2021年夏休み ~能登半島一周（輪島・總持寺・珠洲）~

2021/08/27 - 2021/08/29

2021/8/20~30で、ワーケーションを兼ねた休みを取りました。
8/19の仕事後から自家用車で移動を開始し、以下の旅程です。

8/20 知多半島（常滑、セントレア、半田）
8/21-22 彦根（ワーケーション兼）、三方五湖、敦賀、長浜
8/23 大垣、関が原
8/24 関が原、犬山
8/25-26 高山、下呂温泉
8/27 白川郷、五箇山
8/28-29 輪島、能登半島
8/30 帰宅移動（志賀高原、草津）

この旅行記は、最後３日、能登半島を１周して戻るまでです。能登半島の東側・珠洲あたりに行くと、マイナーな観光地だけあってなかなか見られない景色を楽しめました。

エリア 輪島(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

夏休みの最後。

輪島での宿泊は、以前宿泊したことのある安定のルートイン。
大浴場は温泉です。

ホテルルートイン輪島 宿・ホテル

そのホテルの看板で見つけたのが、御陣乗太鼓。

ごじんじょだいこ　と読みます。

能登の地に侵攻してきた上杉謙信の軍勢に対し、村人たちが長老の教えに従って樹の皮で仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らして上杉勢に夜襲をかけたところ、上杉勢が驚いて退散したことが始まりだそうです。

