2021晩秋　桑名さんぽ

2021/11/23 - 2021/11/24

桑名の宿が意外と割高で、「なんでやねん」とカンカンだった（たいがい失礼）のですが、『長島なんちゃら』やら『なばなのかんちゃら』やらの有名観光地があることを忘れていました。
自分に関係なさすぎとは言え、申し訳ないことをしました。

エリア 桑名・長島(三重)

駅近くの観光案内所で地図をいただき、まずは『諸戸水道貯水池遺構』へと向かいます。
桑名駅からは1キロほどです。

1904年（明治37年）に竣工し、25年間使用されていました。

柵の向こうに美しい紅葉が見えます。

上は公園になっていて、遺構を見下ろすこともできますが、木が多いのであまりよく見えません。

公園のどんぐりに軽くひきました。
蓮の実にも悶絶するので「集合体恐怖症かな？」と思っているのですが、執拗に喰いつくので違うのでしょうか。
むしろフェチなのでしょうか？　
もしくはドMなのでしょうか？

遺構の下には廃屋、ある意味こちらも遺構です。

SECOMのステッカーが良い仕事をしていますので、門扉の隙間からガン見します。
落ち葉がレッドカーペットみたい。

良い。

かっこええ機械にも喰いつきます。

木枠とすりガラスの組み合わせが秀逸、枯れた蔦が彩りを添えます。

ものすごく不安になるポスターを発見しました。

火の用心について話し合う家族の背後から火の手が迫っています。
とりあえず早急に背後に目を向けてほしいです。
ていうか手前の3人！　なんでフルシカトやねん！

全員のっぺらぼうなことも怖く、やはり常に油性マジックは携帯すべきだと再認識しました（あかん）

本日の観光はこれで終わりです。ｷﾘｯ

「おのれはやる気あんのか」とツッコんでやってください。

夕飯を買いに行きがてら、駅前のイルミネーションを見学しました。
田舎者は徹底的に光りものに弱いのです。

桑名、海が近いせいか風がめっちゃ冷たい。

『魚のてっぺん』という居酒屋さんで『サーモンアボカド丼』をテイクアウト。

こういう丼では大体「サーモン、たったこんだけかーい！」とツッコミまくることが多いのですが、ここのは胸焼けするほど入っていました。
胃は大いにもたれましたが素晴らしいです。うぅ。

『三交イン桑名駅前』の朝食。

混んでいたので部屋に持ち帰っていただきました。
三交インは、朝食がテイクアウト可なのと、カフェインレスコーヒーがいただけるのが良いです。

部屋の窓からは桑名駅が眺められてちょっと楽しいです。
昨日のうちに撮るべきだったと思います。

荷物を預かっていただき、散策へ。

陶板塀で有名な『常信寺』へ。

ガイドさんが引率するグループの方々とお会いし、「ご一緒にどうぞ」と言っていただきました。
お言葉に甘えて少しだけ同行させていただきます。

釈迦の一生が描かれて…うんぬん
足元の白黒の敷石はあの世とこの世の…うんぬん
（ちゃんと聴けよ！）

『本統寺』にもお誘いいただきました。

親鸞聖人像（でかい）

傘に焼夷弾の穴が空いています。

こういう「一人だとまず気付けないこと」を教えてもらえるのがありがたいです。

「お墓も見学しますか？」とのお誘いに首が取れるほどの勢いで喰いつきます。

何やら有名な一族のお墓で…うんぬん
（だから、ちゃんと聴けよ！）

誰も喰いつかないことに納得がいかないカッコええ焼却炉。

グループの方々とお別れし、再び一人でのんびり散策。
ありがとうございました。

『専正寺の蛤墳』

言われないと絶対に気づけないと思います。

…うん？

…。
少し独特な感性をお持ちの方のようです。

薩摩義士の墓石が並ぶ『海蔵寺』にも立ち寄ります。

海蔵寺の案内板。
読みたい方はなんとかしてお読みください。

『浄土寺』

お寺に伝わる幽霊伝説とは裏腹に斬新な佇まいです。

敷地整理（？）によって墓石が集められています。
墓好きは間違いなくこれに喰いつきます。

クリスマス仕様！

諸戸氏庭園の煉瓦蔵。

左側、絶賛修復中。

いや、素通りするんかーい。

有料施設をスルーするドケチをそろそろ改めたいと思っています。
が、「整え」られるとテンションが下がる事実は否めません。

未練たらしく塀越しに庭を眺めます。

もちろん庭園は見えませんが紅葉が見えました。

『住吉神社』

ここと『七里の渡跡』とがごっちゃになり、死ぬほど迷いました。
わたしの頭の中には何が詰まっているのでしょう。

『歌行燈の碑』

これは絶対に回し蹴りで折れると思います。

近くの料亭の方に泣きつき、道を教えていただきました。

ほほう、これが七里の渡跡でしたか。

そんなことより、とりあえず近くの廃屋をガン見します。
が、ちょっと近寄るのは厳しそうです。
水辺だけに、水路に転がり落ちて溺れ死ぬ予感もします。

わたしには必ず『マヌケな死に様』が用意されていることを疑ったことがありません。
普段から、肥溜め（どこにあるねん）とか徹底的に避けるよう心がけています。

店先のランチ看板に釣られて『洋食レストランあずまや』へ。

お店の方にお尋ねすると「昭和21年創業」とのことで、とても素敵な佇まいです。

日替わりランチを注文します。

今日のメニューはポークステーキとカキフライ。
スープ、コーヒー付きで1100円。
とても美味しかったです。

桑名城の堀。
何隻かのボートが沈んでいて風情があります。

すーん。

桑名だけに、絶賛はまぐり推し。

あちこちで推しています。

マンホールも蛤推しです。
擦り切れて消えそうになっている子がまたかわいい。

桑名宗社を通り抜け、

『石取会館』へ。

大正14年に「四日市銀行桑名支店」として建築され、現在は『石取祭』を紹介する施設となっています。
なお、『石取祭』は「日本一やかましい祭り」とのことで、それはそれは大迷惑…

延暦寺のカレンダー、めちゃくちゃカッコええな。

商店街の裏の道。
良い風情です。

閉鎖された駅前の『桑栄メイト』
ドムドムバーガー懐かしす。

残念。
営業している時に来たかったです。

次回は長島なにがしやなばな某などで金に物を言わせた優雅な旅行をする予定です（棒）