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2020年1月の京都、新型コロナウイルスが中国で蔓延し始めて、国内でもポツポツ感染者が出始めたころでした。<br /><br />旅の途中で中国は出国禁止になり、その前に京都に来ていた団体客の近くには寄らないようにしたのですが、この時はまさかパンデミックが本当になるとは思いもよらず。<br /><br />旅の初日は今までずっと後回しにしていた伏見稲荷の「おやま」してきました。

2020年真冬の京都の旅1日目【1】伏見稲荷「おやま」してみました。一の鳥居~奥の院~伏見神寳神社~熊鷹社~四ツ辻

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2020/01/30 - 2020/02/01

1645位(同エリア1677件中)

三峯霧美

三峯霧美さん

2020年1月の京都、新型コロナウイルスが中国で蔓延し始めて、国内でもポツポツ感染者が出始めたころでした。

旅の途中で中国は出国禁止になり、その前に京都に来ていた団体客の近くには寄らないようにしたのですが、この時はまさかパンデミックが本当になるとは思いもよらず。

旅の初日は今までずっと後回しにしていた伏見稲荷の「おやま」してきました。

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  • いつものように早朝に自宅を出て、新幹線で京都に向かいます、途中何度か雨が降ったり、太陽が顔をのぞかせたりして、虹に向かうように西に走ります。<br /><br />

    いつものように早朝に自宅を出て、新幹線で京都に向かいます、途中何度か雨が降ったり、太陽が顔をのぞかせたりして、虹に向かうように西に走ります。

  • 9:47 伏見稲荷 <br />真冬の平日でもこの人出。<br /><br />右手に見える伏見稲荷の参集殿は、この年の4月に宿泊と食堂の営業を停止しました。何度か宿泊したからか、丁寧に封書に入ったお知らせのお手紙を頂きました。<br /><br />いつの間にかHPから「宿泊」の文字が消え、電話で問合せしたら「泊まれますよ」というので、最後に宿泊したのが17年9月、それ以来、足が遠のいてしまっていました。<br /><br />まるでどこかの学校のような古い造りで、なんか出そうなあの雰囲気が結構好きだったんですよ。それに大浴場がほぼ貸切でした。なくなっちゃうのは寂しいですね。

    9:47 伏見稲荷 
    真冬の平日でもこの人出。

    右手に見える伏見稲荷の参集殿は、この年の4月に宿泊と食堂の営業を停止しました。何度か宿泊したからか、丁寧に封書に入ったお知らせのお手紙を頂きました。

    いつの間にかHPから「宿泊」の文字が消え、電話で問合せしたら「泊まれますよ」というので、最後に宿泊したのが17年9月、それ以来、足が遠のいてしまっていました。

    まるでどこかの学校のような古い造りで、なんか出そうなあの雰囲気が結構好きだったんですよ。それに大浴場がほぼ貸切でした。なくなっちゃうのは寂しいですね。

    伏見稲荷大社 寺・神社・教会

  • 参道の途中にある摂社 参道を挟んで参集殿と向かい合ってまます。<br /><br />何度も参集殿に泊まっているのに、「おやま」したことが無かったので、今回は、じっくりと廻ります。<br /><br />

    参道の途中にある摂社 参道を挟んで参集殿と向かい合ってまます。

    何度も参集殿に泊まっているのに、「おやま」したことが無かったので、今回は、じっくりと廻ります。

  • 稲荷神社の社号標がここにあります。<br />明治4年(1871年)に官幣大社 稲荷神社が正式社名になりました。その時の社号標<br /><br />その後、昭和に宗教法人化した時に「伏見稲荷大社」になりました。

    稲荷神社の社号標がここにあります。
    明治4年(1871年)に官幣大社 稲荷神社が正式社名になりました。その時の社号標

    その後、昭和に宗教法人化した時に「伏見稲荷大社」になりました。

  • 左 末社 熊野社 伊邪那美大神<br />平安時代から鎌倉時代にかけて、上皇が熊野御幸の際に稲荷大社に立ち寄って旅の安全を祈願するのが習わしとなっていたそうです。<br /><br />右 末社 藤尾社 舎人親王<br />1438年 後花園天皇の勅によって、山頂にあった稲荷の祠を現在地に移しました。ここには藤尾大神が祀られていましたが、それを藤森に遷座させたました。それが現在の藤森神社です。<br />藤尾社は江戸時代初期に建てられました。

