2021/10/26 - 2021/10/27
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aliceさん
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この旅行記のスケジュール
2021/10/26
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日本海 出雲大社正門前店
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この旅行記スケジュールを元に
取り損ねていた夏季休暇を消化すべくどこへ行こうか思案していたときに、そうだ!神在月の出雲大社へ行こう!と思い立ち、日程を決めたものの。
よく考えたら神在月とは旧暦10月なので、今年は11/5~12/3だったんですよね…
まあ神在月の一ヶ月はかなり混むようなので、空いているうちに行けてよかったかな。
1日目出雲、2日目松江と初めての島根を満喫してきました。
石見銀山や足立美術館にも行きたかったけど時間が足りず…
7月の大雨の影響により立入規制となっている龍頭が滝も気になるし、近いうちにまた行きたいな。
- 旅行の満足度
- 4.0
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当初はパッケージツアー利用の一人旅を予定していましたが、母も行きたいというので交通手段を車に変更。
現地での移動は車のほうが便利がよかったので結果オーライ。
地元の国道で通勤ラッシュの渋滞に巻き込まれるも、その後は順調に進み、蒜山高原SAで最初の休憩。蒜山高原サービスエリア 道の駅
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ちょっと雲で隠れていますが、大山が見えました。
蒜山高原サービスエリア 道の駅
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フードコートで軽めの朝ごはん。
蒜山といえばジャージー牛。蒜山高原サービスエリア 道の駅
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ひるぜんバーガー 520円
ジャージー生クリームパン 210円
ジャージーシュークリーム 350円
2人でシェアします。蒜山高原サービスエリア 道の駅
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ジャージー牛100%のパテのハンバーガー。
食肉用に飼育されたとはいえ、元々乳牛なので美味しいはずがなかった…
だいぶ期待外れでした。蒜山高原サービスエリア 道の駅
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クリームパンとシュークリームは美味しかったです。
しかしシェアしたとはいえ、乳脂肪分は結構お腹にたまったのでどちらか一つでよかったかな。
下り限定につられてしまった。蒜山高原サービスエリア 道の駅
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その後も順調に進み、11時半頃出雲到着。
まずはお昼ごはん、ということで出雲文化伝承館へ。
駐車場は無料。
“出雲文化伝承館は、今の時代に失われつつある出雲地方の伝統を今に伝え、訪れる人々が出雲の歴史と文化に触れることができる憩いの場として平成3年に開館しました。
出雲地方特有の築地松(ついじまつ)に囲まれた敷地には、出雲平野の大地主であった江角(えずみ)家の母屋と長屋門、庭園を移築したほか、松平不昧公(ふまいこう)が愛用した茶室「独楽庵(どくらくあん)」と露地、現代数寄屋建築の茶室「松籟亭(しょうらいてい)」、文化財や美術品の展示施設、そば処があります。”出雲文化伝承館 美術館・博物館
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出雲文化伝承館の中にある羽根屋 伝承館店で出雲そばをいただきます。
本店と迷ってこちらの店舗を選んだのは…羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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日本庭園を見ながら食事ができるから。
羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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よく手入れの行き届いた立派なお庭です。
羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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メニュー
羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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入店時には座席は半分程しか埋まっていませんでしたが、食べ始める頃にはほぼ満席に。
窓際のお席に着けたのタイミングよかったなぁ。羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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三色割子そば 1000円×2
天ぷら割子も気になりましたが、このあともう一軒予定していたので、2人とも同じメニューに。羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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一段目は山菜。
羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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二段目は山芋。
羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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三段目は揚げ玉と大根おろし。
お蕎麦の入った割子と呼ばれる器に直接蕎麦つゆをかけていただきます。
一段食べ終わると、残った蕎麦つゆを次の段へ移していきます。
一段ずつ違う味が楽しめて、最後まで飽きることなくあっという間に完食。
お蕎麦も喉越しがよく美味しかったです。
蕎麦湯はさらっとしていて、こちらも美味しくいただきました。羽根屋 伝承館店 グルメ・レストラン
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食後は旧江角邸母屋(無料公開)を見学。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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表から入ると広い土間。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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立派な梁。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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土間続きの奥には台所。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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台所から上がると居間、納戸と続いています。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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居間の左手に二間続きのお部屋。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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奥のお部屋からは先程羽根屋からも見えていた日本庭園が臨めます。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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ウェディングフォトの撮影をされていたので、邪魔にならないよう一枚。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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企画展示室では刀剣展(有料)が開催されていましたが、こちらは観覧せず。
出雲文化伝承館 美術館・博物館
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腹ごしらえをしたところで、いよいよ出雲大社へ向かいます。
車を走らせ、神門通り交通広場駐車場(無料)に駐車。
平日ですが、9割程埋まっていました。神門通り 名所・史跡
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観光案内所・神門通りおもてなしステーションでマップなどを調達。
大社観光案内所 神門通りおもてなしステーション 名所・史跡
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南を向くと遠くに第一の鳥居、宇迦橋の大鳥居が見えます。
車で通ってきたのですが、工事中で鳥居の下はくぐれず迂回路ができていました。
宇迦橋の大鳥居
大正3年(1914)に新たな参道として整備された神門通りを彩るため、また大正天皇の即位をお祝いして1915年に建てられました。
鉄筋コンクリート製で、高さは出雲大社御本殿の24mを超えない様に23mに抑えられていますが、建立当時は日本一の高さを誇っていて、中央の額だけでも6畳の大きさがあります。神門通り 名所・史跡
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神門通りを大社へ向かって歩いていると左手に見える竹野屋旅館。
竹内まりやさんのご実家だそう。
老舗旅館といった趣き。竹野屋旅館 宿・ホテル
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大社入口のすぐそばにあるご縁横丁には飲食店やお土産処が数軒入っています。
その中の一軒、日本海 出雲大社正門前店へ。 -
お目当てはのどぐろ丼。
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メニュー
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のどぐろ丼&しじみ汁セット 1200円
母はのどぐろ丼(単品)950円 を注文して、しじみ汁はシェアしました。 -
皮目を炙ったのどぐろがたっぷり。
程よく乗った脂が絶妙!
小振りのお椀なので、おそばをいただいた後でも難なくペロリ。 -
大粒のしじみからいいお出汁が出ていてとっても美味しかった。
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こんなに沢山入っていました。
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ご縁横丁の西隣にあるスターバックス コーヒー 出雲大社店。
ちょっと覗きましたが、何も買わず。スターバックス コーヒー 出雲大社店 グルメ・レストラン
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二の鳥居、勢溜の大鳥居をくぐって境内へ。
勢溜の大鳥居
大きな石碑とともに立つ高さ8.8m、横幅12mの鋼管製の大鳥居。
現在の鳥居は2018年(平成30年)に「平成の遷宮」の一環として建て替えられたもの。
