2021.7 ファーム富田（美瑛の丘経由）にラベンダー香る夏到来　中富良野町

2021/07/09 - 2021/07/09

2021年7月に入り、ネットの情報を見ながら今年も美瑛・富良野地区のラベンダーの見頃を伺っていましたが、7月9日、天気予報は「曇り」のはずでしたが予報がはずれ、晴れてきたので、急遽、途中の美瑛の「ぜるぶの丘」と丘の畑を巡りながらファーム富田まで出かけてきました。予想通り、倖いの畑の濃紫早咲ラベンダーは満開、見頃でマスク越しにも香りが漂ってきました。この後は彩りの畑の花の絨毯が見頃になるまでずっと花畑と天候の情報の睨めっこが続きそうです。

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ショッピング: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

今回訪れたのは
《7月9日》
①マイルドセブンの丘（美瑛町）
②～丘の畑～（美瑛町）
③ぜるぶの丘（美瑛町）
④ファーム富田（中富良野町）
⑤メロンハウス（中富良野町）

以上のスポットになります。最後までお付き合いいただければ幸いです。

このあたりの冬の様子を以前にアップしたことがあります。夏の時季ということで1週間前ほど前に訪れたのですが、ここは牧草地だったようで何と刈り取ったすぐのようでした。地面の茶色が寂しかったので、撮影はせずに今回のリベンジとなりました。

マイルドセブンの丘 自然・景勝地

やっと少し牧草が生えてきて私の中でぎりぎり撮影解禁で撮ったのがこの写真です。もう1週間するともっときれいでしたね。

マイルドセブンの丘 自然・景勝地

そして、丘の畑です。前回来た時よりもぐっと成長しました。

ジャガイモの花がぎっしり、麦も黄金色になりました。もうそろそろ収穫の時季です。

雲がきれい。写真には写っていないので見えませんが手前の小麦の畑は何と強い雨のせいか、かなり倒れていました。それで下の畑は画面に入れませんでした。

空と雲が丘の広さをアピールしてくれます。

そして、市街地の方に少し進むとこんな畑も。手前がジャガイモの畑、左奥は小麦と牧草のようです。

なだらかな丘のジャガイモ畑。

同じ場所でもちょっと離れたところから見ると微妙に景色が変わります。

こちらの小麦は赤っぽく色づいてきました。同じ美瑛町でもいろいろな種類が植えられているようです。

次に立ち寄ったのは国道沿いにある「ぜるぶの丘」です。

ぜるぶの丘 自然・景勝地

やはり今年は暖かかったので、例年よりも1週間近く花の成長が早いようです。ラベンダーだけでなくマリーゴールドやサルビアも見頃になってきています。

ぜるぶの丘 自然・景勝地

そして、こちらの畑で好きなのはこのユリの花です。

ぜるぶの丘 自然・景勝地

他のガーデンにはあまり多く植えられていないので濃い黄色の花弁がとても新鮮で鮮やかに見えます。

ぜるぶの丘 自然・景勝地

そして、いよいよ今日のメインスポットファーム富田です。

ファーム富田 公園・植物園

美瑛、富良野と南下するに従って空もきれいに晴れ渡ってきました。

ファーム富田 公園・植物園

十勝岳連邦もオプタテシケ山や美瑛岳は曇っていたのですが、一番南の富良野岳はご覧のようにくっきりと晴れています。天気も味方してくれたようで嬉しいです。

ファーム富田 公園・植物園

ここ「倖いの畑」は濃紫早咲きのラベンダーが植えてあり、たくさんのラベンダー畑があるファーム富田の中でも一番早くラベンダーを楽しめる場所です。

ファーム富田 公園・植物園

真ん中の白い部分もラベンダーです。そばにある町営ラベンダー園にある「美郷雪華」かも知れませんが詳しいことはわかりません。ただ、秋田県美郷町と中富良野町とは町全体の交流があるのは事実です。

ファーム富田 公園・植物園

先ほどの狭い通路からの写真です。人通りが多くなってきたのでしゃがんで人の波が途切れた隙に撮影しました。

ファーム富田 公園・植物園

手前にマリーゴールド、ケイトウの畑、奥にラベンダー。

ファーム富田 公園・植物園

そばにいた方のお話が聞こえてきました。「思っていたよりもきれい」。地元民としては嬉しい言葉です。

ファーム富田 公園・植物園

人を入れずに写真をとることは難しいですね。この日も平日だからこの程度の写真を撮れましたが、土日は絶対に人が入ると思いますよ。

ファーム富田 公園・植物園

ラベンダーの紫色がきれいです。そして、連邦の山がこんなにきれいに見えるのも嬉しいです。富良野岳や前富良野岳がくっきりと眺められます。

ファーム富田 公園・植物園

休憩所から見える園内です。これでも人出は過去の平常時の１/4くらいですね。団体客がほぼゼロ、海外客もゼロです。駐車場も混んではいましたが近い場所に待ち時間なく停められました。通常はずっと奥の山の駐車場しかなく、そこも10分～20分待ちという状態でした。過去にはここに向かう富良野国道自体が何十台も渋滞で動かなくなり途中から諦めて帰ったこともありました。

