2021/04/29 - 2021/05/03
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ミズ旅撮る人さん
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岐阜・愛知の県境付近に、SLを訪ねて行きました。
岐阜県の最南端にある恵那市に、明知鉄道があります。
JR中央本線の恵那駅から南に、明智駅まで全長25.1kmの第3セクターです。
以前、大正村を訪ねて明智駅に来たことがありますが、
平成25年に蒸気機関車を入手して、27年に動態保存を始めたので、
そのうちに見学しに再訪したいと思っていました。
この度、岐阜・愛知のSLを訪ねる旅をすることにしたので、
明知鉄道のHPを見ると、「ミニSL運転体験」とあるではないですか!
年に数回しかありませんが、本物の蒸気機関車を実際に運転することが出来ます。
即座に電話で申し込んで、参加して来ました。
とは言え、さすがに自分では運転は出来ないので、
運転体験をしている運転室に同乗して、撮影して来ました。
この回の体験者は2名でした。なるべく顔がわからないようにしています。
運転体験ができる蒸気機関車は、C12244で、コンプレッサーが動力になります。
さすがに石炭をくべる機関車の運転は、いきなり素人にさせるのは危険なので、
コンプレッサーが動力と言うのは、体験させるにはちょうどいいですね。
いつも、ガチガチに固定されて置かれている機関車の運転室しか見ないし、
すべての部品が揃っていて、それを動かせるなんて感激です。
明知鉄道は、いろいろなイベント列車を運行しているアイデア満載の鉄道です。
明智駅には、いろいろな列車がいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
岐阜県恵那市明智町駅前町という住所にある明知鉄道の明智駅です。
昭和60年11月16日に国鉄明知線(昭和9年6月24日開業)を
引き継いだ第三セクターです。全長25.1km。
明知鉄道株式会社開業と同時に、「明知駅」を町名に合わせて
「明智駅」に駅名改正しました。
そのため、鉄道会社は「明知」で、駅名は「明智」という
ややこしいことになっています。明智駅 (恵那市) 駅
-
駅舎の横から線路を見て見ると、アケチ12が「セントラルグループ」のラッピング車両になっていました。
セントラル建設は明知鉄道の株主です。
2018年3月にアケチ102号の導入に伴って、アケチ12号は
廃車になり、アケチ6号と共に明智駅構内に留置されています。 -
これから運転体験をするC12244は、ここにいました。
-
C12244。
1940年日立製作所製。1973年廃車。最後の配属は中津川機関区。
新潟県内を走ることが多かったようですが、最後が中津川だった縁で、
明智小学校で保存されていました。
2013(平成25)年12月C12244を明智駅に移転。
2015(平成27)年8月 圧縮空気を動力に明智駅構内を走行、
動態保存開始。 -
C12244の後ろには、ヨ18080が連結されていました。
緩急車「ヨ」は、新しい形式になるたびに車体が短くなり、
最終型の8000では、窓が4つから2つになりました。
翌月に、「直江津D51パーク」でヨ6000に乗って、
D51に牽引された時に「ヨ」の勉強をしました。 -
明知鉄道では、2010(平成22)年から、
気動車体験運転を開始しました。
そして「SL運転体験」も始まったのです。
ご覧のように実施日は今年は9回です。
(各開催日の最少催行人員数は4名)
1日4回走行しますが、雨天は中止です。
参加料は5,000円。明智駅構内の約100mを1往復します。
本物のSLを実際に動かすことが出来て、この値段は安いでしょう。 -
また、運転するのではなく、牽引されている車掌車に乗車する
体験もあります。
2021年は4回行われ、1日に5回実施されます。500円。
このポスターの右側に小さく「運転室助士席に乗ろう」というのが
あります。
今回、私が利用したのはこれです。
各回 先着2名で、1,000円です。今回は私だけでした。 -
運転体験は、駅ではなく、少し離れた車庫に直接行きます。
スーパーバローのすぐ裏です。 -
