福島県へ初めてのひとり旅～2日目は会津若松をほんの少し散策　夜は郡山でお鮨～

2021/11/25 - 2021/11/26

この年になって初めてのひとり旅です（笑）。
手始めに1泊2日の旅。
方向音痴にペーパードライバーゆえ公共交通機関たまにタクシー利用、最近は自転車も乗らないのであとは徒歩のみ。

福島県への旅は小学校の時に家族で行って以来です。
裏磐梯はもう紅葉が終わったよね、五色沼散策しようかな～。なんて呑気なことを思っていたらびっくりするくらいの大雪でした。
翌日は会津若松をほんの少しだけ散策しました。
今回は温泉と美味しい食事を楽しみました♪♪
福島県はまだまだ見どころがたくさんあるのでそれは次回のお楽しみにとっておきましょう。
夜は郡山でおいしそうなお鮨屋さん発見(*^^)v
たっぷり堪能して帰路に着きました。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

磐越西線に30分ほど揺られ会津若松駅に到着しました。
ホームにはあかべこや会津米が飾ってありました。

ユニークな赤べこがお出迎え。

会津若松駅。

駅を出てどちらに行ったらいいのかとキョロキョロしていると、正面に会津バス観光案内所がありました。
ここでまちなか周遊バスのチケットを購入しました。
どんよりした空ですが予報は雨か雪。そう思えば曇りなら問題なし。

会津バス 乗り物

これが当日用フリー乗車券。
ハイカラさんとあかべえと名のついた2種類の周遊バスに乗れます。
1枚600円。1回乗車すると210円なので3回乗ったらお得です。

観光地を回るので便利です。

あかべえに乗り込むと、東山温泉の芸妓さんが撮影で一緒に乗って来ました。
ご挨拶しているところです。
芸妓さんのご挨拶が終わると乗客は拍手。
ほんわかした感じです。
撮影クルーに伺ったところによるとNHKと地元福島のテレビ局でそれぞれローカル番組での放送とのこと。
あら観られないのね残念ー。

飯盛山下で下車。
バス停には案内がないので飯盛山を探してキョロキョロ。

飯盛山は紅葉が少し残っていました。
昨日の真冬から晩秋に戻りました。

お土産屋さんがありますが観光客はまばら。
正面の階段を登るか・・・

右側には有料のコンベアスロープ。
もちろんこちらで行きます。

飯盛山スロープコンベア 名所・史跡

乗り場の方に傾斜があるから後ろに倒れないよう気を付けて乗って下さいねと声かけされました。
はい、前傾姿勢で乗ります！

飯盛山スロープコンベア 名所・史跡

コンベアスロープを降りたら正面は鮮やかな紅葉。
少し階段を上ります。
何で上までコンベアスロープじゃないんだろう、と思いましたがこれはあとでわかりました。

飯盛山 名所・史跡

階段の踊り場で後ろを振り向くと会津市街地が見えます。

階段を上ったそこにはイタリー記念碑。

白虎隊十九士の墓。
白虎隊は戊辰戦争の時に会津藩士の子息で組織された若い軍隊。
小学生だった当時の私も白虎隊の悲しい話は涙無くして聞けませんでした。

白虎隊の墓 名所・史跡

白虎隊自刃の地はこの先の石段を下ります。

私はさざえ堂に行こうと飯盛山に来たのですが場所がわからなくてちょっとウロウロしました。（>_<)
先程上った階段を下りると下り坂がありそちらに行くとさざえ堂。
先程私が振り返って会津市街地の写真を撮った場所。
なんで上までスロープコンベアがないのか？と疑問に思っところです。
方向音痴としてはこんなもんです（笑）。

4トラの皆様の旅行記でよくお見かけするさざえ堂。
正式には円通三匝堂（えんつうさんそうどう）というそうです。
今から約220年前の寛政8年に建立された二重螺旋構造の木造建築物として世界唯一のものだとか。
国重要文化財に指定されています。

チケットを買って中に入ります。

さざえ堂 寺・神社・教会

上りと下りが別の通路になっている一方通行構造なので参拝者がすれ違うことなく安全にお参りできるとのこと。
今の時代にも合っています。
上りは左から。

中は螺旋スロープになっています。

紅葉がちらりと見えます。
曇り空なので日の光が入らず堂内は若干暗めです。

転ばないようにと必死に上って下りておしまい。
中をゆっくり見る余裕がなかったです。
確かお札がたくさん貼ってあったはずだと思い出したのは帰宅後。

さざえ堂から見えた紅葉。
秋の名残が少しだけ。

ここからは行きにあった長い階段を下りることなく下に戻れます。
階段と坂道があるのでどちらでも。

階段はこちら。

下ると厳島神社がありお参りしました。

厳島神社 (会津若松) 寺・神社・教会

神社の両脇には立派な御神木。

赤い鳥居をくぐり、

周遊バスの乗り場へ向かいます。

帰り道に見つけた案内板。
スロープコンベアに乗るとこれも見られないんです。

1時間に1本の周遊バスあかべえに乗り遅れないようにバス停へ。

あかべえの車窓から。
会津武家屋敷前。
ここにも立ち寄りたかったのですが時間がないので断念(>_<)
次回は時間を取って行きたいです。

バスの車窓から。
東山温泉。
先程同乗した芸妓さんはこちらにいらっしゃるんでしょうね。

東山温泉 温泉

東山温泉も紅葉が少し残っていました。

鶴ヶ城で下車。
30分しかないので、

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

鶴ヶ城を観たらバス停に戻ります。
ここはやはり桜の季節がいいよなあ～。

ここでも桜と鶴ヶ城のコラボを想像してバス停に戻ります。
紅葉の季節も良いみたいですね。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

