京都 晩秋の紅葉 龍安寺・仁和寺・保津峡

2019/12/10 - 2019/12/10

冬の青春18きっぷが利用できるようになる12月10日に、京都市内でまだ紅葉が見ごろらしい場所をtenki.jpの紅葉情報でさがし、龍安寺、仁和寺、保津峡の順にまわる日帰り旅行をしました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

京都駅前から高雄方面行きのJRバスで竜安寺前バス停下車。

拝観受付の前にあるカエデの紅葉。境内の紅葉も期待できそう。

山門

龍安寺 寺・神社・教会

境内は樹木が多く森の中のような雰囲気。

庫裏の手前の石段。庫裏の入口で靴を脱いで上がり、隣接する方丈に行くと、縁側から有名な石庭が見られます。

石庭

方丈の襖絵も見事です。

方丈の裏にある蹲踞（つくばい）。徳川光圀が寄進したものだそうです。

庫裏・方丈を出て境内を散策

境内の一角にあるパゴダ

この辺りはとくに色鮮やか

鏡容池

池の畔にもカエデが植えられています。

龍安寺を出て仁和寺へ。

道端に「きぬかけの路」の石碑がありました。命名の由来が書かれています。

きぬかけの路 名所・史跡

きぬかけの路は、片側1車線のふつうの道路で面白くないので、途中から脇道に入って適当に歩いてみました。

たまたま通りがかったところにあった轉法輪寺。木造の座仏像としては京都で一番大きい阿弥陀如来の「御室大仏」があるお寺です。

轉法輪寺 寺・神社・教会

特徴的な竜宮形式の山門

こちらもたまたま見かけて立ち寄った五智山蓮華寺。本堂の前に立派な石仏（五智如来）が並んでいます。

五智山 蓮華寺 寺・神社・教会

仁和寺東門。境内に入るのは無料です。

拝観受付でチケットを購入し御殿へ。

仁和寺 寺・神社・教会

白書院

南庭と勅使門。右に仁王門の屋根も見えています。

北庭。池の向こうに茶室や五重塔が見えます。

黒書院

御殿から出て表に回って見た勅使門

中門（国重文）

中門の向かって左に多聞天

中門の右に持国天

五重塔（国重文）

金堂（国宝）

季節はずれのミツバツツジが咲いてました。通常は桜と同じ頃咲くものです。もともと季節はずれに咲きやすい花ではありますが、こんなにたくさん咲いてるのは初めて見ました。

金堂の脇にある大きなカエデは鮮やかに紅葉してました。
ただ、広い境内のなかで紅葉が見られるところはごく少なく、紅葉スポットとしては期待はずれでした。

仁和寺の境内を出て北に少し行ったところに「御室八十八ヶ所めぐり」の結願所の第八十八番 大窪寺があります。

結願所だけ特別立派で、ほかは小さなお堂です。
山中に点在するお堂をめぐるハインキングコースのような遍路道です。
遍路道を全部歩くと時間がかかり過ぎるので、雰囲気を味わう程度で切り上げました。

御室八十八カ所めぐり 寺・神社・教会

仁和寺の仁王門。脇の東門から入ったので、正面の仁王門は最後になりました。

嵐電北野線の御室駅

御室仁和寺駅 駅

帷子ノ辻駅で乗り換えて嵐電嵯峨駅へ

帷子ノ辻駅 駅

JR嵯峨嵐山駅で下りの普通列車に乗ります

嵯峨嵐山駅 駅

保津峡駅で下車

保津峡駅 駅

保津峡駅のホームから見た保津峡

駅を出て少し行ったところに川に下りられそうなところがあったので下りてみることに…。

JR保津峡駅の下に出ました

コンクリート護岸があるので景観的にはいまいち。

JR保津峡駅から徒歩20分くらいの場所にあるトロッコ保津峡駅。橋を渡った対岸にあります。

駅に入ってきたトロッコ列車。

トロッコ保津峡駅 駅

紅葉が全くないわけではありませんが

紅葉スポットとしては完全に期待はずれ。何を基準に「紅葉見頃」のマークをつけているのか疑問です。

また、川に下りられそうなところを見つけたので下りてみます。

この辺りはコンクリート護岸がなくて美しい。

保津峡 自然・景勝地

トンネルの横にある脇道を行くと

岩壁から保津峡が見下ろせます

保津川と清滝川の合流地点

清滝川の左岸にある廃墟化した茶店？のようなもの。

清滝川との合流点で引き返し、JR保津峡駅から上り列車に乗って帰りました。

保津峡駅 駅