＜秋の紅葉シーズンに、チェコ・プラハから、<br />モンテネグロ・コトルまで南下＆南ドイツを旅した備忘録です。<br />クロアチアをメインに、各国の首都を訪れます＞<br /><br />10/ 9-10　プラハ　（チェコ）<br /> 11　ブラチスラバ　（スロバキア）<br /> 12　ウィーン　（オーストリア）<br /> 13-14　ブタペスト　（ハンガリー）<br /> 15-17　リュブリャナ　（スロベニア）<br /> 18-19　プリトビッツェ　（クロアチア）<br /> 20　スプリト　　　　（　　〃　　）<br /> 21　モスタル　（ボスニア・ヘルツェゴビナ）<br /> 22-25　ドブロブニク　（クロアチア）<br /> 23-24　コトル　（モンテネグロ）<br /> 27　シュトゥットガルト　（ドイツ）<br /> 26-31　ミュンヘン　　　　　（　〃　）<br /><br /><br />ハンガリーといえば、ヨーロッパ有数の温泉大国<br /><br />1300近くの温泉があり、そのうち首都ブタペストには、<br />80箇所近い温泉があるんだとか。<br />「温泉都市」とか、「温泉首都」なんて呼ばれることも。<br /><br />同じく温泉大国の日本。<br />なんか温泉好きというだけで、ハンガリーに親しみがわきますし、<br />連日の観光の疲れをとるためにも、<br />ここはやっぱり「ひとっ風呂」入っておかなければ！<br /><br />街が世界遺産にも登録され、<br />「ドナウの真珠」とも呼ばれるブタペストを散策してみました

プラハからコトルまで★秋の中欧・南下の旅　④　（やっぱり温泉は外せない！EURO予選にも行ってきた）

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2007/10/09 - 2007/11/01

118位(同エリア3039件中)

この旅行記のスケジュール

2007/10/13

2007/10/14

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＜秋の紅葉シーズンに、チェコ・プラハから、
モンテネグロ・コトルまで南下＆南ドイツを旅した備忘録です。
クロアチアをメインに、各国の首都を訪れます＞

10/ 9-10　プラハ　（チェコ）
11　ブラチスラバ　（スロバキア）
12　ウィーン　（オーストリア）
13-14　ブタペスト　（ハンガリー）
15-17　リュブリャナ　（スロベニア）
18-19　プリトビッツェ　（クロアチア）
20　スプリト　　　　（　　〃　　）
21　モスタル　（ボスニア・ヘルツェゴビナ）
22-25　ドブロブニク　（クロアチア）
23-24　コトル　（モンテネグロ）
27　シュトゥットガルト　（ドイツ）
26-31　ミュンヘン　　　　　（　〃　）

ハンガリーといえば、ヨーロッパ有数の温泉大国

1300近くの温泉があり、そのうち首都ブタペストには、
80箇所近い温泉があるんだとか。
「温泉都市」とか、「温泉首都」なんて呼ばれることも。

同じく温泉大国の日本。
なんか温泉好きというだけで、ハンガリーに親しみがわきますし、
連日の観光の疲れをとるためにも、
ここはやっぱり「ひとっ風呂」入っておかなければ！

街が世界遺産にも登録され、
「ドナウの真珠」とも呼ばれるブタペストを散策してみました

エリア

ブダペスト(ハンガリー)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

航空会社: アエロフロート・ロシア航空

旅行の手配内容: 個別手配

ウィーンからのバスは、ハンガリーの首都ブタペストに到着～

「ドナウのバラ」とか、他にも色んな形容で呼ばれるブダペスト。
どんな所か楽しみ～♪
ちょうどランチ時で、中心部のレストランやカフェは
人で賑わっていました。

やっぱりヨーロッパ、
思っていたより（失礼）、素敵な街並み。
野外市場なんかもあったり、活気がある一方、
シャッターが閉まっていて、閑散としているアーケードや
路地などもチラホラ。
そういう所は、落書きが多いのは気のせい!?
とりあえず荷物を置きたいので、ホテルにチェックイン！
泊まったホテルは、安～い「マルコポーロ」ホテル。

