2021/11/07 - 2021/11/08
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ぱくにくさん
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紅葉の時期に合わせ、冬になると雪でクルマでは行きにくくなる東北地方を観光しました。
11/2夜 白石に移動
11/3 仙台市内
11/4 鳴子・鬼首→一関
11/5 中尊寺・毛越寺・気仙沼
11/6 大船渡・陸前高田
11/7 米沢・土湯温泉
11/8 福島浜通り
この旅行記は最終日の福島浜通りにある震災遺構の観光、その中でも原発の災害を後世に伝える(はずの)2つの施設、浪江町の「東日本大震災原子力災害伝承館」、富岡町の「東京電力廃炉資料館」の見学を中心に書きました。
日本人であれば、広島の平和記念資料館とともに、これらの施設も見学して現実を直視した認識を持つべきかなと思います。現物を見ずに変な愛国心とかナショナリズムを持っても、空想の絵空事ですのでね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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米沢での宿泊地、ホテルモントビュー米沢から旅はスタート。
米沢は結構古くなったホテルが多いですね。ホテルモントビュー米沢 宿・ホテル
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上杉公園界隈に紅葉を見に行きました。
鷹山公の像もある松岬神社。松岬神社 寺・神社・教会
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レストランもある上杉伯爵亭。
丁度紅葉がいい感じですね。上杉伯爵邸 グルメ・レストラン
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紅葉がまだピークですが、1カ月もすれば雪景色になりますので、
木々には雪囲いができていました。
このあたりは紅葉をざっと確認して、米沢の郊外に出てみたいと思います。 -
紅葉の白川ダムを訪れてみます。
途中、道の駅いいでで休憩しました。道の駅 いいで 道の駅
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道の駅の外にテイクアウトのお店がありました。
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売っていたのは米沢牛の肉巻きおにぎり。
ホテルでのお夜食になるので1パックGETです。 -
白川湖に到着しました。
白川湖 自然・景勝地
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白川をせき止めて作られた白川ダムがあり、ダムの堤防の上も歩けました。
白川ダム 名所・史跡
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白川のさらに奥に向かうと、源流の森があります。
キャンプ場などの施設がありましたが、「源流」はどっちに行ったらいいのかとか、景色はどこが綺麗なのか、などよく分からず、訪れただけで終わってしまいました。源流の森センター 公園・植物園
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源流の森センター内の展示。
森に関わる人々の暮らしや、森が持つ豊かさ、不思議さなどの展示があります。 -
続いて、白川ダムから山一つ越えて北にある長井ダムです。
長井ダム 名所・史跡
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紅葉は1週遅かったかなぁ。
あまり車を停める場所がなかったので、シーズンならシーズンで停めれないのかもしれないですけど・・・ -
対岸の橋が、青空に映えてました。
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この後米沢から宿泊先の福島へ。
米沢インターの所にある道の駅米沢のフードコートで、米沢牛!道の駅 米沢 道の駅
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米沢牛入りの肉うどんと、そぼろ丼のセット。
こういうのも美味しいのです。 -
福島市で少し時間があったので、福島のモーツァルトこと(誰も言ってない)古関裕而先生の記念館に行きました。
NHKの連ドラでも扱われて、福島市を挙げてPRしています。
記念館はかなり前にできたものです。福島市古関裕而記念館 美術館・博物館
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館内は一部を除き撮影禁止。
古関メロディを楽しめるエリア、古関裕而の足跡や偉業の展示などが楽しめます。
色々な曲を聴けるので、ゆっくり楽しみたい場所です。 -
宿泊は、大好きな土湯温泉の福うさぎさん。
色々なお風呂が自慢です。福うさぎ 宿・ホテル
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朝食は注文しなかったため、ホテルを出て高速道路のPAで食べました。
何故か幸楽苑w吾妻パーキングエリア 道の駅
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餃子とチャーハンのモーニングなるものを食べました。
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東北中央自動車道(無料区間)で相馬まで出て、相馬市における震災を語り継ぐ、相馬市伝承鎮魂祈念館に向かいました。
相馬市伝承鎮魂祈念館 美術館・博物館
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海沿いの津波被害を受けた場所の記録が中心となっています。
被害に規模を付けてはいけないのですが、三陸の被害の大きな場所に比べると、やはり祈念館そのものは小さな作りです。 -
相馬市伝承鎮魂祈念館からも近い、浜の駅松川浦。
浜の駅松川浦 市場・商店街
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水産物やその加工品、地元の野菜を中心に大きな売り場がありました。
レストランも併設されています。
観光客向けでもありますし、地元の方々にとってはスーパー代わりの施設なのかなとも感じました。 -
松川浦。
砂州により太平洋と隔てられた潟湖で、東日本大震災では津波でかなり仁保害を受けました。
そのせいか、観光資源はつぶれてしまっている感じでした。松川浦 自然・景勝地
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道の駅なみえ。
