
2021/05/31 - 2021/05/31
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Tagucyanさん
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用事があって川崎にでかけました。せっかくの機会なので、そのあとお休みをとって神奈川県内を巡っております。
神奈川県も結構広くて、箱根も神奈川。最後はそこにしようと思い、ついうっかり県境を飛び出して御殿場まで来てしまいました(笑)
そして御殿場から、バスと電車で箱根を縦断します。
強羅駅まではバスで、そこからは箱根登山電車。
その途中、宮ノ下駅で降りて目の前にある飲み屋さんのような定食屋さんのようなお店で夕食をとることにしました。
イメージとして、箱根の山は昼間は賑わっていても夕方になると急に静かになってしまうという感じです。このコロナ禍においてはなおさら。
そんな中、柄にもなくとても静かに食事をとりました。
そして、最後は小田急ロマンスカーで締め。
そういえば、ロマンスカーに乗るのもとても久しぶりなのでした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【その4】からのつづき
箱根を裏側から回ろうと思って、ついうっかり県境を飛び越えてやってきた御殿場。
今いるのはその御殿場の、プレミアムアウトレットのバスターミナル。
買い物とかそういう趣味がないのにやってきてしまいました(笑)御殿場プレミアム アウトレット アウトレット
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なぜここに来たかというと、御殿場方面から箱根に行く路線バスの多くが、ここを起点として走っているから。
かつては御殿場駅前からの系統しかなかったが、新宿から箱根に向かう高速バスとルートがかぶっていて本数が減ってしまい、入れ替わるように新設されたこちらからの本数が多くなった。 -
バスがやってきた。強羅駅経由で、小涌谷にある天悠という施設まで行く箱根登山バス。
ここから出ているバスは、系統としては箱根の山の中を巡る「観光施設巡りバス」を延長したような形で、バスもその仕様の車両が使われている。箱根登山バス 乗り物
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最近のノンステップバスは、一番前がこんな感じになっている。
まあ最近のコロナ対策で、ここに座席があっても、座れなくしている地域が多いけど。 -
箱根に向かう国道までの間は、東山旧岸邸や秩父宮記念公園など、旧跡が多い。
箱根ではないけど「観光施設巡りバス」ならではの区間。 -
箱根に向かう国道138号線の、新道ではなく旧道に入る。
このあたりは、昔からある路線のルートを踏襲している。 -
と言っても、道は途中から新道と合流。
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険しい上り坂。
そこを自転車でツーリングしている人がいた。おつかれさまです。 -
坂を登り切ったところが乙女峠。
乙女峠 (静岡県) 自然・景勝地
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峠にあるトンネル。
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看板が切れちゃったけど、トンネルを出ると箱根町。
神奈川県に戻ってきました(笑)乙女峠 (神奈川県) 自然・景勝地
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こんどは険しい下り坂。
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仙石原付近。
観光地ではあるけど、この周辺は普通に町になっている。 -
ここにあるのが仙石バス停。
桃源台方面から山を下って箱根湯本や小田原に向かう路線と合流する地点で、ここからバスの本数が増える。 -
さらに国道138号線を先に進む。
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箱根登山バスの営業所がある。
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その周辺も、普通の町。
位置的には、箱根の険しい山を登ってきた先にある地域(標高も結構高い)なのだが、こういう普通の町もいくつかある。 -
その町の外れで、突然右折。
次のバス停が、強羅駅。 -
地図で見ると、国道138号線と強羅駅はそんなに離れていない。
ところが、その間には激しい高低差があって、こんなすさまじい急坂を登っていく。 -
坂を登り切ったところに踏切があって、それを渡ったところにある強羅駅バス停。
ここで降りた。 -
上の写真から振り返ったところ。
奥の方に強羅駅の駅舎が見える。駅前は狭いので、バス停はここにある。 -
今渡った踏切。
電車がやってきたのでそれを見ていた。 -
奥の方に、強羅駅のホームが見える。
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久しぶりにやってきた、箱根登山鉄道の終点・強羅駅。
来るのはいつ以来かなあ。強羅駅 駅
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箱根登山鉄道は、スイスのレーティッシュ鉄道(氷河急行やベルニナ急行で有名)と姉妹鉄道となっていて、そのサン・モリッツ駅にはこれと同じ日本語の駅名標が掲げられているとか。
また、土木学会認定の土木遺産や、関東の駅百選の看板もある。
いろいろとすごい。 -
駅構内。真ん中にある切符売り場を挟んで、手前と奥に改札口がある。
