2005/08/23 - 2005/09/01
337位(同エリア783件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが2005年の夏に行ったバルト三国ツアー。
今日はツアーのハイライト! 1日リガの街歩きです。ウハウハとアールヌーボー建物を愛でながら街歩きを楽しみました♪
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
8月23日 成田空港からコペンハーゲンを経由しタリンへ
8月24日 タリン市内観光
8月25日 タルトゥへ移動し市内観光
8月26日 国境を越えてシグルダを観光しリガへ
8月27日 リガ市内観光
8月28日 ルンダーレ宮殿を観光し、国境を越えてカウナスへ
8月29日 カウナス市内とトラカイ観光後ビリニュスへ
8月30日 ビリニュス観光
8月31日 ビリニュス空港からコペンハーゲン経由
9月1日 成田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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日の出を見るぞ~、と5時前には起きちゃう。
明るくなってきた~♪
ただいま6時20分ぐらい。キレイな朝焼けです。
あ、朝焼けは雨なんですよね。それってラトビアでも…?
全面窓の部屋で、端だけちょこっと開けることができました。この写真の左上の色がちょっと違うところが開いた窓部分。 -
昨日買ったアールヌーボー建物解説本に示されていた地図を見ると無数の赤い点。え?これ全部アールヌーボー建物なの? 多過ぎない…? オレンジ色に塗られた道が特に多いのかな。フリータイムはこのあたりに行くか。う~む
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ホテルでの朝ごはん♪ パンの選択肢がデニッシュやレーズンロールもあるところが北欧っぽい感じ。
しゃけもある~♪ シンガポールヌードルという名の焼きそばもありました。なんとなく麺って見ると食べたくなっちゃうんですよね。ラディソン ブル ダウガバ ホテル リガ ホテル
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本日の観光はアルベルタ通りのアールヌーボー建物群から♪ ひゃっほ~♪
2005年のこのツアー当時は、まだあまりアールヌーボー建築がリガの観光資源とは思われてなかったような気がするんですよね。
ツアーパンフにもアールヌーボーの「ア」の字もなかったですし。
こちらはエイゼンシュテイン設計で1904年にできた、現在は学校に使われている建物。顔がいっぱい付いてます。
Strēlnieku iela 4Aアルベルタ通り 散歩・街歩き
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どちらかというと顔装飾が多いよりこういう方が好みかな~。
Elzens Laube設計で1908年にできたこちらはナショナルロマンティシズムスタイル。ちょっとヘルシンキにありそうな感じです。とヘルシンキを歩いた今なら思うなあ。
Alberta iela 11 -
現地ガイドさんに、ラトビアでは「アールヌーボー」は何というのでしょう?と訊ねたところ、ドイツ人がもたらしたものなので「ユーゲントシュティール」です、とのお返事。やっぱり、ハンザ同盟都市としてドイツとの交流が強いというか太いのかな。
こちらはエイゼンシュテイン、1903年の作品。ここから3軒ととんで1軒が同じエイゼンシュテイン作品。外観は全然違うんですけど、平面図的には同じものというのはびっくりです。
Alberta iela 8 -
青がキレイな建物の隣りは赤いレンガが特徴的なこちら。お隣りの1年後、1904年設計。
Alberta iela 6 -
さらにそのお隣り。ここ、てっぺんにライオンが乗ってるんですよ。窓が各階違うデザインはなかなか好み♪ 特に楕円の窓はいいですね~。日本じゃ見かけないからかなあ。1904年、エイゼンシュテイン設計です。
Alberta iela 4 -
さらに1軒おいた隣りがこちら。1906年設計で、入り口にスフィンクスが陣取っています。
Alberta iela 2a -
エイゼンシュテイン設計で一番有名なのはこの建物かも。最上階に巨大な顔が付いたこちらは1903年設計で、2000年に改修されているので、行ったときは改修直後のピカピカ状態。青い空にもよく映える!