浪江町の復興のシンボルとして作られた道の駅で、かなり広い物販施設やレストランがありました。道の駅なみえ 道の駅
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放射線量の掲示もありますが・・
この場所を過ぎてしばらく走ると、国道6号は高線量区間を含む帰宅困難地域を通ることになり、景色もガラッと変わります。
この後出てくる廃炉展示館とこの道の駅が、時が止まった場所と復興に向かう場所の境界線となっている感じです。 -
ほんの少し道の駅から外れると、こんな感じの看板が出ています。
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浪江の東日本大震災原子力災害伝承館を訪れました。
東日本大震災 原子力災害伝承館 美術館・博物館
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東日本大震災が起きてからこの地が姿を変えてしまうまでを、時系列で細かく展示しています。
原子力に関する振り返りが、この後出てくる東電廃炉展示館とは立場が違うので、好対照です。 -
原子炉がメルトダウンを起こし爆発した日。
今の政治なら、もしかすると映像は隠し通し、ネットで線量計を見た人とかYoutuberとかに暴露されていた可能性もあるのかなと思います。
(特に選挙前などの時期であれば)
当時とは報道の自由度が全く違いますので。 -
福島第一の爆発後の対応も事細かに展示されています。
対応が成功か失敗かは置いといて、記録をしっかり残すことは未来において反省をもとに成長するために絶対に必要なこと。
失敗を認めるのも大事なこと。振り返ることのできる施設の意義はあると思います。(東電側の展示には、どうもその反省の観点がないなと感じました) -
周囲は津波で流されてしまったため、何もない平地が広がっています。
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お隣にできていた双葉町産業交流センター。
ここでランチを食べました。双葉町産業交流センター グルメ・レストラン
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施設内の「レストラン・エフ」。
太平洋の眺望を見ながらの食事が可能です。
周りは津波で流されてしまったままで、まだ何もない土地が広がっていますが・・ -
豚丼を頂きました。
なお、このレストランに菅総理のそっくりさん御一行様が訪れてきて、
菅総理そっくりさんはノーマスクで店員と会話されてました。
緊張感のなさまで真似しなくてもいいのにw -
国道6号の一部は、四輪のみ通行可能で、二輪通行禁止になっています。
また、6号から流出する道路はバリケードが張られて、入れないようになっています。
当時のまま残されてしまっているので、雑草なども伸び放題。
この一帯は時が止まっているようでした。
原発推進の政治家に見てもらいたいです。
こうならないように原発を制御できるなら、運転すればいいだけのことです。
賛成反対以前に、壊れたら地獄に道連れのハイセイフティシステムなんて、あり得ないです。自分は完全に制御できるエビデンスがあるなら稼働すればいいと思います。 -
さて、東電の廃炉資料館です。
元々は福島第二のPR施設だったものを使っているので、廃炉という暗いイメージと真逆の素敵な外観になっています。
東電の名誉のために、新規に税金で作ったものではないことは言っときます。
ただ、原子力村の潤沢マネーで作られたんでしょ、と言われたらYESですね。東京電力廃炉資料館 美術館・博物館
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放射線に関する説明。
東日本大震災で浮き彫りになった、砂の城のようにもろかった原発安全神話、運営者や原発文化のおごりと過信を戒めて後世に伝える展示館なのですが、なんか言い訳じみてるとこもあるなぁという目で見てしまいました。
身の回りの放射線の展示がまさにそれ。
だからなんやねん!
放射性物質を大量にばらまいたことは大したことないことないって言いたいの? -
壊れてしまった原発の今の状況です。
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格納容器に関する説明のイメージ展示だったかと思います。
「どのぐらいの放射性物質がまだ取り出せていないんですか?」と何気なく質問したのですが、答えは数百トンとのこと。
数トンぐらいかと思って聞いたんですよ。マジか。
まだロクに取り出せていないのに、あと30年での廃炉なんて到底無理だと思いました。そして取り出した後はどこに置くのか。
現実的にはドラえもんも真っ青の23世紀ぐらいまで税金を垂れ流して現状維持するのですかね。これが原発の真実なのだなと思わされました。 -
廃炉作業者の装備の展示です。
あと、写真は撮らなかったんですが、トリチウムを含む水の海洋放水の展示も、なんか言い訳がましかったです。
東電(政府も)は東電が思っている以上に疑いの目で見られているのです。
そこを理解しておらず、「最後はまぁ仕方ないよね、大目に見てね」という東電の本心が見え隠れしたのがちょっと残念でした。
国民性かなぁ。
悪い所は素直に認めないと、先に進めないのですよね。 -
とみおかアーカイブミュージアム。
富岡町の成り立ちと複合災害がもたらした地域の変化の伝承を目的とした施設。
残念ながら休館日でした。とみおかアーカイブミュージアム 美術館・博物館
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道の駅ならは。
道の駅 ならは 道の駅
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原発を作ると地元はこんなに儲かるんだぜ!
というのを絵にかいた施設だったりするのかしら。
(そこを言い出すとJビレッジもだけど)
という悪口は置いといて、温泉施設や物産館など、設備は立派です。 -
いわき震災伝承みらい館。
この旅行で伝承館を結構見ていて、ここも見学したかったのですが。
休館日でした。いわき震災伝承みらい館 美術館・博物館
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イオンモール小名浜。
小名浜の港湾地域にあるでっかいイオンです。
少し会社の会議に出なければならなかったので、カフェ見つけて参加しました。 -
そのカフェ(笑)
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夕食は眠くならないように一気に関東平野まで帰ってから。
友部SA。友部サービスエリア (上り線) 道の駅
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この旅では色々食べましたが、最後はそこで食べなかった中華です。
友部サービスエリア (上り線) 道の駅
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