東京2020を語り継ぐヨ！！　DAY 3 (END) #56

2021/08/09 - 2021/08/11

…何はともあれ、
ワタシ達の"東京2020"を追いかける、
真夏の大冒険。

そのすべてを、無事に終わらせることができたヨ。

東京2020大会、
選手の皆様、ボランティアの皆様、
オリンピックに貢献した、あるいは、
応援したすべての皆様。

…そして、ミライトワ君。

ARIGATO(ありがとう)。


DAY 1：
https://4travel.jp/travelogue/11706956
DAY 2：
https://4travel.jp/travelogue/11713281


☆各競技の説明においては、Tokyo2020・公式Youtubeチャンネルより、一部動画を引用させていただいております。
　(動画内の日時は、延期が決定される前の日程となっています。)
https://www.youtube.com/c/tokyo2020/


☆TOKYO2020・公式ホームページ：
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/
https://www.tokyo2020.jp/

エリア 東京

８月１１日(水)。

念願の自国開催となった、
東京2020オリンピック。
その締めくくりとなる閉会式を、
特等席にいるような気分で味わいたい
という理由で、今回のホテルを予約。
今日は、そのホテルを、
いよいよ出発する日。

ＴＨＥ ＧＡＴＥ ＨＯＴＥＬ（ザ・ゲートホテル） 雷門 ｂｙ ＨＵＬＩＣ 宿・ホテル

そして、ここでの最後の朝食。
メインディッシュのフレンチトーストだけのせておくヨ。
やっぱり３つあるうちで、コレが一番好きかナ。
甘くて柔らかいのは、朝に食べるには良いヨ。

一日目は「エッグベネディクト」、
二日目は「浅草タルティーヌ」だヨ。

そしていよいよ、ココ浅草を"退村"するヨ！
半ばワタシ達にとって、ココが"選手村"みたいなものだったから。
４日間お世話になりました！ありがとう！！

そして雷門とも…。
次にここに来るのは、一体いつの事になるのやら…。

雷門 (風雷神門) 名所・史跡

８時３９分発、都営浅草線(西馬込行)で宝町駅へ。

そして宝町駅では、ある理由によりコインロッカーを利用したヨ。

宝町駅 (東京都) 駅

ココから有楽町線に乗り換えるには、なかなか手間がかかるヨ。
それこそ、宝町駅から歩いて銀座一丁目駅に行ってもいいぐらい。
…というか、そうしたヨ(笑)。

９時２５分発、東京メトロ有楽町線(新木場行)で辰巳駅へ。

銀座一丁目駅 駅

辰巳駅を出たヨ。
昨日の夜は、ここを最後に引き返したんだよネ。
なのでそのまま昨日の続きという事になるヨ。

辰巳駅 駅

辰巳の森緑道公園を通る。
夏ののどかな公園も、オリンピックがあると変わるネ。

並木道を抜けた先に、その場所があるようだヨ。

会場No.23　東京アクアティクスセンター
競技：アーティスティックスイミング、飛込、競泳
辰巳の森海浜公園に新しく整備される施設です。
大会後は、日本水泳の中心となる世界最高水準の水泳場としていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=hGIKHHb0KCc
https://www.youtube.com/watch?v=ekHuGNcyBLw
https://www.youtube.com/watch?v=Nzu6cYgnjq0

東京アクアティクスセンター 名所・史跡

ミライトワ
「ここで行われたのは水泳の競技で、
　"アーティスティックスイミング"、
　"飛込"、"競泳"の三競技でした！
　アーティスティックスイミングは、
　水深3m以上のプール内で、
　音楽に合わせて体を動かし、
　技の完成度、同調性、構成、芸術性
　といった要素を競う競技です。」
吟
「デュエットの乾・吉田ペア、
　チームはマーメイドジャパン、
　惜しくも4位だったよね。
　デュエットでのテーマは"進化"、
　チームでは"空手"と"祭り"。
　日本のお祭り…取り戻したいね。」
ミライトワ
「飛込は、２秒で結果が決まります。
　その２秒のうちに、
　"捻り"や"回転"と言った動作を行い
　形の美しさや完成度を競います。
　入水に関しても、"垂直に近く"、
　"水しぶきが少ない"、
　という事が求められます。」
吟
「飛込って、入水にも得点があって。
　"シンクロナイズドダイビング"、
　なんてのがあるのも知ったわ！」
ミライトワ
「そして競泳は言わずもがな、
　シンプルに速さを競います！」
吟
「大橋悠依(おおはしゆい)選手が、
　200mと400mの個人メドレーで、
　ダブルの金メダルを獲ったわ！！
　本田灯(ほんだともる)選手は、
　初出場ながらも銀メダル！！」