その前は1968年(昭和43年)に作られたもので、木製(杉材)でした。
出雲大社境内の一番南、正門にあたる所にある広場を勢溜と言いますが、これは江戸時代この広場に芝居小屋が設けられ、人の勢いが溜まる所という事で勢溜と呼ばれる様になりました。
ここから左手には八百万の神々が 稲佐浜から出雲大社へとお通りになられる神迎(かみむかえ)の道が続いています。出雲大社 寺・神社・教会
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出雲大社
縁結びの神・福の神として名高い「出雲大社(正式な読みはいづもおおやしろ)」は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建の由縁が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていました。
主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」。
『古事記』に記される国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲られます。そのときに造営となる壮大な宮殿(天日隅宮(あめのひすみのみや))が出雲大社の始まりといわれています。
今年の神迎祭は11/14、神在祭は11/15~21。出雲大社 寺・神社・教会
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境内図
出雲大社 寺・神社・教会
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本殿に向かう参道は下り坂で、下り参道と呼ばれています。
これは全国的にも珍しいとのこと。出雲大社 寺・神社・教会
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参道を進んでいくと右手に見えてくるのが祓社。
祓社(はらえのやしろ)
御祭神:祓戸四柱の神(はらえどよはしらのかみ)
出雲大社に参拝する人々は、まずここで身心を祓い清めます。
祓戸四柱の神とは、瀬織津比咩神(せおりつひめのかみ)、速開都比咩神(はやあきつひめのかみ)、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良比咩神(はやさすらひめのかみ)です。
正面下り参道と神楽殿前の2箇所お祀りされています。出雲大社 末社 祓社 寺・神社・教会
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祓橋(はらえのはし)を渡ります。
出雲大社 寺・神社・教会
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このような橋が境内に架かっている理由として、ここから先が神域であるという、意味合いがあるそう。
祓橋の下には、聖なる川「素鵞川(そががわ)」が流れています。
素鵞川は、出雲大社の背後にそびえ立つ「禁足地・八雲山」から流れてくる精気に満ち溢れた清流。
この清流・素鵞川を跨ぐことで、入口の祓社と2重で身を清めることになります。出雲大社 寺・神社・教会
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祓橋を渡ると見えてくるのが三の鳥居、松の参道の鳥居(中の鳥居)。
松の参道の鳥居(中の鳥居)
大きさは勢溜の大鳥居とほぼ同じで、高さ約9m、横幅約10mの鉄製の大鳥居。
1978年(昭和53年)に建てられたもの。出雲大社 寺・神社・教会
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鳥居を本殿側から。
出雲大社 寺・神社・教会
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松の参道は三つに分かれており、真ん中の道は昔、皇族や貴族、勅使だけが通る事が出来る道でしたが、現在は松の木の根を保護するために、参道の両サイドの道を通る様になっています。
出雲大社 寺・神社・教会
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松の参道を右手に逸れたところにある杵那築森。
杵那築森(きなつきのもり)
『出雲国風土記』(七三三)の「杵築の郷」条には、「天の下の国造りをなされた大国主大神のお住いを、たくさんの尊い神々がお集いになって築かれた。そこで、この地を杵築という」と、この郷の地名由来を記しています。
この森は、その神々のお集いの故地ともいわれ、また高大なお住いの神殿造営に際して、土地・木組みを突き固めるための要具である「杵」を、お住いの磐石を祈り埋納した処と伝えられています。出雲大社 寺・神社・教会
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鳥居の手前にはうさぎがいました。
出雲大社は境内のあちこちにうさぎがいることでも有名。
現在46羽いるそうなので、探しながら回るのも楽しいですね。出雲大社 寺・神社・教会
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ムスビの御神像
大国主大神が、日本海の荒波の向こうから現れた「幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)」を授けられ結びの神となられたという、古事記に架かれた神話の一場面を表現しています。
1986年(昭和61年)に寄進されました。出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】会所(かいしょ)
会所は、神職が神事の前に身を清めたり、大名など格別の参詣者への接待や連歌の催しを行ったりと、様々な用途に使われていました。
寛文造営時に今の神祜殿(しんこでん)の位置に建てられていましたが、昭和18年(1943)に現在地に移築されたものです。
平成の修理によって、寛文造営時の姿に復原し、屋根も銅板葺だったものを元々の栗材のこけら葺に葺き替えられました。出雲大社 寺・神社・教会
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最後の鳥居である四の鳥居、銅の鳥居をくぐって拝殿へ向かいます。
