金沢発の日本料理店「町家懐石 六花」～「京都吉兆」で料理長を務めた実績があるオーナーシェフのお店。現ミシュランガイド石川１つ星獲得店～

2020/07/04 - 2020/07/04

グルメならば、「京都吉兆」を最高峰の日本料理が食べられる日本屈指の一流料亭として知る人は多いでしょう。「京都吉兆」の嵐山本店は、敷居が高いと感じる人は多いと思いますが、それでも同店の料理を味わいたいと願う人には、金沢の「町家懐石 六花」をお勧めしたいです。

「町家懐石 六花」の店主・宮田氏は、「京都吉兆」グループで計18年の経験を積み、料理長まで務めた華々しい経歴を有する一流の料理人です。2008年の洞爺湖サミットで板場を務めた同氏は、2011年に金沢に移り、「町家懐石 六花」をオープンしました。

「町家懐石 六花」では、所謂料亭のようなかしこばった雰囲気や空間ではなく、気軽な町家でリーズナブルに上質な日本料理を提供することに主眼を置いているので、利用しやすいのではと思います。気軽にリーズナブルであっても、食材が本来持つおいしさを引き出す日本料理人として技量と心得は、いかんなく発揮されますので、食事をして期待を裏切れることはないです。

金沢には多くの日本料理店が存在しますが、お寿司以外の和食を食べたい時にお勧めしたいお店です。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5

ホテル日航金沢の入口です。

ロビーです。内装にすごく力を入れているのは明らかだったので、びっくりでした。

ホテル内の通路です。

宿泊した部屋です。なかなかよかったです。

部屋からは、JR金沢駅が見えました。

向かいに位置しているANAクラウンプラザです。

遠方は、日本海です。

再びロビーです。

去年利用したホテル日航新潟とはだいぶ違ったロビーでした。

何度も撮ってしまいました。

「六花」まで歩きました。

築125年以上の日本家屋を改装した建物です。

入口です。

暖簾をくぐります。

コロナ禍初期だったため、金沢を訪れる観光客はかなり少なかったです。同店も例外ではなく、この日の夜カウンターで食事をしたのは、自分ひとりでした。

一品目です。

白子の茶碗蒸し、雲丹のせです。

梅酒のソーダ割です。

二品目です。

海老、いちじく等の胡麻ソースです。

店内に飾っていました。

三品目です。

のどぐろと季節野菜です。

しゃぶしゃぶにして食べました。

さっと茹で、タレに付けて食べました。

四品目です。お造りです。

とりがいです。

地元の甘えびです。

墨烏賊です。

白身魚（あら？）です。

ばい貝です。

五品目は、枝豆のすり流しです。

六品目は、魚の塩焼きに玉葱のすりおろしだれをかけたものです。

七品目は、加賀野菜の炊き合わせです。

漬物です。

この日のご飯は、新生姜の炊き込みご飯です。

茶碗に一杯いれてもらいました。

二杯目は、お茶漬けにして食べました。

お茶漬けにした新生姜の炊き込みご飯です。

お茶です。

デザートです。

あんこのゼリー寄せに、おろした果物を流しこんでいます。

シャーベットです。

店内です。

感想ですが、奇抜さはなく、素材の旨さを際立たせる工夫が随所に感じられ、最初から最後のデザートまで充実した内容で、楽しめました。金沢まで足を運ぶと、土地柄上、和食を食べたいと思う人は多いと思いますが、そのような人にはぜひお勧めしたいお店ですね。

食後は歩いて、ホテルに戻りました。