冬旅　女3人 横浜で食べてしゃべって年越しだ～！（２）2022年は幻想的な朝焼けと日本庭園＆中華街でスタート

2021/12/31 - 2022/01/02

2021年、コロナ禍をはじめいろいろな事がありました。我が家では親の介護問題がそのひとつでした。主に平日の義父母の食事の支度は私の役目となっていたので煮物の腕が上達し、メニューのレパートリーが増えた1年でもありました。

平日仕事がある夫や兄弟たちも週末は交代で介護を代わってくれるので助かっていましたが、やはり実家の方も母が一人暮らしのため、今回の年越しは実家の母と叔母（母の妹）の3人で過ごすことを許してもらい、横浜のホテルでのんびりしてきました。

1日、2日は三渓園やみなとみらい、中華街などをぶらぶら。
2日連続で素晴らしい朝焼けが見られ、新年は幸先の良いスタートとなった？

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

2022年1月1日6：57
部屋のカーテンを開けるとちょうど日が昇ってくるところでした。

横浜ベイホテル東急 宿・ホテル

慌ててカメラ片手にバルコニーへ出て初日の出をパチリ

雲ひとつない晴天
幸先の良い新年の始まりです。

朝陽が街を照らし

徐々に街が目覚めてくる感じ
良いですね～

こんな時でも、いやこういう時だから？　ホテルはほぼ満室のようで朝のビュッフェは混むと聞いていたので少し早めにレストランへ。
それでもパームツリーに囲まれた開放感あふれるダイニング「カフェ トスカ」は人気で並んでいたため、同じお料理内容だというラウンジ「ソマーハウス」で和洋折衷の朝ごはん。お正月らしくおせちやお雑煮をいただきつつ、やはりスィーツやフルーツにも手がのびます。

2泊の横浜ステイ
もともとのんびりするのが目的だったので、旅の予定もざっくりとしか立てておらず、元日は何をしようかとスマホで検索していたら、ヒットしたのが三渓園。

三溪園 公園・植物園

元日から開園していることに驚きましたが、「三溪園で過ごすお正月」なる特別企画を開催していることにさらにビックリ！

さすがに冬なので桜も紅葉もありませんが、広い日本庭園は穏やかなお正月を過ごすのにはうってつけの場所でした。

なにせクッシーの地元鎌倉のお正月は毎年すごい人出で、3が日は八幡宮には近寄らないようにしているので（笑）、こんなサギしかいないような風景って貴重です。

前日と違って風もなく寒くもなく、青空が清々しい気持ちの良い元日です。

こちらは三溪園の造成者、原三溪が明治35年（1902年）に自らの住まいとして建てた鶴翔閣

名称は鶴が飛翔する印象の外観に由来するといわれています。

建物の入口近くには大きなモミジがあり、1月だというのにまだ紅葉が見られました。

まるで晩秋の風景ですね。

これがまた古民家の雰囲気によく似合います。

「三溪園で過ごすお正月」では、三が日、この鶴翔閣の内部を特別公開するほか、楽室棟では日替わりで日本伝統の催し物や生け花が楽しめるとのこと。

三溪園で過ごすお正月 (横浜市指定有形文化財 鶴翔閣公開) 祭り・イベント

入口に貼ってあった催し物のポスター
鑑賞には参加チケットが必要でしたが、入館した時にはちょうど和妻（日本伝統奇術）が行われていたようで、調子の良い語りや喝采が聞こえてきました。

鶴翔閣（旧原家住宅）は横浜市指定有形文化財

震災・戦災などをへて多くの改変がなされていましたが、平成10年・1998年から平成12年・2000年にかけて修復工事を行い、建築当初の姿に復元されました。

※三渓園公式サイトより
https://www.sankeien.or.jp/facilities/outer_garden/kakushoukaku/

原三溪の住まいとしてだけでなく、横山大観や前田青邨といった日本画家たちが集い滞在し絵を制作するなど、日本の近代文化の発展にも関わった文化サロンとしての役割も果たした場所

現在も茶会、演奏会、結婚披露宴、撮影などなど、様々な用途に貸し出しがされているそうです。

元日のお昼前ということもあって訪れる人も少なく、ゆっくり見学することができました。

三渓園は生糸貿易により財を成した実業家 原 三溪によって造園された日本庭園

117.5haの敷地には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い17棟の日本建築が配置されています。

旧天瑞寺寿塔覆堂
1591年豊臣秀吉が、病気から快復した母・大政所の長寿を祈って建てた、生前墓の寿塔を覆っていた建物です。

※三渓園公式サイト
https://www.sankeien.or.jp/facilities/inner_garden/tenzuiji/

古い木造の橋、亭榭

こうした木造の歴史的建造物を見歩いていると何だかホッとします。

月華殿
徳川家康が慶長8年・1603年に京都伏見城内に建てた諸大名の控えの間であったと伝えられています。内部には、海北友松筆とされる障壁画や菊の透かし彫り欄間がみられます。
※https://www.sankeien.or.jp/facilities/inner_garden/gekkaden/

聴秋閣
徳川家光の上洛に際し、元和９年・1623年に二条城内に建てられ、のちに家光の乳母であった春日局がこれを与えられたといわれています。
※https://www.sankeien.or.jp/facilities/inner_garden/choushuukaku/

まだまだ見どころはたくさんありますが広い敷地
母も叔母も歩き疲れたようだったので、ちょっと休憩することに。

三溪記念館
三溪園や原三溪に関する資料・美術品などを展示しており、お抹茶をいただける抹茶処があるのですがこの日の抹茶処はお休みでした。
ただ、池庭園を見ながらボーッとできる休憩所があり、ちょうど「三溪園フォトコンテスト入賞作品展」も開催されていたので、母たちには休んでいてもらって、クッシーは写真展を見てきました。

