今年の夫婦旅は長崎でプチ社会科見学(^^;)　｢２日目前半　念願叶って軍艦島上陸！！｣

2021/10/22 - 2021/10/23

数多の旅行記の中からご覧いただき誠にありがとうございます(^^)/

今年の夫婦旅行は20年振りの長崎です(*^▽^)/★*☆♪
何といってもメインは軍艦島ですが、話によると晴れていても波が高いと上陸できないので、年間で島に上陸できるのは100日ほどとの事((((；゜Д゜)))
こればかりは運を天に任せるしかないですね

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ

1日目は島原半島から長崎市に移動
そして定番ですが稲佐山で夜景を見に行きます

丁度夕暮れ時でしたが、残念ながら厚い雲の中に隠れてしまいました

稲佐山展望台 名所・史跡

誰が決めたのか、モナコ・香港と共に｢世界三大夜景｣なのだそうだ(´・ω・`)?
まあそれは置いといてやはり美しい！！

稲佐山展望台 名所・史跡

浦上の方面かな

稲佐山展望台 名所・史跡

女神大橋も望めます
やはり外は寒い　でも美しい！

稲佐山展望台 名所・史跡

何気に夕飯時ですので、手っ取り早くに展望台のレストランでとる事とします
今年（令和３年）の７月にリニューアルオープンした｢ITADAKI｣です

注文した｢稲佐山トルコライス｣です。
美味しかったんだけど、何だろうこの違和感、、
トルコライスって上品さとはかけ離れた雑多な感じがする食べ物だと思うのですが、ご飯リゾットだし、海老フライの衣がショートパスタだし・・
でも大変上品な味わいでした

ちなみにホテルは中華街の目の前
こっちで夕飯でも良かったかな？

ドーミーインといえば｢夜鳴きそば｣
普段は21時以降極力食べないようにしているのですが、、
誘惑の魔の手が(；゜∀゜)

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

おはようございます。
運命の朝を迎えました
今日も朝から好天に恵まれましたが、果たして海上はいかがでしょう？

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

11階の部屋からの眺め
朝7時30分に当日の運航状況がホームページにアップされるので、ドキドキしながらサイトへ。
9時発の便は通常運航でした(*^▽^)/★*☆♪

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

皿うどんや五島うどんにカステラ等郷土色豊かな朝食
流石はドーミーイン 他のビジネスホテルとは一線を画していて侮れないですね( ☆∀☆)

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

車を置いておき、路面電車で回ります

大波止で降りて桟橋へ

軍艦島上陸クルーズは何社か催行していますが、今回はその中の「やまさ海運」さんを選びました。
通常４２００円ですが、早割で３４００円です　尚別途軍艦島上陸の際には３１０円がかかります

8時40分乗船開始です
ちなみに進行方向の右側に見所は集まっています

右に見えているのが三菱長崎造船所のジャイアント・カンチレバークレーンです

イギリス製のジャイアント・カンチレバークレーンは、国内には同時期（明治末～大正初期）に5基輸入されていますが、明治42年、最初に輸入されたのが、三菱合資会社（現・三菱長崎造船所）。
スコットランドが国外に輸出した最初の例で、稼働する世界最古のジャイアント・カンチレバークレーンになっています。
２０１５年７月に『明治日本の産業革命遺産』の一つに数えられ、世界遺産に登録されました

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

三菱重工業　長崎造船所長崎工場
海無し県の我々からすると想像が全くできない規模の工場です

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

こうしてみると本当に丘にへばりつくように家が建ち並んでいるのがわかります

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

この辺りが南山手といってました

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

女神大橋をくぐり

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

そろそろ外洋へ

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

こちらは長崎造船所香焼工場です
この先売却されるようで、大型船の建造からは撤退と報道されていました。

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

高島です
こちらの高島も炭鉱で栄えた町ですが、１９８６年（昭和６１年）に閉山となりました。

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

いよいよ軍艦島が近づいてきました("⌒∇⌒")

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

★軍艦島（端島）★
お～建物が間近に迫ってきましたよ

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

★軍艦島（端島）★

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
ちなみに釣り人が２人いました。
トイレとかどうするんだろう？

