鎌倉・江の島日帰りでぶらり

2021/10/29 - 2021/10/29

近いといつでも行けると思い、なかなか出かけない鎌倉に、平日お休みをいただいて、ひとりぶらぶら散策してきました。
北鎌倉から鎌倉、長谷、最後は江の島。
この日は、快晴。しかも少し風が吹いているから、きっと富士山がきれいに見れるはず。
歩いて歩いて歩いて、その日の歩数は、なんと、3万7千歩！！散策のレベルじゃないよー・・・。
でもお天気が良くて、最高の一日を過ごすことができました。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

北鎌倉駅のホームは細長くて、狭いです。
小さくてかわいらしい。

まずは、駅からすぐのところにある、円覚寺。

円覚寺 寺・神社・教会

1282年の創建です。

立派な山門です。

山門、好きなんです・・・。登れると尚嬉しいのですが。

さらに上っていきます。

方丈。

中に入ると、立派な庭園を眺めることができます。

心が落ち着きます・・・。

唐問。

レリーフが精巧で素敵でした。

入口のほうに戻る途中、この、長い階段を上がります。

そこには、国宝の洪鐘（おおがね）が。

ここからは富士山がきれいに見えました。

この景色を堪能しながら一休みできる弁天茶屋があるのですが、残念ながら、現在は週末しかあいていないようでした。
拝観券の裏に、飲み物100円引きとあるから、うれしいですね。

下りてきました。

紅葉も色づいてきています。まだちょっと早い。

さて、次。
円覚寺を出て、10分ほど歩くと、明月院があります。

創建は、今から約850年前とのこと。

明月院といえば、なんといってもアジサイで有名です。

この時期ではありますが、ところどころ、ちょっとだけ咲いていましたよ。

境内には、桂橋もかかっていました。風情があります。

鎌倉石の参道。

ここがあじさいで埋まるんですね。

明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会

かわいいお地蔵様。こういうの、弱いんです。

本堂。

この奥に、花菖蒲の開花期や、紅葉期限定で入れる、庭園があるようです。
機会があればまた来てみたいなあ。

ふたたび、線路沿いをずっと歩いていくと、建長寺があります。

鎌倉五山第一位。
北条時頼が1253年に建立した、日本で最初の禅宗専門寺院とのこと

建長寺 寺・神社・教会

総門。

三門。

いやー、立派です。

柏槇。

創建当時から幾度かの火災を生きぬいてきたもののようです。
すごい迫力です。

法堂。

ここ、中に入れるのですが、鳩がはいってこないようにネットが巻かれていて、くぐり抜けて入るようになっています。私は大の鳩が苦手な人・・・。安心して入ったら、中に一羽いて、悲鳴をあげてしまいそうになりました・・・。ほんとヤダ・・・。

創建750年を記念して、天井には雲龍図が描かれていました。

唐問。

ここで、男子高校生に、写真を頼まれました。
みんな礼儀正しくて、かわいい～。何枚でも撮るよ！って気持ちでした。

方丈。

方丈にある庭園。

円覚寺同様、ここも良かったです。

仏殿。

本尊地蔵菩薩坐像。

天井も素敵です。

梵鐘。

建長7年（1255年）に、大和権守物部重光が鋳造したもので、創建当時の貴重な遺品。

「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」 は、1895年（明治28年）に夏目漱石が詠んだ句。
　正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は、同じ年に漱石の句を参考にして詠まれたとありました・・・。

建長寺を出て、道路沿いに歩いて10分ほど、鶴岡八幡宮にやってきました。

わー、狛犬がマスクしてる。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

大銀杏がなくなってから、初めて来ました。

あって当然のものがなくなるのって、本当に淋しいものですね。

石段あがって、ここから見る景色が好きです。

中3の時、受験が終わって友達5人で朝早くにやってきて、この景色見るために石段に座っていたら、神様にお尻向けてすわったらだめだよ、と神社の人に注意されたのを思い出します・・・。あれから何年！？

いつきても変わらぬたたずまい。

あれ？大祓やってる・・・？

一度、やってみたかったんです！
一人だけどやっちゃお。

この、人形（ひとがた）に、氏名、年齢を書いて、息を吹きかけて、茅の輪を左に一回、右に一回、再び左に一回とぐるぐるぐるとくぐって、無病息災を祈るそうです。

一人だから、間違えないように少し緊張しましたよー。

コロナ、はやく落ち着きますように・・・。

舞殿周辺も混んでいます。

七五三の人もたくさん。いいお天気でなによりですね。

昔はこの橋、渡れた記憶があるのだけど・・・。

さてさて、小腹がすいてきました。

時間はお昼。でも小町通はめちゃくちゃ混んでます。
そこで、鎌倉駅の西口まで行って、コクリコの御成通り店へ。
クレープのおいしいお店です。

コクリコ 御成通り店 グルメ・レストラン

人気の、レモンシュガーを選択。珍しい組み合わせですよね。

砂糖の甘さと、レモンの酸味が不思議と合います。
あー、でもいつも食べてるシナモンも捨てがたい、かな。

さて、小腹が満たされたところで、次は、銭洗弁天（ぜにあらいべんてんを目指します。

歩いて20分とのことでしたが、こんなトンネルを抜けたり・・・、

最後はこんな急坂も。

こんなにしんどかったかな？やっぱり昔と違って、体力が落ちているのかと、淋しい気持ちになりました・・・。鍛えなきゃ!

