2021夏　松阪さんぽ（後半）

2021/07/29 - 2021/07/31

松阪さんぽ後半です。
冬に訪れた際に撮った写真も少し掲載させていただいています。
(ややこしくてすみません)

エリア 松阪(三重)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

夕方になると意外と涼しい風が吹く松阪の街です。

なので、少しだけ散策に出掛けます。

ここは『殿町（旧同心町）』といい、かつて武家屋敷が並んでいました。
現在も立派な邸宅が並び、風情のある通りです。

（※昨冬に撮った写真です）
江戸時代末期の武家屋敷『原田二郎旧宅』が一般公開されています。
しかも無料です（重要）

1902年創立の『三重県立松阪工業高等学校』

（※昨冬に撮った写真です）

赤壁（せきへき）校舎が資料館になっていて、申し出れば中を見学させていただけます。

（※昨冬に撮った写真です）

古めかしい本が並ぶ書棚（+鼠の糞）が素敵でした。
その節は、ご親切に案内していただき、ありがとうございました。
（伝わる可能性ほぼゼロ）

『松阪神社の鳥居』

夕方のひっそりとした寺社が大好きなので訪れる予定でしたが、少し手前の民家の庭先で
「すっごい蚊！」
「蚊取り線香ガン無視かーい！」
という親子の会話が交わされていたのでやめておきます。

石畳と槇垣が美しい『御城番屋敷』。
城を警護する武士とその家族が住んでいた組屋敷です。

現在も人が住まわれ、その暮らしぶりが素敵です。

（※昨冬に撮った写真です）

そのうちの一軒は中を見学することができ、運が良ければ子孫の方のお話を伺うこともできます。
しかも無料です（重要）

城内から移築された『米を保存した土蔵』

昼に通った際、すのこの上で昼寝している人がおられてびっくりしました。
時折動いていたので死んではいないようでした。

『松阪城壁』

街灯がともり始める大好きな時間帯です。

登りたいですが、絶対に蚊が待ち構えているので丸腰では無理です。

廃墟センサー(ﾎﾟﾝｺﾂ)が良い物件を感知いたしました。

思わず駆け降りそうになりましたが、この写真を撮っただけで腕に蚊が2匹喰いついたので逃走します。
蚊に好かれすぎなので血液型を変えたいです。


夜はお腹に優しそうな『月見蕎麦』を食べて就寝。
明日までには（腹具合が）治りますように。

翌日。
冬に訪れた際に魅了された倉庫群を見に行きます。
このクソ暑いのに、です。

いや、相変わらず素敵（ｷｭﾝ）

需要がないことは百も承知ですが、執拗に載せておきます。

自然な心理として、当然裏側からも観てみたくなりますよね。
ね。

その前にちょっと拡大してもう一枚。
（もうええっちゅうねん）

裏側へと回り込みます。
このクッソ暑いのに、です。

この執念深さ、嫌いではありません。

だからハンカチではなくてタオルを、とあれほど…

あずきバーの？
（うっすら”井○屋製菓”と読み取れます）

蔦がシャッターアートのように彩りを添えていますが、

これがアッという間にエライことになるのですね。

おぉ。なんで開いとるねん！　ﾀﾀﾀｯ

『監視カメラうんぬん』の文言にビビってこれ以上は進めません。
中は見事に空っぽで、嫌な予感がします。

大変よろしい。

達筆で『南無阿弥陀仏』としたためておきました。
車止めだとは思いますが。

大変よろしい。
（語彙力不足）

今日もやっぱり意識が何度か飛びましたので、近くのコメダへ凸ります。
腹具合が悪いので温かいものを飲むべきだと思いますが、
ついうっかりアイスウィンナコーヒーを注文してしまいました。

はぁ。生き返る！

ホテルのチェックインタイムまで2時間ほどあるので、週刊誌を読み耽ります。

…小室さんも大変ねぇ。

食欲は一切ありませんが、豆腐メンタルにつき注文を追加します。

『サラダバケット』
このガーリックトーストが大好きなんですが、意外なボリュームに苦戦します。

ずいぶん長居したので、チェックインまで30分ほどありますがホテルへ向かいます。
すると、早めに部屋に通していただけました。
（※昨冬に撮った写真なのでストーブが写っています）

少々年季は入っていますが、水回りは改装されていて不便はありません。
フロントの方は親切で丁寧だし、良いホテルです。

夕方から自転車をお借りして出掛けます。

何をさておいてもにじり寄る類のヤツ発見。

なんと素敵な！

…。
これは『廃墟好き』のための特等席なのでしょうか。
蚊がいなければ小一時間ほど黄昏れたいですが、椅子の向きがちょっと違っています。

『一般の住宅』だと聞いて度肝を抜かれた建造物。
500円くらいなら入場料取れそうです。

ていうか、城なら入りませんが、住宅ならぜひ見学したいです。

あ。そう言えば！
この近くの寺に素敵な物件があったことを思い出したので、行ってみることにします。

ちなみにこれが昨冬に撮った写真です。

…！！
ちょっとまてーぃ！

わっさわさやないかい。
たった半年ちょいでこうですか。

蔦の本気、パネエな。

洒落たシャッターアート（？）を眺めながら、ホテルへと帰ります。
いや、松阪楽しいわ。

さて。いよいよこの旅行の最大の目的『松阪牛』でございます。

フレックスホテルの『伊勢路』でいただきます。
昨年『Gotoトラベル』を利用していただいて以来、忘れられなかったのです。
あの時ほどお値打ちには頂けませんがそれは仕方ありません。