案内板。
鶴ヶ城は正式には若松城と言い630年前に建造されたそうです。
戊辰戦争の時は新政府軍の猛攻にも耐えた難攻不落の名城として有名だったそうです。

本当はあかべえに乗ると会津若松市内の主要な観光地を一周して会津若松駅に戻れるのですが、何せ1時間に1本なので、時間の都合上あかべえとは逆回りのハイカラさんに乗ってもと来た道を戻ります。
車窓からでも七日町とか観たかったのですがまたのお楽しみ。
ハイカラさんはほぼ30分に1本あります。

ハイカラさんの車窓から。
また武家屋敷前を通り、

会津武家屋敷 美術館・博物館

御薬園前を通り・・・
ここも下車したかった場所の一つです。

御薬園(会津松平氏庭園) 公園・植物園

会津若松駅に戻って来ました。
磐越西線が1時間に1本なので乗り遅れたら大変。

ホームに到着していたので乗ります。
座れて良かった(^^)
郡山駅まで約1時間40分の旅です。

サラリーマンとお見受けする諸兄が1時間40分ずっとお喋り。
お喋りはおばちゃんだけの特権ではなかったようです（笑）。

郡山駅に到着。
磐越西線の改札口を出たら駅ビルS-PALに入ってしまい、よくわからないのでインフォメーションで聞いたら地図まで書いてとっても親切に教えてくれました。
店内の店舗じゃなくてお寿司屋さんの場所を聞いたんですけどね。(^^;;
17時からイルミネーションが点灯されるからそれも楽しんで下さいねって教えてくれました。

外は寒いから建物の中をずっと歩いて下さいねとインフォメーションの方に教えてもらった通り歩きます。

こんなに大きなお土産館があるんじゃないの！
先程磐越西線を降りたところの小さなお土産屋さんで買っちゃったよ。
19時までの営業だそうです。

郡山駅おみやげ館 お土産屋・直売所・特産品

郡山駅前に出て

郡山駅 駅

もらった地図の通りに歩いたらお目当てのお寿司屋さん到着。
予約を17時にしたので会津若松の観光がとってもタイトになってしまったんです。

寿司割烹 魚紋 グルメ・レストラン

17時スタートなのでカウンターは私だけ(^_^)v
もちろんパーテーション完備。

まずはビール～。
五臓六腑に染み渡るってこういうことですね^_^
朝から飲まず食わずで歩き回ったのでね。
お通しのがんもの煮付けが美味しい。
寿司割烹とうたっているのでお料理も美味しいと思います。
ひとりだとコース料理はできないと言われていたのでお好みで。

おつまみを少しお願いしました。
内容は大将にお任せしました。
たいてい盛り合わせで作ってくれますが、こちらは食べるペースや飲むペースに合わせて提供してくれているようです。

明石のたこ。
甘みがあってとても美味しい(^-^)v

しめ鯖はお酢が強過ぎずとっても美味しい。
シンプルなしめ鯖と昆布を巻いて胡麻をまぶしたものと2種類ありました。
ひと手間もふた手間もかけています。

わさびは天城の2年ものだそう。
わさびも美味しい。

カウンター席にセットしてある皿はグループ毎に違うものが用意されていました。
その中に我が家のものとものすごく似ているものがあったので大将と器の話になりました。
我が家のは織部焼。こちらのは唐津焼だそうです。
いろいろな器を出して見せてくれました。
私のような一見の客にもとっても気さくにいろいろな話をしてくれる大将です。

日本酒か焼酎か悩んで地元郡山の純米吟醸酒『穏』（おだやか）を注文。
福島のお酒は甘口が多いと言っていましたが、口当たりが良く美味しいお酒です。
わさびを肴に日本酒が進みます。

温かい料理はいかがですかとメニューを見せてくれました。
香箱蟹が気になったけれどお値段が張りそうなのでやめてノドグロの塩焼き。
脂がのっていてこれまた美味しい。
添えてある大根おろしはご自由にとのこと。
大根おろしありでもなしでもどちらも美味しく頂きました。

でも今となっては香箱蟹を食べておけばよかったとちょっと後悔（ ; ; ）

その他、鮪は中トロと中落ち。とろけるような食感。
北海道のものだそうですが、有名な大間とは同じ海だよとの説明。確かにね。

いかは大葉といくらと一緒に。
写真を撮る前に待て！ができずに1つ食べちゃいました。

うにはミョウバンを使っていないものがあるので出しましょうと。
これ甘みがあり美味しい。
普通の板の箱に入っているうにはミョウバンを使っているんですよと、箱のうにとミョウバン無しのうにの両方を見せてくれました。

