古城街道：小さいが好ましいHotel Schloss Lehen古城ホテルレーエン

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2007/04/29 - 2007/05/01

12位(同エリア110件中)

エリア

古城街道周辺(ドイツ)

旅行の満足度: 4.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: レンタカー

旅行の手配内容: 個別手配

ハイデルベルク城址、鉄腕の騎士の居城ホルンベルク城、鷹匠のショーで知られるグッテンベルク城がネッカー川沿いの城として知られている。
其の他にもエーベルバッハ城、ヒルシュホルン城、エスリンガー城、シュトルツェネック城、ミンネブルク城、レムゼック城、ヴァイラー城、ディルスベルク城、ノイブルク城、ハインスハイム城、ホークハイム城、リーベンシュタイン城、ツヴィンゲンブルク城と数々の城が流域にはあり、興趣ある古城街道が整備されている。

写真はBad Friedrichshallバード・フリードリッヒスハールの周辺図
私は中でも小さいが好ましい古城ホテルに宿泊するのが好きなのだ。古城街道には古城ホテルが多い。それらをあげると、ヒルシュホルン城、ホルンベルク城、ノイブルク城、ハインスハイム城、ネッカービショフスハイムの新城などがある。

この旅で2泊した古城ホテルレーエンはその一つである。

写真は古城街道小冊子：行程図・・・古城ホテルレーエンは左に
“ドイツ　南西部・黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方の旅”
：黒い森・バーデンワイン街道・高－上ライン川とボーデン湖・
シュヴェービッシュ-アルプ地方・オーデンの森：
期間　：　2007年4月19日（木）～5月3日（木）１5日間

＜古城街道の城巡り＞
4.29（日）　快晴　26℃　雨が降らないので問題化、　　200km

Ludwigsburgルートヴィヒスブルグ：城の博物館観光をして15：55にスタートし、北に向かう。L？/B27の道を51km走ると、何度も来ている古城街道のルートだ。

写真は古城街道：バード・フリードリッヒスハールのロゴ・・・三つの川（ネッカー川、その支流ヤーグスト川、コヒャー川）沿いにある塩の町
地図を見る

Hotel Schloss Lehen古城ホテルレーエンのある、Bad Friedrichshallバード・フリードリッヒスハールの村に入る。ホテルは直ぐに見つかり、早めの16：40には到着した。

写真は古城ホテルレーエン：庭園側から
部屋で一時間の休憩後、17：40に思い出のレストランで夕食をとる為、村を出た。B27からアウトバーンE50にのって、東に走り出す。
27km先のOehringenで高速をおり、L？狭い道を12km北に行く。
Zweiflingenの村落は緑の森の中にある。菩提樹の長い並木道を行くと、懐かしい古城ホテルWald- Schlosshotel Friedrichsruhe古城ホテル・フリードリッヒスルーエが見えてきました。18：30着。
ミシュラン1星のグルメレストランで夕食後、車も少なくなったホテルの駐車場を21：15に出発、古城ホテルレーエンに向かって、真っ暗の道を帰る。
Bad Friedrichshall・Hotel Schloss Lehenに22：05到着。
（両ホテル間の往復は75km、100分でした）

写真は古城ホテルレーエン：城門から見たホテル
写真は4月30日古城ホテルレーエン：メインレストランRestaurant　Lehen レーエンで朝食
写真は4月30日古城ホテルレーエン：立派な暖炉のあるメインレストランRestaurant　Lehen レーエンで朝食
イチオシ

【（2泊）Hotel Schloss Lehen古城ホテルレーエン】　
D-74177　Bad Friedrichshall　、Hauptstrasse　2
？星、全24室、8号室（2F）、Euro145ｘ2＝290
https://www.welcome-hotels.com/hotels/bad-friedrichshall-schloss-lehen/

古城街道沿いの人口1万人、古くから製塩産業で知られた町でもある。
1553年にルネッサンス様式で建てられた城館。
元来はネッカー川の支流Kocherコヒャー川の水を城の周りに引いた水城であったが、後世お堀を埋めて、平城・城館となっている。

写真は4月30日古城ホテルレーエン：庭園側から
皇帝の封土・・・ドイツ語でLehenレーエン・・・であったので、そのままの名前を付けたと云う。
400年後の、1953年からホテルは開業され、1980年に大規模な改装がなされた後には、グルメ志向の古城ホテル・レストランになっている。
2泊予定のホテル・8号室は2階の奥、左手にあり、広く、天井の高い、ゆったりとした部屋であった。

