御宿野乃京都七条に泊まる京都プチ旅行

2021/10/10 - 2021/10/11

『インターゲート京都四条新町』に泊まる弾丸プチ旅行からわずか１週間。
やってしまいました、またまた京都弾丸プチ旅行！
ドーミーイングループの宿『御宿　野乃』が、素晴らしいとの情報で、どうしても行きたくなった我が家。
父は仕事が終わってから合流ということで、妻と子供たちが先行出発！
そして、噂にたがわぬクオリティの宿に、大大満足の我が家です。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

自宅の最寄駅から一駅先にあるお蕎麦屋さん。
めちゃくちゃ暑い日で、冷たいものが食べたいと子どもたち。
１０月なのに、３５度とは！！
娘と母でシェアです。
シェア・・・蕎麦とちくわ天は娘。母はおにぎりだけ。。。シェア？？

さて、サクッと京都着。
京阪七条に降り立ったので、せっかくだから『三十三間堂』へ。
母、〇十年ぶりです。。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

うわあああ。。
なんか、入り口がきれいになってる～！！！

改築したか、増設したかですね。
屋根の色に差があります。

１２０ｍある廊下。
三十三間堂の中は撮影禁止なので、あまたある仏像の写真はありません。。
左右で風神雷神がお迎えしてくれましたよ。

こちらはお庭。

廊下から庭を眺めるおにいちゃん。

さすがよく手入れされています。
でも・・・・なかったよね？〇年前は。

父がいないため、食べ物の写真が少ないという苦情を心配した母が立ち寄った
『つるき餅本舗』。
みたらし団子が名物のようです。
こどもたち、リュック背負って、あちこち回る体力も無いだろうし、ここらで休憩。

つるき餅本舗 七条店 グルメ・レストラン

これは、抹茶フロート。

みたらしとお抹茶のセット。
５つ玉、蜜の上からきな粉がかかっています。一球は小さめ。
見た目に反して、けっこうあっさり。

七条大橋です。
三条や四条に比べて人通りもかなり少ないです。

七条大橋 名所・史跡

本日のお宿、「天然温泉 蓮華の湯 御宿 野乃 京都七条」に到着。
ドーミーイングループです。

天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃 京都七条 宿・ホテル

なんだか、高級旅館の面持ち。
期待膨らみます！

天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃 京都七条 宿・ホテル

フロントの様子。
ここでは、フロント前で靴を脱いで靴箱に入れます。
気になる方は、靴下とスリッパをもらえます。
これ、部屋を出てお風呂へ行く際など、履き替えが煩わしくなくって、すごくいい！
床も汚れないだろうし！

ラウンジです。
以前はカウンターサービスだったのかもしれないですね。
このときは、コーヒーマシンがありました。
コーヒー、カフェオレ、抹茶オレ、ココアがありました。
ホットドリンクばっかりだったのがちょっと残念。（暑かったからね）

廊下は畳敷き。

ハリウッドツインのお部屋。

浴槽は無く、シャワーのみですが、ちゃんと腰かけてゆっくり使用できるようになっています。

ベッドのところにあるコンセント。
USBが２つもあるので、スマホの充電に大変便利！

テレビで、館内情報がわかります。
風呂や食事処の空き情報が見れて、とても便利！

冷蔵庫は扉が透明。

ウエルカムフルーツと水のペットボトルがありました。
ウエルカムフルーツ美味しかったです。

父が仕事終わりで、七条駅から旅行に参戦です。
午後７時ころですが、すっかり真っ暗。

七条大橋の西側にある『松明殿稲荷神社』。

伏見稲荷大社の境外末社ですが、実は、創建は天暦2年（948年）ということなので、千年以上の歴史のある神社なのです！
でも、人がほとんど見られません・・・・夜だしね。