一応シングル扱いなのですが、ネットカフェ？みたいな変わった造りで、
大部屋の中に、仕切られただけのロッカーのような個室。
上は空いているので、完全個室ではありませんが、
内側から鍵が掛けられるので、
荷物や防犯上などの点は安心です。
この日は、夜遅くまで外出して、寝るだけなので、
いびきがうるさい人がいなければ、特に問題なし。

もしかして、ネットカフェや空港のトランジット用、
仮眠ホテルなどの先駆けかも？
さて、ホテルに荷物を置いたのはPM３時頃。

本来なら、これから観光♪となるのですが、今日はちょっと息抜き。
ガッツリ観光は明日にして、行きたい所が・・

地下鉄のM３号線の終点の駅まで行き・・
そこから郊外の立派なアパート群を眺めながら、
それらしき人々の後へついて行きます。

並んでるバス停で１２２番のバスに乗り、
またしても車窓から、郊外のおもしろい町並みを眺めながら
着いたのは・・
サッカー、2008 EURO大会の予選、
「ハンガリー×マルタ」の試合を見に来たのでした～

いや～、かなり地味でマニアックな試合・・
（失礼＆なぜ見に行く？）
でも、日程が合えば、なるべく見に行きたい派。

おそらくアジア人は１人も見に来ていないことでしょう
なんせ、代表の試合なのに当日チケットが買える、
ブタペスト市民にも人気がない試合ですから・・

しかも、立派なハンガリー国立スタジアムではなく、
郊外の規模小さめ、「スサ・フェレンツ・スタジアム」
そうはいっても、一応EURO（ヨーロッパ選手権）の予選で、
ちゃんとした公式戦。
なので、主力選手も招集されるはず。

でも失礼ながら、１人も知っている選手はいませんでしたー
（そこそこ詳しい方だとはおもうのですが・・）
1950年代には、無敵を誇った古豪、ハンガリー代表ですが、
最近は低迷中。

そのハンガリーもマルタも、本大会に出れたのかといえば、
出るどころか、予選で最下位争いをしているという・・
そりゃ、観客が入らんわ・・

それに両チームともユニフォームが、赤と白。
上下の色が逆なだけなので、非常に見ずらい・・
でも、やっぱりヨーロッパサッカーのスタジアムの雰囲気はいいですね～
強豪国のスタジアムと違い、気持ち、応援もおとなしめ。

ですが試合は２－０で、ホームのハンガリー勝利！
これ重要！負けると帰りの雰囲気、すごく悪くなりますから。
（しかし、今まで観に行った試合、全部負けなしのジンクスを持つ、
かなりの強運を持っているのですが・・）

ちなみに、下の写真の国旗、
似ていますが、「イタリア国旗」ではございません。
でも、間違えて横向きにしてしまったら、あら大変！
イタリアになってしまい、怒られること間違いなしでしょう！
イチオシ

勝利の喜びに湧くサポーターと共に、中心部へと戻る頃には、
もう辺りは真っ暗。
そんな夜、訪れたのは・・

ブタペストのシンボル「くさり橋」
ライトアップバージョンです。

やはりここを訪れずにブダペストは語れません。きれい～
が、ここでもポンコツコンデジが、
夜景モードで性能を発揮することなく、ちょいブレ（泣）
もう遅く、だいぶ人が少なくなった通りを歩いていると、
バーン！といきなり現れた「聖イシュトヴァーン大聖堂」

ライトアップされて、きれい～

この「イシュトヴァーン」とは、初代ハンガリーの国王のことだそうです
夕食は、「こんなの載せてどうすんだー！」と、
言われそうな、フードコートの中華料理？で簡単に済ませます。

