米沢（山形県）で歴史巡り、米沢ラーメン、宿泊は裏磐梯へ（子連れ）【裏磐梯エリア1/2】

2021/10/01 - 2021/10/01

福島県の裏磐梯エリアを中心に、山形県の米沢に寄りつつ、2泊3日子連れ（6歳児）旅行しました。

福島駅からレンタカーを借り、裏磐梯に2泊する予定でした。初日は台風の影響から大雨で、高原エリアの裏磐梯に行っても何もすることがないと思い、福島駅から宿泊先の裏磐梯のホテルに着くまでの間に、スケジュールに無理なく組み込むことができ、雨でも大丈夫な米沢市内のスポットを訪問しました。渋いスポットから子どもも楽しめるものなど、充実した滞在になりました。

【行程】
10/1（金）
・JRの福島駅からレンタカーを借り、山形県の米沢市内へ。
・米沢ラーメンのおいしいお店「福留軒」で昼食。
・「堂森善光寺」、「宮坂考古館」、「米沢城址（上杉神社、上杉伯爵邸含む）」、「上杉家御廟所」などの、主に上杉氏関係の歴史関係スポットを訪問。
・宿泊予定の裏磐梯まで車で向かい、途中、喜多方市内郊外の「旧熱塩駅・日中線記念館」に寄る。
・宿泊は、「裏磐梯グランデコ東急ホテル」で。

この後、10/2（土）、10/3（日）は裏磐梯エリアでトレッキング、カヌー体験、絶景ドライブを満喫。

エリア 米沢(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

JRの福島駅からレンタカーを借り、山形県の米沢市内へ。米沢ラーメン「福留軒」で昼食後、米沢市内の歴史関係スポットを半日ほど訪問。その後、宿泊先の「裏磐梯グランデコ東急ホテル」へ向かう途中、喜多方市郊外の「旧熱塩駅・日中線記念館」に寄りました。

福島駅が起点です。
レンタカーを借ります。

福島駅 駅

1時間弱ドライブして、県境を越え山形県の米沢へ。
まずは、米沢ラーメンのお店でワンタンメンが名物という「福留軒」で昼食。

福留軒 グルメ・レストラン

そのワンタンメン。おいしい！
喜多方ラーメンと似た感じのあっさりスープでした。でも奥行きのある味わいのおいしいラーメンでした。

うちの子はワンタンのない中華そばを。一杯完食していました。

さて、米沢市内のスポットを巡っていきます。
まずは、江戸時代には上杉家の家臣となり、無遠慮で傍若無人な面もありながら、和歌を好むなど文化人でもあったといわれた前田慶次の供養塔がある「堂森善光寺」へ。
お寺そのものは、それよりもっと前の時代、1,200年前の平安時代初期に開基されたとのことで、相当に古いですね。

堂森善光寺 寺・神社・教会

仁王門にある仁王像は江戸時代中期のものだそう。それでもかなり古いですね。

阿弥陀堂。江戸時代に再建されたものだそうですが、素人でもかなり古いのが分かります。

前田慶次の供養堂はこちら。

続いて、上杉家関係のものが保存されている「宮坂考古館」へ。

宮坂考古館 美術館・博物館

第二展示場まであります。内部は撮影NGだったのが大変残念でしたが、上杉謙信の当時の甲冑などもあり、すごく見ごたえのあるものでした。刀の鍔なども、アニメにも出てくるものだからか、うちの息子も喜んでいました。
歴史好きにもたまらない博物館ではないでしょうか。

さて、米沢観光のメインとも言えそうな、「米沢城址」へ。
その拠点となる「上杉城址苑」に駐車します。
「米沢城址」の公園には、上杉神社、上杉伯爵邸、上杉謙信公之像、上杉博物館などのスポットが集まっています。
時間の関係上、そのうちの上杉博物館以外のスポットを訪問します。

上杉城史苑 グルメ・レストラン

駐車場から歩いて行くと、早速「上杉鷹山公之像」が。この方、私は予備知識なく知らなかったのですが、この後この方の像をいくつか見ました。旧米沢藩にとってすごく重要人物だそう。
米沢藩の9代藩主で、没落寸前だったこの地域の産業を興し、米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られているそう。

上杉鷹山公之像 名所・史跡

公園内は気持ちの良い散歩ができます。紅葉が、木の種類によってはこの時期すでに始まっていました。

松岬神社 寺・神社・教会

この米沢は、伊達政宗の生誕の地でもあるようです。
上杉氏が関ヶ原の戦いで敗れてこの地に来る以前、この地域は伊達家の本拠地だった時期があるのですね。
戦国時代の歴史にそれほど詳しくない私としては、勉強になりました！