受付を済ませると、運転士の制服に着替えます。
「機関士」の腕章もあります。
(助士席に乗るだけの人は着替えは不要です)
自分で用意する物は、汚れてもいい服装と手袋です。
(一応、手袋も用意はされていました) -
車庫なので、すぐ近くに気動車たちがいます。
体験者には、許可をもらって撮らせてもらっています。 -
アケチ102。
2017年から運用を開始した新潟トランシス製の
アケチ100形気動車です。 -
その隣には、アケチ10。
1998年から運用されているアケチ10形で、
10はイベント列車に対応するためロングシートになっています。
「・・・あめが下しる五月哉」「明智光秀」と、
なかなか勇ましいラッピングになっています。
2020年はNHKの大河ドラマで「明智光秀」が主人公だったので、
力を入れたのでしょう。 -
今日は「おばあちゃんのお弁当列車」になっています。
道の駅「おばあちゃん市(いち)・山岡」のお弁当を
車内で食べられるイベント列車です。
但し、4・5月限定の為、現在は運行していません。
4~9月に運行しているのは、「寒天列車」です。
恵那市山岡町は細寒天の生産量が日本一。
寒天を使った懐石料理を車内で食べられます。
運賃込みで5,500円ですが、今は4,500円に値下げ中。
9~11月は、「きのこ列車」が走ります。 -
10:30。いよいよ蒸気機関車の運転室に乗り込みます。
1回に4人までエントリー出来ます。
この日は2人だけでしたが、4人いたら時間的にキツそう。 -
うほほ・・・生きている計器類が勢揃い。
圧力計の針が現状の数字を指しています。
なでなでしたいのを我慢しつつ、
揉み手をしてしまうのは止められない・・・
真新しい水面計が付いています。(緑の枠にガラスを嵌めた計器)
その隣には「エンジンコンプレッサー燃料確認」と書いた札が
下がっていました。 -
最初は、本職の機関士のデモンストレーション。
-
優しい笑顔の機関士さん、よろしくお願いします。
この顔は、ポスターの方ですね。では、そのままご出演ください。 -
体験者が使うのは、
「バイパス弁コック」「加減弁ハンドル」「逆転機ハンドル」
「単独ブレーキ」「汽笛」の5つ。
まずは、それぞれの仕組みと用途の説明を受けます。
機関士が右手で握っているのが「加減弁ハンドル」で、
アクセルの働きをします。
手前に引けば引くほど蛇口のように口が開いて行って、
ボイラーの蒸気がシリンダーに入って行きます。
並んでいる圧力計の真ん中がボイラーの圧力計で、
左がシリンダーの圧力計です。
針が上がって行けば加速中であり、今回はシリンダーの圧力は2kg/cm2以内にするよう指示がありました。
シリンダーは、ボイラーから供給される蒸気でピストンを往復運動させ
ますが、この機関車はコンプレッサーによる圧縮空気で動かします。
その運動をクロスヘッドが伝えて主連棒を動かし、
動輪が回る仕組みになっています。 -
機関士が座っているので、機器の写真が撮れませんでした。
別の機関車の写真で代用します。これはD51946の写真ですが、
機関士のそばにある方の2つ並んだ圧力計です。
左の圧力計には、赤い針があります。これがブレーキを示しています。
停車している機関車はブレーキがきいた状態なので少し上がっています。
発車する時は緩めて、0になったのを確認して出発します。 -
ブレーキの圧力計の手前にブレーキのコックが2つあります。
上が「単独ブレーキ」で、下が「自動ブレーキ」です。
今回は上だけを使います。
左から「ゆるめ」「運転」「重なり」「常用」「非常停止」と
なっていて、細かい匙加減が必要になって来ます。
「重なり」は、今の状態を保つ場合に使います。
車のように、ブレーキをぐっと踏み込むような運用をせず、
制動を掛けたら、効き過ぎないようにレバーを戻すのが難しいです。 -
ずらっと並んだ火室の上の圧力計。
このD51946には、それぞれ何の圧力計なのか、
すべて表示されているので、大層わかりやすいです。
左から「ボイラー」「給水ポンプ」「暖房」「給炭シスル(?)」
「給炭機関」
残念なことに、一番左にある「シリンダー」の圧力計が写っていません。
C12には圧力計は3つしかありませんでした。 -
それらの圧力計の真下にあるのが「蒸気分配箱」です。
走行する以外の用途の機器に、必要な蒸気を一括して集めて