【重要文化財】銅鳥居(どうとりい)
出雲大社の荒垣内、拝殿前の神域を示す銅の鳥居は、毛利輝元の孫・毛利綱広によって寛文6年(1666)に寄進されたものです。
毛利藩の鋳物師(いもじ)により長州阿武郡(あぶぐん 現在の山口県萩市)で鋳造されたものと伝えられ、銅製の鳥居としては、我が国では最も古いものといわれています。
修理に伴って行われた足元の発掘調査により、地表に見える大きな石以外に大小たくさんの石で固められていることが明らかになりました。出雲大社 寺・神社・教会
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鳥居をくぐって左手にあるのが「神馬(しんめ)神牛(しんぎゅう)像」
出雲大社 寺・神社・教会
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「神馬」は安産の神様、「神牛」は学業の神様。
出雲大社 寺・神社・教会
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拝殿
現在の拝殿(はいでん)は、1963年(昭和34年)に新築されました。
高さは12.9mで、大社造りと切妻造の折衷様式。
戦後最大の木造神社建築といわれています。
通常は参拝者の御祈祷が行われ、古伝新嘗祭等のお祭の他、さまざまな奉納行事が行われます。出雲大社 寺・神社・教会
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しめ縄が一般の神社とは左右逆なんだとか。
二礼二拍手一礼という参拝が一般的ですが、出雲大社では二礼四拍手一礼が正式な参拝方法。出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】八足門(やつあしもん)
寛文7年(1667)の造営の際に建立され、門内部の鴨居部分上部の蟇股(かえるまた)や欄間(らんま)などには、流水を基調とした中に紅葉や桜、鳥など花鳥風月の彫刻が散りばめられています。
柱には木目の美しいケヤキ材を用いるなど、境内の中でも豊かな装飾を持つ門です。
一般の参拝では、正月三が日と特別なことがない限りこの先へ行くことができません。出雲大社 寺・神社・教会
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【国宝】出雲大社本殿
「天下無双の大廈(二つと同じものが無い壮大な神殿)」と称えられる御本殿は、悠久の歴史の中でその度々の御造営遷宮と御修造遷宮を繰り返し、今にその姿を受け継いできました。
現在の御本殿は延享元年(1744)に御造営されており、昭和27年に国宝に指定されました。
御本殿の高さは8丈(24m)にも及び、“大社造”と呼ばれる日本最古の神社建築様式を今に伝えています。
その特徴は切り妻、妻入りの構造で、平面は九本の柱が田の字型に配置された 正方形の間取りとなっています。
その中心には心御柱と称する太柱があり、その正面向かって右側の側柱との間は板壁となって殿内が仕切られ、この壁の奥に大国主大神が御鎮座されている御内殿(御神座)があります。
従って、御神座は御本殿と同じ南向きではなく、西向きになります。
御内殿の前室には板壁に接して御客座があり、天之常立神・宇麻志阿斯訶備比古遅神・神産巣日神・高御産巣日神・天之御中主神の別天神5柱の神をお祀りしており、 又、中心の柱である心御柱の近くには大国主大神の御子神である和加布都努志命(牛飼神)がお祀りされています。出雲大社 寺・神社・教会
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古代には3本の大木を鉄輪で束ねて1本の柱とし、高さ16丈(48m)の御本殿でありました。
千家國造家(出雲大社の宮司家)に伝わる古代御本殿の平面図「金輪御造営差図」が、 その壮大な御本殿の容姿を今に伝えています。
平成12年には境内より、古代御本殿の御柱が「金輪御造営差図」そのままに3本束ねの姿で発掘され、 今の世に顕現しました。
この3つの丸印のところに柱が立っていたそう。
考えられないくらいの太さに驚きました。出雲大社 寺・神社・教会
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八足門の左手には御守所。
お守りとかおみくじとか全く興味がないのでスルー。出雲大社 寺・神社・教会
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八足門から反時計回りに本殿の周りをぐるっと一周します。
【重要文化財】観祭楼(かんさいろう)及び廻廊(かいろう)
八足門の両側には廻廊が続き、東側には途中二階建てとなる観祭楼が付きます。
観祭楼の二階には、畳敷きの部屋が二室あり、朝廷や幕府、藩の要人が南側境内(拝殿西側)にあった舞台を望めるようになっています。
そのこともあって、使われている材料は非常に良質です。
屋根は入母屋造(いりもやづくり)で、廻廊も含めてすべてが檜皮葺です。出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】十九社(じゅうくしゃ)(東西2棟)
御祭神:八百萬神(やおよろずのかみ
神在祭の間(旧暦10/11~17)、集われた全国各地の神々の宿所となる社です。
通常は全国各地の神々の遙拝所です。出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】釜社(かまのやしろ)
御祭神:宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)
保食神(うけもちのかみ)ともよばれ、食物全般にわたっての主宰神です。出雲大社 寺・神社・教会
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本殿と摂社を囲んでいる垣根は瑞垣といわれ、重要文化財に指定されています。
出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】神魂伊能知比売神社(かみむすびいのちひめのかみのやしろ(天前社 あまさきのやしろ))
御祭神:蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)