安いし、男１人だと、夕食はこんなものです・・
本当は「グヤーシュ」を食べたかったー

ハンガリーは、中欧諸国のなかでも、物価が安い感じがしました
ホテルへの帰りに、
地下鉄の駅に向かう途中で見かけた「国会議事堂」

立派なのですが、ちょっと暗すぎ・・
おはようございます！
今日は、夜出発の列車の時間まで、１日ガッツリ観光です！
ブダペストは、ドナウ川を挟んで、
王宮などがある「ブダ側」と、国会議事堂などがある「ペスト側」、
２つの街を合わせて「ブダペスト」

その２つの街を最初に繋いだのが、かの有名な「くさり橋」だそうです。
まずは「ブダ側」を観光。

本来なら、王宮とか、マーチャーシュ教会を見学するのが王道ですが、
連日、各首都の王宮やら宮殿やら、お城やらを観光してきたので、
立派な建造物にちょっと飽き気味・・（失礼）

あ！あんな岩山の上に大きな像が～
右下に見えるは「ルダシュ温泉」
ブダ王宮は世界遺産にも登録され、
そこからの景色は素晴らしいみたいですが、
「それじゃ、王宮全体が見えないじゃん！
なら、もっと上から見てみよう～」ということで、
更に高い「ゲッレールトの丘」に行ってみることにします。

橋の正面にある
この人工滝のような所の階段から上へ～
この麓の近くには、有名なゲッレールト温泉や、
トルコ風ハマムのルダシュ温泉（写真の建物）などもあるのですが、
今回はスルーして、ひたすら上へ～
こちらは、渡ってきた「エルジェーベト橋」
（もしくは、エリザベート橋）

「シシィ」こと、エリザベート王妃にちなんで名付けられた橋ですが、
「くさり橋」と違ってだいぶ近代的。
それは、初代の橋は第二次世界大戦で破壊されてしまい、
こちらは２代目だからだそうです。ちなみに初代の橋は、
エリザベートの暗殺された1898年に建造を開始したんだとか。

そんな「シシィ」ファンの方、
この橋の麓、ルダシュ温泉方面じゃない反対側には、
エリザベート王妃の記念像があるので、
寄られてみるのはいかがでしょう？
階段後は、こんな公園のような、緑豊かな所を歩きながら・・
だいぶ上へ登ってきましたー

この丘（岩山？）は標高２３５ｍあるらしい
先程見えた、大きな像は、
「シュロの葉を掲げる女神像」

なんでも、ナチスからの解放を記念して、
旧ソ連軍が建てたそう
そんな丘の上には、「ツィタデッラ」と呼ばれる要塞があります。

この要塞ですが、ハプスブルク帝国が、ハンガリー独立運動の鎮圧後、
王宮を監視するために建てたんだとか。
当時の古い砲台や戦車なども展示。
この要塞前からの景色も最高です。
お！ペスト側も一望できる～

ドナウ川沿いには、重厚な建物が建ち並んでいますね～
要塞沿いには、売店とか、カフェとか、
露店の土産物屋などが並んでいました。
そして、ここを訪れた１番の理由は、
王宮とくさり橋を眺められる絶景パノラマスポットへ行くため

ここがその展望台になっているスポット
イチオシ

どーん！と目の前に広がる、ブダペストの風景～

王宮とくさり橋のコラボがバッチリ！
ドナウ川も遠くまで見えるし、
手前がちょっと紅葉してて、なかなか素敵な景色～♪
美しい姿にウットリ・・の「くさり橋」
さすが、王宮などを監視するために造られただけあって、
王宮全体を斜め上から見ることができます

何かと高い所に登り、上から眺めてみたい、
「上から目線」派も納得の景色でした～
さて、また緑の中を、トコトコ降りましょうかね～
本当は、全体を眺めた王宮などを見学したらよかったのですが、
そろそろ温泉へ行かなければ！
ゆっくり浸かる時間がなくなってしまう～

でも、王宮行きのケーブルカーも乗りたかった～
「ペスト側」の中心部へと戻り、
世界遺産にも登録されている、
レトロな地下鉄１号線に乗ってやってきたのは・・
イチオシ