制御するものです。
「発電機」「圧縮機」「給炭機械」「給水ポンプ」「暖房」「送風」 -
こちらはC12163です。
手前の左右に手で掴む棒が突き出した機器が「逆転機」です。
車のギアに当たります。
これを右に回すと、その先についている大きなネジが回り、
ネジの上にある目盛が奥に向かって動いて行きます。
最奥端まで行き着くと「前進」です。そこで逆転機が動いてしまわない
ように、逆転機に付いている歯車にストッパーを咬ませておきます。
停車している時は、逆転機を左に回して、
目盛の中間に合わせておきます。
明知鉄道のC12244では、逆転機の歯車の中間の位置に
「M」と書いてありました。
車のニュートラルと似ていますが、「加減弁(アクセル)」を
動かしても、ギアが入っていないので機関車は動きません。
長く速度を出していられる時は、最奥端から少し手前に動かして来ます
(車のギアをローからセカンド・サードに移行するのと同じです)が、
体験では100mしか動かないので、
逆転機の位置は最奥端と真ん中と一番手前しか使いません。
後進する時は更に左に回して、回し切ったら目盛が手前まで来るので、
そこでストッパーを掛けます。
この機関車の逆転機には個体番号が刻まれています。 -
D51768の運転室です。
大きな逆転機の左下に赤いコックが3つあります。
上下に2つあるうちの上がバイパス弁です。
下はドレーン弁かな?シリンダーの中が冷えると蒸気が水になります。
その水を排出するための弁です。
この機関車では、逆転機の目盛が真上に縦に付いています。 -
機関士を交代して、いよいよ運転体験開始。
「前方よし」「後部よし」「圧力よし」「発車」ボー!
目盛が最奥端に着くまで逆転機を回して、ストッパーを掛けます。
ブレーキを緩めると赤い針が0になり(サイドブレーキを外した状態)、
さあ、出発です。
加減弁ハンドルを掴んで手前に引きます。
加減弁ハンドルは、車のアクセルと同じです。
機関車の名称に慣れていない体験者のために、機関士は、
加減弁ハンドルを「アクセル」と呼んでいました。
手で引っ張るアクセル・・・思いも寄らない構造です。
でも、これならアクセルとブレーキの踏み間違いは
起こらないですね。 -
この時、「バイパス弁ハンドル」の操作をします。
体験者の左手が握っているのが「バイパス弁ハンドル」です。
蒸気機関は、ボイラーの圧力(蒸気)をシリンダーに入れています。
ある程度速度が出て来たら、送らなくても惰性で走るようになります。
アクセルを緩める頃には、ボイラーの圧力が抜けて行くので
バイパス弁を開けます。
この状態が「惰行」です。
シリンダーの中の蒸気を遮断してしまうと、ピストンは動いているので、シリンダーの中は真空になってしまいます。
弁を開けてやると、抵抗なく走ることが出来ます。
逆に、アクセルを引いて蒸気を送っているのに、
バイパス弁を開けてしまうと、蒸気が漏れてしまい、
「もったいない」ことになります。
(機関士の説明を転記していますが、聞き間違いがあるかもしれません) -
ここで、機関助士が更に説明を加えるために声を掛けました。
バイパス弁の操作のタイミングが合っていないため、
一旦触らないで動かすように指示されました。
加速しようとして圧力を送っているのに、
バイパス弁を開けるのが早過ぎて、速度が出ていませんでした。
バイパス弁と加減弁ハンドルは、交互に動かす関係にあります。
アクセルを引いて前進する時は、バイパス弁は閉めておき、
動き出してアクセルを緩めたら(加減弁ハンドルを戻す)、
バイパス弁は開けます。 -
機関車の速度は、窓の外を見ると見当がつくと言っていたけれど、
とても外を見る余裕はないですね。
速度が落ちて来たら、バイパス弁を閉めてアクセルを引きます。
目標地点に停車したので、逆転機を回して目盛を中間にし、
ストッパーを掛けます。 -
体験は、1往復なので、あと片道だけです。
念入りに指導を受けます。
機関助士と紹介されたけれど、
この人は元々SLの経験があるんじゃないかな。
体験者が混乱しているので、助け船を出してくれました。 -
窓から前を見て見ると、駅舎から最初にこの機関車を見た時の
位置にいました。
右側が明知鉄道の本線です。 -
「前方よし」「後部よし」「圧力よし」「発車」ボー!
