
2021/07/07 - 2021/07/10
315位(同エリア2279件中)
capiさん
私は大阪在住の独身中年女性。今回が3度目の北海道旅行です。これまでの2度の旅行は、友人と二人でさまざまな野生動物に出会える野山をめぐりました。夜はフクロウが鳴き、シカが目を光らせる場所にテントを張ってキャンプし(または簡素なログキャビンで眠り)、日中はトイレなどもちろんない山や湿原の奥深くを馬で探検したり、広すぎる北海道では運転に疲れながらも、鳥を見るために遠くまで車をとばしたりなどなど、ただひたすら野性味あふれる旅でした。思えば、北海道のタウンをゆっくり観て回ったことなど一度もありません。
そこで今回の一人旅では、自然はそこそこにして、街歩きを楽しめる有名な観光地、かつ車がなくても観光を楽しめるところに行こうと計画しました。そしてこの条件にピッタリだったのが小樽。嬉しいことに、7月は小樽産のウニがおいしくいただける時期でもありました。
旅のプランとしてよくある、札幌+小樽とかの組み合わせは考えず、張り付くようにして小樽市だけに滞在した私の旅の4日間の記録が、これから小樽を旅する皆さんの参考になれば幸いです。
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フォートラベルの旅行記に投稿するのは初めてです。ここの旅行記はどこかに旅するたびに参考にさせてもらっているので、よく知っているつもりですが、その多くは、旅立ちの飛行機(乗り物)の写真から始まりますよね。(中には空港のラウンジの様子から始まる高級なものもあります)。ということから、私もそれを見倣って、旅立ちの飛行機写真からスタートします。
7月7日(水)午前8:30伊丹発 ANA771便
出発地の大阪は雨でした。大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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たしか飛行機の写真もちゃんと撮ったはずだと探してみると、なんと首なし飛行機でした。ただ、このひとつ前の写真とつなぎ合わせる形で見ていただくと、それなりに飛行機の頭と胴体がつながりますので、そのようにご覧ください!
大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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上空は晴れてます。小樽の天気は曇りとのこと。旅行の2週間前くらいから小樽の天気予報のサイトを見続けてたんですが、日々予報が目まぐるしく変わり(晴天から大雨まで!)、ついに予報に頼ることをあきらめて、あとは運を天に任せることに。そして、まあなんとかなった感じです。
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機内サービスで、コーヒーをいただきました。
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定刻の10:20に新千歳空港に到着。ここから小樽まではJRに乗車。チャージさえしてればPiTaPaなどのICカードが利用できます。小樽までの運賃は1910円。10:30発のJR快速エアポートは小樽まで乗換なしの直行便なので、できればそれに乗りたかったけれど、広い空港のせいでわずかに間に合いませんでした。次の快速エアポートは札幌駅で函館本線小樽行きに乗換が必要です。乗換は面倒だけど、「函館本線」っていう響きがいいですね。旅情を掻き立てます。(小樽直行快速エアポートも同じ路線を走るのだとしても・・・)
なお、札幌から小樽までは、進行方向右の座席に座ると、海鳥たちが羽を休める海岸や美しい海の景色を楽しむことができます。車窓が汚れている場合、写真はきれいに撮れませんが・・・(大抵は汚れています) -
小樽駅到着。新千歳空港から小樽まで、乗換ありの場合、だいたい1時間45分くらいかかります(直行便なら1時間30分)。
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これが到着直後に撮った小樽駅の写真。駅の時計から、私の到着は12:15くらいだったようです(笑)。このあと、駅から数分のところにあるホテル(私が滞在するホテルの系列ホテル)に荷物を預け、海鮮丼ランチのために三角市場に向かいました。
滞在したホテル(および荷物をあずけたホテル)についてはまた後ほど。 -
小樽でのはじめての食事は、小樽駅近くにある三角市場の「滝波食堂」でいただきました!平日なのに行列でした。人気店ですね。他の食堂は待ち時間なく食べられるようだったので、ぼーっと待ってる間に、やっぱり他所で食べようかと気持ちが揺らぎましたが、「せっかくここまで待ったのだから」(あるある!)ということでそのまま待ち続け、40分ほどしてようやく席に案内されました。後日(旅の最終日)、私は三角市場の「味処たけだ」と「鮮魚食堂かわしま」にも行くことになるのですが、いずれも滝波食堂に全然負けてない良いお店でした。なので、次に三角市場で食事するとして、滝波食堂が行列になってたら、私ならさらっとあきらめて他所に行きますね。そして、この意見は参考にしてください。
北のどんぶり屋 滝波食堂 グルメ・レストラン
