2021/09/04 - 2021/09/05
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ぬいぬいさん
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ここ数年JALのどこかにマイルにはまっていて赤組ばかり使っていたら、何気に見た青組のマイルが9月末に大量失効になることが発覚。
さて、どこに行こうか・・・
そうだ、一度行ってみたかったウユニのような鏡面がみれる香川の父母ヶ浜とこんぴら詣、讃岐うどんを食ってアートの島直島に久しぶりに行こう。
そう思って高松を予約しました。
今年の夏の旅はことごとく雨に降られてしまい、今回は前日まで2日間晴れの予報が、前日になっていきなり2日雨の予報に変わってしまいました。
やっぱり雨男脱却できていないですね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
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今回はANAのマイルを使った旅。
ここ数年JALのどこかにマイルの旅を使っていたので第2ターミナルから搭乗するのは久しぶりです。羽田空港 エアポートラウンジ (第2旅客ターミナル3F ターミナルロビー) 空港ラウンジ
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高松空港に到着するとどんより曇り空。
予報は雨
レンタカーを使って最初に訪れたのは屋島
屋島ドライブウエイの途中に源平屋島古戦場の表示板を見つけ車を停めて見るとこんな光景が
どこが古戦場の跡なのかはよくわかりません -
左のほうを見ると瀬戸内海の海が見えます
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標高293mの屋島の山頂にある四国八十八ヶ所霊場、第84札所の屋島寺。
屋島寺 寺・神社・教会
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イチオシ
753年に鑑真和上により建立された古刹です。
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今から400年ほど前に建てられたこの朱塗りの本堂は国の重要文化財に指定されています。
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本堂の左手にある屋根に鴟尾ののったこちらの建物は宝物館
源平合戦の遺品や平安時代の薬師如来巫像なども展示されている有料施設です。
今回はスルー -
車で来たので裏の駐車場から入りましたが、歩いて参拝の場合はこちらの四天門が正式な入口になります。
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その手前にある仁王門
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仁王門から四天門、一番奥の朱塗りの本堂まで直線で入れるされているため、奥まで見通すことができます。
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屋島の山上に日本書紀にも記されている屋嶋城と呼ばれた古代山城があります。
今はわずかな範囲の石垣だけ復元されていますがもともとの城壁は山上を全長7kmに渡ってめぐらしていたそうです。屋嶋城跡 名所・史跡
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イチオシ
自然の地形の断崖絶壁を利用していて石垣を築いたのはわずかだったそうです。
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ここから高松の市街地を見渡すことができました。
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屋島ドライブウェイを下っていくとドライブウェイの入口のところに大きな石の鳥居があります。
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高松藩の初代藩主、松平頼重は水戸徳川家の血筋
もともとこの屋島神社に祀られていたのは東照大権現こと徳川家康。
今は頼重大神と呼ばれている初代藩主の松平頼重も合祀されています。 -
階段を上って奥にある神門に向かう途中振り返ると鳥居の先に1直線に伸びた道路の先の高松の街並みを見ることができます。
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讃岐東照宮と呼ばれた拝殿や本殿は昭和の火災で焼失してしまい、今残っているのはこの神門のみ
門にはしっかり徳川家の葵の御紋が入っていました。 -
次に向かった先は讃岐の国の一宮 田村神社
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讃岐平野の真ん中にある田村神社は、「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめ)」や「五十狭芹彦命(イセサリヒコ)」と共に、五柱の神様が祀られています。
田村神社 寺・神社・教会
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どちらもあまりなじみのない神様ですが、倭迹迹日百襲姫命は、女性を守る神、または水神として崇められる神様です
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田村神社のシンボルはこの龍神様
御祭神は龍の姿をしているといわれるため、境内にはたくさんの龍がいます。
この龍に願いごとを書いた小判を奉納すると、金運アップや商売繁盛の御利益があるといわれています。
龍の足元は小判だらけでした。 -
こんぴらさんに向かう途中、琴平街道を車で走っているときにこちらのお店を見つけ、讃岐うどんを食べました。
こだわり麺や 綾南店 グルメ・レストラン
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セルフスタイルのお店で注文したのはかけの小とイイダコとちくわの天ぷら
これで460円。
チェーン店のようであまり期待していなかったのですが、うどんも天ぷらも美味しかったです。 -
金刀比羅宮に向かう途中あった鞘橋