梅ソースの載った鱧が夏らしくて良いです。

ほうぅ。
できれば絶好調で食べたかった（腹くだし中）ですが、それでもすっごく美味しいです。
そして、どういうわけか米がやたら美味しく、満腹なのに止められません。

デザートは『抹茶アイス』か『果物』を選択できます。

腹具合を考慮してフルーツを選択しましたが、
確かここの抹茶アイスが美味しかったことを思い出して地団駄を踏みました。

ここは朝食も美味しいです。

松阪牛を使った日替わりメニューも（本日はハンバーグ）。
キッシュも美味しく、フルーツも充実です。
伊勢うどんに松阪牛すじカレーをかける、という狼藉も可。

今日も自転車をお借りして出掛けます。
少し雲が多いですが、決して涼しくはありません。

まずは昨日断念した松阪神社へ、御神木の大楠を見に行きます。

遠慮がちな『おさいせん』に和みます。

しかし、今日はなぜかバズっています。
撮影の邪魔になるので、社殿には近寄れず。

追われるようにお隣の『本居宣長ノ宮』へ。
しかし、撮影隊の方々が向かってくる気配がするので落ち着きません。
逆ルートにすれば良かったです。

昨日の夕方に蚊の餌食となった廃屋を観に行きます。

たとえ大好きな廃墟のためでも蚊に刺されるのは許せません。
疑心暗鬼で気もそぞろです。

しかも、どこかからエアコンの室外機の音が聞こえるので廃屋ではないのかもしれません。
もしそうならアカンので、早々にお暇します。

『はにわ館』に行ってみようかと『鈴の森公園』へ。
自転車置き場の横が図書館だったので、涼みがてら立ち寄ります。
旅行中に図書館を発見すると高確率で凸ります。

廃墟の写真集に夢中になって長居してしまったので、『はにわ館』は次の機会に。
そもそも『はにわ館』は面白いのか調べてみようと思います。

素敵な家々を眺めながらホテルに向かって走ります。

左側の自販機、昨冬からずっと故障中です。

ここは確か有料です。
有料だときれいに整えられているのでまず入場しません。
ごめんなさい。

こっちなら入場してみたい。
我ながら『嫌なヤツやな』と思わないでもないです。

カッコええ煉瓦塀を発見したので思わず撮影しました。

意表をついて営業中。
ではなさげ。

駅前のベルタウン。
更なる熟成に期待しています。

貸物件なら検討したいです。

ホテルに戻って自転車を返却（顔真っ赤）。
ありがとうございました。

思わず『ドリンクバー』に釣られ、ケーキセットを頂きます。
ケーキが来る前にコーラをがぶ飲みします。
腹具合の件ですが、松阪牛が終了した今「後は野となれ山となれ」です。

…。
テーブルに置かれた瞬間に「しまった」と思いました。
なんでこんなによく似た2つをチョイスしたのでしょうか。
アホかいな。

そして、しつこいようですが、歳を取るとこんなに甘いものは食べられません。
いいかげん学習せんかい！

最後の写真がこれってどうよ。

と思わなくもないですが、松阪とっても楽しかったです。
名古屋から電車で一本ですし、近々また訪れたいです。

この旅行記へのコメント （6）

• 鯨の味噌汁さん 2021/08/12 10:27:47

  コラそこの腐女子ふたり！

  「そっちの人」って…
  ちゃいまんがな！
  ストレートだす！
  まっすぐなストレート！
  
  ったくもう、ご婦人方はこーゆーネタに反応早いんだから。
  (非推奨)ゆうてますのに、秒速で検索してるし。
  
  元ネタは横山秀夫の小説だす。
  ポルノ映画館がそれ用に使われるようになったのは戦後の上野が発祥とのこと。そこから全国に広がっていったんでしょうなぁ。ちなみに新潟市の盛り場の外れにも同じ用途で残ってる映画館がありますのよ。おほほほほー。

  小心者さん からの返信 2021/08/12 12:39:57

  言い訳乙

  まぁまぁ。
  わたしの旅行記を観られる方が極端に少なくて幸いでしたね。
  ちなみに「2階席推奨」という耳寄り情報も味噌汁さん（及びさとぴさん）のためにお伝えしておきます。
  