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
無事上陸です(*^ー^)ノ♪
本日は人数が多いので、2班に別れて島内の見学をします

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
端島は長崎港から南西約18kmの海上に浮かぶ小さな島です。本来南北約320m、東西約120mの岩礁の島でしたが、本格的な近代炭坑としての開発が進み、炭鉱の発展とともに島周囲が段階的に埋め立てられ、南北に480m、東西に160m、面積にして約3倍の広さに拡張されました。最盛期には5千人を越す人たちが生活しており、当時の東京都区部の９倍もの人口密度に達しました。高い護岸で囲まれ、煙突から煙を吐くその外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
端島は、海底を採掘するため、地下に遥かに巨大で複雑な坑道が掘られ、地下約1,000mの深さまで掘り進められました。良質の製鉄用原料炭を産出する海底炭鉱の島として、わが国の近代工業を支えてきた炭坑でした。
しかし、石炭の島として一時代を築いた後、昭和30年代後半からエネルギー革命の影響を受け、1974年閉山、同年4月に無人島となりました。

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
は～　念願だった軍艦島　正に感無量

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
最上部に建つ３号棟は昭和３４年に建てられました
頂上部にあるオーシャンビューの3号棟は、6畳二間と8畳一間、キッチン・バストイレ付きの部屋に三菱の幹部社員が住んでいた社員寮とのことです。。

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
右手に見えるのが貯炭ベルトコンベアーの支柱跡です。　精炭は、このベルトコンベアーによって貯炭場に蓄えられ、石炭運搬船に積み込まれました　
そして奥には７０号棟である端島小中学校も　　1～4階が小学校、5～7階が中学校という構造になっていました。

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
鉱山の総合事務所跡。れんが造りの建物です。

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
第二竪坑入坑桟橋跡
ここから垂直の坑道を地下606ｍまで降下しました。

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
写真撮っていたら最後尾になっちゃいました

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
この辺りは鍛治工場や仕上工場、倉庫や社宅住宅などがあります
最盛期の1960年には約5,300人が住んでいたと言われています。当時の東京都23区の９倍にも及ぶ人口密度になり、これは当時世界一高い人口密度だったと言われています。

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
第3見学広場へとたどり着きました。
ここから見えるのが左の細長いのが31号棟、右が30号棟です。

３１号棟鉱員社宅には、地階に一般用の共同浴場があり、１階には郵便局や理髪店もあったようです

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
30号棟は１９１６年（大正５年）に建てられた日本最古の鉄筋コンクリート製建築と言われています。　鉱員社宅として建設され、内庭には吹き抜けの廊下と階段があり、地下には売店もありました

ここも崩壊が激しいですね　

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
ガイドさんも、｢ここに来る度にどんどん崩壊が進んでいく　仕方が無いけどね～　いつか全て瓦礫の山になってしまうのかも・・｣　と仰っていました。
今見ているこの景色が来年も同じ風に見られるとは限らない　まぶたに焼き付けておきたい光景です

端島 名所・史跡

★軍艦島（端島）★
船に戻り島を一周します

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

★軍艦島（端島）★
端島神社です　現在は祠だけが残っています

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

★軍艦島（端島）★
先ほど第１見学広場から見えた端島小中学校を裏側から見ます

★軍艦島（端島）★
左手には端島病院・隔離病棟が見えてきました

★軍艦島（端島）★
島の西側に回りました。
こちらも廃墟のアパート群が並ぶ様は異様の一言
ここも５０年前には人々の営みがあったとは俄には信じられないです

★軍艦島（端島）★

★軍艦島（端島）★
この角度が一番軍艦ぽく見えるポイントだそうな

★軍艦島（端島）★
最後に軍艦島の勇姿を目に焼き付けておいて帰路に就きます

下船時に上陸証明書いただきました。
いや～念願だった軍艦島に上陸出きて本当に満足です（~▽~＠）♪♪♪
言うことありませんな

午後はのんびりと長崎市内をぶらり散策します