2021/06/19 - 2021/06/20
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jingashita 4Tさん
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伊東園ホテルズグループの熱海ニューフジヤホテル利用の一泊旅。定番観光スポットのうち、興味のある場所だけを訪れたショートトリップの報告です。
2日目は、起雲閣、来宮神社、MOA美術館です。
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一泊熱海、定番スポット旅の2日目は、熱海ニューフジヤホテルからです。ここは、道路を挟んで本館と別館があります。だから、風呂は3箇所もあります。
昨晩は本館11階の露天風呂に入ったので、朝は別館の露天風呂に入りました。別館の露天風呂の方が広くてオススメです。 -
朝食会場も別館です。舞台などがあるとても広い会場です。
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このような仕切られたプレートを利用しておかずを取ってきます。皆マスクとビニール手袋をはめていました。
ただ、中には手袋をしていない人もいました。 -
カレーあり、蕎麦あり、味噌汁ありのイレギュラー朝食です。
様々なメニューがあり、充実した朝食でした。
多分、昼食は不要になるでしょう! -
チェックアウトです。9時ごろでしたが、全く混雑することもなく、スムーズに会計出来ました。
結局、宿泊補助券を利用して少し安くなりました。
さらにMOA美術館のチケットもここで割引で購入出来ました。合計600円の割引なので、昨日の損と相殺出来ました。
写真はエントランス脇にある飾り付けです。折り紙がメインです。 -
チェックアウトを済ませて、歩いて近くの起雲閣に向かうことにしました。
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ホテルをでたすぐの交差点角に、百年羊羹ときわぎというおみせがありました。中には入りませんでしたが、とても古そうです。
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起雲閣に到着です。雰囲気が良さそうです。
起雲閣 名所・史跡
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最初に麒麟という和風建築の建物を見学します。長押の高さが少し低いですが、詳細部分に随所にこだわりがあります。ガイドさんがここで少し説明してくれました。
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床柱がないのは、とても珍しいです。また、青い壁は、当初の色ではないようです。
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ガラスは大正時代のものと、最近のものが入り混じっていました。波打って見えるのは大正時代のものです。近くに寄れないです。
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庭園も立派です。後で散策します。
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全体はこのように庭園を囲んで建物が建っています。
熱海の市街地でもここだけは違う空気が漂っている感じでした。 -
旅館だったこの建物を熱海市が譲り受けた際に、これで耐震補強したようです。洒落た補強方法です。
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麒麟の2階です。窓がスライドする形になっています。今は、このような建具を作る職人がいないでしょう。
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こちらは玉姫という部屋です。東武鉄道などを作った鉄道王の根津嘉一郎さんが、譲り受けてから、昭和7年に建てた洋館です。
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なんと貝を使った欄間です。流石に鉄道王の根津さんだけあり、贅沢な作りです。
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床のモザイクタイルや天井など、全てこだわりがあるようです。
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玉姫の全景です。
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玉渓は、中世英国のチューダー様式だそうです。木材を粗く削っているのが特徴的でした。
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暖炉も素敵です。
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荒削りの柱、梁です。
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展示室には、庭にある20トンの石の写真もありました。20人の庭師が約2ヶ月かけて、熱海梅園から運び込んだそうです。
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右から、谷崎潤一郎、志賀直哉、山本有三です。こんな写真も残っているんですね。この他、太宰治も泊まったそうです。
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金剛というローマ風浴室の隣の部屋です。
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ローマ風浴室です。テルマエロマエですね。
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一周回ってきたところに人力車がありました。
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庭園の風景です。水溜りが出来ないように、平な部分をなくす工夫がされていました。
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根津の大石20トンです。半分くらい土に埋まっているとのことです。
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最後に玄関近くにある土蔵です。中には、パンフレットやチラシ類が展示されていました。
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起雲閣からはタクシーで来宮神社にやってきました。歩けるかなぁ?と思いましたが、かなりの上り坂で、やはりタクシー利用が正解でした。
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参道脇のお稲荷さんです。沢山の鳥居をくぐってから到達しました。
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第二大楠です。約1300年立っているようです。
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約300年前に落雷にあったそうで、裏側は空洞になっていました。それでも、力強く生きています。
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忠魂碑です。