やはり外せない！
１番有名な「セーチェーニ温泉」

マリア・テレジア・イエローの宮殿のような素敵な建物と、
温水プールのような温泉に人がぎっしり！
豊島園の波のプールや流れるプールを思い出させる混雑ぶり・・

カメラはロッカーの中に入れ、持ち込まなかったので、
残念ながら、写真はこれ１枚だけ。

すべての温泉プールを制覇するべく、
室内も屋外も少し入っては移動しまくり～
けれど薬湯とかがあるわけでもなく、基本どこもお湯は同じです・・

名物・温泉チェスも横から見学
日本の温泉も真似して、将棋盤を置いておくのはどうでしょう？
熱くてのぼせちゃうか？
その後、湯冷めに気を付けつつ、
そのセーチェーニ温泉がある市民公園の中を歩き、
着いたのは・・
英雄広場～

1896年に、ハンガリー建国千年を記念して造られた
ブダペスト最大の広場です。

中央の塔の上にいる、大天使ガブリエル様を中心に、
マジャール人７部族長と１４人の英雄像が飾られています。
そんな広場を中心に、左右両側にある２つの美術館。
まるでウィーンみたいー
こちらは「国立西洋美術館」
名だたる巨匠の作品が多数展示されています。

ここで、ウィーンで目覚めてしまった芸術魂に火がつき、
「風呂上がりに、絵画でも鑑賞しましょうかね～」
と再びアーティストモード。
そして訪れたのは・・
「国立西洋美術館」・・ではなく、
なぜか間違えて入った？向かいの「現代美術館」の方・・

しかし、現代美術は素人にはハードルが高く難しすぎて、
自分史上最短で美術館を跡にします・・

やっぱり芸術って難しい・・
夕方には、ブダペスト南駅へと向かい、
次は、クロアチアのザグレブ経由で、スロベニアへと向かいます。

そのザグレブ行きの電車の中、
ボックス席の向かいに座った、優しそうなおじいちゃん。
英語は話せないのですが、「お前さん、どこから来なすった？」と、
これまた近くに座っていたおばさんの片言英語を介して、少しお話しを。

「日本からです」「ほー、日本？」といった感じで話が進み、
単語が載っているガイドブックのページを探すと、
日本語の文字に興味津々。たぶんおばさんに、
「すごい文字だな！まったくわからん」と言ってるみたい。

その後は、「今はここ！」で「ここに住んでる」と、地図を見たり、
「これはなんて読むんだ？」と質問してきたり・・

最後には、単語帳を見ながらの、即席ハンガリー語教室を受講～
「こんにちは」は、「ヨー　ナポト　キヴァーノク」
真似して発音するも・・
「違う！キヴァ～だ！」とまさかのダメ出し！
師匠は意外と発音に厳しかった・・
そして、いろんな単語の発音を教えていただく。

とても楽しいのですが、でもね、おじいちゃん・・
「せっかく教えてもらったけど、
今から出国するから使い道がないんだけど・・」と内心思う。
でも大事なのは、コミニュケーション♪
せっかくなので、履歴書には、「ハンガリー語初級習得」
と書き足すことにしよう！（いや、それはダメか？）

そんな師匠・・いえ、おじいちゃんは途中の街で降りるので、
時々がんばって通訳してくれた、おばさんに頼んで、
おじいさんとの写真を撮ってもらいましたー
（写真の時も、お茶目なおじいちゃん♪）

大きな鍋など、いくつも日用品をたんまり買い込んでいたので、
お礼に、ホームまで荷物を降ろすのを手伝います
「クスヌム～、スィア～（ありがとう～、バイバイ）」
と覚えたてのハンガリー語でお別れ。

優しかったハンガリーの人たちのおかげで、
あっという間の列車旅でした～

列車は、国境を超え、夜遅く、クロアチアのザグレブに到着です

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