吟
「オリンピックの振り返り…ここから大変ね。
　でも、がんばろう。オリンピックに注ぎ込んだ想いを、
　今のその先に伝えるために…ね？」

会場No.24　東京辰巳国際水泳場
競技：水球
東京都における水泳の中心的・象徴的施設としての役割を担う、
広域的な専門施設として設置されました。

https://www.youtube.com/watch?v=YcHSTEuey-s

東京辰巳国際水泳場 名所・史跡

ミライトワ
「水球は、プールの中で行う球技で、
　選手同士が激しくぶつかり合い、
　ボールを取り合う、
　"水中の格闘技"といえる競技です！
　チームは攻撃権を得て30秒以内に
　相手のゴールにボールを投げ入れる
　といったルールがあります。」　

吟
「さぁ、バシバシ行きましょ！
　暑さでウダウダだらけてなんか居られないわ！！」

吟　　　　　　　　　ミラ
「これは何ですか？」「"あけぼの水門"といいます。」

吟ちゃん
「ＯK！　スカイツリーも、バシバシ見えるわ！！」

（…そのバシバシっていう表現、要る？）

会場No.22　夢の島公園アーチェリー場
競技：アーチェリー
夢の島公園内にアーチェリー会場を整備します。
大会後は、アーチェリーを中心に活用の機会を提供する施設とします。

https://www.youtube.com/watch?v=Xf6njA71YEc

吟
「アーチェリー、弓矢ね！
　やほーーい！！」
ミラ
「…テンション大丈夫ですか？
　その調子では集中力をアーチェリー
　で出せるかどうか…。
　70m先にある、直径122cm、
　中心部12cmの的を射抜く。
　シンプルと言えばシンプルですが、
　その高度な集中碌と技術は、
　まさに"超人的"と言えましょう。」
吟
「男子の個人と団体で、銅メダル、
　２つ取ったのよね。
　そこそこの成績だったね。」

新木場駅まで歩いて行ったヨ。

新木場駅 駅

エェ！　人が思ったほどより居た！！
もちろん気をつけなきゃあだよネ。

ここ最近、まるで人込みに慣れていないから。

１０時５６分発、武蔵野線(府中本町行)で葛西臨海公園駅へ。

葛西臨海公園に着いたヨ。
リーダーはここに来て懐かしいと難じているみたイ。
というのも、小さい頃にココの海に、
潮干狩りに連れて行ってもらったことがあるみたいで、
その時、海の向こうに見えた、
シンデレラ城がとても印象的だった。
と言っていたヨ。

葛西臨海公園駅 駅

この"ダイヤと花の大観覧車"からは、
オリンピックの会場も見渡すことができたんだっテ！
…ただ、乗る時間が無かったのが残念だったヨ。

このように、園内を周るパークトレインもあるみたいで、
リーダーはコレにも懐かしさを感じていたそうぢょ。

会場No.21　カヌー・スラロームセンター
競技：カヌー(スラローム)
葛西臨海公園の隣接地に新しく整備される人工コースの施設です。
大会後は、様々な水上スポーツ・レジャーを楽しむ施設としていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=etl0LZbnIcQ

吟
「えぇ。…ここでバテてなんか居られないわ。
　ココといい、昨日も今日も。
　どこもバリケードだらけで、
　入ることも出来ないけど。
　…さぁ、振り返るわよ。ミライトワちゃん。」
ミラ
「カヌーは、
　水かきのついたパドルで船を漕ぎ、
　その速さを競う競技です、
　東京2020では、スラロームと、
　スプリントの２種目があり、
　ここではスラロームを行いました。
　
　2本のポールで出来たゲートを、
　通過しながらゴールを目指します。
　ポールに体やパドル、
　船が触れると1ゲートにつき2秒、
　ゲート不通過に至っては、
　1ゲート50秒ものペナルティです。
　
　また、船が転覆してしまっても、
　それだけならタイムロスですが、
　セーフです。
　自分の体が船から離れたとき、
　初めて失格となります。」