・・で、やっと到着。
ふー、下着が汗でぬれてます・・・。しんどかったー。

銭洗弁財天宇賀福神社 寺・神社・教会

以前は、ザルはそこいらにあって、勝手に使った記憶があいますが、今は、社務所のところにあるから、そこで、線香とろうそくを100円で購入して、ザルを借りる感じですかね？

源頼朝が、夢でお告げを受けて創建し、北条時頼が銭を洗って、一族の繁栄を祈った神社です。その水でお金を洗うと、倍になるといわれる「銭洗水」。
周りの人は、みんな小銭だけ洗ってましたが、私はお札も入れちゃう・・・。

乾かすために、ハンカチやタオルを持ってきてくださいね。
そして、どんどん使うこと！だそうです。

銭洗弁天を出て、15分ほどでしょうか、民家の中も歩きながら、鎌倉大仏殿高徳院にやってきました。

高徳院(鎌倉大仏) 寺・神社・教会

青空に映えます！

久しぶりのご対面！！

大仏の中も入れるので入りたかったのですが、コロナの関係で今はやってなかったです。残念。

大仏の背中見ることって、考えてみると少ないですよね。外にあるからこういうの、見れるんですね。貴重ですね。

大仏さんを出て、7～8分？海のほうに向かって歩いて、今度は、長谷寺に来ました。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

落ち着いた境内。

山肌にあるので、階段を上がっていきますよ。

本堂。

十一面観世音菩薩像があります。

経蔵。

この中にある「輪蔵」と呼ばれる回転式の書架を一回転させると、全ての経を読んだのと同じ功徳があるといわれています。回せたら良かったのですが、日にちが限られているようです。

これは見晴台からの景色です。

三浦半島も見えますね。いい景色です。

この風景を見られるお店がそばに。

長谷寺内にある、「海光庵」です。

もう、お腹がペコペコです。

1400過ぎ。一組待っていました。
窓際の席がもちろん人気ですが、こればかりは運ですかね。
私は一つ奥の席があいてそこに案内されました。

窓際の席だと、全員、海に向いて椅子が配置されてます。
一人、ビールを飲んでいるご婦人もいました。
なんだか、かっこいいなあ。

海光庵 グルメ・レストラン

お寺のカレー。税込1，000円。

肉などの動物性の材料は使用していない、精進料理の教えを基にしたカレーです。おいしかったですよ。
でも、この量、私にかかれば一瞬で食べきってしまいます。食いしん坊なのでゆっくり食べれない・・・。

お店を出ると、眺望散策路があったので登ります。

あ、なんか、いい景色が見えてきました。

海を見れる景色は、多いと思いますが、波打ち際がこうまではっきり見れるのって、もしかしたら珍しいかも・・・？

とっても海を身近に感じます。

良縁地蔵だって・・・。

娘にLINEで送ったら、わかったって笑笑だって。

もうちょっとしたら、紅葉がきれいだろうな。

でも、激混みだろうな。

今日はゆっくり見れて良かったです。

和み地蔵。

どこでもマスクですね・・・。これはこれでかわいいけれど、やっぱり早くなくならないかな。

弁天窟の入り口。洞窟ですね。

壁画には弁財天とその従者である十六童子が刻出されています。


長谷寺は、本当に見どころが多いです。
時間をたっぷりとって、訪れたいところですね。

さあ、次はこの日ラストの目的地、江の島に向けて出発です。

長谷駅から江ノ電に乗ります。

長谷駅 駅

今日は、景色がよく見れるように、立ったまま。

あ、江の島が見えてきました！

134号線、今日は車が流れていますね。

それにしてもいいところに道路がありますね。よそ見注意です。


江の島駅近くで、ドアのところに立っていた男子高校生たちが、電車に向かって手を振っているちびっこに気がつかず、手を振り返すタイミングが遅れたとかで、ものすごく悔いていたのが、なんだかかわいくて・・・。息子とだぶるんですよ。うちの息子も外ではこんな感じだといいなあ、と・・・。あー、かわいい。

さて、江の島駅に到着しました。

江の島に向かう前に、ちょっとお土産を購入しに行きます。

腰越駅方面に少しもどったところにあります。電車からも見えてました。

江ノ電もなかといえば・・・、そうです、扇屋さん。
すごーい、本当に壁に江ノ電が埋まっています。

いいなあ、こういう感じ。

江の島からの帰りだとお店の営業が終わってしまうので（夕方5時まで）、先にきて買えて良かったです。
写真、ゆっくり撮っていいわよ、とおっしゃってくださいました。ありがとうございました。

