2021/04/29 - 2021/05/03
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ミズ旅撮る人さん
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岐阜・愛知の県境付近に、SLを訪ねて行きました。
愛知県一宮市ではD51718を
愛知県西部の稲沢市ではD51823を
岐阜県岐阜市ではD51470を
岐阜県南部の大垣市では「こどもサイエンスプラザ」に大切に保管されているC11155を
それぞれ訪ねて来ました。
今回のSL探訪の旅も最後です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
愛知県一宮市の大平島公園です。
市民会館横にある大きめの公園で、敷地のほぼ真ん中に機関車がいます。 -
しかし、いわゆる「籠の鳥」状態で、
周囲をがっちり金網で囲われています。
こういう状態の機関車を見ると、テンションが落ちますね。 -
保存会が管理しているので、月に一回の清掃日には
中に入って見ることが出来るようです。
ただ、ここに書いてある日程は2021年3月までのもので、
既に5月なのに更新されていません。
今年はコロナの影響で公開していないのかな? -
緑色の金網の隙間から、覗いて行きます。
-
最近、注目しているシリンダーの数値を記したプレート。
この機関車にはプレートは無く、直書きで「100」とありました。
「10.0」だと思うんだけどな。
しかも片方だけ書いてあって、左側がありません。
次に塗装を直す時には、考慮して欲しいな。 -
ナンバープレートの下の「S」は何だろう?
-
足回りはべた塗ではないものの、薄く塗られているせいもあって、
個体番号はちょっと見づらい。 -
ダイナミックに刻まれた番号。もっとたくさん見える筈なんだけど・・・
-
昭和49年7月17日、旧国鉄尾張一宮駅から大平島公園に輸送
-
昭和18年7月、日立製作所笠戸工場で製作、同年7月11日に
広島機関区に配属。以後、亀山・奈良・紀伊田辺・長門機関区に配属。
山陽・東北・釜石・関西・紀勢・山陰の各線で貨物列車を牽引。
昭和49年4月25日廃車。走行距離1,957,104.4km。
最大速度85km/h。 -
運転室を遠望。コックが並んでいるのが見えます。
-
どう撮っても金網が入るので、せめてナンバープレートを隠さないように調整します。
-
いつも運転室から前方を見るショットが定番だけど、
これで我慢しておこう。 -
この状態の機関車では、関心が持てないなあ。
-
むしろ興味を引いたのはこちらの白い花がびっしり咲いた木の方。
-
しげしげと眺めていると、通りかかったおじさんが
「それはナンジャモンジャの木だよ。」と教えてくれました。
「ナンジャモンジャの木」という木は実在しません。
よくわからない木をそう呼ぶことが多いのです。
しかし、ここは愛知県一宮市。この周辺ではちょっと違います。
この写真の木は正式名称が「ヒトツバタゴ(一つ葉田子)」です。
この木は、「ナンジャモンジャ」と呼ばれる代表的な木で、
特に岐阜県土岐市には「東濃なんじゃもんじゃ街道」があるほど
この地域では有名な木です。
このヒトツバタゴという木は不思議な分布を持っており、
日本では対馬、岐阜県の東濃地方、愛知県の木曽川流域に
なぜか「点々と」分布しているのです。
5月にこのような白い花がびっしりと咲くので、
いいタイミングで見ることが出来ました。 -
次は、愛知県稲沢市の宮浦公園にある
もっと上手(うわて)の「籠の鳥」。
難攻不落の小屋の中に収納されています。 -
遠くから見ると、中の機関車の姿が伺い知れます。
-
しかし、右側面はこの状態。金網の壁の外側にもフェンスがあります。
-
後ろもこの通り。一部、金網が壊されています。
気持ちはわからないでもないけどね。
羽田空港の展望デッキのように、金網に撮影用の穴を開けておいて
くれたらよかったのに。 -
根性で調整して、なんとか尾灯とナンバープレートが撮れました。
-
角の隙間から覗き込みます。ようやく本体を直接見ることが出来ました。
車体はピカピカではないけれど、状態はいいようです。 -
これがベストショットなのが悲しい。
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左側面はもう絶望的。
-
それでも、正面の撮影に成功しました。
昭和18年2月、国鉄浜松工機部で製造された蒸気機関車の完成期の物。
同年3月稲沢機関区に配属されてから米原・金沢・富山機関区と転属、
再び稲沢第一機関区に戻り、主に貨物輸送で活躍。
昭和45年8月廃車。走行距離1,883,286.9km。
戦時中、東海道線新居町~弁天島間で機銃掃射を受け、
ボイラーを貫通しています。 -
名古屋城です。
2021年は、名古屋城のシンボルである金の鯱を天守から降ろして、
各地で展示しているため、この時は見られませんでした。 -
この球体を見れば、名古屋市民ならすぐにここがわかるのでしょうね。
名古屋市科学館です。球体の部分はプラネタリウムになっています。名古屋市科学館 美術館・博物館
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屋上にある80cm反射望遠鏡を直に見ることが出来ます。
-
名古屋市科学館の前には、市電が展示されています。
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そして、「2412」が隣にいる筈でした。
まさかの「B6型蒸気機関車は工場へお出かけ中」の看板。
2016年に持って行っているのに、
まだ修復が終わらないのだろうか???