１１時２８分発、京葉線(東京行)で新木場駅へ戻り、
そこで、りんかい線(大崎行)に乗り換え東京テレポート駅へ。

葛西臨海公園駅 駅

ミライトワ
「東京テレポート駅は、
　1996年に開催予定だった、
　"世界都市博"の中核駅という事で、
　相当立派な作りになっているのが、
　分かりますね。」

吟
「ええ。その"世界都市博"は、
　開催まであと１年というところで、
　無くなっちゃったの。
　この駅も、開催当時に来場者の足と
　なるはずだったものね。
　それが20年以上経った今。
　今度は東京オリンピックの主要駅、
　今度こそ来場者でにぎわう駅になる
　はずだったのにね。」

ミライトワ
「そしてこの駅前に、都市博のメインゲートができる予定だったんです。
　跡地にパレットタウンができたことによって、
　当時とはまた別の形で賑わいが生まれたと思うと、
　なんだか感慨深いですよね。」
吟
「それも今年から来年にかけてで取り壊されるものね。切ないわ。
　次は、どんな形で賑わいが生まれるのかしらね。」

次の場所は、バスに乗っていくヨ。
来たのはなんと、昨日に浅草でも見た
「ミライトワとソメイティ」の、
ラッピングバスだったヨ！
今日は実際に乗れるなんて、
素敵なめぐりあわせだよネ！

１１時５５分発、路線バス(中央防波堤行)で出発。

車窓からは、昨日も見た青海アーバンスポーツパークが見えたヨ。

見た目が船の形をした、
「船の科学館」。
船に関する展示があるほか、
外には元南極観測船・宗谷や、
二式大型飛行艇など、
実物も展示されているんだっテ。

「環境局中防合同庁舎前」で、
降りたヨ。

人はほとんど誰もおらず、
とてもオリンピック会場があるとは思えない静けさだヨ。
道路を大型トラックが、空を旅客機が行き交う、
異様な空気の中で歩く。

このやけに広い十字路で、道が分かれるようだヨ。

いよいよもって、それらしい封鎖区間に着き、
…というか、封鎖区間を見るために、
わざわざこんな所まで来たの？

会場No.⑳　海の森水上競技場
競技：カヌー(スプリント)、ボート
都心に近い東京の臨海部に新しく整備される施設です。
大会後は、アジアの水上競技の中心となる国際水準の競技場とします。

ミライトワ
「こちらでは、
　カヌーのスプリントが行われます。
　高低差もある激流のコースを進む、
　スラロームとは打って変わり、
　最大1kmの直線コースで速さを競う
　よりシンプルな戦いになります。」
吟
「え、ここで？
　ここのどこでボートを漕ぐの！？」

https://www.youtube.com/watch?v=Y0ijwhd7R7k

ミライトワ
「そしてボートに関しては

ボーっと生きてんじャ

吟
「こら美織ン！　ここはダジャレを言うための場所じゃないのよ♪」
ミライトワ
「ボートはカヌーとは逆に、
　進行方向に背を向けて舟を漕ぎ進みます。」

会場No.⑲　海の森クロスカントリーコース
競技：馬術
東京湾の素晴らしい眺めと、
ドラマチックな都市景観を、
一度に楽しむことができる埋立地で、
大会時には、馬術のクロスカントリーコースが仮設で整備されます。

https://www.youtube.com/watch?v=TCx1u4zHE4g

ミライトワ
「ここで馬術を…、」
吟
「ここでやる訳は無いわよねぇ。
　ここのどこで馬が走ると。」
ミライトワ
「ここから見られないのが残念です。
　"クロスカントリーコース"には、
　日本文化をモチーフとした、
　個性的な障害物が設置されます！
　もちろん開催都市ごとに、
　独自のモチーフが取り入れられ、
　こういった点でも楽しませるので、
　そこも魅力の一つですね！」

ミライトワ
「ここ海の森大橋や、
　ゲートブリッジからも、
　水上競技場を望むことができるはず
　だったのですが…。」
吟
「…そういう苦労はもういいって。
　残念だけど、我々のリーダー曰く、
　現地のふんいきを少し味わえれば、
　それだけで儲けものだって。」

でもって、バスまで時間が余ったの。
今度はさっきとは反対方向に進むことにしたヨ。

お、ちょうどいいくらイのローソンがあるじャねェカ。
こんな都合のいいローソンならワタシでも…、

…残念！　立入禁止だったちょ！！
しかも…名前。
ポートストアとかいう、
聞き慣れない名前のお店じゃなイ。
何かと思ったら、ココは、
湾岸関係者専用の売店だそうだヨ。