では！夕日が沈まないうちに江の島を目指します。

江の島弁天橋からは雄大な富士山の姿が見えました。

青銅の鳥居をくぐったら・・・。

仲見世通りには、魅惑的なお店がたくさんありますが、ひとまず、通り過ぎてどんどん上に上がっていきます。

瑞心門　朱の鳥居。

エスカーは使わず、テクテクと上へ、上へ。

江島神社　辺津宮に到着。

でも、まだまだ先があります。

江島神社 寺・神社・教会

ヨットハーバーが見えます。

東京2020オリンピックのセーリング会場になっていましたね。

エスカー・・・、確かに楽かもね。

江島神社　中津宮。到着ー！あー、疲れた。

ここにも、茅の輪くぐりがありました。

神社の先まで少し歩いたところに、亀ヶ岡広場があります。

タコせんべいやさんや、奥には、おしゃれな絶景イタリアンのお店も。

展望台があったので上に上がると、こんな景色が広がっていました。

亀ヶ岡広場 公園・植物園

夕日が沈むまで待ちます。あとちょっと・・。

富士山といい感じ。

いやー、きれいに見れて良かった、良かった。

さあ、帰ろうか・・と思っていたのですが、
すぐ近くにある、江の島サムエル・コッキング苑で何やらイベントをやっている模様。有料だからいいかーと思ったものの、せっかく来たしなあ、と思い直し、200円を払って入ってみることに。

そうしたら、「湘南2021Candle」（10/23～11/7まで）をやっていて、園内たくさんのキャンドルが。まだ暗くなっていないのでとりあえず、奥まで進むと、イベント広場から見える雄大な富士山が。さっきよりさえぎるものがなく、絶景ポイント！

もう少し暗くなるまで待とうと、灯台キッチンで、ホットレモネードを飲みながらまったり時間。このレモネード、おいしかったなあ。

そうこうしているうちに、どんどん暗くなります。

シーキャンドルの昇塔料は払わなかったので、ふもとまでふらりと行ってみると・・・。

何ここー。すごく素敵！写真だとわかりにくいですが、富士山に向かって、ソファーがたくさん配置されています。

江の島シーキャンドル (展望灯台) 自然・景勝地

ソファーのほかに、眼下に海を見下ろせるカウンダーも配置されています。

素敵すぎる！！ひとりでも浮かない！（多分）

みんなが、静かに富士山のほうを見ています。

富士山の持つ力って本当にすごいですよね。圧倒的な美しさ。見飽きない。

見上げれば、点灯しだした、シーキャンドル。
このネーミング、いいな

だいぶ暗くなりました。

そろそろ、キャンドルを見に行こうかな。

わー、すでにみんな、写真撮りまくってるー。

かわいらしいキャンドルがたくさんです。


約、10，000基のキャンドルが灯っているそうです。

江の島サムエル コッキング苑 公園・植物園

この辺も写真撮るのも大変なほどの混み具合でした。

色とりどり。

いやー、良かった。200円惜しまずに入園して正解でした。今度は誰かと一緒にきたいなあ。この季節はそれほど寒くもなく、最高でしたね。

帰る頃は大渋滞。

暗くなる前に入ることをおススメします。
お天気良いと、富士山も最高ですしね。

江の島のシーキャンドルからひたすら歩くこと30分弱？帰りは、湘南モノレールに乗ります。

まだきれいな駅舎。

湘南江の島駅 駅

こう見ると普通の電車のようですが、ぶら下がって走るのよね。

昼間ならより感じるだろうけど、夜はよくわからず残念でした。結構揺れましたー。

大船駅が近づくと、一気に現実に・・。

夜8時に帰宅。主婦です、しょうがない、こんな日もごはん作ります・・。

そうそう、これが江ノ電もなか。パッケージがかわいい。

新車はゆずあん、赤電は梅あん、チョコ電はこしあん、青電はごまあん、そして江ノ電はつぶあんの五種。

素朴な味わい。家族へのお土産でした。喜んでくれました。

めちゃくちゃ疲れましたが、やっぱり鎌倉はいい！来年は大河の舞台にもなることだし楽しみです。
それにしても、江の島に与謝野晶子の歌碑があるのにはびっくり。私の心のライバル（？）、どこの温泉に行っても必ず来てる・・・。負けないでこの秋も温泉にいくぞ！

この旅行記へのコメント （2）

• ラムさん 2021/11/26 00:09:34

  私も　来週三泊で　鎌倉へ行きます

  　　ありがとう　　
  
  　　素敵な写真をみて、楽しみやわ＾＾

  やまやまさりーさん からの返信 2021/11/26 23:09:11

  Re: 私も　来週三泊で　鎌倉へ行きます

  ラムさん、初めまして。
  
  旅行記参考になっていれば幸いです。
  それにしても三泊ってすごいですね！
  ゆっくりできますね。
  素敵な旅になりますように。
  
  やまやまさりー