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席につくと、サービス品としてお店の方がもってきてくれたさきいか。ビールがほしくなる~。しかし、これから町を観光するので、アルコールはやめてコーラを注文。
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こちらもサービスでいただきました。焼きハラス。サービス品を悪く言うのも気が引けますが、パサパサであまり美味しくなかったです。
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楽しみにしていた海鮮丼です。ばふんウニ、ムラサキウニ、イクラの丼を注文しました。小樽産のウニではなく、利尻産のウニとのことでした。丼で食すウニとしては、ムラサキウニのほうが私は好きですが、今回もその感想は変わりませんでした。(バフンウニはご飯なしで、そのまま食べたいです)。
それにしてもすばらしいビジュアル!そして、美味しい!お値段は時価で、この日は4400円。ごはんは酢飯かふつうのごはんを選べます。酢飯が人気のようなので、よく考えずに私も酢飯にしましたが、これはちょっと後悔。普段お寿司をいただくときもシャリ小さめで握ってもらう私には、具に対して多めの酢飯(丼なので)は、あまり好みではなかったですね。あとくちもお寿司を食べた感じで、ならばこんなにごはんはいらなかった!と思いました。(と言いつつ、イクラの塩味で結構パクパク酢飯を食べましたけどね)。さらに、焼き魚には酢飯ではなく普通のごはんが合いますね。次回は普通のごはんで注文します!
この滝波食堂に関しては、イクラの味付けは滞在中食べた中で一番良かったし、ムラサキウニも美味しかったし、お店の方の接客もよいし、オペレーションもしっかりしているので、私は好きです。リピートありです。 -
丼には石狩汁がついてるんですが、グルメサイト「ヒトサラ」のクーポンでカニ汁に変更できます。カニの種類は日替わりとのことです。
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ランチを終えて、小樽観光を始めます。
ここは手宮線跡地。幌内鉄道は明治13年に開通し、北海道開拓のための開拓物資輸送、石炭をはじめセメントや小麦粉などを輸送し、北海道および日本の発展に貢献したとありました。その線路が今も残されています。旧手宮線跡 名所・史跡
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ずーっと遠くまでこの線路は続いてます。私は日銀通りから手宮線跡地に入り、線路脇を、時には線路の中を歩きながら、中央通りへと向かいました。静かで快適な散歩道です。
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手宮線跡地をのんびり歩き、中央通りに着いたら、今度は海に向かって進むと、はじめて見る小樽運河に出会います。
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小樽運河の遊歩道をのんびり歩きました。この日は曇り空でしたが、それでも写真映えする風景です。
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レトロな倉庫群が小樽運河最大の魅力だと思います。
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この後、小樽運河クルーズに参加する予定ですが、出発まで少し時間があるので、運河沿いの散歩を続けました。小樽硝子の食器のお店など、かつての倉庫を利用した素敵なお店が点在し、見ているだけでも心が潤います。とりわけ、このお店は素晴らしかったです。気に入った美しいグラスを旅の思い出に買って帰りたかったのですが、荒っぽい私のこと、移動中に割ってしまいそう・・・。車がなく歩きの旅なので、この後の予定を考えると、繊細な硝子製品を持ち歩くのがためらわれ、結局買わずに店を出ましたが、買えばよかった!と今後悔してます。
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こうしたたたずまいのお店が点在しています。
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そして小樽運河クルーズ!当初私はこのクルーズを予定から外していました。一人で乗るのはなんだか寂しい感じがして。
この翌日(旅の二日目)、私は青の洞窟クルーズのツアーに参加するんですが、こちらの方は一人でもいいんですよ。青の洞窟に入るという「ビッグイベント」に加え、愛鳥家の私にとっては海鳥たちを観察するという「確固たる目的」があるので。それに比べて運河をくるっと一周っていう「気軽な感じ」は、一人ぽつんと座ってる感が際立ちそうで、やめとこーと思ったわけです。
しかしある日のこと・・・この小樽運河クルーズのホームページを閲覧していると、『小樽ゆき物語クルーズ』という、小樽運河クルーズの全貌を案内した約40分ほどの動画を見つけました。それを鑑賞した私は、やっぱりこの運河を巡るボートの二人席に一人ぽつんと座ることを選んだのです。動画は、クルーズの始めから終わりまでをすべて撮影したもので、船長による小樽運河にまつわる様々な事柄や建物等の説明はもちろんのこと、ただ船のエンジンがポンポンポンポンと響くだけの、結構退屈な?長いシーンも余すことなく収められていました。せっかちな大阪商人なら、クルーズのハイライトだけをまとめて映像を加工し、うまいぐあいに編集して宣伝しそうなものですが、この小樽運河クルーズの案内動画には、そういった性急さや計算はどこにもなく、美しい誠実さと、この運河への愛だけがあらわされていたのです。これが私の心を強くとらえました。小樽運河クルーズ 乗り物