さて、宿に一人向かう父に、妻から連絡が。
「『山本まんぼ』で注文してるから、もらってから宿に来て」。
山本まんぼ？確かお好み焼きだったような・・・

山本まんぼ グルメ・レストラン

宿の近くにあったので、商品を受け取りに。
緊急事態宣言解除前でしたが、結構お客さんいました。
まんぼ焼き全部乗せそばの甘辛をお持ち帰り。

まんぼ焼きというのは、お好み焼きと広島焼きの間みたいな粉もんです。
小麦粉の生地に細めの焼きそばや玉子が入って入っています。甘辛ソースでしたが、結構辛いです。

さて、家族と合流し、まんぼ焼きを食べて小腹を満たした後は、本格的に夕食です。

この宿、京都駅にすごく近くて、食べるところもたくさんあります。
京都タワーもいい感じに見えます。

夕食をどこにしようかと迷いましたが、今回は『京都勝牛』という牛カツの専門店に決定。
店の前には19:00の段階で早くも行列。

牛カツ京都勝牛 京都駅前店 グルメ・レストラン

３０分ほど待って、やっと入れました。
赤身と脂身の牛リブロースカツ膳1290円、赤身のロースカツ膳を注文。
最初から付いているわさび醤油、山椒塩、牛カツソース、京カレー汁に、追加の京玉（温玉）、みぞれポン酢で食べます。

この赤身！
柔らかくて美味しい！
キャベツはお替り自由、LINEで登録すると、温泉玉子が付き、ご飯とみそ汁もお替り自由になります。

ちょっと変わっているのが、お好みで、カツをあぶってから食べるんです。
でも、個人的には、炙る必要ないです。

さて、宿に戻ったらお風呂へ。

ここの大浴場は最高！
三階建てで、各風呂がそれぞれいいのですが、三階にある『瞑想の湯』が素晴らしい！
昔の夏の京都を想像させる風呂で、まんが日本昔話が好きな人には、堪らないと思います！
ず～っと入っていたかったけど、息子にせかされて、そそくさと上がることに・・・。

さて、この宿、湯上りのサービスも充実！
各種アイスクリームが無料！
チョコバーも、ハーシーズのアイスクリームで、他にもチョコもなかやフルーツバー等があります。
朝風呂の時間帯にはヤクルト系の乳酸菌飲料が飲み放題。

風呂上りは夜食。
この宿、夜食のラーメンも無料と、食いしん坊にはたまらないサービス。

カウンターで注文します。

これが美味しいんです！
お替りしようと思ったら、妻から「ブタになるぞ！」との無言の視線が・・・。
はい、１杯だけにしておきます。

２日目の朝です。

早起きして一人で七条界隈の散策に出かけました。
人通りの少ない京都の道は気持ちいです。

宿から歩いて７，８分のところに東本願寺があります。
前を通たことはあっても、中に入ったことがなかったので、立ち寄りしてみます。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

阿弥陀堂門から入ります。

東本願寺って結構広いです。

門をくぐると阿弥陀堂や御影堂があります。
どちらも大きく立派な建物で、見ているだけで圧倒されます。

『慶長鐘』
１６０２年に徳川家康から寺地の寄進を受けた教如上人が、１６０４年に鋳造したものだとか。

阿弥陀堂。
中にはいると、撮影はできませんが、広い畳敷きの本堂でお坊さんがお経を唱えており、おばあさんが熱心に拝んでいました。
このゆったりした贅沢は、朝早く来た人の特権です。

御影堂。

阿弥陀堂から御影堂に廊下で御影堂につながっています。

本当に、朝早くて人のいない東本願寺は、清々しくてめちゃくちゃ気持ちいい！
御寺巡りで気持ちいというのも変ですが、本当に気持ちよかった！

内側から見た御影堂門。
朝陽が反射してきれいです。

東本願寺を出て北に行くと、六条通りが。
二条、三条、四条、五条、七条は有名ですが、六条もあったんですね。

六条通りを歩いてみます。
本当に普通の通りです。
初めて通りましたが、他の通りと違って、住宅街みたい。
　　　　

六条通りを歩いていくと、後白河法皇ゆかりの『長講堂』という史跡が。
後白河法皇が六条西洞院にあった御所・六条殿に建立した建物です。
幕末の禁門の変で焼失後に再建されたものだそうです。
目立たない場所にあるので隠れたスポットです。

河原町通りに出ると、何やら広い庭園の壁が。

『渉成園（枳殻邸）』という庭園でした。
朝早いのでまだ開いていません。

宿の近くまで戻ってきました。
道路を挟んだ東向いに何やら古い民家が。
立て看板もあります。

『七条仏所跡』という、平安時代中期に活躍した仏師定朝をはじめ、その一族・子弟・子孫がながく居住して彫刻にはげんだ「仏所」のあったところです。
ここからかの有名な運慶や快慶が輩出されたとか。
幕末の兵乱で焼失して、今は遺構は残されていません。