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切符売り場の横には箱根登山鉄道開業時から走っているモハ1形の模型が展示されていた。
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切符売り場の手前にある1番線の改札口。
今の時間帯は使われていないようだ。 -
少し時間があったので、ケーブルカーを見に行った。
強羅駅からは電車とは直角にケーブルカーが出ていて、終点の早雲山駅からはロープウェイ、そして桃源台からは芦ノ湖の遊覧船と、箱根観光の定番のルートが続いている。箱根登山ケーブルカー 乗り物
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切符売り場のの奥にある改札口。
左がさっきのケーブルカーの改札口で、右が電車の2番線に入る改札口。
電車の方は交通系ICカードが使える。 -
ということで、2番線へ。
この駅は1番線と2番線が縦に並んでいて、それぞれのホームが行き来できない。 -
2番線の終点。ここが箱根登山線の終点。
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2番線から見た1番線方向。
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電車がやってきた。
箱根登山電車 乗り物
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折返し、箱根湯本行き。
かつては半分ぐらいの電車が小田原まで直通していたが、現在はすべて箱根湯本で折返し。 -
この路線にはいろんなタイプの車両が走っているが、この電車はクロスシート。
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車内に掲示の路線図。
小田原駅から、芦ノ湖の元箱根港まで掲載されている。
駅番号は小田急の新宿駅から元箱根港まで通しの番号になっている。 -
扉の上の電光表示。途中のスイッチバック部分も忠実に表現。
レイアウト上、出山信号場を出ると、きちんと左右が逆になります。 -
強羅駅を出発。
1番線の横を通り抜ける。 -
しばらく直線区間。
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彫刻の森駅。
そういう名前の屋外美術館が線路沿いにある。たしか中学校の遠足で来たことがある。彫刻の森駅 駅
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ここから、箱根の山の下りにかかる。
登りよりも下りの方が制限速度が厳しく、所要時間が長い。 -
鉄道路線にしては急な坂と急なカーブが連続。
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小涌谷駅。
小涌谷駅 駅
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国道1号線の踏切。
正月恒例の箱根駅伝のコース上にあり、当日は選手の通過に合わせてダイヤを調整していることで知られている。 -
2019年秋の台風で大規模な災害に遭った区間。
真新しい路床と鉄橋の上を通過する。 -
さらに急な坂を慎重に下っていくと、
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宮ノ下駅。
ここで、最後に残った最古参のモハ1形とすれ違い。
車両に興味ある方なら、予定を変更して乗り換えたかも(笑) -
この駅で途中下車。
宮ノ下駅 駅
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山の中の小駅。
近くを走る国道よりもかなり高い位置にあるので、基本的に静か。 -
反対側の下りホームとは、構内踏切でつながっている。
ちなみにこの駅のトイレは下りホーム上にある。 -
駅舎はこんな感じ。
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さて、時期的にまだ明るいけど、そろそろ夕食の時間。
本日の夕食は、駅の目の前に見えるこの建物。 -
「森メシ」という名前のお店。
居酒屋とも定食屋とも定義されているお店のようだ。森メシ グルメ・レストラン
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店内。けっこうオシャレな雰囲気。
私みたいなのが1人よりも、女子のグループとかに人気がありそう。
実際、先客は女子2人組と家族連れとカップルだった。 -
開いているのかどうか、もしくは貸切になっているかも、ということで、強羅駅から確認の電話をしていた。
なので、すでに窓際の席が用意されていた。 -
お品書き。これは1品もの料理編。
アルコールメニューもかなり充実していて、私以外の客はこれらを肴にアルコール類を嗜んでいた。夜はそういうお店なんでしょうね。
このほか、定食(セット)のメニューがある。
地元の魚屋、地元の豆腐屋、地元のかまぼこ屋など食材に凝っている。 -
宮ノ下駅自体、崖の上にあって、この建物も崖に沿って建っている。
はるか下を国道1号線が通っていて、木立の間からちょっと見えた。 -
しばらく待っていると・・・
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まず出てきたのが「お通し」。
私は飲めないんですけど(爆) -
箱根大平台「角山」の汲み湯葉の刺身。
飲めないくせに、酒のツマミみたいなのを注文してるし(笑)
で、またうまいんだこれが(^O^) -
そして「あじ彩丼」のセット。
メインはアジ、地魚、きゅうり、大根と柴漬けを和えたどんぶり。