刀の鞘のような形をした屋根のある珍しい浮橋で、今の橋は明治の初めに再建されたもの。
一般の通行は禁止されていて、例大祭などの神事の際だけ使用されるそうです。鞘橋 名所・史跡
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車を停めてこんぴらさんの参道を散策します。
参道の入口にあった金陵の郷金陵の郷 美術館・博物館
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寛政元年創業の金陵という銘柄のお酒を造る、230年の歴史ある酒蔵です。
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無料で見学できるお酒の博物館になっています。
建物は金刀比羅宮の参道に面した旧倉庫を白壁の酒蔵にしたもの。 -
元貯蔵倉が歴史館になっていていて、江戸時代の酒造りの様子が再現され、酒造りの道具類なども展示されていました。
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中庭にある樹齢800年という大楠
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参道の石段近くにある虎屋
約400年前に創業した、老舗旅館の帳場を利用した趣のある外観のうどん屋さんです。虎屋 グルメ・レストラン
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この日は営業していませんでしたがトラの彫刻や、細工が施された建物は、古い建物大好きな私の琴線に触れるものがありました。
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この石の鳥居から先は長い石段が続きます。
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こんぴらさんに参りするには785段の長い階段を上っていきますが、下からのぼるとかなりしんどいです。
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下から365段目にある「大門」。
高松藩初代藩主・松平頼重侯により奉納された門です。
この門をくぐるといよいよ境内へ入ります。 -
大門の手前の右側にある鼓楼
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石段四百三十一段目の桜馬場西詰銅鳥居の左側に「御厩」があり月琴号という白馬の神馬がいます。
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大門をくぐると参道の左右に五人百姓と呼ばれている古くからこんぴら名物となっている加美代飴を売っている飴屋さんがあります。
五人百姓という呼び名は、御宮の神事における役目となります。先祖による御祭神の供奉を行っていた功労が称えられ、特別に境内での営業を許された5軒の称号なんだそうです。
パラソルに机と椅子だけの小さなお店
いつも不思議に思っていたのですが今回初めてわかりました。 -
この門の奥に見える建物は表書院
今から360年ほど前の萬治年間の建築で、金毘羅大権現に奉仕した別当金光院が、諸儀式や参拝に訪れた人々との応接の場として用いた客殿で。
ここには丸山応挙の障壁画があって公開されています。 -
神仏分離以前の象頭山松尾寺金光院だった頃の金堂だった建物で、知らない人は御本宮と間違える人がいるほどひときわ存在感のある壮大な建物です。
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御本宮に参拝するための最後の階段がこちら
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785段目の階段を上り終えようやくたどり着いた御本宮
早速参拝します。
先程の旭社のほうが見た目立派でしたね。 -
右手には眺望の開けた展望台があります。
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海上安全祈願の絵馬の並ぶ絵馬堂には海洋冒険家の堀江健一氏が奉納したソーラーボートがありました。
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下から登ってちょうど500段目に資生堂パーラーが運営するカフェレストラン神椿があります。
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実はこちらのお店の裏手には表からの参道とは全く別の進入道路があり、この店を利用すれば階段を汗びっしょりになりながら登らなくても一気に500段目まで車で登ることのできる裏技なんです。
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イチオシ
目の前に金毘羅の森の自然が広がるオープンエラス席で食べる、和風の神椿パフェ美味しかったです。
神椿 グルメ・レストラン
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旧金毘羅大芝居金丸座が見たくて横道にそれて見に行ったのですが、来年の3月まで耐震工事を実施中で閉鎖されていて見ることができませんでした。
その手前に、あるのがこの琴平町公会堂で昭和7年に建てられた木造日本建築の公会堂で国の登録有形文化財に指定されている見応えある建物でした。
こちらは非公開で外から見ることしかできませんが、現在も現役で催しや集会などに使用されているそうです。琴平町公会堂 名所・史跡
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琴電の琴平駅
ちょっと見は古そうな建物ですが、建て替えられた2代目の駅舎のようです。琴電琴平駅 駅
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JRと琴電の琴平駅の間に高さ27メートルもある国の重要有形民俗文化財に指定されている日本一高い灯籠があります。
江戸時代の終わりの今から160年ほど前に建てられたもので当時は瀬戸内海を航行する船からこんぴらさんを拝む目印となる灯台としての役割をしていたものだそうです。高燈籠 名所・史跡
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こちらは100年前に建てられた有形文化財に指定されているJR琴平駅