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本社です。それほど大きくはありませんが、多くの参拝客が来ていました。
來宮神社 寺・神社・教会
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本社の右側に弁財天がありました。
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さらに隣の建物には神輿が保管されています。
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御神木の大楠です。樹齢2千年超となっています。
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よくよく見ると、枝を落としたり、雨水が入らないようにしたりと、かなりメンテナンスしていることがわかりました。
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本社の前では若い宮司が、庭を掃き清めていました。と、思ったら、葉っぱをハート形に集めていました。
商売上手な神社です。 -
参集でんは近代的な鉄筋コンクリート造です。さらに、その脇には茶寮があり、お洒落なカフェ・オ・レなどを飲むことが出来ます。
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こんな感じでついつい飲んでしまいました。みかんジュースもなかなかの味でした。なんとストローの断面の形がハート形でした。
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ここからは、JR伊東線の来宮駅まで歩いて3分くらいでした。ここから、熱海まで電車で戻ります。
来宮駅 駅
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電車が来るまで少し時間があったらので、駅の構内ベンチで待ちます。ツバメが巣を作っていて、ひっきりなしに親鳥が餌を持ってきます。こちらは卵を温めているようです。
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こちらは雛が3羽ほどいました。ちょうど親鳥が餌を与えて、また飛び立つところです。
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観光地らしい電車が入ってきました。しかし、乗車時間は2分くらいです。
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熱海駅で、MOA美術館行きのバスに後少しで乗り遅れ、仕方なくお土産屋で買ったのが鯵の唐揚げです。
4つくらいの味付けがありましたが、ちょっと塩辛い感じがしました。
今日の昼食はこれだけとなりました。 -
バスでMOA美術館までやって来ました。多分オープンした後すぐに来たことがある筈です。しかし、このファサードは覚えていませんでした。
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中に入ると長い長いエスカレーターがありました。
こちらは、なんとなく覚えていました。
約200メートルの通路を7基のエスカレーターで繋いでいます。このアートストリートは本当にお金がかかっています。 -
途中、美しい天井が見えます。これがこの美術館の売りの一つでもあります。世界最大級の万華鏡が投影されています。
天井ばかりに注目されますが、床は世界6ヵ国から集めた大理石を敷き詰めています。 -
そこからさらにエスカレーターで上がると、広場に出ます。まだ、本館にたどり着いていません。ヘンリー・ムーアの「王と王妃」という作品が、皆を向かい入れる形です。だから、ここはムーアスクエアと呼ばれています。
MOA美術館 美術館・博物館
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ここから見える熱海の海です。手前の建物がなければ最高の景色です。
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少し上に上がるとこんな壁画もありました。アポロンと瞑想というレリーフです。実は1910年にパリのシャンゼリゼ劇場のために制作されたものです。
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ようやく、展示室の手前のメインロビーまで来ました。先程のムーアスクエアを見下ろします。
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美術館らしい雰囲気になって来ました。
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ちょうど、「没後80年 竹内栖鳳 -躍動する生命-」という企画展が開催されていました。動物画を得意とするそうで、かなり精緻なタッチです。写真撮影OKの「夏鹿」という大作です。
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野々村仁静の最高傑作である「色絵藤花文茶壺」です。なんと国宝です。このほかにも豊臣秀吉の黄金の茶室などもあります。
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茶の庭に来ました。下に生えている笹?がいい雰囲気を醸し出しています。手入れは大変でしょうが。
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光琳屋敷の全体像です。そば処や甘味処があります。
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片桐門です。あの賤ヶ岳の七本槍の一人、片桐且元が薬師寺の普請をした際の大門で、馬に乗ったままこの門を出入りしたと書いてありました。
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茶室の一白庵です。
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その前の石庭です。
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光琳屋敷の外観です。
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尾形光琳が最晩年を過ごした屋敷を復元したものです。江戸時代の数奇屋建築です。
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唐門です。大磯の三井別邸にあったものだそうです。
これでMOA美術館を後にして、熱海駅に向かいます。 -
本当は駅近くにあるブルーノ・タウト設計の旧日向別邸に行きたかったのですが、現在修復中で休館でした。
残念ですが、仕方なく、帰ることにします。
熱海駅のラスカ1階は、多くのお土産屋さんがあります。干物をお土産として買って帰りました。ラスカ熱海 ショッピングモール
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小田原のかごせいの練り物を肴に氷結です。旅気分を味わうために、またまたグリーン車で帰路に着きました。
これで、一泊熱海、定番スポット旅の報告を終わります。最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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