    左 末社 熊野社 伊邪那美大神
    平安時代から鎌倉時代にかけて、上皇が熊野御幸の際に稲荷大社に立ち寄って旅の安全を祈願するのが習わしとなっていたそうです。

    右 末社 藤尾社 舎人親王
    1438年 後花園天皇の勅によって、山頂にあった稲荷の祠を現在地に移しました。ここには藤尾大神が祀られていましたが、それを藤森に遷座させたました。それが現在の藤森神社です。
    藤尾社は江戸時代初期に建てられました。

  • 霊魂社 江戸時代末期に建立<br />伏見稲荷大社の特別崇敬者の御霊が合祀されています。<br />

    霊魂社 江戸時代末期に建立
    伏見稲荷大社の特別崇敬者の御霊が合祀されています。

  • 二の鳥居 この辺は記念撮影をする方が増えますね。<br />皆さん楽しそう。

    二の鳥居 この辺は記念撮影をする方が増えますね。
    皆さん楽しそう。

  • まずは本殿をお参りしましょう。<br />楼門をくぐり

    まずは本殿をお参りしましょう。
    楼門をくぐり

  • 外拝殿を東丸神社の方からまわって内拝殿に歩いて行くと。

    外拝殿を東丸神社の方からまわって内拝殿に歩いて行くと。

  • 東丸神社(あずままろじんじゃ)<br />あれ?社務所が開いてる。<br /><br />なんと!御朱印を頂くことができました。<br />数年前まで御朱印されてなかったんですけどね。

    東丸神社(あずままろじんじゃ)
    あれ?社務所が開いてる。

    なんと!御朱印を頂くことができました。
    数年前まで御朱印されてなかったんですけどね。

    東丸神社 寺・神社・教会

  • 江戸時代に伏見稲荷の社家に生まれた荷田春満が祭神です。<br />国学者で歌人。<br />なので学業成就、入学達成、智慧増進、資格試験合格などにご利益があるそうです。<br />

    江戸時代に伏見稲荷の社家に生まれた荷田春満が祭神です。
    国学者で歌人。
    なので学業成就、入学達成、智慧増進、資格試験合格などにご利益があるそうです。

  • 左 荷田社 (かだのやしろ)<br />荷田氏は伏見稲荷の神職を世襲する社家。本殿の祭神の荷田春満の遠祖を祀ります。<br /><br />右 春葉殿 祭神の御神像を祀っています。

    左 荷田社 (かだのやしろ)
    荷田氏は伏見稲荷の神職を世襲する社家。本殿の祭神の荷田春満の遠祖を祀ります。

    右 春葉殿 祭神の御神像を祀っています。

  • 境内は千羽鶴が奉納されています。<br />毎月3日に「呆気祓い」の御祈祷があります。<br /><br />頭のボケたところを改善し、物忘れが無くなるそうです。うう、必要かも。<br />

    境内は千羽鶴が奉納されています。
    毎月3日に「呆気祓い」の御祈祷があります。

    頭のボケたところを改善し、物忘れが無くなるそうです。うう、必要かも。

  • 書置きですが、日付を入れてくださいます。

    書置きですが、日付を入れてくださいます。

  • 神社の脇から東丸命のお墓に行く道が続いています。<br />流石にそこまでは時間がないので、またの機会に。

    神社の脇から東丸命のお墓に行く道が続いています。
    流石にそこまでは時間がないので、またの機会に。

  • 内拝殿前でお参りして

    内拝殿前でお参りして

  • 権殿の前を通って

    権殿の前を通って

  • 奥の院に向かう参道へ。<br />ここから先が稲荷山 

    奥の院に向かう参道へ。
    ここから先が稲荷山 

  • 階段の途中の長者社、荷田社、五社相殿、両宮社の前を、心の中でご挨拶して前を通過。

    階段の途中の長者社、荷田社、五社相殿、両宮社の前を、心の中でご挨拶して前を通過。

  • 玉山稲荷社 祭神 玉山稲荷大神<br />江戸中期に伏見稲荷から宮中に分霊されたお稲荷さんが玉山に移され、東京遷都の際に伏見稲荷に戻って来ました。<br /><br />なんだか頭の上に看板が付いちゃってますね。