その御陣乗太鼓の実演を、夜に和島キリコ会館でやっていたので、見に行きました。

輪島キリコ会館 美術館・博物館

キリコをバックになかなかのド迫力なので、パフォーマンスをしている日にはぜひ見に行ってくださいね。

御陣乗太鼓を見た後、少しだけ周囲をぶらつきました。

無料の足湯がありました。

足湯 湯楽里 温泉

４０度のお湯がかけ流しで提供されています。
無料なのにこの広さと施設！

翌日は、朝から門前地区に向かってみました。

この風格ある建物は、門前高校です。

混雑する前に少し早いお昼を食べました。

選んだのは「はしもとや」さん。
門前で唯一、能登丼を出しているのがその理由。

はしもとや グルメ・レストラン

こちらの能登丼は、珠洲の天然塩で味付けした能登豚の豚丼です。

塩麴でさっぱり美味しい豚丼でした。

強いて文句を言うなら、席は離れてたんですが、コロナ下なのにギャーギャー酒飲んで五月蠅い地元のオッチャンがいたことですかねー。

こんな時期、マナーは守って食事しましょう。

輪島市櫛比の庄 禅の里交流館。

櫛比の庄 禅の里交流館 名所・史跡

門前町形成のもととなった總持寺祖院の歴史や修行の様子を展示しています。

總持寺の、文字通り門前町。

全体的に家が新しいんですよね。
２００７年の地震で一番大きな被害を受けた地域で、実に旧門前町の３割の建物が全半壊したそうです。

總持寺のすぐ脇の芳春院。

前田利家の妻であるまつが建てたと言われ、まつの菩提所になっています。

さて、メインの總持寺です！

２０２０年に開創７００年のイベントもありました。
總持寺も能登の地震でかなりリニューアルされています。

大本山總持寺祖院 寺・神社・教会

總持寺の正式名称は「諸嶽山總持寺」というそうです。

能登半島地震の復興の際に書かれた「禅」の文字。

本殿の様子です。

広い境内ですが、順路に沿って歩けば全体を見られますので、無理に道をそれずに歩けば大丈夫ですよ。

また、写真撮影禁止のエリアもあったはずなので、案内には従ってください。

海沿いに出て道の駅赤神。

道の駅 赤神 道の駅

能登半島の西岸になります。

このエリアにも昔の漁港や商家、見所がありますが、時間の関係で戻りました。
とりあえず、海が見れるところまで行った感じです。

輪島塗会館。

テレ朝の博士ちゃんで輪島塗を見て輪島に行くことを決めたので、ここで自分のお財布で買える輪島塗のしゃもじを買いました。

2階は輪島塗の博物館的な施設になっています。（今回は一度見たので割愛）

輪島塗会館 美術館・博物館

輪島朝市内の、永井豪記念館。
行った時はコロナで休みだったのかな・・・

永井豪記念館 美術館・博物館

輪島市街地の重蔵神社。

重蔵神社 寺・神社・教会

足湯の湯楽里。

夜まで足湯が楽しめる施設でした。

足湯 湯楽里 温泉

夕食は少し早めに、道の駅輪島に行きました。

道の駅 輪島 道の駅

昔のＪＲ輪島駅の跡地に作られており、鉄道遺構も残されています。

輪島の隣の駅はシベリアなのかｗ

何故道の駅に食事をしに来たかというと、石川名物ゴーゴーカレーのためです。

ゴーゴーカレー 輪島店 グルメ・レストラン

輪島店限定のフグカツカレー。

海老フライはトッピングでつけました。

まだ明るい時間なので、輪島の名所の一つ、千枚田ポケットパークに行きました。

道の駅 千枚田ポケットパーク 道の駅

目が笑っていない黒いクマが何かしに来た模様です。

セクシー親子の棚田もここにあります。

そのセクシーさんをはじめ、有名人が持っている棚田が記載されています。

なお目立ちたがりの某元総理夫人の田んぼもあったのですが、消されていました。
千枚田にも名誉がありますからね！

千枚田の景色です。

白米千枚田 自然・景勝地

翌朝。

輪島の朝市に行ってみました。

以前来た時は活気があったのですが、コロナ下で朝の元気も自粛気味。
声掛けられないので楽に歩けたのは良かったんですけどね。

輪島朝市 名所・史跡

朝市を抜けると、川沿いに輪島ドラマ記念館があります。

輪島ドラマ記念館 グルメ・レストラン

土屋太鳳さんが出ていた朝の連ドラ「まれ」の舞台がこの輪島。

まれのキリコも、キリコ会館に展示されていますね。

まれのセットも、輪島ドラマ記念館に残されていますよ。

こちらも実際にドラマで使われたお店の内部のセットの一部です。

ホテルをチェックアウトし、この日は能登半島を時計回りに一周するプランです。

輪島を出ると、最初に目にする観光地は千枚田。
そこに道の駅があります。

道の駅 千枚田ポケットパーク 道の駅

あごだしのお蕎麦が美味しそうだったので、食べちゃいました。

前日も見たのですが、もう一度千枚田を目に焼き付けて次へ。

白米千枚田 自然・景勝地

ここからは能登半島の北岸を走ります。

窓岩。
この写真だと分かりにくいのですが、板状の岩の真ん中に直径２ｍほどの穴が開き、窓の様に見えることから名づけられています。

ポケットパークが道路沿いにあるため、観光も容易です。

窓岩 自然・景勝地

垂水の滝。

山から海に直接落ちている３５ｍの滝。
滝の裏手をトンネルで抜けていますが、滝のあたりに駐車場があるので、ここも観光は容易です。

垂水の滝 自然・景勝地

帆立岩。

一見帆立のように見える岩は、引き潮によって岩が侵食されてできたものです。

道の駅 すず塩田村です。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

このあたりの景色は、千畳敷と言いますか、海に平らに削られた岩肌が見えていて美しいです。

ここでは、昔ながらの塩作りの展示がなされています。

揚げ浜式塩づくりの塩づくり体験もできます。

実際の塩づくりができる塩田です。

ここに海水を何度も撒いて乾燥させて、を繰り返し、塩の結晶が付いた砂に海水をかけて「かん水」を作り、それを煮詰めて塩を作る方法です。

椿展望台からの能登半島北側の眺望です。

椿展望台 自然・景勝地

道の駅　狼煙。

凄い名前の道の駅ですが（笑）、能登半島先端の禄剛埼灯台に向かうにはここを拠点にします。

灯台のすぐ下までクルマで行かれるのかと思ってたんですが、さにあらず。
歩いて登らないといけないそうです・・・とほ。

道の駅 狼煙 道の駅

灯台まで歩いていく間の景色は、なかなか絶景でした。
天気の良い日が、いいですね。

禄剛埼灯台でございます。

能登半島の先端にあり、朝日も夕日も見られる灯台。
道の駅の名前になっていた「狼煙」は、地元の人にこの灯台が「狼煙の灯台」と言われていることからだとか。

禄剛埼灯台 名所・史跡

能登半島の先端というイメージと裏腹に、岩山の上は穏やかな風景が連なります。

まぁ、観光地化して整備したのでしょうけど・・

禄剛崎 自然・景勝地

続いて、金剛崎に向かいました。

こちらはミラーのアートで、鏡に映る自分の姿が面白いです。

金剛崎 自然・景勝地

ここからは1500円の有料ゾーンに入って楽しみます。

空中展望台からは、温泉宿（ランプの宿）と能登の海が見渡せます。
怖い人は怖いと思うｗ

空中展望台 スカイバード 名所・史跡

街から離れていて海が綺麗なのと、岩の感じが素敵です。

青の洞窟。

この一帯が地球規模のサイクルで岬に集まる『大地の気流』と、南からの対馬暖流、北からのリマン寒流交わるパワースポットと言われているそうで、洞窟の中も、これでもかとばかりにライトアップされてます。