逆転機を今度は左に回して後進の位置にセットします。
これをしておかないと、加減弁ハンドルを引いても
機関車は動き出しません。
これを利用して、機関車は転車台に乗った時には、
逆転機の目盛を真ん中にしています。 -
逆転機の目盛が真ん中の位置にある別の機関車。
3本ある棒のうち一番上が心向棒(ラジアス・ロッド)で、
心向棒が加減リンク(心向棒と垂直に交差している少し湾曲した部品)の中心より上にあると後進、下なら前進の位置にあります。
停車中は真ん中。 -
シリンダーの外側には、「空気弁」があり、
その両側に「覗き窓」があります。
外からシリンダーの内部を確認するためにあります。
この美しいSLは、C11155です。 -
窓の外に巨大な信号機があります。
どんなに巨大でも、これを見て運転するには、
まだまだ余裕がありません。
窓から後方を見ながら右手はブレーキに置いておきます。 -
機関車が走り出したら、アクセルを戻し、バイパス弁を開けます。
速度が足りなかったら、弁を閉めて再度アクセルを引きます。 -
無線から「あと25m」と声がします。車庫に戻って来ました。
しかし、ここからが難問。前進なら進む感覚がわかりますが、
後進なのでどの程度で走らせればいいのかわかりません。
「あと?m」が何度続いたことか。
最後は「あと50cm」でした。 -
ようやく最初に出発した位置に戻って来ました。
アクセルを戻してバイパス弁を開け、ブレーキを掛けます。
見ていて、一番わからなかったのがブレーキの加減でした。
出発する時は、掛けていたブレーキを外して0にするのはわかるのですが、その後の塩梅がどうもしっくり来なくて。消化不良の気がします。
なまじ車の運転が出来ない方が、すんなり理解できるのかな?
「SLの運転の仕方」(新潟市秋葉区のHPより抜粋)
自動ブレーキ弁のハンドルを「常用」の位置にすると、
ブレーキ管の空気が抜けてブレーキがかかります。
このままでは、どんどんブレーキが強くなっていくので、
必要なブレーキの強さになったら「重なり」の位置にします。
これでブレーキ力が一定となり、速度が落ちていきます。
速度が落ちてくると、そのままのブレーキ力では強すぎるので、
ブレーキハンドルを「運転」(ブレーキ管を増圧)か「ゆるめ」
(ブレーキ管を急速に増圧)の位置にしてブレーキ力を弱めます。
今度はどんどんブレーキが緩んでしまうので、
必要なだけ緩めたらまた「重なり」の位置にします。
この操作を繰り返して速度を制御します。
ブレーキハンドルを回した角度ではなく、ブレーキハンドルを回して
ブレーキ弁を開けた時間の長さによってブレーキが強まっていきます。 -
車庫の中には、これまでに明知鉄道で使用されたヘッドマークが
並んでいます。
「アケチ6」は、今朝、セントラルグループのラッピングをしていた
アケチ12の隣にいました。 -
以前、この明智駅に来た時は、ホームにヘッドマークがずらっと
並んでいて、びっくりしました。
「花白」は、明智駅から3つ目の「花白温泉」駅です。
「花白」から駅名変更しています。 -
明智駅周辺は大正村になっているので、「大正時代のチャーミング
レディ」たる「はいからさんが通る」なんですね。
原作に比べると随分可愛くなっているけど。 -
二人目の体験者の時は、後ろの車掌車「ヨ」に乗り込みます。
本来のヨ8000は、写真の左奥の一角がトイレになっているのですが、改修されたようです。
確かに、トイレ独特の窓ですね。床には枠だけが残っています。 -
ヨから見たC12244。
後ろの石炭を収納する場所に、コンプレッサーがあります。
運転室ではあまり気にならなかったコンプレッサーの音が
妙に大きく聞こえます。
この音がもう少し小さくなるといいのにね。 -
C12244は日立製作所製、ヨ18080は日本車輛製造製。