御祭神:蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)
大国主大神が手間山(てまやま)で難に遭われた後、大神の火傷の治療と看護に尽くされた女神です。
【重要文化財】大神大后神社(おおかみおおきさきのかみのやしろ(御向社(みむかいのやしろ)
御祭神:須勢理比売命(すせりひめのみこと)
国づくりの大業を輔けられるという大きな功績をたてられ、大国主大神との仲は睦まじく、美しい婦徳の鑑となられた女神です。
一番手前が神魂伊能知比売神社、その奥が大神大后神社、一番奥が本殿。出雲大社 寺・神社・教会
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文庫(ふみぐら)
1667年(寛文7年)の遷宮に際して新造された図書館建物です。
元は彰古館付近に建造されましたが、1914年(大正3年)に彰古館建設により現在地に移築されました。
寄棟造の屋根は栗板の栃葺き仕様、内部は中央が土蔵造で和漢書などの架蔵部屋、その左右が畳敷きの閲覧部屋となっています。出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】素鵞社(そがのやしろ)
御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)
天照大御神の弟神で、出雲国の肥河上での八岐の大蛇退治はあまりにも有名です。
また大国主大神の親神であられ、大神に国づくりの大任を授けられました。出雲大社 寺・神社・教会
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お社の横側に回ると、砂が置いてあります。
稲佐の浜からいただいてきた砂を奉納し、代わりにこちらの砂をいただいて帰ります。
いただいてきた砂はお守り袋に入れてお守りとして持ち歩くことにより、ご利益があるとか。
また家の土地の四隅(東西南北)に埋めると、土地の守護、清めや厄除け、魔除けのご利益があるそう。
ご存じの方が多いようで、砂の交換をされているのを見かけました。
私も下調べをしていたので知っていたのですが、稲佐の浜へ行って戻ってするのが面倒だったので砂をいただくのはやめにしました。出雲大社 寺・神社・教会
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お社の裏手には磐座(いわくら)があります。
八雲山をはじめとするこの山脈一帯は古代の祭祀の場所。
八雲山は禁足地となっており、唯一触れられる場所がこちらなのです。
出雲大社で最大のパワースポットといわれています。出雲大社 寺・神社・教会
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本殿の裏手まで来ました。
本殿を見上げるように座っているうさぎ。出雲大社 寺・神社・教会
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正面から見ると手を合わせてお祈りをしています。
出雲大社 寺・神社・教会
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その横にも5羽のうさぎ。
出雲大社 寺・神社・教会
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彰古館
1914年(大正3年)に、出雲大社の宝物館として建てられましたが、銅鳥居の右脇に宝物館があるため、現在では古文書類や、神楽用の楽器類、大小の大黒様の像などが展示されています。
木造2階建て、入母屋造銅板葺きの建物は国の登録有形文化財になっています。出雲大社 寺・神社・教会
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北西から見た本殿。
出雲大社 寺・神社・教会
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【重要文化財】神魂御子神社(かみむすびみこのかみのやしろ(筑紫社 つくしのやしろ))
御祭神:多紀理比売命(たぎりひめのみこと)
天照大御神と素戔鳴尊(すさのおのみこと)とのご誓約によって生まれられた女神で、福岡県の宗像大社に祀られる祭神。
大国主大神との間に、味耜高彦根神(あぢすきたかひこねのかみ)と高比売命(たかひめのみこと/下照比売命(したてるひめのみこと))をお生みになっています。出雲大社 寺・神社・教会
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氏社(うじのやしろ)(北)
御祭神:天穂日命(あめのほひのみこと)
天照大御神の第二子、出雲國造の始祖であり、大国主大神の祭祀をつかさどられ、その神裔は出雲大社宮司家として連綿と続き今日に至っています。
出雲大社教の教祖と仰ぎます。出雲大社 寺・神社・教会
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氏社(うじのやしろ)(南)
御祭神:宮向宿禰(みやむきのすくね)
天穂日命(あめのほひのみこと)より十七代目の神裔で允恭天皇の元年はじめて國造出雲臣の姓(かばね)を賜りました。出雲大社 寺・神社・教会
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西の十九社
出雲大社 寺・神社・教会
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一周回ってきました。
出雲大社 寺・神社・教会
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拝殿を西側から。
出雲大社 寺・神社・教会
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素鵞川を渡って神楽殿へ。
出雲大社 寺・神社・教会
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神楽殿
本来、千家國造家(出雲大社宮司家)の大広間として使用されており、「風調館(ふうちょうかん)」と呼ばれていました。