当初はこの顔の下の下の階、この写真だと一番下に移っている階とその下の階にかけて輪をもった女性像が付いていたそうで、今よりももっとゴテゴテだったのか~…。すごい。
Elizabetes iela 10B -
ちょっとクラシカルな雰囲気も漂うこちらがエイゼンシュテイン最初の作品(1901年)。
クラシカルな建物に顔やら女性像やらつけてみました、って感じなのかなあ。
Elizabetes iela 33 -
リガって猫があちこちで遊んでたんですよ~♪ 冬は寒いと思うんだけど。
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ツアーは便利なもので、街の北側に位置するアルベルタ通りからサクっとバスに乗って南側の中央市場へ。
かまぼこ型の建物が並んでおりますが、もとは飛行船の格納庫。
なので、中はかなり広い! -
食品売り場は見ているだけでもなかなか楽しいんですけど、ツアーだとほんとに見るだけで、ちょっと物足りないかな~。買えなくもないんですけど、ツアー中だと即断即決!が必要だし。
野菜はほとんど見たことがある野菜ばかり。果物もほとんど輸入だそうで、さすが北国。今は変わったのかなあ。中央市場 市場
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またバスに乗って旧市街北西の端っこのリーガ城から徒歩観光へ。
ここでも猫に気を取らられております…。リーガ城 城・宮殿
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時代が異なる三軒の住宅が仲良く(?)並ぶ「三人兄弟」と呼ばれる建物。ちょっと真ん中の建物はベルギーのブリュージュにありそうな感じ。
こういう風に並んでいるところって他にもいっぱいあるのでは?という気がするんですけど、観光地になっているのはネーミングでしょうか。ラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物
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スウェーデン門なる、建物に埋め込まれている門を通り抜け、城壁の前にある細長~い旧兵舎だったというお店がいろいろあるところで、トイレ休憩も兼ねて琥珀屋に連れていかれ、リガ大聖堂へ。
途中通ったスミルシュ通りにいい建物がいっぱいあった~♪あとで来よう。リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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ブラックヘッドのギルドはやけにピカピカ!と思ったら、2000年に再建されていたのか~。なるほど。
ブラックヘッドの会館 建造物
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奥に塔が見える聖ペテロ教会へ。ここには東京でいうと日本橋にあるような「道路元標」がある、とのことで撮った写真がこちら。↓
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下というか手前の「R」が「北」かな。
でも、この「道路元標」の話はガイドブックにも出てこないなあ。聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会
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お~、ステキ建物♪ 街歩き中はあっちこっちをキョロキョロです。いい建物は上部にも注目!だし、猫は下にしかいないしねえ。
あ~ここは、通りが狭くて写真が撮りにくい!
顔がついているものより植物文様や幾何学模様の方が好きだな~。
Kalēju iela 6 -
「あ~、屋根の上に黒猫♪ らぶでぃえん(こんにちは)」
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黒猫がとんがり屋根のてっぺんにのっかった猫の家もユーゲントシュティールスタイルの建物だったんですけど、この時はそのことを知らず、わ~ガイドブックにも載ってるとこだ~。ほんとに猫だ~、で終わっておりました。もったいにゃい。
猫の家 建造物
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リーブ広場にあるLivonijaというレストランでお昼。前菜はトマトのサラダに、メインがこちらのどうみてもチーズハンバーグ。ハンバーグかあ…。ラトビアっぽいのかなあ。
デザートはいちごアイスとバナナスプリットの盛り合わせ。ちょっとボリュームたっぷり!でしたね。
ごはんの後はこのツアー唯一の「自由行動」タイム。 -
リガでフリータイムがあったのでこのツアーを選んだんですけど、朝一でアルベルタ通りに行ったせいか、そこまでガンガン歩き回るぞ~!という感じでもなくなり、途中までツアーでご一緒の方々と歩くことに。
まずは先ほど来た聖ペテロ教会へ。塔に上がるのです♪
この当時は3つある入り口の真ん中でチケット2Lt(約400円)を購入し、右の入り口から塔へ。 -
エレベーターを運転するおじいさんがチケットもぎりもされていたんですけど、Please=どうぞ、の意味の「Lūdzu」が日本人の耳には「ドーゾ」に聞こえて笑っちゃうのでした。ド~ゾ、ド~ゾ。
わ~、上は気持ちいいですね。
この日は雲が多かった~。ところどころでパラパラ雨に当たったし。聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会
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デパート(Audēju iela 16にある専門店街って感じのところ)をのぞいたりして、お茶どころへ。
WEB上で紹介されていたユーゲントシュティール建築をめぐるルートで紹介されていたお店です。 -
テーブルは4つしかないち~さなカフェだったんですけど、家具といい、このステンドグラスといい、ステキな空間♪ わ~♪
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しかもやすい~♪
奥に見えているコーヒーは0.5Lt(約100円)で、手前のチョコスプレーがかかったカプチーノは1Lt。お昼にデザートも食べているのに、ケーキもいただいちゃいました♪ 蜂蜜レモンムースって感じかな。こちらは0.6Lt。
残念ながらこちらのカフェはもうありませんで、現在は毛糸屋さん(Hobbywool)になっています。
Barnicas Kafijas Veikals
Mazā Pils iela 6ホビーウール 専門店
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ここからはひとりで建物めぐり♪
ツアーの観光中に通ったスミルシュ通りに戻ってみました。
お~、孔雀といい植物文様といい、ステキな建物♪
こちらは1902年にKonstantīns Pēkšēns設計で、リガのユーゲントシュティール建築の中で傑作のひとつ、といわれる建物。ほ~
Smilšu iela 2スミルシュ通り 散歩・街歩き
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同じ通りのこちらの建物。ちょっとプラハにありそうな感じもする~。
1902年にHeinrich Scheel設計で建てられ、「ロビーはアールヌーボーの教科書」とも言われるほどステキらしい。わ~、ロビーってどこだったんだろう…。フツウに観光客でものぞけるのかな…。見たい~~。
Smilšu iela 8 -
写真を撮った時はどうみても全館廃墟、という感じだったこちらは1910年、Ernest Pole設計のネオクラシックも盛り込んだ建物。ちょうど切れてる上部がさらにステキだった~。
Smilšu iela 10 -
銀行本店として1910年にArtur Moedlinger設計で建てられたこの建物はなんだか、ステンドグラスがすごそう!
