2021/06/27 - 2021/06/27
41位(同エリア680件中)
+mo2さん
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅ですが、6月23日(水)にマリアナ諸島で発生した台風5号が、北上しながら発達し、日本の南で強い台風となり26日(土)27日(日)に日本に上陸の可能性ありということでキャンセルも考えたのですが、26日の朝、雨降っていなかったこともあり出発しました。翌朝27日も曇り空ではありましたが風雨ともなく穏やかな朝でした(翌週、住んでいる静岡県東部は記録的な豪雨に見舞われましたが・・・)。
まずは、前日駆け足で参拝したホテル目の前の誕生寺の朝の散策からスタート。 誕生寺は、日蓮聖人生誕の地に建治2年(1276)に建立された日蓮宗の大本山。1498年(明応7年)の明応地震、1703年(元禄16年)の元禄地震と2度の大地震、大津波により現在地に移転されました。現在、生家跡伝承地は沖合いの海中にあるそうです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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朝は5時半に気持ちよく目覚めました。
甥っ子のともちゃんとゆっくり朝風呂に入って7時に朝食。満ちてくる心の宿 吉夢 宿・ホテル
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朝食はビュッフェでした。特に和食が充実していました。こちらのイカ刺しとブランド蛸美味しかったです。
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朝からガッツリ食べます。
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中でも美味しかったのがこちら栄螺カレー。
満ちてくる心の宿 吉夢 宿・ホテル
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さざえたっぷり入っていました。
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ともちゃんはフルーツ中心のヘルシーな朝食(笑)
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廊下の窓から、誕生寺の境内がよく見えます。
朝の散歩(参拝)に出発です。 -
ホテルを出るとすぐ目の前が誕生寺の総門です。
誕生寺 寺・神社・教会
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総門を入ると参道に燈籠の列が続きます。
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大きな献燈もありました。
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日蓮聖人が生まれた時に3つの不思議な出来事(三奇瑞)が起きたと言い伝えられています。
①誕生水・・・庭の片隅から清水が湧き出し、産湯に使ったと言い伝えられています。今日まで枯れる事なく「誕生の井戸」として護られています。
②蓮華ヶ渕・・・時ならぬ時節に浜辺に青蓮華が咲きました。
③妙の浦・・・海面に鯛が、大小の群れをなし日蓮聖人の降誕を祝われました。
このうちの①がこちら。今回、日蓮聖人降誕800年慶讃事業として、整備されたそうです。 -
誕生寺の門前にあるお土産店。「亀屋本店 (誕生寺店)」です。鯛せんべいで有名な老舗の「亀屋本店 (誕生寺店)」もあります。
亀屋本店 (誕生寺店) 専門店
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東国花の寺 百ヶ寺の札所ともなっている誕生寺。紫陽花の花がきれいです。
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日蓮聖人御幼像と両親の一木三体の産像が奉安されている誕生堂。
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誕生寺の諸堂は宝暦8年(1758)の大火で焼失しましたが、宝永3年(1706)に建立と伝えられる「仁王門」のみ焼失をまぬがれました。千葉県内でも最大規模の仁王門で、創建時の様子をとどめている貴重な建造物です。
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仁王門を抜けても祖師堂まで燈籠の参道が続きます。
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鐘楼
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参道左手に大きな石碑があります。日蓮聖人の生誕700年記念碑です。建立された年次は、生誕700年正当の2年前大正8年(1919)の御会式の日(11月12日)です。亡くなった祖母が大正8年生まれだったので、生きていれば今年100歳だったのですね。
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鯛の浦(妙の浦)の鯛のお墓の「鯛塚」です。
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総門から人王門へと参道をたどりながら左手を見ると、山になっています。この山へと石段で上った所に誕生堂がありますが、さらにその上方に見えるのが太田堂です。上ってみます。
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太田堂は、法華経の信仰者を守護する太田稲荷大明神をお祀りしています。
太田稲荷大明神とは、「太田家の守護神であるところの稲荷大明神」ということで江戸城を初めて築いた太田道灌の出た家で太田道灌の曾孫で膂力他に優れるといわれた新六郎康資の墓が誕生寺にあり、この康資が守護神としていたお稲荷さんが、太田稲荷大明神です。 -
誕生寺の太田稲荷大明神は、神道ではなく、日蓮宗のお稲荷さんとして法華経によってお祀りされています。特に海上安全守護に霊験があらたかであるといいます。
向拝には、三代伊八が製作した竜が飾られています。
波間に複雑に身をくねらせる竜の姿は、三代伊八の作風の特徴をよく示しています。この竜の裏面には、大小の魚が波間に泳ぐ様子が彫られています。 -
太田堂からの鯛の浦方面の風景、波の音が聞こえてくるようです。
鯛の浦 自然・景勝地
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日蓮聖人御幼像。
ー誕生寺HPより
日蓮聖人は、貞応元年(1222)2月16日に誕生され、大平洋の潮風をうける小湊の両親の膝元ですくすくと成長されました。そして、12歳になると、両親の元を離れて清澄山に登られました。清澄山は不思議法師の開創になると伝えられ、慈覚大師円仁が中興した天台宗の名刹です。誕生寺の銅像は、この清澄登山前のまだ善日麿(ぜんにちまろ・また薬王丸とも伝えます)と称していた少年の日のお姿です。 -
祖師堂の手前には勧募所など幾つか建物がありますが、その一つに左側の小さなお堂があります。浄行菩薩をお祀りした浄行堂です。お堂といっても覆い屋で、石造の浄行菩薩に直接お参りできるようになっています。
浄行菩薩は、一般的にはあまりなじみがない名前ですが、釈尊から末法の世の中に法華経を弘めることを命じられた大変重要な菩薩です。
ー誕生寺HPより
恥ずかしながら私は現地では、淫行堂と読み間違え一生懸命(?)お参りしてしまいました。 -
日蓮聖人像を安置する祖師堂は、10数年の歳月をかけ、弘化3年(1846)に建立したものです。総欅造り雨落ち18 間4面。高さ95尺。堂内に52本の欅の柱と用材は江戸城改築用として、伊達家の藩船が江戸へ運ぶ途、中遭難したものを譲りうけたものだそうです。日蓮像が安置される。聖人像が安置される御宮殿は明治皇室大奥の寄進によります。
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祖師堂の鬼瓦はたたみ21畳分もあり世界一の大きさです。
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日蓮聖人六百五十遠忌報恩塔と宝物館。
平成元年正月に新築開館され、日蓮聖人御真筆、歴代の墨蹟、里見家、清正公、水戸光圀公等の遺墨、明治御皇室よりの拝領品などが展示されているそうですが、時間外であり拝観していません。 -
平成3年10月建立の本堂。正面奥に水戸家寄進による貞享元年(1684)の十界本尊木像が安置されています。
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三十番神をお祀りする小湊神社です。明治初めの神仏分離の時に誕生寺から独立していますが、本来は誕生寺の鎮守社です。三十番神社は、1カ月30日の間、毎日交替の当番で法華経の信仰者を守護する、日本国の所々にお祀りする三十の神様のことです。
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昨日乗った鯛の浦遊覧船の横を通りホテルに戻ります。
鯛の浦遊覧船 乗り物
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