1904年ハノーバー製。 -
岐阜県岐阜市の梅林公園です。
昭和23年4月5日に開設された公園で、
紅梅約600本、白梅約700本、52種類が植えられています。
当然ですが「梅の損傷・採取は禁止」です。岐阜梅林公園 公園・植物園
-
何故、梅林公園に機関車だったんでしょうね。
あら、またもや「籠の鳥」? -
いえいえ、ちゃんと開扉時間が設定されています。
「年中無休」が嬉しいなあ。 -
なんて、綺麗ですっきりしているんでしょう。
ここの所、「籠の鳥」ばかりだったので、余計にスッキリ見えます。 -
欲目ばかりでなく、本当に塗装も綺麗で美々しい偉丈夫です。
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シリンダーのプレートは無し。惜しいなあ。
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代わりに、デフレクターに鷲のマークがあります。
保存会のシンボルマークかな? -
おお!足回りに余計な塗装がない。これは嬉しい。
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個体番号がよく見られる部分ですが、
上の楔の部分にもナンバーが見られるのが珍しいです。 -
力強い足回り。D51らしいなあ。
今回巡った岐阜・愛知では、10輌訪ねたうちの6輌がD51でした。
大量の貨物輸送が盛んだったのでしょう。 -
あまり見ないナンバーです。ここは滅多に見られないなあ。
-
この目盛を指す部品が完品なのが珍しい。
-
これだけ状態がいいと、所属機関区のプレートも入れてあげたいね。
おや?タブレットを受け渡す装置が付いていません。
単線区間を走らなかったということかな? -
後進を表すライトがカンテラじゃないのね。
そういえば、前もそうだった。 -
こちら側には機関区が「厚」と表示されています。
山口県山陽小野田市にあった厚狭(あさは)機関区です。 -
個体番号フリークとしては、これだけあちこちあると、
もう嬉しいのなんのって。 -
先輪は「D51583」のものでした。
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後進灯に映る線路が伸びて行く。
かつては、果てしなく続いていたものだが。 -
では、運転室に乗り込みます。
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ここで見つけた宝物です。
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圧力計がすべて目盛も指針もガラスカバーも揃っています。
修復したのかな? -
水面計が中のガラス棒まであります。
-
先日、明智鉄道で運転したC12244では、
逆転棒の目盛が逆転棒の先にあって見にくかったのですが、
このD51では、運転士が座って目の前に見えるようになっています。
東京機器製作所の速度計も健在です。 -
さすがにここは手を付けかねている様子。
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蒸気機関車のアクセルは、手動式で巨大なレバーになっています。
-
お釜の上にあるコックに付されているネームプレート。
左から発電機・圧縮機・真ん中は不明・暖房・送風 -
給水ポンプ。左が上で、右が下。
プレートの前にコックか何かがあったのでしょうね。 -
お釜の右側に、通常見ないものが設置されています。
これで、汽笛が鳴らせるのかな? -
音の出る汽笛は本来の機関車の汽笛ではなく、
機関車を覆う屋根の鉄骨に括り付けられたこれのようですが。 -
敷地内にある小屋には「篠ヶ谷(ささがたに)駅」と書かれています。
梅林の奥に篠ヶ谷神社があるからでしょう。
これからも人々の憩いの駅でありますように。 -
晩成のピンクの藤が梅の後の主役を演じていました。
-
岐阜県大垣市の「こどもサイエンスプラザ」です。
大垣市スイトピアセンターや市立図書館と同じ敷地内にあるのですが、
なんと誰もいませんでした。こどもサイエンスプラザ 美術館・博物館
-
「こどもサイエンスプラザ」の入ってすぐのホールに
機関車が展示されています。