  しかし本当に博識でいらっしゃいますなぁ。
  こういうネタは大好きなので、ぜひまた「ほほう」と言わせてください。
  言い訳乙。

• さとぴ。さん 2021/08/11 16:52:01

  ハッテン場！鯨さん、そっちの人か。

  小心者さま、こんにちは。
  
  今回もためになるかどうかギリギリの楽しい♪旅行記でした。
  よくこんな場所見つけられますねー。
  いいセンサー(ﾎﾟﾝｺﾂ)をお持ちですね。
  
  味噌、醤油、糀、は同じグループと思いますが
  「もやし」は？同じお仲間でしたっけ？おんなじ菌仲間なんかな。
  と、一枚一枚じっくり拝見しました。
  
  腹具合もそこそこ良くなって
  美味しく松阪牛を食されてなによりです。
  あとは頭皮問題だけですね。
  ね。
  
  （※昨冬に撮った写真です）が多いのに
  寒さを感じないのは雪がないからですね。
  札幌はもうすっかり秋で今日は20度。もう半袖は無理ね。涙
  早く札幌さんぽに来ないと雪ふりますよ。マジで。
  
  旅行記400冊！おめでとうございます！
  
  さとぴ。

  小心者さん からの返信 2021/08/11 22:04:46

  「ね」じゃないでしょ。「ね」じゃ。

  
  さとぴさま、こんばんは！
  毎度ありがとうございます。
  
  札幌の気温、いきなりすぎて草生えましたwww
  体調崩されませんように。
  味噌汁さんの性癖についてご相談したいこともありますので、なる早で札幌に行きたいと思っています。
  
  『味噌汁さん』で思い出しましたが、そうなんですよ！
  味噌、醤油、糀、もやし問題ですよ！
  しかも、二度ボケる『天丼』手法を用いておられるし。
  なかなかの芸人魂ですよね。
  ご丁寧にご覧いただきまして、時間を全力で無駄にされている様子に頭が下がりました。
  
  『頭』で思い出しましたが、こんなくだらん旅行記を400冊も書いたからバチあたってハゲたのでしょうか。
  
  …やかましいわ。
  
  小心者

• 鯨の味噌汁さん 2021/08/11 11:19:10

  よう生きて帰られました。(⇒いろんな意味で)

  ここんとこ、関東はずっと35度。
  先週は昼間に野球見に行って死にかけました。(観客100名)
  
  そんな熱波の中、堂々のご近所観光。
  よう生きて帰られました。(⇒いろんな意味で)
  
  >蚊に好かれすぎなので血液型を変えたいです。
  
  わかるわかる。ワシもいっしょなので。でも血液型のせいなのかなぁ。
  
  複数の人間がいても、
  ・最初に刺される
  ・集中して刺される
  ・最後まで刺される
  ワシのまわりだけわんわん蚊が来ます。
  
  ジジイでいろいろもれなく臭うからではなく、美少年のころからそうだった。(一部ウソ)
  
  
  ツタの絡まる倉庫の写真。
  …次もツタの絡まる倉庫の写真。
  …次の次もツタの絡まる倉庫の写真。
  …全部で5枚、倉庫の写真。
  
  >需要がないことは百も承知ですが、執拗に載せておきます。
  
  じじじじ需要ないわ!!
  
  >自然な心理として、当然裏側からも観てみたくなりますよね。
  >ね。
  
  「ね」じゃないでしょ。「ね」じゃ。
  あーびっくりした。居直りもここまで来ると爽やかだな。
  
  
  >「そそそそそれはちょっと…」と、めっちゃあたふたさせてしまいました。
  >目の泳ぎっぷりが半端ない。
  
  古い映画館が成人映画専門で生き残ってる場合。
  その地で芸(⇒当て字)の方々の出会いの場になってるケースがままありますの。
  
  「松坂大映　ハッテン場」でぐぐりますと、それほもう、めくるめく世界が出現するんではないかと(非推奨)。
  
  とゆいうわけで中に入らなくて正解だったと思います。
  ってか、係員が慌てたのはそのせいだと思う。
  
  とりあえずコマンドは「命を大事に」。(ドラクエ)
  ふたたび海外に行けるまで生き延びましょう。
  
  
  

  小心者さん からの返信 2021/08/11 13:11:34

  ハッテン場!!（うっとり）

  
  鯨の味噌汁さん、こんにちは！
  コメントありがとうございます。
  お元気そうで安心いたしました。
  今回もがっつりツッコんでいただき、本望でございます。
  
  今年は関東も猛暑だそうで、「しめしめ」と思っていました。
  札幌のさとぴ先生も大層ご立腹でしたので、日本全国灼熱地獄ですね。
  妖怪のしわざでしょうか？
  
  ていうか、とりあえず即『松坂大映　ハッテン場』でググってみましたよ。
  いや、マジで「こういう映画館ってよう生き延びとるなぁ」と常々不思議に思っていましたが、やっと謎が解けました。
  「なんでそんなこと知ってはるんやろ」という期待はさておき、ありがとうございました。
  窓口のおにいさんには真顔で謝りに行ってきます（嫌がらせ寄り）
  
  
  作戦コマンドは『いろいろやろうぜ』で「いや、君なにしてくれとんねん！」とツッコむのが大好きです。
  自分自身も『ボケ』に体を張れる関西人でありたいと思っています。
  うっかりポックリいった暁には遺影を巨大パネルにしてお送りしますので、旅のお供に連れていってください（ポイ捨て・的としての利用禁止）
  生前に行けなかったインドが希望です。
  
  そんなことより、味噌汁さんも『徘徊日記』書いてください！
  
  小心者