両者の違いが、がっちりと挟み合っている連結器のマークの違いに
出ています。 -
さっきの機関士が座っているのが見えます。
最初はデモンストレーション。 -
以前私が明智駅を訪れた頃、C12244は明智小学校にいたのですが、
学校の敷地内にあるSLは、道路からは見えるけど、
中に入って見るのは難しいので、見に行きませんでした。
まさか復活運転となるとは。 -
機関車は車庫を出ました。こちら側には、機関助士の姿が見えます。
車掌車にも後方支援の人がいて、無線で後方の様子を伝えています。
気動車などは、ワンマン運転が多いのに、
機関車は多くの人の力が欠かせません。 -
転轍機(てんてつき・ポイント)が切り替わると90度回る標識。
アナログな人間なので、こういう単純明快な物が好き。 -
さっき車庫の中にいた「明智光秀」が駅のホームに横付けしていました。
「おばあちゃんのお弁当列車」は、恵那駅を12:25に出発して、
明智駅に13:19に到着します。
この編成は、これから恵那駅に行ってお客さんを乗せて来るんですね。
1輌編成の時もあるようなので、今日は予約がいっぱいなのかな? -
今、出て来た車庫。
受付をして、すぐそのまま運転室に入ってしまったので、
ようやく周りを見回しています。 -
ホームには、「急行 大正ロマン号」が停まっていました。
明智駅11:29発で、全部で11あるうちの途中5駅(両端駅含まず)に停車します。
「明智光秀」編成を連れて恵那駅まで行き、
「おばあちゃんのお弁当列車」を連れて戻って来ます。
ラッピングになっている「バロー」は、
明智駅の隣にある大型スーパーで、本部は岐阜県多治見市にあり、
山梨から大阪までの中部地方に236店舗を展開しています。
沿線にも何店舗もあり、明知鉄道の株主でもあります。
ホームから、この機関車を撮影している人がいました。
普段は車庫に格納されているので、
体験のある日が貴重な撮影のできる日なのでしょう。 -
折り返し地点に着きました。
「前方よし」「後部よし」
機関士が窓から顔を出して安全確認をしています。 -
本職の機関士の運転なので、実にスムーズに、
いとも簡単に車庫に戻って行きます。 -
たくさんのヘッドマークに迎えられて車庫に到着です。
この後、もう一人の体験者が運転をして、またここに戻って来ました。
二人目に掛かった時間は随分短かった気がします。経験者なのかな?
車掌車にいたおじさん曰く
「上手くなるとすぐ終わっちゃって、つまんないよ。」
確かに、初めて実際に運転している所を見たので、
ものすごく長い充実した時間を過ごせました。 -
車掌車越しにC12244に最後の別れをします。
運転を見ている時は、チンプンカンプンで、理解できなかったけれど、
せっせと旅行記を書いてみて、少しはわかったかな?
自分でも運転したいと思うには、あと5回くらい見学しないと
無理そうだけど・・・ -
存分に楽しんで、満足して明智駅を後にしました。
貸与用の制服が並んでいる所には、
既に次の体験者たちが待っていました。
1回に4人までエントリー出来るそうなんですが、
2人で時間いっぱいでした。
経験者ばかりなら早いだろうけど、
未経験者が何人もいたら時間オーバーだろうなあ。
車庫から外に出ると、怪しかった曇り空から雨が降って来ました。
慌てて帰って来てしまったので、
とても大事なことを忘れてしまいました。
お世話になったC12244の正面からの写真を撮り損ねたのです。
おかげで、今回の表紙は斜め後方からのものになってしまいました。
この運転体験は、雨天中止です。
小雨なら決行でしょうが、数少ない実施日に雨が降らないことを
祈ります。
全国でも珍しい蒸気機関車の運転体験を見せていただいて、
ありがとうございました。
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