上杉神社へ。

上杉神社 寺・神社・教会

趣のある神社でした。

どんどん進み、上杉伯爵邸へ。
上杉氏13代・最後の米沢藩主である上杉茂憲が明治以後に”伯爵”となり、その住居として、明治後期に建築されたものだそう。

上杉伯爵邸 グルメ・レストラン

これがその邸ですが、火事で焼失したものが、大正時代後期に再建されたものだそうです。立派です！
現在は、レストランとして活用されています。

めちゃめちゃ立派な松もあります。

米沢城址のお堀も立派。

昼食が米沢ラーメンでしたので、米沢のもうひとつのグルメ”米沢牛”関係のものも食べよう！という感じで、米沢牛コロッケをいただきます。上杉城史苑の駐車場にあった屋台のようなお店で。

おいしい

米沢城址エリアを後にし、車で数分のところにある、「上杉家廟所」へ。

上杉家廟所 名所・史跡

上杉謙信の軍旗が存在感があります。
自らも僧侶で、毘沙門天を信仰した上杉謙信。その「毘」の文字。
もうひとつは、「龍」の字を崩したものだそう。「龍」は、不動明王が持つ剣に巻きついているので、仏の敵を倒すシンボルになっているということのようです。

上杉家歴代のお墓が並んでいます。
圧巻。見ごたえがあります。

お経を唱える地元の方もいました。生きた信仰の地なのでしょうか。
周囲は米沢市内の住宅街なのですが、ここだけ杉に囲まれた静謐な雰囲気でした。
総じて見ごたえあるすばらしいスポットでした。

博物館には上杉家の系譜などが説明されています。

近くには、上杉家の菩提寺であった「法音寺」もあります。
外から写真だけ。

法音寺 寺・神社・教会

米沢への半日ほどの訪問最後は、「旧米沢高等工業学校本館」を、外から撮影します。館内の見学は予約が必要とのこと。

旧米沢高等工業学校本館 名所・史跡

明治期の建築だそうです。

この後は、本日の宿泊地・裏磐梯まで1時間半ほどのドライブを開始します。

途中、喜多方市をかすめますが、ちょうど通り道にある「旧熱塩駅・日中線記念館」を訪問します。喜多方市街の郊外にあります。
かつて、喜多方駅からこの熱塩駅まで約8kmの鉄道路線があったのが、昭和60年くらいに廃線になった跡で、駅と車両が保存されています。

日中線記念館 美術館・博物館

雪をどけるラッセル車と、、、

客車が保存されています。
こちらはレトロな車両で、『鬼滅の刃』が好きなうちの息子は「無限列車編だー！」と大興奮！『鬼滅の刃』の時代設定は大正時代だと思いますが、たしかに、ちょうど同じくらいの時代の車両ではないでしょうか！

昔の切符売り場も残っています。
思いのほか見ごたえあるスポットでした。

ついに、16時過ぎに本日の宿泊先である「裏磐梯 グランデコ 東急ホテル」に到着。

EN RESORT Grandeco Hotel 宿・ホテル

ロビーも広く快適。

金曜日で、どうやら宿泊客がそれほど多くなかったからか、通常の部屋を予約したつもりが、”ファミリースイート”にグレードアップしていただいたっぽい！！
本当なら10万円超えるような部屋に、その1/3くらいの金額で宿泊できました！ありえないおもてなしで言葉もありません！

スイートなんて滅多に泊まれないので、テンションが上がります！

夕食は、和懐石とフレンチコースが選べます。
うちの子が寿司が食べたいと言ったので、和懐石にします。

鉄板焼 落葉松 グルメ・レストラン

本当においしい和食でした！

息子も大満足。

この旅行記へのコメント （2）

• ふわっくまさん 2021/10/07 07:57:36

  ファミリースイート・・

  shushutanyさん、おはようございます。
  初めて掲示板に、お邪魔します(^_-)-☆
  
  今回裏磐梯グランデコ東急ホテルで、ファミリースイートのお部屋にアップグレードされたそうで・・
  息子さんはじめ皆さま、テンションが上がりますよね(^^♪
  広々としたスペースで、快適に過ごされたことと思います。
  
  ご当地グルメでは、福留軒の米沢ラーメンも美味しそうでした。
  以前駆け足で上杉神社を訪れたことはあるのですが、裏磐梯も見所満載で魅力的だと再認識した次第です。
  　　　　　　　　　　　　ふわっくま

  shushu tany さん からの返信 2021/10/07 20:18:59

  RE: ファミリースイート・・

  ふわっくまさん
  
  旅行記にお立ち寄りいただいてありがとうございます。
  
  今までにも閑散期に部屋をグレードアップしてくれた経験はありましたが、今回はスイートだったので、感動しました！
  今、翌日の裏磐梯エリアでの滞在分（トレッキングやゴンドラなど）の旅行記を作成しています。その日は天候にも恵まれ、絶景を堪能することができました。
  
  今、改めてふわっくまさんの旅行記を拝見していましたが、東尋坊や三方五湖、飛騨高山など、東海地方出身の私が小さいころに親に連れられて訪れたことのある地域も多くて、懐かしい！と思って読ませていただきました。
  
  フォローもさせていただきましたので、今後も楽しく拝見させていただければと思います。
  
  shushutany