このお店の創作メニューのようです。
箱根は山の中だけど、距離的に海からも近いので、こういうメニューができるんですよね。 -
周りはみんなアルコール類を飲んでいるけど、私は食後のコーヒーを注文。
私の席の横はこんな感じになっていて、 -
そこからおもむろにカップを取り出して、豆を挽くところから始めていた。
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食後のコーヒー。
ガラにもなく、上品な食事となった(笑) -
ごちそうさまでした♪
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お店と駅の位置関係。
ちなみにこの坂は「あじさい坂」という急坂で、降りていくと国道1号線に出る。 -
7~8歩くらいで駅。雨が降ってもなんとかなる距離。
宮ノ下駅 駅
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駅舎の中。
駅員がいるのは朝9時~夕方16時50分までで、それ以外は券売機も使えなくなる。 -
日も暮れてきて、いい感じになった駅。
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着いたときも静かだったけど、余計静かな雰囲気になった。
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電車がやってきた。続きの区間に乗ります。
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普段から、日が暮れてしまうとすいてしまうイメージの箱根登山線。
このご時世ではなおさら。 -
ここから、スイッチバックが連続する。
まずは1回目。上大平台信号場。上大平台信号所 名所・史跡
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大平台駅。
大平台駅 駅
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ここで2回目のスイッチバック。
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最後の3回目。出山信号場。
私の乗っていた車両が、一番後ろから一番前になる。出山信号所 名所・史跡
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塔ノ沢駅。
すっかり暗くなった。塔ノ沢駅 駅
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そして、この電車の終点の箱根湯本駅に到着。
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箱根湯本駅は、通常は1つのホームですべての乗り換えができるようになっている。
左端に今まで乗ってきた、折返しの強羅行き。
奥に見えるのが、小田原行きの各駅停車。
そして右が新宿行きのロマンスカー。箱根湯本駅 駅
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私は、こいつに乗ります♪
ロマンスカーなんて乗るの、いつ以来だろ。小田急ロマンスカー 乗り物
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ロマンスカーの30000形、通称EXE(エグゼ)。
これは、それを改良したEXEアルファという車両らしい。 -
さあ、乗りましょう。
本日箱根湯本発の最終となる、はこね42号。
特急券は、さっき藤沢駅で江ノ電からJRに乗り換える途中、ちゃっかり小田急の駅で購入済み。 -
私が乗る最後尾1号車の車内。
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私の席。
たしかに、座席の座り心地はかなり良い。さすが改良型。 -
まだホームの売店が開いていた。
小田原名物、鈴廣のかまぼこを思わず購入。
と来れば通常ビール? 私は飲めないので梅ジュースですが、なにか。 -
箱根登山線の続きの部分をゆっくり走って、約15分で小田原駅着。
ここで前4両増結して10両になる。
箱根登山線内は駅の有効長の関係上、20m車は6両編成までしか入線できない。
展望車付きの車両は1両が短いので、10両のままでも乗り入れられる。小田原駅 駅
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夜の上りのロマンスカー、相変わらずガラガラ。
静かにゆったり過ごす。 -
途中本厚木に停車し、そのあと町田に停車。
ここで降りる。 -
町田駅の小田急線西口改札口。
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この写真の背後が小田急線。JR横浜線の駅はこの写真のずっと奥。
いつも思うんだけど、同じ駅名とは思えないくらい離れている。
でもかつて「原町田」駅という駅名だった頃はもっと離れていて、しかも連絡通路もなくて、駅前商店街の中を10分くらい歩いたらしい。
原町田在住の元上司からの情報です(笑) -
小田急とJRの駅間をつなぐこの長い通路を歩くのも、これまた久しぶりですねえ。
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町田からは横浜線に乗ります。
ここから先は最近乗る機会が多い区間。 -
八王子駅に到着。ここからさらに中央線に乗って帰宅。
意外と広い神奈川県内を(一部飛び出しましたが)、十分堪能した1日でありました。
-おわり-
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