公園などに置かれていると「保存されている」ですが、
博物館では展示品の一部です。 -
「蒸気エンジンの動く仕組み」まで図解されています。
-
空気弁の両側に付いている「のぞき窓」には、「L1 C11155」「L2 C11155」と刻まれています。
下部には「10.0」と「9.5」のプレートが。
反対側は「10.5」と「11.0」です。 -
博物館なので蒸気機関車の説明も細かいです。
「C11型機関車は、昭和7年から昭和22年までの16年間にわたって大量に製造された機関車で、
全国的に「鉄路あるところC11の機影見ざるところなし」と
言われたほど、ローカル線の旅客、貨物輸送、
また構内の客車や貨車の入れ換え用など、
小型ながら汎用性に富んだ「鉄路の花」として
全国的に知られた機関車です。
ここに展示されているC11155は、
昭和15年8月22日に製造されたもので、主に米原~豊橋間、
大垣~武豊間などで活躍し、
昭和47年4月15日に旧国鉄垂水線で「さよなら運転」を最後に
引退した、市民に想い出の深い機関車です。
この機関車は、約32年間で、1,323,651.5km走りました。 -
今回の旅で、初めてのC11。
D51ばかりだったから、随分小っこい気がします。 -
「SL公開」4~10月の第1・3日曜日10~15時。
-
「昇降用踏段」「排障器」「ピストン棒」
こんな名称はなかなか見られません。 -
「ボイラー」「排煙板」「空気圧縮機」「油ポンプ」
-
「心向棒」「クロスヘッド」「クロスヘッド滑り棒」「ピストン棒」
「主連棒」 -
「R C5696」おや、C56からのもらい物なの。
普通、型式くらいは同じところからもらってくるのにね。
まるで、くたびれたジーンズみたいな風合いになっている部品です。 -
「汽笛」「蒸気ダメ」「砂ダメ」「ボイラー」
-
楔の部分にも個体番号が。
さっきもあったとはいえ、滅多に見られません。 -
ナンバープレートの横に「水タンク」。
C11は後ろに炭水車(テンダー)を連れていないタンク車なので、
水はボイラーの両脇と運転室の後ろに貯水されます。
石炭は運転室の後ろで、その下にも水を入れています。
炭水車が無いタンク車の場合、運転室から後ろが見やすいので、
前進も後進も自由に出来ます。
そのため、小回りが利きますが、長距離は走れません。 -
「動輪」
-
「〆切中」の運転室。
-
運転室には入れないけど、窓から中を見ることは出来ます。
いろいろカードがぶら下がっているけれど、
ビニール袋が反射してしまってほとんど読めません。 -
「主止メ弁」「蒸気室圧力計」「暖房圧力計」
D51だと5つある圧力計が、C11には3つしかありません。 -
「暖房止め管」
願わくば、もっと大きな文字で書いて欲しい。
どれもせっかく付いているのに見にくいです。 -
下は「自動制動弁」いわゆる「自動ブレーキ」。
上は機関車だけに効く単独ブレーキ。 -
お釜は「火室」。
-
石炭庫の部分にも「手ブレーキ」などのメモ書きが。
相変わらず字が小さくて他は読めません。 -
「携帯電話機」というのは、見たことがないかも。
盗られてしまうのか、そもそも滅多にないのか。
「携帯」と言っても、昔のトランシーバーのような代物でしょうね。
中身の実物を見て見たいなあ。 -
「ATS発電機」「ボイラー安全弁」
-
1994年の新聞記事。
このC11は、ここの南駐車場に置かれていたのを、
「こどもサイエンスプラザ」の開館に合わせて
500m移動して館内に収めたそうです。
C11はタンク車なので分解されず、
そのままの形で搬入されたんですね。 -
外からも見える機関車。
入場も無料なのに何故、係員を含めて誰一人いなかったのか。
月2回の公開日だけ見学者が集まるのか? -
今回の旅では蒸気機関車を訪ねるだけでなく、
「ヤマザキマザック工作機械博物館」
「名古屋市科学館」 -
「各務原航空宇宙科学博物館」
-
「トヨタ博物館」などを見学しました。
愛知県付近には興味深い施設がたくさんありますね。
名古屋駅近くの「ノリタケの森」にも行きたかったのですが、
2021年は約半分が工事で閉鎖されているので、行くのをやめました。
いつかまた今度は名古屋の街を楽しみに来たいです。
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