    玉山稲荷社 祭神 玉山稲荷大神
    江戸中期に伏見稲荷から宮中に分霊されたお稲荷さんが玉山に移され、東京遷都の際に伏見稲荷に戻って来ました。

    なんだか頭の上に看板が付いちゃってますね。

  • もう一つの鳥居をくぐって広い石段の上に奥宮(上御殿)その右側が奥の院に行く参道。

    もう一つの鳥居をくぐって広い石段の上に奥宮(上御殿)その右側が奥の院に行く参道。

  • そういえば、参集殿に宿泊するときは、毎夜、奥の院まで参拝してました。<br />日中にお参りしたのは数年ぶりかもしれない。

    そういえば、参集殿に宿泊するときは、毎夜、奥の院まで参拝してました。
    日中にお参りしたのは数年ぶりかもしれない。

  • 真冬の平日はしばらく待つと、誰もいない千本鳥居を撮影できるんですね。<br />ほらほら 誰も居なくなったよ。

    真冬の平日はしばらく待つと、誰もいない千本鳥居を撮影できるんですね。
    ほらほら 誰も居なくなったよ。

  • 10:06 奥の院<br />このテントって、いつもあったかな? まだ1月だからかな?<br /><br />なんだかいつも奥の院はまともに撮影できたためしがないのです。

    10:06 奥の院
    このテントって、いつもあったかな? まだ1月だからかな?

    なんだかいつも奥の院はまともに撮影できたためしがないのです。

  • おもかる石<br />せっかく来たし、そんなに行列していないので、持ってみたんだけど、なんだか2度目の方が重い気がする。<br />まあいいや、人生なんてそんなもんさと気を取り直して、参道を進みます。

    おもかる石
    せっかく来たし、そんなに行列していないので、持ってみたんだけど、なんだか2度目の方が重い気がする。
    まあいいや、人生なんてそんなもんさと気を取り直して、参道を進みます。

  • 根上がりの松<br />根の下をくぐると、腰やひざの痛みが治るって言われてます。<br /><br />でも、しゃがみ込むと悪い膝をさらに痛めそうなんで、お参りするだけにしておきました。<br />

    根上がりの松
    根の下をくぐると、腰やひざの痛みが治るって言われてます。

    でも、しゃがみ込むと悪い膝をさらに痛めそうなんで、お参りするだけにしておきました。

  • 根上がりの松の向かい側に、伏見神宝神社へ向かう参道があります。<br />

    根上がりの松の向かい側に、伏見神宝神社へ向かう参道があります。

  • 登って行くと、泥の道。<br />一つ尾根を越えると。

    登って行くと、泥の道。
    一つ尾根を越えると。

  • 鳥居が見えてきました。<br />道は竹林の間を進んで稲荷山の南東方面に抜けていきます。

    鳥居が見えてきました。
    道は竹林の間を進んで稲荷山の南東方面に抜けていきます。

  • 10:15 伏見神寳神社 ふしみかんだからじんじゃ<br />神宝(しんぽう)さんと呼ばれてるそうです。<br /><br />創建は平安時代、稲荷山の上に祀られて、伏見稲荷が山の上にあったころから奉拝所とされていたとも。<br />皇室の信仰も篤かったそうですが中世以降に廃れ、1957年に現在地に再建されました。 それまで、どうしていたのかな・・・。

    10:15 伏見神寳神社 ふしみかんだからじんじゃ
    神宝(しんぽう)さんと呼ばれてるそうです。

    創建は平安時代、稲荷山の上に祀られて、伏見稲荷が山の上にあったころから奉拝所とされていたとも。
    皇室の信仰も篤かったそうですが中世以降に廃れ、1957年に現在地に再建されました。 それまで、どうしていたのかな・・・。

    伏見神宝神社 寺・神社・教会

  • 祭神 天照大御神 稲荷大神 十種神宝(とくさかんだから)<br />十種神宝は饒速日命が天降りする際に、天神御祖(あまつかみみおや)から授けられた宝物。<br /><br />