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しかし!!私はやはりこのクルーズに参加すべきではなかったのかもしれません。なんと私が乗船した回の乗船客は、コロナ禍のためか若い一組のカップルと私の3人だけ。私が乗船切符売り場に現れるまで、このカップルは貸し切りのクルーズになるのではないかと胸を躍らせていたはず。そこに現れたおばさんを見て、さぞショックを受けたことでしょう。私はまさか乗船客がこの3人になるとは思っていなくて(出発時間になったらここにやってくる予約の客がいるだろうと)、救命胴衣の着用についての説明が始まっても他に誰もやってこないことで、ほんとに気まずい思いをしました。このカップルにはお詫びしたいです。
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澁澤倉庫。次の一万円札の渋沢栄一さんゆかりの建物だそうです。
気まずい思いをしながらも、クルーズはしっかり楽しみました。クルーの方々の説明も興味深いものでしたし、なんといっても運河を船で行きながら、ゆったり風景を眺めるというのが思いのほかよかったです。一人でも大丈夫!! -
変わった形の倉庫です(石垣が邪魔して半分しか写ってないけど)。建築に高度な技術を要するそうです。
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仮面ライダー2号のときのショッカーのアジトだったそうな?
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運河クルーズ、気持ち良い!!やっぱり参加してよかったです。ナイトクルーズにも参加したかったけど、今回は予定が合わず、あきらめました。
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クルーズを終えて、街歩き。堺町通りを行きました。コロナの影響か、閉まっているお店も結構ありました。
小樽堺町通り商店街 市場・商店街
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ここがメルヘン交差点
堺町交差点 (メルヘン交差点) 名所・史跡
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堺町通りを少し外れて、かまぼこのお店、かま栄に寄り道。パンロールが有名だけど、これは空港とかでも買えるようなので、工場直売のここでしか買えないパンドーム(玉ねぎ、ベーコン、チーズ入りかまぼこ)を買うことに決めて注文すると、売り切れでした。
かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン
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パンドームがなかったので、おいしそうなひら天を買いました。(1枚194円)めちゃくちゃデカい!できたてアツアツのかまぼこはあまり日持ちしないためお土産には向きませんが、真空パック入りのものも売られているので、お土産用や家用の買い物もできます。
私はホテルでの夜食または朝食の一品のために買ったのですが、店を出てひら天の熱を感じながら歩いていると、アツアツのひら天は今食べたほうが絶対おいしいよね~と思い直し、道端でゴソゴソとカバンからひら天の入った袋を取り出しました。歩きながらひら天を食べるのもどうかと思いましたが、かま栄まで戻って食べるのもめんどくさいし、まあいいかと、ちょっとした道のくぼみみたいなところにはまり込み、通りに背を向けて、隠れるように一口、二口、三口・・・とむさぼりました。今思い出したら、あやしすぎる~笑。アツアツのひら天、おいしかったです。私にはちょっと甘すぎたけど。でもなぜか、何口か食べて満足して歩いていると、また一口、もう一口と食べたくなるような(というか食べましたが)、クセになる味です。
さつろぐジョニーのブログ(私が小樽旅行の参考にしたブログです)には、このひら天の食べ方について、著者の好みは「軽くあぶって醤油をかける」と書かれてありましたが、確かにそうかもしれません。すごく甘いので、炙ることによる香ばしさがそれを緩和し、醤油がその甘さにマッチして旨味が増すように思います。 -
ひら天を貪り食った後は、北一硝子館へ
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広い店内をあちこち見て回りました。
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建物内の通路はこんな感じで、かつて物品を運んでいたレールが今も残されています。
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北一ホールのカフェです。ここはもう最高に落ち着きます。ずーーーっといたくなりました。私が小樽に住んでたら、間違いなく毎日通いますね!
