東北1泊2日一人旅　乳頭温泉に寄ってきた（女性におすすめです！）

2021/10/02 - 2021/10/03

乳頭温泉は混浴があたりまえということで、電車の中で猛烈に検索して見つけた女性に安心、男女別湯の鶴の湯さん


1日目　栗駒山　盛岡泊
2日目　秋田駒ヶ岳、乳頭温泉　コマチにて帰京

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0

秋田駒ヶ岳登山のあとに乳頭温泉に立ち寄りました。今日は車じゃないので、バスで行けるところ探していたのですが、一番良さそうな鶴の湯さんに行くバスが分からない。
とりあえずアルパこまくさに着いてから電話してみると、「そこにいる送迎バスに乗ってください」とのこと。やったー！立ち寄りだけなのに親切にしていただきありがとうございます！
行けなかったらアルパこまくさの温泉でもいいかなと思っていたのですが、急いでバスに乗車！

田沢湖展望露天風呂 アルパこまくさ 温泉

乳頭温泉までは15分程度だったかな。
美しい林道も見所。
で、ここが鶴の湯さん。

なんと風情あるエントランス・・・実際はアクセスもさほど悪くないのですが、秘境感があります。

乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル

昔の学校みたいです。
露天風呂は裏山のふもとにあって、山を見ながら入ることができます。

湯治場初体験。

宿泊客用スペースです。
決して設備が整った場所というわけではないので、きっと昔ながらの宿泊体験となると思います。今の時代、そういう体験ができるところは貴重だと思いました。

立ち寄り客用のロッカーがあるので荷物を預けて、受付て入湯料をお支払い。
確か数百円でびっくりです。バスまで乗せてもらったのに。
お湯も素晴らしかったのでなおさら。

受付にある飲み物。まだちょっとだけ暑さも残る時期だったので、お風呂のあとのリンゴジュースがおいしかった！

ここから先はお湯なので撮影禁止。

渡り廊下がいい雰囲気。

なんの説明もないのでとりあえず暖簾をくぐったらいきなり露天風呂でびびりました。
おばさんたちが笑いながら「入り口はあっちよー」と教えてくれた。

脱衣所はあるのですが、内湯にも外湯にもカランはありません。
お風呂のお湯で掛け湯をする昭和スタイル！
※石鹸だけありました。
ドライヤーなどもないですが、これはここが湯治場で、娯楽場とはちょっと違うからですよね、私はまったく問題なし。むしろすごく貴重な体験をさせてもらい、多分一生忘れないと思います。

川が流れていて風情があるのです。

で、露天風呂は見事なまでの乳白色！やっぱり温泉はこれでなくちゃ。
硫黄の香りも強めで、しかもカランがなく洗い流すこともできないので、硫黄の香りをまとって帰りました。余韻まで楽しめる。

温度はちょっとぬるめなのでずっと入っていられます。
何より、見上げると見事な青空と、ほのかに黄色く色づいた木々。
最高でした。
古い建物には温泉成分がこびりついて白くなっていて、歴史を感じるのも素敵。
足元は石が敷き詰められていて、健康マッサージ効果もｗ
本当に素晴らしいお湯でした。
秋も素敵でしたが、雪景色も素敵だと思います。

宿泊は1月までずっと予約でいっぱいだと言っていました。
立ち寄りでも十分楽しめたので、とてもラッキーでした。

混浴への移動は普通にここから見える通路を通っていきます。
女湯を出たときに混浴の中が見えてしまうという雑な造りもご愛敬。
入っている女性もぜんぜん気にしていない、日本古来の温泉の在り方なんでしょうね。

袋のリンゴジュース、懐かしい。昔よく飲んでいたな。
あ、ちなみに立ち寄り温泉の持ち物はタオル一つです、顔は石鹸で洗いましたｗ
山登りすると荷物が持てないのですが、タオル一つでなんとかなるもんですね。

帰りもアルパこまくさまでのバスに乗せてもらえます。
ちょうど3時ごろの最終バスで帰ります。

昭和だわ。

水車もありました。
山の恰好をしていたら年配の夫婦に声をかけられ、縦走の仕方を教えてもらえました。たくさん山小屋があるんだ、と。いいな、いつかそんな体力がついたらやってみたい。※持久力がどこまで伸びるか不安でしたが、今のところ、体力は伸びています。体重も減ってます！

鶴の湯さんの周りの環境もとてもよく、こんなところに泊まって散歩したら素敵だと思いました。

では、アルパへ。駒ヶ岳が見えます。

林道。

アルパでバスを乗り換えて、田沢湖駅へ戻ります。

秋田、最高でした。またぜひ来たいと思います。

秋田の家の屋根はへの字なんですね。もの珍しくてパシャリ。

田沢湖駅の近くには数件お土産屋さんがあるので、お土産はたくさん買えたのですが、駅のお弁当は売り切れていて（涙）楽しみにしていた夕ご飯はポテトチップだけでした。同じタイミングで来ていたどこかのツアーの添乗員さんもお客さんに平謝り。ま、そんなこともあります。

帰りはコマチで一気に東京まで。今まで知らなかったのですが、行こうと思えば秋田日帰りも余裕で行けるんですね、便利な世の中。

というわけで初めての東北ソロ登山編でした。ご覧いただきありがとうございます。
大絶景ハイキングにすっかり味をしめてしまったので、この先も登山旅行が続きます。