金剛崎 自然・景勝地

まぁ、セドナですらパワーを感じなかった僕には関係のない話ですが。

パワースポット関係なく綺麗なので、少し高いものの行く価値はあるかと思います。
やや作られた感がありますけどね。

道の駅 すずなり。

道の駅 すずなり 道の駅

旧珠洲駅跡にできた道の駅です。

電車が無くなっていくのは経営上仕方がないのでしょうけど、日本は高齢化社会に向けてそもそも交通政策を間違えていると思いますね。

間違えているというより「民間任せでグランドデザインがない」が正しいのかな。

この旅最後の「能登丼」を食べるため、あらかじめ調べておいた「レストラン浜中」さんに行きました。

レストラン浜中 グルメ・レストラン

能登牛ローストビーフ丼、絶品でした。

オリジナルでは、丼の上に半熟卵が乗っていますが、嫌いなので外してもらいました。

一度見てみたかった（機会があれば次に使いたい）能登空港にも行きました。

空港の一部を道の駅にしてるのは斬新ですね。

道の駅 のと里山空港 道の駅

ここからは、この日の宿泊地である新潟県妙高市（旧新井市）まで一気に戻ります。

道の駅 カモンパーク新湊。
白エビの手軽な料理が結構ありますよ。白エビ狙うならぜひ。

道の駅 カモンパーク新湊 道の駅

有磯海サービスエリア。何故か由美様の聖地になっていました。

万葉の時代から有磯とよばれる「ロマンの海」。
夕日が沈み辺りが暗くなってくると、展望台の眼下には魚津・滑川の市街地の夜景が広がり、ステキ

なんだそうです。へー。へー。へーーー。。
由美様必死です（笑）

有磯海サービスエリア （下り線） 道の駅

富山の生んだNBAプレーヤー、野村克也です、じゃなくて八村塁さんコーナーもありました。

富山市の生まれ、中学校まで富山市で過ごしています。

夕食を、糸魚川の蓮台寺パーキングエリアで食べました。

蓮台寺パーキングエリア 道の駅

パーキングエリアに併設されているのは、ホント久しぶりのラーメンとん太。

ラーメンとん太 蓮台寺ＰＡ下り店 グルメ・レストラン

とん太と言えば味噌ラーメンなんですよね。

美味しいです。食べたくなってきた。

旅行の最終日の宿泊は、道の駅新井のスーパーホテルです。

道の駅新井には、素晴らしく色々なレストランが揃っています。
近隣にこういうところがあったらいいなと思います。

スーパーホテル新井・新潟 宿・ホテル

最終日は、志賀高原を抜けて草津を見て帰ります。

オリンピックで大きく整備された国道２９２号沿いの道の駅・北信州やまのうち。

長野のリンゴジュースなどを買ったのと、この先山道なのでトイレ休憩。

道の駅 北信州やまのうち 道の駅

志賀高原に入ると、道路わきに美しい池が結構あります。

この写真は丸池です。

いきなり道路脇に間歇泉があったりもするので、いつ観光地が出てきてもいいように心の準備をして運転しましょう。

国道２９２の最高点・渋峠に近い、横手山ドライブインで休憩。

横手山ドライブイン 名所・史跡

トイレ休憩にも良いですし

志賀高原の景色もきれいに見下ろせる場所です。

国道２９２号の最高点・渋峠。

標高２１５２ｍです。
実は国道２９２号どころか、日本の国道の標高最高点。
宿泊していた新井からは、実に２０００ｍ登ってきたことに。

渋峠 日本国道最高地点 名所・史跡

渋峠のスキー場。

６月ぐらいまでは滑れますよ。

志賀高原 横手山 渋峠スキー場 スキー場

草津温泉に到着しました。

西の河原公園の駐車場に車を停めて、まずはランドマークの湯畑まで降りました。

硫黄の臭い（敢えて「臭い」と書きます）が超絶にダメな自分が草津温泉に来た理由は・・・

湯畑 自然・景勝地

おみやげどころ 草津 りらっくまの湯

草津に新しく誕生したお店に来るためでした。

おみやげどころ 草津 りらっくまの湯 お土産屋・直売所・特産品

いや、リラックマの中の人は女性じゃなくてオ●サンだから・・・

２０２１年６月開業のできたてですよ！

なお次は２０２２年３月に、道後と宮島をまとめて攻め落とすつもりです。
待ってろオ●サン！

お昼過ぎだったので、食事を食べる場所を探したところ、草津温泉スキー場の夏営業をしているところで何か食べられそうでした。

草津温泉スキー場 スキー場

分かりにくいけど油淋鶏です。草津関係ねーｗ

冬はスキーヤーで賑わうのでしょうが、夏の緑あふれる景色もいいですね。

道の駅 草津運動茶屋公園。

１時間だけ会社の会議に出なければならず。
テレカンに使えそうなカフェを探したのですが見当たらず・・・

夏の日差しが降り注ぐ車の中でパソコン開きました（汗）

道の駅 草津運動茶屋公園 道の駅

道の駅に併設（売店から見て国道の反対側）されているのは、ベルツ記念館。

ベルツ記念館 美術館・博物館

明治９年に来日し、長きにわたり日本の医学発展に尽力した「日本近代医学の父」。そして、草津温泉を「世界第一級の温泉保養地」と世界に紹介したベルツ氏の功績などを展示しています。

道の駅 八ッ場ふるさと館。

八ッ場ダムの建設に伴い誕生した道の駅。
ここで休憩し、お店で翌日のパンなどを買って、帰路に就きました。

道の駅 八ッ場ふるさと館 道の駅