北一ホール グルメ・レストラン
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ランプの明かりが心を落ち着かせてくれます。ここではほんとにゆっくり時を過ごすことができました。一人旅の方に特におすすめです。ピアノの生演奏とかもあるみたいなので、興味のある方は演奏の時間を調べて訪れてください。
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ルタオ本店を見学。有名なケーキ、ドゥーブルフロマージュは、小樽では冷凍ではなく生で食べられるので是非に!と思ってましたが、この時はひら天でお腹いっぱいだったので、後日再訪することにしました。
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メルヘン交差点のオルゴール館をのぞいてみました。
小樽オルゴール堂 本館 専門店
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きれいなオルゴールがたくさんありました。やたらと騒がしい我が家の二羽の小鳥たち(ウロコインコ)に、美しい音色のオルゴールを毎日聞かせたら、少しはおとなしくなるかしら?とか思ったけれど、まあ、無理か!
堺町通りの散策を終えて、次は水天宮に向かいます。
旅行ガイドによると、鳥居をくぐり表参道を進むと、なんと水天宮の手前に教会があるというおもしろい立地。そして境内からは石狩湾が見下ろせるとのことで、その景色を楽しみにしてました! -
Google マップの案内にしたがって歩きましたが、事前にネットで調べてた道の様子とかなり異なります。なんかおかしいな?と思いつつ、こんな感じの住宅地の道を右に左に曲がり、たどり着いたのが……
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ぎょえーっ!草木ワサワサの階段!こうして写真に撮るとなぜかコンパクトにまとまり、あまりワサワサ感がないように見えますが、実際はすっごくワサワサ!そして何より嫌なのはヘビとか出そう。私は九州で生まれ育ったのでヘビには慣れてるけど、子供の頃、小さな毒蛇に狙われた経験から、ヘビがめちゃくちゃ怖いんです。
マップで見ると確かにこれをのぼり切ったところが水天宮だけど、鳥居とか教会とかどこにもないよ~
Googleマップに裏道を案内された?まあ、道中でうっすら気づいてたけど、まさかここまでの裏道とは!
正しい道に戻るか、ここをのぼり切るか、しばらく立ち止まって考え、この道を行くことに!(これ、街歩きとは言えないけど?)
いつももっと野生的なところをヘビを恐れずに平気でウロウロできるのは友だちや馬がいて、車もあるからなんだとこのときはじめて気づきました。一人じゃただの怖がりだったのね。でもやっぱりこのワサワサをのぼって行くことを選ぶあたり、そんなに怖がりではないのかも。 -
しばらくのぼって、振り返った風景!これ、マジで怖すぎる!ワサワサワサワサ…私はこの恐ろしい階段をのぼりながら、今何かが飛び出してくるとして、ヘビ、クマ、2人組強盗のどれかを選べるとすればどれにするか?という自分への問いかけの答えを必死に考えていました。答えなど出るわけないけど!
レトロな街並みが人気の小樽旅行の記事に、こんな写真載せるのは私しかいないと確信します。なんの参考にもならないし! -
さらに階段をあがったところで振り返ると、ワサワサも今やなつかしい思い出に!
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ながーくてこわーい階段をのぼり切って、水天宮の境内にいます。小樽港と石狩湾が見下ろせますね!
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小樽港と石狩湾!なかなかの景色です。とくにワサワサの後では。
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こちらが水天宮です。苦労してたどり着いたのでちゃんとお参りして帰ることにします。
お賽銭を投げ入れて、家族と友だちと職場の仲間と私の二羽の愛鳥と世界中の鳥たちの幸せを願い、手を合わせて祈りました。水天宮 寺・神社
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そして帰り道はもちろん表参道を通ります。旅行ガイドにあった「鳥居をくぐると教会がある」ってのは、このことですね!私は逆から見てるので、教会の向こうに鳥居があるって形になりますが!