レトロな木造の駅舎のホームの表示は「こんぴらさんの駅」になっているそう。JR 琴平駅 駅
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こんぴらさんを参拝した後は、今回高松に来た目的のメインだった父母が浜へ。
実は出発の数日前に知ったのですがSNSで人気になりすぎてコロナ禍にあって人が集まらないための対策として駐車場を閉鎖していることがわかりました。 -
海岸に面した道路沿いには駐車場を閉鎖されてしまうと車を停める場所がなく、マジックアワーと呼ばれる美しい鏡面が見られる時間に行っても見られないかもしれない・・・
そんな心配があってとりあえず様子だけ見に来ました。 -
何とか浜から少し離れところに車を停めて海岸へ
この手前の潮だまりが鏡面になって四国のウユニと呼ばれている美しい光景が見れるようですが、そ無風状態できれいな夕陽などの諸条件が整わないと見ることができないようです。 -
今日は風はないもののどんよりした空、ちょっと難しそうですね。
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海岸の砂浜は風によって砂紋ができていました。
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そしてこのエリアでもうひとつ楽しみにしていたのがこちらの琴弾公園にある銭形砂絵と呼ばれる砂で造った巨大な寛永通宝。
有明浜の砂に描かれたこの砂絵の大きさは東西122m、南北が90m、周囲が345mもあります。銭形砂絵 名所・史跡
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実際には楕円形なのですが公園内の展望台から見下ろすとちゃんと丸く見えます。
この砂絵の始まりは寛永年間に藩主の生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたと言い伝えがあります。 -
イチオシ
砂絵なのでその時造られたものではなく、毎年春と秋に市民のボランティアが形を整えているそうです。
この砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しないといわれているそうですよ。
夕方見ましたが海の向こうに島も見えて感動の絶景でした。 -
琴弾公園には源平合戦の際に源義経が勝利祈願に訪れたということ琴弾八幡宮がありましたが鳥居の先にある400段近くある階段を上らないと参拝できないようなのでスルー。
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代わりに参拝したのが神社の裏手にある観音寺
ここには四国八十八ヶ所霊場第六十八番札所神恵院と、第六十九番札所観音寺の2つの札所があります。観音寺 寺・神社・教会
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仁王門にはなかなか立派な金剛力士像がいました。
向かって左側は口を閉じた吽形 -
右側は阿行
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なんで2つの札所があるのか不思議でしたがその理由は、神仏分離の前の江戸時代まで隣にあった琴弾八幡宮とこちらの観音寺がそれぞれ札所だったそうです。
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分離後に神社の札所が観音寺の境内にあった神恵院に移動して68番札所と69番札所に分かれて同じ境内に2つの札所があるという、変則的な霊場になっているそうです。
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陸上自衛隊の善通寺の駐屯地には明治から大正時代に建てられた赤レンガの倉庫が保存されています。
基地の中の建物なので外から眺めるだけですが100年以上経過した今も現役で使われているようです。旧陸軍第11師団関連施設 名所・史跡
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この日最後に訪れたのが善通寺
夕方だったのですでに閉まっていましたが、駐車場に車を停めて広大な境内を散策しました。総本山善通寺 寺・神社・教会
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東院の伽藍は、唐より帰朝した弘法大師空海が、今から1200年以上前の大同年間に建立したもの。
最初に目についたのがこちらの五重塔
高さが約43メートルの五重塔は、国内の木造塔として3番目の高さ。
現在の五重塔は4代目で明治35年に再建されたもの。 -
イチオシ
こちらは本堂である金堂。
弘法大師が密教を学んだ、唐の長安・青龍寺の伽藍を模して建立されたと伝えられています。 -
この門の手前にあるのが誕生院と呼ばれる西院。
もともと、弘法大師が生まれた佐伯家の邸宅があった場所です。
また改めて参拝したいお寺ですね。 -
高松駅でレンタカーを返して今宵の宿さぬきの湯ドーミーインへ
駅からは歩いて20分足らずの、高松の町の繁華街の中にあるホテルです。さぬきの湯 ドーミーイン高松 宿・ホテル
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昨年弘前で初めてドーミーインに宿泊してからすっかりファンになって、今年の3月には札幌でも利用し今回で3回目になります。
ドーミーインは温泉付きのため、部屋にはシャワーーやバスタブはなくてコンパクトなつくりになっています。 -
でも、露天風呂やサウナも点いた本格的な天然温泉や大浴場があって快適に過ごせます。
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そしてうれしいのがどこい泊まってもあっさりスープの夜鳴きそばのサービスが有る事。
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街中の歓楽街にあるホテルでしたが、残念ながら香川県もまんぼうのエリア。飲食店の営業は8時まででアルコールの提供なしだったため、おとなしく部屋飲み
明日は直島に行こうと思っていたのですが、予定を変更して鬼ヶ島の女木島と男木島へ行く予定です。
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