財産であることから、昭和62年及び平成21年に長井市教育委員会において「今後も第一校舎を保存活用していくこと」とすることになり、80年以上校舎として使われました。また、平成21年には登録有形文化財に登録されました。
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平成27年夏から、耐震性などの安全面から使用を休止。耐震、内装工事を実施いたしました。学び舎の雰囲気を残しながら「まなび」と「交流」をテーマとした拠点施設として、平成31年4月27日に開館します。従って、開館する9日前に見せて頂きました。
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私も小学校時代、このような雰囲気の階段を使用しました。
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学び舎の雰囲気を残しながら「まなび」と「交流」をテーマとした拠点施設だと思いました。
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道の駅「川のみなと長井」の外観です。歴史を感じさせる蔵の佇まい、最上川発祥の地であり、舟運で栄えた山の港町です。最上川の隣に、観光交流の拠点としてまた、まちなかの賑わい創出を目的に整備したのが道の駅「川のみなと長井」です。
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道の駅内には、水のおいしい長井市で作られた新鮮な野菜や果物の他、お菓子や工芸品などのお土産品などがずらりと並ぶ地域特産物紹介コーナーがあります。
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バナナ、アボカド、ぶどう、りんごなどの果物も販売しています。
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手造り惣菜や手造り弁当等が販売され、地元の人から人気のようで売れ行きは上々です。ここで弁当を購入するのも、地元の味に触れられ旅を楽しめる、と思いました。
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伝統的工芸品の長井紬(ながいつむぎ)が展示されていました。長井紬の歴史は古く、長井地方と白鷹地方は、江戸時代初頭から直江兼続の施策によって青苧(あおそ)を栽培し、日本各地へ出荷していました。第9代藩主上杉鷹山公の時代に養蚕地帯に転換。その後、越後から職人を招き、絹織物づくりもするようになった、という。
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道の駅「川のみなと長井」の店内にある川のみなとのレストラン「ラ・ベール」です。
川のみなと レストラン ラ・ベール グルメ・レストラン
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レストラン入口にお勧めメニューがあります。
川のみなと レストラン ラ・ベール グルメ・レストラン
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入口のお勧めメニューの隣りに食券の販売機があります。
川のみなと レストラン ラ・ベール グルメ・レストラン
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レストラン「ラ・ベール」の店内です。
川のみなと レストラン ラ・ベール グルメ・レストラン
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特産、だだちゃ豆を利用した菓子、さくらんぼを利用した菓子など色々な土産物が販売されていました。
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伊佐沢の久保ザクラの案内板です。少し読んでみました。
エドヒガンの巨木で目通り九メートル。天保・弘化年間(約百五十年前)のころは、枝が四反歩(約四千平方メートル)に広がり「四反桜」の名で親しまれていた。置賜さくら回廊 花見
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樹齢約1,200年のエドヒガンザクラです。大正13年に国の天然記念物に指定された。坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との悲恋の伝説が残る。
置賜さくら回廊 花見
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久保ザクラの樹勢回復についての案内板がありました。少し、読んでみました。
桜は古木になると幹の中心部が朽ちて空洞が広がるため、内部から不定根とよばれる根を発生させ地面まで伸ばし自ら世代交代を行います。置賜さくら回廊 花見
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樹齢約1,200年の桜を見て、泣いていた女性がいた、と地元観光ガイドが言っていました。桜のガイドが素晴らしいので感動した涙かと思いきや、手足を切られたような久保ザクラの姿を見て、涙を流したそうです。涙が出そうな古典桜です。
置賜さくら回廊 花見
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故 村山秀雄氏の歌碑です。
置賜さくら回廊 花見
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日本三大巨木桜の案内板です。案内板を読んでみました。
伊佐沢の久保桜は、山高神代桜、根尾谷淡墨桜、とともに日本三大巨木桜と言われています。ここ伊佐沢には、篤志家の尽力で山高神代桜と根尾谷淡墨桜の苗木が植えられ、三大桜をそろって見ることができます。置賜さくら回廊 花見
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久保ザクラは幹内部が火を受け不定根が発生しにくい状況にあり樹に勢いが見られません。そのため平成十八年からピートモスと木炭を混ぜ合わせ幹内部に詰め込み、根を発生させる治療に取り組んできたところ、平成二十二年秋に南側の幹でヒゲ根状の不定根が見つかり、樹勢回復の効果が表れてきました。
置賜さくら回廊 花見
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「伊佐沢の久保桜」の案内板が立っていました。
置賜さくら回廊 花見
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「伊佐沢の久保桜」の咲いている花々を見つけ、写真におさめました。
置賜さくら回廊 花見
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太陽が良く当たる南側がより多く咲いていました。
置賜さくら回廊 花見
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平成十八年から始まった治療、平成二十二年秋に南側の幹でヒゲ根状の不定根が見つかり、樹勢回復の効果が表れてきました。その枝を支える支え棒です。
置賜さくら回廊 花見
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北側へ廻ると蕾はピンク色に膨らんで来ています。
置賜さくら回廊 花見
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古典桜「伊佐沢の久保桜」を守って行く、地元の皆様は大変な努力をなさっている、と推察しました。
置賜さくら回廊 花見
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「伊佐沢の久保桜」のこの姿を見て、涙した女性がいました。本当に痛々しい姿で物悲しく感じました。涙した女性の気持ちがわかります。
置賜さくら回廊 花見
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「伊佐沢の久保桜」地区にも根尾谷淡墨桜の木がありました。
置賜さくら回廊 花見
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この木が根尾谷の淡墨桜です。何百年後には有名な古典桜になっているに違いない。
福島・山形と桜前線を追ってきたが、福島と山形では桜の開花状況は全く違っていました。福島は三春の滝桜、ソメイヨシノは満開でした。山形も満開と思って来たら蕾が多かった。一山越えただけで全然違いました。置賜さくら回廊 花見
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