この水天宮は私にとって忘れ難いインパクトです。さらっと観光するつもりが、ある種の冒険になったのですから!・・・
このあと、ホテルにチェックインして、ディナーに出掛けます。 -
ここが私が宿泊したホテル、fami THE GREEN OTARUです。
このホテルは従業員が常駐していないので、チェックイン、チェックアウトともATM風の機械で行います。チェックインの場合、名前、住所などを入力し、予約が確認できれば部屋のカードキーが出てきます。この操作、名前をカナ入力するまではよいけど、住所は結構操作がわかりにくかったりしてめんどくさいです。予約サイトには住所などを伝えているので、予約番号の入力とかにしてほしいですね。チェックアウトの方はカードキーを差し込むだけなので、ラクチンです。
従業員が常駐していないホテルのため、チェックイン前や後に荷物を預けることができませんが、系列の小樽グリーンホテルで預かってもらえます。私も小樽到着後すぐに駅近のこのホテルに荷物を預けて観光しました。そして夕方になって荷物を回収し、fami THE GREEN OTARUにチェックイン!(荷物を預けたホテルから徒歩6、7分の距離にあります)
観光地の小樽には、高級なリゾートホテルや温泉、リーズナブルなプチホテルなど様々な宿泊施設がありますが、今回は一人旅なので、宿にはこだわらず(実はいつもこだわってないけど)、清潔そうで、リーズナブルなこちらに決めました。シングルはなく、ツインに一人で泊まります。宿泊費は一部屋一泊5000円。(もし二人で泊まるなら、一泊一人2500円という安さ!)
さらに予約サイトの割引があって、3泊15000円の料金から900円引きになりました。fami THE GREEN OTARU 宿・ホテル
2名1室合計 10,000円~
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予約サイトでこの部屋を予約しましたが、実際には違う間取りの部屋でした。(違う間取りの部屋になったことに、特に不満はありませんけどね)
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ドアを開けて、とりあえず荷物を置いて。大阪は雨だったので、持ってきた傘もひっかけておきました。忘れて帰りそうだわ。いつも傘を、そしてあらゆるものを忘れるので。
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そして、入口のドアから部屋までの長ーい通路。たぶんこのホテルは電動自転車付きのプランとかあるので、その場合の自転車置き場になるのかも。それにしても私には無駄に広くて長い!
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部屋の入り口からみるとこんな感じ。予約した部屋とは全然違うけど、必要なものはすべてあるし、私はこれで十分です。写真奥に写ってるベッドを寝床にしました。部屋にはもうひとつベッドがあります。
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とりあえず、ロビーのカフェマシーンでコーヒーを一杯もらって(フリードリンクです)、部屋でいただきました。ここのコーヒー、美味しいです!(そしてコーヒーの写真なし!)。部屋にも湯沸かしポットと緑茶のスティックがありました。
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これがもう一つのベッド。
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こちらがシャワーです。右端にチラッと写ってるのがウォシュレット型トイレ。
このホテルの不思議なところは、エコノミーの部屋だと浴槽があって、スタンダードだとシャワーになること(逆じゃね?)。これにも私はなーんにも不満はありません。ホテルや旅館のお風呂にこだわる人は多いと思いますが、私はシャワーだけでもよいタイプです。温泉でなければ!ってこともありません。私の九州の実家のお風呂は温泉なので、生まれたときから、進学で大阪に住むようになるまで、毎日温泉に浸かってきたため、普通で考えるとすでに一生分温泉に入ってるのだし(変な理屈ですが!)、とくに旅行で温泉を求めることはないですね。
ここのシャワーもトイレも新しく清潔で、気持ちよく使えました! -
さて、ディナーに出かけます!!この夜は(そして次の日の夜も)お寿司のお店を予約済み。小樽といえばお寿司のイメージだし、私はお寿司が好きなんです。
小樽の寿司屋は水曜日がお休みのところが多く、この日はその水曜日。水曜日営業しているお店の中から、かつてミシュラン二つ星に輝いた高級店「握 群来膳」を選びましたが、すでに満席ということで予約できませんでした。そこであれこれグルメサイトを見てまわり、評判のよい魚真に行くことに決めました。魚真は群来膳とは対照的に、リーズナブルな町のお寿司屋さんという感じです。魚真 グルメ・レストラン
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うまーい!サッポロクラッシック!しあわせです。
小鉢はタコの梅肉しそあえ。味付けがよく、美味でした!