Smilšu iela 3 -
自由記念碑は1935年にできた、ということなんですけど、3つの星を掲げた銅像って、なんだかアールヌーボーちっく。似たような像がブダペストの丘の上にもあったような…。あちらが掲げていたのは葉っぱだったかな。
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自由記念碑は、ラトビアのヒトにとっては特別なところなんですね。結婚するカップルが花を捧げに来ておりました。
おめでと~♪自由記念碑 モニュメント・記念碑
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そして、朝も来たアルベルタ通りを再訪。
団体さんは午前中に固まっているようで、一眼レフカメラを構えた同好の士がいるのみ。いや~なんだか嬉しい♪
そして、当時はJ.ルァゼンタールスとR.ブラウマニス博物館のみがあったこちらの建物(アールヌーボー博物館は2009年開館)。ガイドブックにも階段がおススメと載っておりまして、やってきました♪ジャニスロゼンタールとルドルフブラウマニス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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建物のオーナーでもあるKonstantīns Pēkšēns設計で1903年に建てられたこちら。
おじゃましま~す、という感じで建物の中へ。
手すり、いいですねえ。 -
注目ポイントはこの形状の美しさと装飾。
階段って、思いもよらない美しさを描くことがありますよね~♪うっとり。
というものの、この装飾はん~…。なんでだか、蛾に見えるんですよね。色の組み合わせもあるのかなあ。ちょっと苦手かも。
Alberta iela 12 -
朝は来なかったあたりの新市街をウロウロ。
道路を渡る際に見つけたこちらは、茶色と白の2色使いがちょっとカワイイ♪と撮ったんですけど、調べたら1910年Augusts Malvess設計のナショナルロマンティシズムスタイルの建物。
Krišjāņa Valdemāra iela 18 -
このあたり、このようなてっぺんの「破風」というのでしょうか、三角のところが2つある建物が多いですね。
こちらは1910年、Jānis Alksnis設計。1階が半地下状態で、現在は店舗なんですけど、もとは何用だったのかなあ。最初から店舗用なのかな。
Skolas iela 4 -
一番の発見!はこちら♪
外観もステキなんですけど、よくよく見ると窓の向こうもすんごいステキ♪ -
二重窓の向こうは凝ったステンドグラス!
ステキ♪ ステキ♪ 中から見たい~~~! -
1907年にFridrich Scheffel設計で住宅として建てられているこちらの建物は訪れた2005年当時も今も大学が使用。
なので、このような「内側」からも見れたんですけど、住宅をどのように大学として使ってるんだろう。という点もとても気になります。いいな~、こんなステキな建物で勉強できるなんて!
Baznīcas iela 5 -
ちょっと黒くてカッコイイと撮ったこちらはElžens Laube設計で1912年に建てられたもの。
以前ここにあった木造家屋に19世紀のドイツの作曲家ワーグナーが2年ほど住んでいたそうで、彼を記念したステンドグラスもあるとか。そうかあ、ハンザ同盟都市だし、やっぱりドイツと縁が深い街なんですね。へ~。
Brīvības iela 33 -
そろそろトイレにも行きたくなったなあ、と旧市街に戻りデパートでトイレに行き(有料でした)、ホッとしてお店をウロウロ。
こんなにステキな建物が多いラトビアをもっと勉強しよう、と本屋でラトビア語⇔英語辞書を探していたら、なんと「良日辞典」なるものを発見。ラトビア=良なんですね。1700円ぐらいだったんですけど、買っちゃいました! まあ、「成田決意」(海外旅行から帰ってくると今度こそ英語を勉強しよう!と成田空港で考えるも結局やらない)でしたが。
こちらは猫グッズがいろいろ置いてあったウィンドウ。
「リガはおともだちが多くていい街にゃ」 -
河を渡ってホテルへ戻るところで、魅惑的なものの怪しい雲行きに。
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わ~、左手に虹が出た~♪なんてのんきに写真撮っていたら、しっかりこの後雨に降られたのでした…。
傘持ってなかったんですよね。変わりやすい天気だ! -
部屋へ戻ったら対岸にも虹!
よく見ると大聖堂の左側にもうっすら見えているので二重の虹です。わ~ -
テーブルをグイっと窓につけて夜ご飯。
買ってきたのはプラケースに入った豆のサラダと手前のパンと緑のパッケージの牛乳。サラダは70円ぐらいでした。パンは0.08Ltなので16円。食品は安かったですね~、この時は。
果物はホテルからもらったヤツ。食べきれるかな。
ツアーの食事は常に前菜・メイン・デザートでかなりしっかり!なので、たまにはこのくらいシンプルにしないと! 食べ過ぎちゃうんですよね。 -
いや~ホントに見飽きない窓の外。
刻々と変わる雲と空の色。旧市街の対岸なので、街歩きにはちょっとな~と思いましたけど、この景色があるなら文句なし!です。
アールヌーボー建物紹介はブログにも載せていますので、よろしかったらそちらもどうぞ。
タビノソラ 黒猫しるくんと行くアールヌーボー探しのたび by くろねこツーリスト
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