    祭神 天照大御神 稲荷大神 十種神宝(とくさかんだから)
    十種神宝は饒速日命が天降りする際に、天神御祖(あまつかみみおや)から授けられた宝物。

  • 龍頭大明神<br />龍はこの神社の神使なんだそうですよ。

    龍頭大明神
    龍はこの神社の神使なんだそうですよ。

  • あちこちに龍の像があります。

    あちこちに龍の像があります。

  • おもかる石 右の石像が元祖だそうで、左側の小さいのは女性用だとか。

    おもかる石 右の石像が元祖だそうで、左側の小さいのは女性用だとか。

  • お稲荷さんは井戸に祀られています。

    お稲荷さんは井戸に祀られています。

  • 稲荷山の遥拝所<br />竹の鳥居があります。

    稲荷山の遥拝所
    竹の鳥居があります。

  • ここはかぐや姫の伝説の場所。<br />かぐや姫の石碑があります。

    ここはかぐや姫の伝説の場所。
    かぐや姫の石碑があります。

  • 御朱印は授与所で神職さんに書いていただきました。

    御朱印は授与所で神職さんに書いていただきました。

  • 10:26 根上がりの松まで戻って参道を進みます。

    10:26 根上がりの松まで戻って参道を進みます。

  • まだまだ鳥居は続きます。

    まだまだ鳥居は続きます。

  • 10:30 玉山稲荷神社から続く道と合流しました。山の上に進みましょう

    10:30 玉山稲荷神社から続く道と合流しました。山の上に進みましょう

  • ほらほら、こんな道しるべもあります。

    ほらほら、こんな道しるべもあります。

  • 鳥居が途切れて、左側に川が流れています。<br />

    鳥居が途切れて、左側に川が流れています。

  • 大きな鳥居の朱色と周囲の緑のコントラストが綺麗です。

    大きな鳥居の朱色と周囲の緑のコントラストが綺麗です。

  • 稲荷山の山中には大小のお塚がたくさんあります。<br />お塚は古くからあるんだとばかり思っていましたが、明治以降に造られたそうです。<br /><br />明治初期に神仏習合から神社に変わり、神社の境内は本殿周辺と参道だけになりました。荒れた山中に個人の信仰のよりどころとして、お塚が造られたんだそうです。

    稲荷山の山中には大小のお塚がたくさんあります。
    お塚は古くからあるんだとばかり思っていましたが、明治以降に造られたそうです。

    明治初期に神仏習合から神社に変わり、神社の境内は本殿周辺と参道だけになりました。荒れた山中に個人の信仰のよりどころとして、お塚が造られたんだそうです。

  • 新池 <br />長めの急な石段を登り切ると新池に出ます。<br /><br />熊鷹社で願い事を告げて池の右手にある難切不動尊に行き、池に向かって拍手をして、そのコダマによって探し物の方向や願いが叶う時期が判るんだそうです。

    新池 
    長めの急な石段を登り切ると新池に出ます。

    熊鷹社で願い事を告げて池の右手にある難切不動尊に行き、池に向かって拍手をして、そのコダマによって探し物の方向や願いが叶う時期が判るんだそうです。

  • 10:38 熊鷹社<br />明治初期に現在の社殿が建てられましたが、それ以前は小さな祠だったそうです。<br />

    10:38 熊鷹社
    明治初期に現在の社殿が建てられましたが、それ以前は小さな祠だったそうです。

  • 熊鷹社前の竹屋<br />五福餅で一服できます。熊鷹社に奉納するロウソクの販売もしています。<br /><br />お参りしたので先に進みます。

    熊鷹社前の竹屋
    五福餅で一服できます。熊鷹社に奉納するロウソクの販売もしています。

    お参りしたので先に進みます。

  • ずっと鳥居の並ぶ参道です。

    ずっと鳥居の並ぶ参道です。

  • 緩やかな登りの参道が続きます。

    緩やかな登りの参道が続きます。

  • 10:45 三ツ辻に到着

    10:45 三ツ辻に到着

  • 茶店がありますが、冬の平日は営業していないみたい。

    茶店がありますが、冬の平日は営業していないみたい。

  • あれ、なんか作業してる人がいる。

    あれ、なんか作業してる人がいる。

  • 鳥居の設置工事中でした。

    鳥居の設置工事中でした。

  • 10:52 四ツ辻 ここまできた!!<br />京都の町を見下ろす高さまで登ってきました。<br /><br />

    10:52 四ツ辻 ここまできた!!
    京都の町を見下ろす高さまで登ってきました。

  • 飲み物を飲んでベンチで休憩。<br /><br />

    飲み物を飲んでベンチで休憩。

  • イラストのアバウトな、境内図がいい感じ

    イラストのアバウトな、境内図がいい感じ

  • 流石にここの茶店は営業中。<br />お抹茶でも頂いてぼ~~~っとしたいところですが、例によって時間がない。<br /><br />まずは前回スルーした田中社へ石段を登って行こう。

    流石にここの茶店は営業中。
    お抹茶でも頂いてぼ~~~っとしたいところですが、例によって時間がない。

    まずは前回スルーした田中社へ石段を登って行こう。

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