小樽に無事に到着し、美しい小樽運河をめぐり、歴史を感じる街歩きを楽しめたことに(途中、あやしいシーンもありましたが)一人でカンパイ! -
ひら天の影響か、あまり空腹ではなかった私は、本当なら12貫の小樽握り(2350円)をいただくつもりでしたが、10貫の特上握り(1950円)を注文しました。どっちもめっちゃリーズナブルです!
まず、大好きなアワビをパクり。コリコリして最高の美味しさです。アワビはときに少し硬すぎるものもありますが、ここのアワビはほどよい硬さに仕上げていて、風味もありおいしかったです。
ホタテ、カンパチ、まぐろ、サーモン、エビ、ウニ、いくらも、よかったですね。
小樽名物のシャコ。これはちょっと水っぽい感じでした。カニは風味がなく、パサパサな感じで、あまりおいしくなかったです。
とはいえ、これだけ新鮮なネタを使い、この値段はほんとにすばらしい!人気店であることに納得しました!お醤油もおいしいです(これ、結構大事なポイントですよね)。なお、シャリは大きめです。シャリを小さめにしてくださいと言い忘れたため、お腹いっぱいになりました! -
サービスで土瓶蒸しがついています!
魚真での夕食を終え、コンビニのセイコーマートで夕張メロンキャンディーを買ってホテルに戻りました。 -
ホテルに帰ってのんびり過ごしていると、愛鳥たちのことが気になりはじめ、無性に会いたくなりました。朝バイバイしてきたばかりなのに、寂しくて仕方ない。いとしくて泣けてきます。
しばらくすると、私の留守中の養育係から鳥たちの様子をしらせる写真が届きました。「飼い主がいなくても、まったく寂しそうな様子はないので全然大丈夫です!!」という余計なメッセージとともに・・・
小樽には全然関係ないけれど(ワタクシゴトではございますが)、これが小鳥たちです。左がペピート(男子)、右がローサ(女子)。ともあれ、元気そうでよかった! -
翌日(旅の二日目)は、午前中に青の洞窟クルーズに参加し、午後は小樽水族館で過ごす予定です。
大阪人の私は何でもお得なものが好き。クーポンや割引などを活用して旅行を楽しみます。青の洞窟もあれこれ探した末、最もお得なサイトで予約しました。
そして、さほど料金の高くない小樽水族館(1500円)のチケットについてもぬかりなく調べた結果、100円引きになる前売り券よりも、アシカやアザラシのエサ400円分のおまけがついているセブンチケットを選びました。100円の割引よりも、400円分のエサがついてるほうが俄然お得ですよね!
私はホテルの部屋で小樽水族館のチケットを財布から取り出して、並べ、じっくり眺めて、一番お得なチケットをゲットした自分自身に満足し、ゆっくりとうなずきました。まさかこのチケットが、私にとってはまったく割引にはならなくなることを(むしろ激しく割高になることを)、この時はまだ知らずに・・・
二日目に続く
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- マプトさん 2022/01/18 18:26:16
- 小樽
- 初めまして。北海道にようこそ。小樽旅、読みました。
空港から快速1本で行けるので、凄くアクセスがいいです。
小樽からかつて利礼航路が出ていたんで、利尻との結びつきもあるんです。だから、ウニも利尻産が入って来るんですよ。
また来道されてくださいね。
今日、オホーツクの枝幸に流氷が接岸したとニュースが届きました。
- capiさん からの返信 2022/01/18 21:01:47
- Re: 小樽
- マプトさん、初めまして。コメントありがとうございます。北海道の方からお声をかけていただけるなんて、ほんとに感激です!!
稚拙な旅行記しか書けない私ですが、この旅は、小樽の魅力を全身で感じたすばらしい体験でした。また今年も是非北海道を訪れたいと思っています。
小樽でなぜ利尻産のウニ?と不思議に思っていましたが、小樽と利尻にはつながりがあったのですね。小樽からの利礼航路が今ではもうないことが悔やまれます。利尻や礼文にも行きたいので、小樽発のそんなルートがあれば、私は絶対に利用したでしょうから。
コロナの影響で、旅行も自由にできない昨今ですが、マプトさんの旅行記で、たくさんの北海道の景色を拝見させていただきます!
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