明治に入り、出雲大社教が設立されてからは出雲大社教の神殿としても使用され、現在では國造家大広間、並びに出雲大社・出雲大社教の神楽殿として御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事が執り行われています。
昭和56年に出雲大社教が特立100年を迎えた折、現在の神楽殿として規模を拡張して建て替えられました。
その大広間は270畳の広さを誇り、神社建築にはめずらしく正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。
正面の大注連縄は長さ約13m、重さ5.2tに及びます。
この大注連縄は数年に一度、新しい注連縄へと懸け替えられます。
そして、神楽殿前庭には高さ47mの国旗掲揚塔が聳え立ち、揚げられる国旗は75畳(タテ8.7m・ヨコ13.6m)の大きさです。
また、神楽殿後方には出雲大社宮司家の祖先神や天満宮などをお祀りした鎮守社が並び、国旗掲揚塔の南には祓社、金刀比羅宮が並んでお鎮まりです。出雲大社 寺・神社・教会
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しめ縄、本当に大きかった!
出雲大社 寺・神社・教会
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神楽殿の西側にある鏡の池。
出雲大社 寺・神社・教会
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御慈愛の御神像
「因幡の白兎」の神話で有名なシーンを再現しています。
逆光で真っ黒…出雲大社 寺・神社・教会
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松の参道を引き返します。
出雲大社 寺・神社・教会
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縁結びの碑(いしぶみ)
「因幡の白兎」の話の中で結ばれる大国主大神と須勢理毘売神が出雲大社に仲睦まじくお鎮まりになられた由縁を語る一文の碑です。
ここにもうさぎが2羽。出雲大社 寺・神社・教会
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そのすぐそばに4羽。
出雲大社 寺・神社・教会
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いっぱいいました~。
出雲大社 寺・神社・教会
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左側
出雲大社 寺・神社・教会
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真ん中
出雲大社 寺・神社・教会
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右側
出雲大社 寺・神社・教会
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松の参道の鳥居を振り返って。
出雲大社 寺・神社・教会
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祓橋の手前にも。
出雲大社 寺・神社・教会
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祓橋を渡って
出雲大社 寺・神社・教会
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下り参道を上ります。
下りはそうでもなかったのですが、上りだと結構な坂であることを実感。出雲大社 寺・神社・教会
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勢溜の大鳥居が見えてきました。
出雲大社 寺・神社・教会
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青空に浮かぶ大鳥居。
出雲大社 寺・神社・教会
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勢溜から見える宇迦橋の大鳥居をズームで。
出雲大社 寺・神社・教会
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神門通りにもうざぎがあちこちに。
神門通り 名所・史跡
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縁くんと結ちゃん
神門通り 名所・史跡
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神門通りから東へ入ったところにあるビーントゥバー、okinogami blue cacao's。
チョコレート工場を併設したカフェですが、あまりお腹は空いていなかったのでテイクアウトで。okinogami blue cacao's グルメ・レストラン
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タブレットを自宅用に購入。
種類が豊富で迷います。
上から6つはダークチョコレートで原材料はカカオ豆と砂糖のみ。okinogami blue cacao's グルメ・レストラン
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ハイチ cacao70% 950円
ブルーチョコレート 3000円
一つは希少性の高いハイチに決定。
おすすめを尋ねたところ、ブルーチョコレートとのことだったので、お値段張りましたが旅の思い出にと購入。
ブルーチョコレートは別として、東京のビーントゥバーと比べるとお手頃なので、オンラインショップでリピートありかも。okinogami blue cacao's グルメ・レストラン
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出雲大社を満喫したところで次へ。
その②へ続く……神門通り 名所・史跡
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