ついさっき乗ったバスが、折り返して戻って来たみたいだヨ！！

１３時０９分発、路線バス(東京テレポート駅前行)で、
東京テレポート駅前へ。

東京テレポート駅。
ココ周辺の散策もこれで終わりだヨ。

１３時３７分発、りんかい線(大崎行)で天王洲アイル駅へ。

東京テレポート駅 駅

モノレールの天王洲アイル駅まで、
少しだけ歩いて、

天王洲アイル駅 駅

１４時０１分発、東京モノレール(羽田空港行)で大井競馬場前駅へ。

さて、次でいよいよ今回の計画上、
最後の会場に向かうコトになるヨ。

…まァ、ここまでやっておいた以上、
会場の様子なんて分かり切ったようなものだけどネ。

大井競馬場前駅 駅

…ほらネ。もう察しの通りだヨ。

それじャ、行くとするかネ。

吟＆ミライトワ
「せーの…！」

会場No.⑱　大井ホッケー競技場
競技：ホッケー
大井ふ頭中央海浜公園に整備される施設です。
大会後は様々なスポーツを楽しめる多目的球技場としていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=i64k3Vd-6Jg

ミライトワ
「直径7.5cmのボールを相手のゴールに入れ、得点を競う球技です。
　キーパー以外は手足でボールに触れることはできず、
　スティックの片面のみで、ボールを運びます。
　また、試合前には1.5tの水をコート中に巻くのも特徴です。」
吟
「コートに水？　どういうこと！？」
ミライトワ
「そうすると、ボールが滑りやすく、
　より早く飛ぶようになるんです。
　サークルと呼ばれるゴール前の半円のゾーンがあり、
　その中で打ったシュートのみが得点となります。
　その際の球速は、時速200kmにまで達することもあるようです。」

大井ホッケー競技場 名所・史跡

吟
「…なんか、締まりがない感じでも、
　私たちが手を貸せるのは、
　ここまでよ。」
ミライトワ
「ええ、ここまでしていただいて、
　本当に、ありがとう。」
吟
「３日間で色々見てきたけど、
　競技にも色々な種類があって、
　その一つごとに、その競技に全人生
　を賭けて戦うアスリート達がいる、
　っていう事もよく分かったし、
　それだけでも、
　"オリンピックの記憶"を集める、
　そのお手伝いが出来て、
　本当に良かったと思うの。」

ミライトワ
「これで三日間で２０の会場に触れ、
　３１種類の競技、
　大まかな競技数でいうと２３競技を
　振り返ったことになりますね。」
吟
「ちなみに、東京2020の競技って、
　全部でどれくらいあるのかしら？」
ミライトワ
「全部で３３競技あり、
　これはオリンピック史上最多です。
　中には東京２３区外であったり、
　首都圏内外も含め、
　４２の競技会場があります。」
吟
「…さすがにそこまでは回れないわ。
　それでも、私達なりに出来るだけの
　ことは頑張った、
　っていう事は、認めてね。」

…何はともあれ、
オリンピックを振り返る３日間の旅。

そのすべての計画を、
もうすぐ終わらせることができるヨ。

東京2020大会、
選手の皆様、ボランティアの皆様、
オリンピックに貢献した、あるいは、
応援したすべての皆様。

…そして、ミライトワ君。


つづく。

さて、ワタシ達のお話は、まだ終わリじゃないヨ。

まだまだ時間はあるもの。
今度は、ワタシ達自身のお話を、創らせてもらうヨ！！

ネ、ミライトワ君。イッショに行こうヨ。

せっかくワタシ達、"友達"になれたんだから。


というわけで、まずは手始めに、
あのボートに乗って、ソメイティちゃんの元まで行ってみテ！！

ミラ
「な、なんて無茶な！！」

…アハハ、今のは粋な江戸っ子ジョークだヨ！！

ミラ
「江戸っ子、関係ないでしょう！？」

でもネ、本当に楽しくなるのは、むしろココからだと思うヨ。
せっかくなんだから、ソメイティちゃんにも、
ワタシ達の楽しみをイッショに味わってほしいなって思うのヨ。

品川区と言えば、そう。
"東京シティ競馬(TCK/大井競馬場)"だよネ！
ただ、入り口は締め切られているヨ。

吟
「競馬場も、今は無観客開催だものね…。」
ミライトワ
「そうそう、ここ大井競馬場では、
　"東京メガイルミ"と呼ばれるイルミネーションイベントが、
　毎年、秋から翌年の春にかけて開催されるんだって！」
イルミネーションの詳細：
https://www.tokyomegaillumi.jp/