七条仏所跡 名所・史跡

さて、宿に戻って、いよいよお待ちかねの朝食です。
ここの朝食は種類も多く、美味しいとの評判。
今回の旅行で一番楽しみにしていました。

まずは漬物。
きゅうりのわさび漬け（つんつん漬）、紀の川漬け、すぐき、京壬生菜漬け。

はいはい、漬物が続きます。
梅干し、はりはり山椒、ゴボウ漬け、しば漬け。
まあ、普通です。

きのこのマリネにさつまいもサラダ。

とうがらし浸しにもずく山芋、汲み上げ湯葉、さつま芋の胡桃和え、イカ黄金等が並びます。

茶碗蒸しは２種類。
南禅寺蒸しと秋の茶碗蒸し。
当然、二つとも頂きます。

ぼっかけと牛肉の煮込み。

天ぷらは揚げたて！
朝からえび天いただきます！

この辺は朝の定番です。

こちらも定番の洋食。
エビフライに唐揚げまで。

パンは、京都で有名な進々堂のパン。
最近、京都のホテルは進々堂のパンを採用してますね。

ご飯は、これまた京都の料亭で人気の米『八代目儀兵衛』のご飯と鶏きのこの混ぜご飯。
『八代目儀兵衛』はやっぱり美味しい！

そして、自分で作る海鮮丼。
釜上げしらすにズワイガニ、イクラにマグロ。

米もちゃんと海鮮丼用に酢飯があります。
美味しくて２杯食べてしまい・・・

とりあえず、最初はこんな感じ。
もちろん、一度目で取れなかったものは、二度、三度目で・・・
妻から食べすぎとのイエローカードが。

ちなみに、朝食を普通に注文すると、２５００円。
今回の宿泊費は、朝食付き、４人で１３５００円。
めっちゃお得だと思いませんか！？

デザートも充実しています。
ヤクルト、安納芋ケーキ、マスカットとピオーネのゼリー、ミルクレープにチョコレートケーキ。

ヨーグルトに、抹茶プリンにわらび餅。

みたらし団子にフルーツ。

もちろん、デザートも全種類コンプリート。
妻から遂にレッドカードが！

チェックインは１１時まで。
チェックインを済ませた後は、七条通を京阪七条駅方向へ。

どうせなら、少し散策しようと思い、駅を越えて東へ。

京都国立博物館は休館日。
さっきからお茶目な娘です。

智積院 寺・神社・教会

東大路に出たところで、真言宗の総本山『智積院』が。

せっかくなので参拝します。

拝観料は大人500円、子供200円。
まずは宝物館から見学。
宝物館には長谷川等伯の『桜楓図』などの襖絵があります。
撮影はできませんが、間近で見ると、そんなに上手な絵には・・・いやいや、芸術です！

宝物館の後は、講堂と名勝庭園の見学です。

講堂。

長い廊下がいいです。

中はこんな感じ。

講堂の奥に名勝庭園があります。

大きな池に、橋がいい感じです。

『大書院』の中を見学。

広い畳の間になっています。
さっそく寝転がる娘。
こら！

畳の間に長い廊下、そこから眺める庭園は素晴らしい！
ず～っとここでゆっくりしていたい。

池の鯉を眺める娘。
廊下のすぐ下は池です。
落ちるとかいうオチはやめてくれよ！

向こうにわたってみたくなります。
でも、渡れません。

娘と二人佇む父の図。

大書院の次は、やはり一番メインの『金堂』でしょう。

金堂の手前に『仏足石』が。
仏足石の由来はお釈迦様の足跡を石に刻んだもので、インドでは仏像が誕生する前には 仏足石をお釈迦様として拝んでいたそうです。
息子よ、お釈迦様に倣って立派になっておくれ。

ガーン！
金堂が工事中！
「ここから拝んでください」みたいな張り紙が！

「寺院の中心となるお堂で・・・」と書いていますが、工事の足場と幕を見ただけでした。

隣の明王殿。

せめてここだけでも工事してなくてよかった。

さて、お比呂を食べてから帰ります。
京阪七条駅すぐそばの『肉や すず』へ。

肉や すず グルメ・レストラン

店はあまり広くはないです。
夜は焼肉みたいですが、昼はランチもやっています。

温玉のせローストビーフ丼。
ローストビーフが美味しいです。

炙りハラミ丼。
美味しいですが、焼き肉を乗せた丼という、そのままの味でした。

昼食も済んだし、今回の弾丸プチ旅行はこれにて終了です。
帰りの電車は、いつもの通り、爆睡でした（笑）。