そろそろ握りましょうと。
こちらも全て大将にお任せ。
嫌いなものはなにもないのでお勧めを1カンずつお願いしました。
こちらは日本中の魚を京都からお取り寄せしているようです。
どれをいただいてもとっても美味しいです。
そしておつまみと握りの種が被ることもなかったです。

あおさのお椀を頂き、

左上の穴子は3種類に。
たれ、アナキュウ、塩。どれも甲乙つけ難い。
右上の鮪は8時間漬けたという漬鮪。
真ん中左は煮蛤。あまり見かけないよなあ。
貝類が大好きと言ったら赤貝、帆立など握ってくれました。
写真は撮れませんでしたが、いくらを有明海の海苔でくるんだもの。軍艦じゃないんです。
口溶けのいい海苔です、との説明通りとろける海苔♪

海老は既に茹でてあるものではなく、生を見せてくれこれから茹でますと。
甘みがあってとっても美味しいてす。

途中で赤酢の酢飯に代わるという拘り。
種に合わせているんでしょうね。

2時間も食べていたのでそろそろお暇します。
とても気さくな大将のお陰でひとりカウンター席でのお寿司を満喫致しました。
またお邪魔したいお寿司屋さんです。

郡山駅前はイルミネーションが点灯され綺麗です。

つい何枚も撮ってしまいましたがピンボケも多かったです（笑）。

新幹線の指定席を買いました。
ほぼ満席でした。
乗車している方々は皆さん無言でマスク。
ちょっとほっとしました。
楽しい2日間でした。
福島県はまだまだ見どころ満載、また再訪したいものです。

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2021/12/07 22:37:58

  一人旅

  こんばんは、マダムKさん♪
  
  一人旅デビュー☆
  おめでとうございます～。
  一人旅って、ある意味自由で快適ですよね。
  私はわがまま勝手なので、家族以外では
  きっと一人旅しかできないタイプです。
  
  会津って、以前、民主党政権の時に高速道路が1000円になったときに車で行きました。
  やっぱり、飯盛山とかは、どうしても白虎隊のイメージがあって、
  同じく涙なくしては見れない場所。
  私がいった時は真夏で日差しがあったので、
  そういう意味ではマダムKさんが行かれた時のような
  こういう物悲しい空の方がよりあのお話に胸を打たれてしまいます。
  
  幼い頃に見た白虎隊のドラマ☆
  あの宮川一朗太さんが、生き残った少年を演じておられたのが記憶に残ってますー。
  
  たらよろ

  マダムKさん からの返信 2021/12/08 04:03:29

  Re: 一人旅

  たらよろ様
  
  メッセージありがとうございます。
  
  ひとり旅はとっても気楽でした。
  食べたい時に食べ、行きたいところへ行く。
  勝手気ままな私にはぴったりかもしれません（笑）。
  
  今回は会津若松市内の散策も回りきれなかったし、福島県はまだまだみどころや温泉があるので再訪したいものです。
  
  Ｋ
  

• puyomushiさん 2021/12/06 18:26:18

  フリードリンク♪

  マダムKさん、こんばんは。
  
  祝 初おひとり様旅。
  すご～くご満喫の様子が旅行記からあふれていらっしゃいます！
  １１月なのに、けっこうな積雪ですね。
  
  それはそうと、裏磐梯高原ホテルって太っ腹です。
  お酒がフリーってなかなかないですよね。
  まあ、１人だとそんなにガブガブとは行きませんけど、おひとり様が多い世の中ですからそのスタンスはとても大歓迎です！
  
  実はわたし、中１の時の修学旅行が東北でした。
  五色沼とかさざえ堂とか、白虎隊のお墓も行った記憶があります。
  五色沼はハイキングだったのでＯＫでしたが、そのほかのスポットは子供だったのに、すさまじく渋い場所ばかり行ったのだなあと、感慨にひたっておりました(笑)
  
  昨年の１２月に、郡山でランチをしようとしたときに、魚紋さんチェックしていて、迷っていたのですよね。。
  結局、S-PALで喜多方ラーメン食べちゃったことを後悔しました(◎_◎;)
  
  puyo

  マダムKさん からの返信 2021/12/07 05:50:11

  Re: フリードリンク♪

  puyomushi様
  
  メッセージありがとうございます。
  
  今まで半分ひとり旅はありましたが、完全ひとり旅は初めてなので調べまくって裏磐梯高原ホテルにしました。
  ひとり旅応援プランのディナータイムのフリードリンクに惹かれました(^O^)
  確かにそんなに飲めるわけないんですけどね（笑）
  
  喜多方ラーメンも食べたかったのですが会津若松ではタイトなスケジュールだったので諦めました。
  魚紋は再訪したいお寿司屋さんです。
  ランチタイムのコスパは素晴らしいようです。
  
  Ｋ