競馬場でイルミネーション！？　そんなコトってあるんだァ。

…というか、ミライトワ君、
いつの間にタメ語？

ミライトワ
「はい、その方が仲のいい友達っぽいかなぁって思って。」

…まぁ、構わないけどネ。

ココ品川区では、
さっき見たようにホッケーの他に、
ビーチバレーボールもやってるみたイ。
というかあの場所、品川区内だったんだネ。

…ブラインドサッカー？
こっちは、これからやる予定のだネ。

ミライトワ
「こちらは目に障害を持つ選手によるサッカーです。
　…と言っても、これについては僕よりも、
　ソメイティの方がよく知っていると思うので、
　説明は控え目にしておくよ。」

…あァ、歩いたヨ。メッチャ歩いた。
ここまでで３０分ぐらい歩いたと思うヨ。

ワタシ達の"おでかけ"っテ、大体いつもこんな感じだから。
その点ご理解していただきたいヨ。

そうそう、今更だケド、
この辺りは"しながわ区民公園"の区画内。
つまり、この近くに住んでいる方たちにとっての、
いこいの場所でもあるんだよネ。

で、ようやくついたヨ。
ココがリーダーが急きょ思いついた目的地「しながわ水族館」だい。

時間に思いのほか余裕があるので、その場合どうするかというコトで、
この場所に目星を付けていたみたいだヨ。

というわけで、チケットを買って、中に入ってみるヨ。
https://www.aquarium.gr.jp/

まずは、東京湾からだネ。

…ン、ミライトワ君、
またいなくなっちゃった！？

…どこ？？

しながわ水族館 動物園・水族館

ミライトワ
「フフッ、こ・こ・だ・よ！！」

ミライトワ君！　というか、ソメイティちゃんも一緒！？

ミライトワ
「僕たちも、美織ちゃんと同じく双子のきょうだい！
　僕はミライトワ。オリンピック担当で兄の方だよ！」
ソメイティ
「わたしソメイティ。
　これから始まるパラリンピックの担当だよ！」
ミライトワ
「ソメイティ、準備はいいかい？」
ソメイティ
「…大丈夫。だって、あたし強いもん。
　どんな困難や逆風があったって、
　必ず最後まで、走り切ってみせるよ。
　わたしの大切なお兄ちゃん…ミライトワがそうしたように！！」

な、なんと！
そう言うとあのコ達、海の中に飛び込んでしまったヨ！！

果たしてあの二人、生きて帰れるのかナ…？
（大げさ）

ミライトワ
「イワシの群れ…、
　お魚さんたちも、マラソンスイミングを始めたのかな？」
ソメイティ
「ついて行ってみようよ！」
ミライトワ
「い、いいの？　サメとか出てきたりしないかなぁ…。」

ソメイティ
「東京湾には、いろんな生き物がいるんだよね。
　この八本足の生き物は"ムギワラエビ"で、
　日本の海にしかいないんだって！」

ソメイティ
「ここも、昔と比べるときれいになったんだって。
　お魚さん、エビさん、サンゴ。
　皆、埋立地ができる前から、ここに住んでいた生き物だもんね。」

ソメイティ
「さぁ、まだまだ行こうよ。
　ここ東京からどこまでも広がる、大海原へ！
　…いいよね？　ミライトワ。」
ミライトワ
「もちろんだよ。一緒に行こう！
　きっと何処へだって、行けるはずさ！」

ミライトワ
「これは…海の中に、地球？
　これも五輪橋の地球儀と同じように、
　"世界は一つ"というメッセージが込められてるのかもね！」
ソメイティ
「これは水槽だよ、地球の形をした。
　お魚さんたちも、中でふわふわ泳いでいるもの。」