三溪記念館 美術館・博物館

再び庭園内を散策

池では鳥たちがのんびりぷかぷか

旧燈明寺三重塔
小高い丘の上に建てられ三渓園のシンボルのようになっていますが、建造はなんと室町時代。園内では最も古い建物だそうです。
※https://www.sankeien.or.jp/facilities/outer_garden/toumyouji_sanju/

さすがに母たちを丘の上まで歩かせるのは酷だと思い下から眺めましたが、丘の上からの眺めもなかなかです。

以前桜の時期に上った時の旅行記があるので参考までに・・・
https://4travel.jp/travelogue/11347816

大池の周りを一周

三渓園天満宮
こんなところに神社があったとは！　前回来た時は見逃してしまっていました。

園内のあちこちから見える三重塔

どこから見ても絵になりますね。

そしてひなたぼっこ中のネコさん
君を見ているとこっちも気持ち良くなるよ～♪

さて、三渓園でずいぶんとゆっくりしたので、そろそろランチにしましょうか。

元町ショッピングストリート 市場・商店街

元町ならカフェのひとつやふたつ開いているかと思って行ってみましたが、元旦はなかなか厳しく・・・

入れたのはコメダ珈琲でした。
でもお腹いっぱいになった～（笑）

元町からまた山下公園や赤レンガ倉庫に行っても良かったのですが、母たちはけっこう歩いてお疲れモードだったので、このあとはホテルの部屋でゆっくりすることに。

日本丸も部屋からの見学

こうして2022年1月1日はホテルの部屋から見た初日の出で始まり、これまた部屋から見た夕景で過ぎていきました。

横浜ベイホテル東急 宿・ホテル

2022年1月2日
この日は陽が昇る前に起床

息を呑むような空の色

刻々と変わって行く空の色に何枚もシャッターを切りました。

美しいグラデーション☆彡

朝陽が昇ってくるまでこの光景に釘付けでした。

2日の朝食は日本料理の大志満で
朝から贅沢な味、おいしゅうございました。

大志満 横浜店 グルメ・レストラン

この日は13時半に弟一家と中華街で会食の約束

11時にホテルをチェックアウトし、まだ行っていなかった赤レンガ倉庫の方をブラブラすることにしました。

カップヌードルミュージアムパークとハンマーヘッド
この日も冬にしてはポカポカ陽気で海沿いの散策が良い気持ち♪

カップヌードルミュージアムパーク 公園・植物園

こちらはMARINE & WALK YOKOHAMA

MARINE & WALK YOKOHAMA ショッピングモール

海沿いの倉庫街に生まれたオープンモールで、お洒落なショップやレストランが軒を連ねます。

エンジェルウィングスなんかもあったりして、若者受けしそうなモールですが

母たちには興味を引くアイテムがなかったようです（^^;)

赤レンガ倉庫もどんな所か行ってみたいというので案内しましたが・・・

やはり親世代には無理だったかな～（笑）

横浜赤レンガ倉庫 名所・史跡

まぁ、この「ザ・みなとみらい」といった風景でも楽しんでもらいましょう。

先日乗船したマリーンルージュ発見

以前クリスマスマーケットに来た時はものすごい人でしたが、この日は倉庫周りも赤レンガパークも人が少なくゆったりのんびり♪

海上では「海に浮かぶ12K映像アートミュージアム 海と空の境界展」が開催されていました。

ドラマで話題の海上保安庁の船だ～！

ハンマーヘッドのスターバックスで一休み

そして再びカップヌードルミュージアムパークを通ってホテルへ戻ります。

途中、最近できた都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」や水陸両用バス「スカイダック横浜」を見て思わずパチリ！　
完全におのぼりさんです（笑）

中華街は人、人、人！

横浜中華街 テーマパーク

夫や弟一家と合流し、会食予定のお店には人混みをかきわけなんとかたどり着きましたが・・・

お店も混んでいて予約していたにもかかわらずかなり待たされました。

金香楼 グルメ・レストラン

お料理は一応、アワビやふかひれ、北京ダックなんかが出るコースでしたが、まぁまぁだったかな。
いつも行くお店が今回は取れなかったので仕方ありません・・・

帰りは江戸清で肉まんを買って

年末年始の3日間が終わりました。

2022年はたくさん旅行ができますように～！

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2022/02/02 22:13:35

  素晴らしい年明け

  こんばんは、クッシーさん
  
  毎日、介護の時間が多くなると、
  どうしてもストレスが溜まっちゃいますよね。
  お正月からお母様や叔母様とひと時の休息があって、
  本当に良かったですね。
  そして、見事な朝焼けと夕焼け。
  これは今年は良いことあるなぁーって思っちゃいますよねー。
  
  オミクロンが勢いを増していますが、
  でも、やっぱり、、、、今年こそ楽しい旅がしたいですね。
  
  たらよろ

  クッシーさん からの返信 2022/02/03 22:26:10

  Re: 素晴らしい年明け

  たらよろさん、こんばんは。
  
  横浜はうちからだと完全に日帰り圏内なのですが
  以前たらよろさんがアップされていたステキな横浜旅行記を拝見し
  たまには泊ってゆっくり過ごすのもよいかなと思っていました。
  
  たらよろさんのようなゴージャスなホテルライフではありませんでしたが
  部屋からの景色は日頃のご褒美だと思って満喫しましたよ～（^^)
  
  本当にコロナは落ち着いたと思うとすぐ次の流行が始まってしまい
  思うように遠出できませんが、今年こそはこれまで我慢した分も
  楽しみたいですね！
  
  クッシー