ファーム富田 公園・植物園

ラベンダーの海です。

ファーム富田 公園・植物園

倖いの小路には動物のオブジェがあります。ラベンダーの中に浮かんで見えます。

ファーム富田 公園・植物園

私も一番輝く時季のファーム富田のこの瞬間を身体で感じています。

ファーム富田 公園・植物園

こちらのオブジェは楽団のコンサートの様子です。

ファーム富田 公園・植物園

秋の彩りの畑の花がこんなにきれいに咲いてきています。

ファーム富田 公園・植物園

倖いの小路とラベンダー畑の間です。秋の彩りの畑から続く長い花畑です。

ファーム富田 公園・植物園

ちょっとだけ望遠で撮影。

ファーム富田 公園・植物園

本当に海のようで、この中で泳いでみたくなります。

ファーム富田 公園・植物園

昨年、あの東屋の周りでラベンダーの香りを胸いっぱい吸い込んでからもう1年が過ぎてしまいました。あのときは来年こそは元通りのファーム富田を感じたいと思ったのですが。また状況は変わりませんでした。

ファーム富田 公園・植物園

私は幸いに毎年、この美しい景観を楽しむことができています。でも、行きたいところへ飛行機で旅するということは未だにかないません。・・・・でも、それ以上に観光や飲食業の方は大変な思いをされています。生きていくことに必死な方がたくさんいます。甘い考えの自分に恥ずかしくなります。

ファーム富田 公園・植物園

花の蜜を求めてハチがブンブンと飛んできます。

ファーム富田 公園・植物園

左端はファーム富田の写真スポットです。

ファーム富田 公園・植物園

ここでは観光客が入れ替わり立ち替わり笑顔で撮影しています。お客さん同士が「写しますか？」と言ってお互いにスマホやカメラを手渡ししながらの光景もあります。」

ファーム富田 公園・植物園

でも、今の私はできたら頼まれたくないのでそばには寄れません。意地悪ではなく、他人のカメラ、スマホを触ることに不安があるのです。そんな世の中は嫌ですね。早く普通の世の中になってほしいものです。

ファーム富田 公園・植物園

きれいな景色の中では心もきれいに洗われそうです。

ファーム富田 公園・植物園

たくさん廻りたいのですが、ちょっと疲れてきました。

ファーム富田 公園・植物園

秋の花とラベンダーのデュエット。

ファーム富田 公園・植物園

これをご覧になった方、ラベンダーが終わってもファーム富田はきれいですよ。秋にも是非いらしてほしいと思います。

ファーム富田 公園・植物園

先ほどの東屋で休みます。

ファーム富田 公園・植物園

時々心地よい風が吹いてきます。

ファーム富田 公園・植物園

今はまだラベンダーの季節の始まりです。来週はもっとお客さんは増えると思います。

このラベンダー畑は今いる方の何十倍の方がいらしてもあり余るほどの広さと量ですよ。

ファーム富田 公園・植物園

そして、冷たいものを欲して、こちらお隣の「メロンハウス」へ。

とみたメロンハウス グルメ・レストラン

いろいろありますが、一番のお勧めは、果肉トッピングのソフトクリームです。

とみたメロンハウス グルメ・レストラン

ソフトはバニラ味とメロン味の2種入っていて、これにメロンの果肉がたっぷりと入っています。500円ですが値段以上においしいです。

とみたメロンハウス グルメ・レストラン

彩りの畑（花の絨毯）を偵察すると予想通りまだ早かったので、帰ろうかと思いましたが、100ｍ先に見えるトラディショナルラベンダー畑が見事な紫色に染まっています。重い足を引きずりながらやってきました。

ファーム富田 公園・植物園

今がぴったりの見頃です。

ファーム富田 公園・植物園

ラベンダーだけでなく白い雲と青い空もきれいです。

ファーム富田 公園・植物園

ここはご存知の方もいると思いますが、一番最初にこの山の斜面にラベンダーを植えたファーム富田発祥の地です。

ファーム富田 公園・植物園

もっと高くまで登りたかったのですが、この日はこれが限界です。中腹から下を撮影しました。

ファーム富田 公園・植物園

春にはビオラのバスケットでしたが、今はベゴニアに変わっていました。

ファーム富田 公園・植物園

最後にファーム富田のメロンパンをお土産に買って帰りました。外はパリパリの生地ですが、中はふわっとしていて、中にはメロンクリーム。これは絶品です。甘いのが苦手な知人もこれだけはおいしいと喜んで食べます。ちなみにメロンハウスのメロンパンもほぼ同じくらいおいしいです。旅行者の方は生メロンやソフト類を食べている方が多いですが、これも超お勧めです。