写真は4月30日古城ホテルレーエン：城門から見たホテル
写真は4月30日古城ホテルレーエン：庭園側から
4.30（月）　快晴　24℃朝から涼しい、121km（ここまで12日間1,906km）

朝食後、Heilbronnハイルブロンの観光（市庁舎、ドイツホーフ、教会、ゲッツの塔）をして、再びネッカー川流域の古城街道を走った。

Bad Rappenauのラッペナウ水城、Neckarbischofsheimネッカービショフスハイムの新旧城、Schloss Neuburg古城ホテルノイブルグ（経営不調だったのか？閉ざされていた）、 (Burg Hornberg )　、 (Schloss Horneck)、 (Burg Guttenburg) 、（Ehrenburg城址）、Schloss Heinsheim古城ホテルハインスハイム　（月曜日は休み）などを巡って、古城ホテルレーエンに16：40戻った。

写真は4月30日古城ホテルレーエン：玄関入口上に見られる紋章
写真は4月30日古城ホテルレーエン：古城ホテルから見えるメイン通りの市城壁
写真は4月30日古城ホテルレーエン：城門から見たホテル
イチオシ

＜お茶：古城ホテルレーエンのテラスにて＞
16：50～17：20　 Euro 6

予定していた古城ホテルで、お茶を飲む機会が得られず、古城ホテルレーエンに戻った。ホテルの庭はちょうど城館の影で涼やかに見える。
一組のグループがお茶を楽しみながら歓談していた。
私共もコーヒーと紅茶で一休みする。

写真は4月30日古城ホテルレーエン：テラスにて
写真は4月30日古城ホテルレーエン：テラスにて
＜夕食：19時、ホテルのGewoelbe Restaurant丸天井レストランのBistroビストロにて＞
19：00～21：00　 Euro 58.7

グルメのRestaurant　Lehen レーエン（40席）はゴー・ミョー14点、Schlemmer Atlas 15点であるが、月曜日は休みの為、郷土料理主体の丸天井レストラン・Bistroビストロ（20席）に変更した。

二つのレストランの壁、天井、テーブルクロス、椅子のカバーなど全てが、このホテル特有の白を基調とするものでした。料理のお皿も全て白であるのがまた拘りを感じる。

写真は4月30日古城ホテルレーエン：丸天井レストランのビストロにて
今夕はメニューにあったKleine Gerichte小品の料理（3品）を二人ともオーダーする。ゆっくりと休憩をしたので、食欲も充分だ。ビストロだから軽食（郷土料理主体の）と思っていたが、実際の料理は本格的でした。

①シェフからの御挨拶：新鮮なチーズ、キューリ、レタス、サラダ菜のサラダ。

写真は丸天井レストランのビストロにて：①シェフからの御挨拶
イチオシ

②スープ：シュパーゲル（アスパラガス）を泡立てたクリームスープを適度に焼いたカニにかけたもの。素晴らしく、美味しいスープに吃驚。

写真は丸天井レストランのビストロにて：②スープ
③前菜：塩漬けした子牛の頭のカルパッチョに、海老と緑のシュパーゲル添えたもの。これもすごく美味い。

写真は丸天井レストランのビストロにて：③前菜
④メイン：本日の魚料理は「鱈のソテー。ハムとポテトの炒め、その上にレモン汁と調味料で味付けしたシュパーゲル添え」でした。

本日の料理はシュパーゲル尽くしであった。

写真は丸天井レストランのビストロにて：④メイン
デザートは無し。

アペリティーフはシャンパン、白のグラスワインはWuertemberger Weinstrasseヴュルテンベルク・ワイン街道産のリースリングの辛口。
そして締めにコーヒー。

料理の味といい、色合いといい、いずれも上々で気分良く楽しんだ。

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写真は丸天井レストランのビストロにて
写真は5月1日古城ホテルレーエン：Restaurant　Lehen レーエンで朝食
写真は5月1日古城ホテルレーエン：再び立派な暖炉のあるRestaurant　Lehen レーエンで朝食
写真は5月1日古城ホテルレーエン：Restaurant　Lehen レーエンで朝食
おまけの写真：
世界遺産のあるLorschロルシュの町（人口13000人）：市庁舎近くに立っていた5月柱・・・そこにはいろんな職業組合・ギルドの紋章が掛けられていて、興味深い。特に自動車工場の職人を表す紋章は始めてみるものだ。

（2022年1月30日編集・追記）