ソメイティ
「地球は水の星。
　海に住む生き物も、私たちや人間も、
　このたった一つしかない掛け替えのない星の一員だものね。」

ソメイティ
「だからね、私の活躍も、どうか期待してくれると嬉しいな。
　せめて最後ぐらいは、大好きな皆に会いたいから。」

















一方、その頃。

スッポンのエサやりだっテ！　いい時間に当たったヨ！

アハハ、こんなにジタバタするんだァ♪

あの二人、今頃どうしてるかナ。
こんな風に、ジタバタしてたるするのかナ…？

吟
「だから、大げさだって言ってるでしょ！
　あの二人をそんなに甘く見ないで！」

でもってココには、いかつい顔のオオカミウオが。
強いアゴと鋭い歯は、貝やカニも噛み砕いて食べられるほど！

ぜひとも我が故郷の名物"吉田のうどん"を、
何度も、何度でも噛んで、味わって、楽しんでみてネ！

…今回の旅で数少ない、地元アピール。
おつかれって感じネ。

さァ、スタジアムではイルカショーが始まるヨ！
水族館と言えばコレって感じよネ！

※ 以下の動画は、
　 O-Meg-A(すぃ～すぃ～すぃっと。)さんの許可を得たうえで、
　 拝借させていただいております。
　 途中再生ができない仕様となっているため、
　 後半部分のみを切り出し、記載いたしました。
　 ご協力いただきましたことを、心より感謝いたします。

https://www.youtube.com/watch?v=9aCX6StfxMs

！　しまった！！
人が集まってたんだった！！

…だネ。この皆様方に動いていただいて、
その後ココを出るヨ。

その後は、ここのテラスで休憩をとることにしたヨ。

吟
「ご注文は、にじいろクリームソーダ・むらさき(巨峰)、
　ジャンピングドルフィンサンデー・ブルーベリーね。
　さぁ、どうぞ！」

？
「イ、イヤアアァァァ！
　ワタシ達、食べられちャうんだァ！！
　と、トキちゃんが、トキちゃんが吸われてるヨォ！！
　…た、助けてヨォ！！　ウワァァァァァァンン！！！」

…なんてネ。
中々美味しかったヨ。

やっぱリこういうの外で食べると、夏って感じするものネ♪

なかなか楽しい旅だったよネ♪
都会でのこういう"偶然の導き"っていうのも、
とっても素敵なコトだと思うヨ。

というコトで、大井競馬場前駅に戻りましたヨ。

１６時５３分発、東京モノレール(浜松町行)で浜松町駅へ。

大井競馬場前駅 駅

浜松町駅。

"キキ＆ララ モノレール"っていうのがあるのを後で知ったヨ。
参考までにネ。
https://www.tokyo-monorail.co.jp/kikilala-monorail/
というかリーダー、
今はコレすらミライトワとソメイティに見えるようになった、
って言っていたヨ。

浜松町駅 駅

乗り換えるには、ここからまた歩くヨ…。

大門駅でネ。

１７時３４分発、都営浅草線で三田駅へ行き、

大門駅 (東京都) 駅

都営三田線に乗り換えて芝公園駅へ。

三田駅 駅

…見えるヨ、東京タワーが。
リーダーはココに６年ぶりに来たそうだったヨ。

芝公園駅 駅

その時ワタシ達は居なかったから、
改めてココで撮ったヨ！
今回のお洋服は、東京オリンピック仕様のTシャツなので、
これも一生モノの思い出になるよネ♪

増上寺を左手にしばらく歩く…。

そして着いたのが、そう。
今回最後の立ち寄り場所「東京タワー」だったヨ！

今ココに来た理由としては、
東京タワーからの夜景は、まだ見たことが無かったからだヨ。

東京タワー 名所・史跡

なので日が暮れるまでしばらく色々と見て回るコトに。
例えば東京タワーには、もちろんお土産屋さんもあリ。

例えば、日本の有名なシンボル・東京タワーなだけあって、
このような、いかにも外国からの観光客向けなものがあったリ。

もちろんミライトワとソメイティのグッズも売ってあったヨ！
"もう今年しか買えない！"だっテ！

※ 本当にそうみたいです…。
　 店舗は９月中にほとんど閉店。
　 オフィシャルオンラインショップも、
　「11月30日をもって終了する」とのことです。
　 買えるのは、本当に今だけですよ！
　 → もう終了しました…。(2021.12.1)

さテ、今回の旅もいよいよ大詰めだヨ！

今回は"トップデッキツアー"を利用して、
東京の夜景を存分に楽しむことにしたヨ。
まずは、地上150mのメインデッキまで。
ここまでは普通に入場するのと同じなんだケド…。

"トップデッキツアー"では、そこから先、
地上250mの高さにあるトップデッキに行くことができるヨ！
まるで鏡の中の世界のような、この空間。
夜に行っておいて本当に良かったヨ！