取り急ぎ、ファーム富田のラベンダーを紹介したくて綴った旅行記です。ここには他にも花畑や見るべきスポットが多くありますが、できたら彩の畑がきれいに咲いたときに合わせて紹介できればと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました

ファーム富田 公園・植物園

この旅行記へのコメント （4）

• 電動自転車さん 2021/07/11 21:51:31

  キャーありがとうございます！

  私のためですか？
  と自惚れたくなるファーム富田の様子。
  キャーキャー言いながら、拝見しました。
  
  やっぱりキレイ！
  そしてtakaさんの真面目さが、そこにもあそこにも滲み出る端正な写真です。
  
  山はもうほとんど雪が無くなっているんですね。稜線もクッキリとお花さん達を引き立ています。
  
  北海道感染頑張っていますね。
  オリンピックもあるので、これ以上増えない事を祈ります。
  ワクチン接種が終わったらまた直ぐ行きたいです。
  
  次回も凄く楽しみにしています。
  電動自転車

  takaさん からの返信 2021/07/11 22:40:13

  RE: キャーありがとうございます！

  電動自転車さん、こんばんは。
  
  この旅行記はそうです、電動自転車さんのためにアップしました。電動自転車さんががいらしたときは咲き始めで、見頃にはもう少し後だったので、急いでお見せしたいと思いました。ちょっと綴るのが忙しく内容が薄いままの投稿になりました。
  
  連邦の山も雪はほぼなくなりました。北海道の花畑はやはり大自然の中に溶け込む雰囲気がほしいですね。この日は狙って行ったわけではないのですが、南下するに従って空が青く澄んできてラッキーでした。
  
  空と山と一緒に撮影できました。彩の畑の見頃にはまだ早かったです。数日後には見頃になると思います。
  
  感染はかなり減ってきたのですが、ここ数日また札幌圏を中心に徐々に増えだしました。憂鬱な日々です。私もおかけさんでワクチンは1回打てました。
  
  地元のガーデンも存続が危ないかなと思う場所も出てきました。早く落ち着いて欲しいものです。ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka
  

• チーママ散歩さん 2021/07/11 08:44:32

  お邪魔しています。

  色とりどりのカーペット。
  紫一色のカーペット。
  いろんなお花が色づいて。
  ともて綺麗ですね。
  素敵な朝を迎えました。
  広大な景色とセットであんなすてきな
  絵は北海道ならでは。
  
  そうそうメロン。
  美味しそうですね。　
  今収穫の時期ですか。
  こちらはイバラキングという茨城県が
  開発したオリジナル品種が4-5月ごろ
  収穫されて出ていました
  舌にネットリとまとわりつくような滑らかさと
  甘味。たまりませんね。
  お笑いコンビのカミナリさんの頭叩く方の
  ご両親がメロン農家さん。
  茨城が唯一北海道に勝てるのがこのメロンの
  収穫量なんですよ。
  なんだか　ちょっぴり共通点がみつかりました。
  
  お邪魔しました。
  

  takaさん からの返信 2021/07/11 11:44:05

  RE: お邪魔しています。

  チーママ散歩さん、こんにちは。
  
  拝見していただいた上にさっそくのお便りありがとうございました。前回の旅行記を出したすぐでちょっと忙しかったのですが、ファーム富田のきれいな早咲きラベンダーを早く紹介したくて調子の乗ってアップしてしまいました。
  
  本来なら広い場所に、もっといろいろ見るべきスポットもあり紹介すべきでしたが、彩の畑（花の絨毯）も見ていただきたいと思っているので、またその時にと思っています。
  
  毎年見ているのですが、この景色は本当に目、鼻、体等の五感で感じられる私の好きな景色です。
  
  メロンは、北海道は今、旬の時季になりました。北海道は夕張メロンが全国的に名が知られていますが、こちらは富良野メロンです。でも、これもなかなかおいいしいですよ。
  
  イバラキングもおいしそうですね。全国一の生産量ということは味もかなりのものだということは想像がつきます。是非、味わってみたいです。今は通販もできるのがほとんどですが、やはり旅に出て現地でいただくのが一番ですよね。
  
  メロンハウスでも一番人気はやはり、生メロンのようです。カットメロンや1個のハーフサイズのメロンを1人で食べている方もいました。
  
  早く、飛行機旅で遠くに行きたいです。実際に出歩いている人はたくさんいます。ファーム富田も半数以上は道外の方のようです。
  
  でも、飛行機や公共機関、バス等での移動は性格的に今の私にはできません。とにかく収束を願うばかりです。
  
  ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka
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