東京タワー南東からの眺め。
真下に広がる東京の街、
そして東京2020・オリンピックの舞台となったお台場と街を繋ぐ、
レインボーブリッジも見えるヨ。

南の景色はこんな感じで、
真下には国道１号(桜田通り)が、まっすぐに伸びているヨ。

北西・西寄りは、1964年の東京大会の舞台にもなった代々木方面。
灯りの並びで、国立競技場がそこにあるのも分かるヨ。

一方の北東は、新橋・浅草方面。
距離的には遠目にあるスカイツリーも、ここから見えるヨ。

アップでも一枚。
今日のカラーリングはオレンジ色の幟(のぼり)で、
この３日間で、基本３色のライトアップをすべて見ることができたヨ。

地上150mのメインデッキに戻ったヨ。
とはいえ、街の景色は十分楽しんだので、
ココはあまり時間をかけなかったかナ。
６年前もここまでは来てるんだケド、
昼間の景色を見るなら、個人的にはメインデッキの方がおススメかナ。

昼間の景色：
https://4travel.jp/travelogue/11291037#photo_link_51003011

ここで個人的に気に入ったのがコレ。
夜桜とタンポポ…。高い方じゃないところに置いてあるのが良いネ。

メインデッキ行のエレベーターは、こんな感じの照明だヨ。

…まァ、やっぱりいたネ。人。
特に２つある展望台の人の多さは、
来るタイミング的にも"これがラスボス"って感じだったヨ…。

…エェ、さすがに"貰って"ないことを、ただただ祈りたいヨ。
初めての夜の東京タワー。時期はともかくとして大満足だったヨ！

…ン、流れ星？

まァ、願いを考える時間もなく消えるものだヨ。

でもネ。

この夏に、"多くの人々の願いが叶った"というコト。
それがどういう形であれ、

そのコトだけは忘れないし、忘れたくない。

…そう思ったヨ。


これからも。

さテ、後は今日の夜の打ち上げやって、
それで終わりだヨ！

…やっとだヨ。　長かったヨ。

芝公園駅から三田線、浅草線と乗り継いで…、

芝公園駅 駅

今回の旅の一応のゴール、
"相鉄フレッサイン東京京橋"に着いたヨ。

ココを選んだ理由は特にこだわり等もなく、
"昔から貯めていたJTBポイントが失効間近だったから"で、
ここで失効しない分も含め、ポイントを全部使うコトにしたヨ。

相鉄フレッサイン東京京橋 宿・ホテル

というわけで、みんな、お疲れさま！(２回目)。

…何のことは無く、昨日の残りものだヨ。
保存用のジッパーバッグ、紙のお皿は、
この時のために事前に用意しておいたのヨ。

このホテルには電子レンジもあるからネ。

…ドミノピザの「5種のシーフードアヒージョ」、
"道の駅富士吉田"の特別なワイン「桜織ブラン(白ワイン)」。

ここですべて完食、完飲と相成りました。

この後ワタシ達"旅キャラ"は、
荷物としてまとめられ、一足先に、おうちに帰ることになったヨ。

リーダーは、まだ用事があったみたいで、
もう２日ほど東京に残り、その後、帰路に就いたとのコト。

もちろんワタシ達もリーダーも、特に何事もなく今日も元気だヨ。

でなきゃ、このお話をココに載せる事なんてないからネ。


こうして、ワタシ達の"東京2020"を追いかける旅。
真夏の大冒険。

これにて、おしまい、おしまい。

…。








































…おしまい？

「…これが、あの夏に日本の都・東京で紡がれた物語のすべてである。
　実に長かったな。
　東京2020に携わりし全ての者に、改めて労いの意を表そうぞ。」

「菊の香りの秋の空…か。
　思えば、あの秋の日々からもう５７年。
　我々は聖火とともに、世界中を駆け巡っていたものだ。
　
　…若人たちよ。
　"己を知り、己を律し、己に打ち克つ"その魂の輝きを、
　絶やさず後世に語り継ぎしことを、ワシは願おうぞ。
　永遠に。」

気付けば、オリンピックのみならず、
パラリンピックが終わったのも、もう２か月以上も前の話、
…なのですね。

改めまして、僕はミライトワ。
そして…、

「どうも、こんにちわ！
　双子の兄・ミライトワがいつもお世話になっています。
　パラリンピック担当で、妹のソメイティです！」

「SEE YOU IN TOKYO」
４年後には、はるかリオデジャネイロの地から、
日本の首都・東京へ。
"２つの国と国"が、バトンを繋いだあの時に、
きっと多くの人たちが、たとえようのない感動を覚えたことと思います。

それから後も、色々ありましたよね。
僕たちは世界に生み出され、そして素敵な名前を付けてもらえた。
そしてその先の時代にも、新しい名前が与えられました。

「令和」。

"平成"が勝ち取った、一つの光。
ここでまた、未来という名のバトンが、
"２つの時代と時代"を超えて、繋がれたのです。

そして、その記念すべき年がついにやって来た、
…はずだったのです。

ええ。忘れることはありません。
何もかもが壊れた、あの時の事を。

あの１年、多くの人は、オリンピックの事をすっかり忘れ、
それどころか、東京オリンピックにとどめを刺そう。
この手で中止に追い込もう。
…そういう声までもが、日に日に強まっていきました。

開会式の日を何とか迎えられたあの日でさえ。
僕たちが待ち望んだその日とは、かけ離れた姿に、
東京オリンピックの姿は、悲しく変わっていました。

…それでも、今日のこの日を最後まであきらめたくない。
そんな多くの人たちの純粋な思いのおかげで、
"東京2020オリンピック・パラリンピック"は、
最後まで走り切ることができたのだと、僕は今でも信じています。


それと、皆さん。見ていただけましたか？
パラリンピックの閉会式を。

あの夏の日。会場に入ることも許されずにいた僕達でしたが、
ついに入場の許可が下りたという話を聞いたのです。

初めてソメイティからその話を聞いて知った時、
信じられないと思っていました。
それでも、本当に今日みんなに会えると分かった時、
感極まって、目に涙があふれていました。

でも、いつまでも泣いてなんか、いられませんでしたから。

だって…。

この灯火が、もう二度とこの聖火台に灯ることは無い。
今でも、そんな実感がありません。

それでも、
「聖火は、わたし達の心の中に、ずっとあり続ける」と、
あの時、吟さんが言ってくれたこと。
今でも覚えています。

それに、この場所をやさしく見守り続けた灯火は、
今、パリのどこかで、その時を待っている。

僕たちは、そのバトンを確かにつないだんです。
"２つの国と国"…"東京とパリ"で、未来という名の、そのバトンを。





日本のどこかで　ながめた月が
いつか　パリの　空照らす
三年たったら　また会いましょと
かたい約束　夢じゃない





夢じゃない

きょうという日は　きょうかぎり
きみとあしたも　また会える様に
交わす言葉は　ありがとう
ヨイショコリャ　ありがとう
オリンピックとパラリンピック
ソレトトント　トトント　TOKYOで
汗に涙に　2020（フレフレ）
ソレトトント　トトント　2020（フレフレ）










この、希望に満ちあふれた今を、
未来(ミライ)に。

そして、



永遠(トワ)に。

最後まで応援いただき、ありがとうございました！


東京2020編　完















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この旅行記へのコメント （3）

• fuzzさん 2021/12/13 16:48:24

  私たちの夏が終わりましたね

  しちにのにさん、こんにちは。
  
  母国開催で楽しみにしていた東京2020。
  2020は2021に延期になって、それでも観戦できると信じてたけど無観客に。
  私にとって一世一代なイベントだっただけに本当にガッカリ。
  でもふたを開けると、感動感動のオンパレード。
  
  私たちの暑い夏は気持ちよく終わりましたね。
  ARIGATO
  
  fuzz

  しちにのにさん からの返信 2021/12/25 10:13:55

  RE: 私たちの夏が終わりましたね

  Fuzzさん、コメントいただきありがとうございます。
  東京2020は私にとっても一世一代のイベントでした。
  
  あの夏が、どんどん遠くに行っていくのを寂しく思いましたが、
  気付けばもう、あの時とは真逆の季節。
  
  私にとって2021年は、多くの"出来なかったこと"を成し遂げられた、
  "感動"の１年だったと思っています。
  
  私たちの物語は、これからも続いていきます。
  
  あとは今年最後の大仕事を残すのみとなりましたので、
  ぜひとも、年明けにご期待頂ければと思います。
  
  メリークリスマス！
  そして、良いお年を！
  
  
  しちにのに　一同

  fuzzさん からの返信 2021/12/25 21:46:21

  Re: 私たちの夏が終わりましたね

  メリークリスマス
  ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
  
  fuzz